~ビジョントレーニングで運転の不安を克服~
M さん男性( 68 才)は、孫(小学 1 年生・男の子)のビジョントレーニング教室の送迎を週 1 回行っていました。孫の S 君は年長の時に発達障害と診断され、知人の紹介もあって 1 年前からビジョントレーニングをしています。 M さんはビジョントレーニングを続けている S 君がどんどん変わっていく姿を見て、インストラクターに「運転に不安がある」と相談しました。内容は「運転中に前方をきちんと確認しているつもりでも、車や歩行者が見えていないことがあり、このままだと事故を起こしてしまうかもしれない」と不安がどんどん大きくなってきたということでした。
そこでインストラクターは M さんに少しでもその不安を解消できるよう、 S 君と共にビジョントレーニングを受けていただくことを提案。お孫さんと一緒ということもあって、週 1 回受講されることを楽しみにされていました。
M さんの眼球運動のチェックを行うと、追従は眼球の動きは比較的スムーズではあったものの、左側に指標がくると少し顔が動いてしまいます。飛躍も同様に左を見る際、顔が動いてしまいます。両眼のチームワークは 10 ㎝離れたところで指標が 2 つに見える状態でした。また、スープリュームビジョン L によって視野チェック・反応チェック・認識チェックを行ったところ、中央は見えているものの左右があまり見えてなく、特に左下側が弱いことがわかりました。
初めてのレッスン時に、自宅で毎日お孫さんと楽しんでトレーニングできるよう、音楽に合わせて眼球運動・コロコロキャッチ・ナンバータッチを、 2 回目のレッスン時にはひらがな単語読みやパズルなどというように、飽きることなく続けられるよう、色々なトレーニングメニューをお伝えし、 2 人で取り組んでもらいました。
教室での M さんは、スープリュームビジョン L で目と手の協応動作・眼球運動・周辺視野・動体視力・メモリーなどを積極的に行い、楽しみながらご自身の記録に挑戦されていました。
1 カ月後に眼球チェックを行うと、追従・飛躍共に顔が動くことなく眼球がスムーズに動き、両目のチームワークも 5 ㎝まで出来るようになり、スープリュームビジョン L での各チェックは左下側の弱さも改善傾向にありました。
2 カ月が過ぎた頃、 M さんから「視野が広がったせいか、運転中の不安が軽減しました。それとは別に、物忘れの心配や季節の変わり目になると気分がすぐれない日が何日か続いていましたが、ビジョントレーニングを始めてから、それを感じなくなっているのに気がつきました。」と報告を受けました。これを機に、 M さんは教室を卒業されましたが、自宅でのトレーニングは、お孫さんと一緒に続けられています。
M
さんは、運転への不安からビジョントレーニングを始められましたが、結果的には眼だけでなく認知面やメンタル部分においても影響があったと思われます。また、お孫さんとの毎日のトレーニングも
M
さんにとって楽しい時間であることは、
S
君にも良い影響を与えることは間違いないと思います。
眼を動かすだけ1分間超集中法
皆さまのおかげさまで絶賛発売中です!ありがとうございます!
どうぞ、よろしくお願いいたします。
PR
キーワードサーチ
コメント新着
フリーページ