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2021.08.28
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カテゴリ: 学校教育

私は所属している自治体において、いいように使われている人なので、実力テスト作成委員会にも所属しています。ちなみに、「学校図書館協議会」にも所属しています。残念ながら、ここに所属しても一切プラスになることはありません。ただ働きです。

 国語のテスト、特に文学的文章と物語的文章を作成するにあたって皆さんに理解してもらうべきことがあります。それは作成者の好き嫌いです。これによって、問題の解きやすさが大きく異なります。

 私は国語の教科書に掲載されている作品が苦手です。面白くないからです。私の興味関心を駆り立てるものではないからです。そのため、実力テストを作成する際には、私好みの作品で実施します。

 現代では様々な個性を受け入れようと言いながら、国語の教科書では個性豊かな作品は毛嫌いされます。「人を殴ってスカッとする話」「暴力的要素」「性的要素」「政治的要素」などどこにもなく、「心温まる話」がメインである。政治的な風刺を扱った作品などが好きな私にとっては、教科書の作品は非常に面白みのない相性の悪い作品でしかないのである。そのため、実力テストにおいては、作成者の好き嫌いが表現されており、内容によって生徒との相性が発生します。

 国語において公平さを求めるテストはできないと思います。様々な意見を尊重し、そこで思ったこと感じたことを個性的に書いたことを評価すればいいにも関わらず、点を与えることができる範囲がどうしても決まってしまいます。

 これは採点という公平なラインを作るためです。

 そして、これは「暴力=悪い」というイメージを大切にできている人にしかできない採点基準(ライン)であることが多いです。

 分かりやすく説明すると、「人を殴ることに喜びを感じる人」が作品の中でいます。そういった人が「口をギュッとかみしめて相手を殴った」ときと、不特定の誰かが「口をギュッとかみしめて相手を殴った」とある場合、受け取る印象が違うはずです。

  後者で感じ取れる気持ちが一般的な正解であり、前者の気持ちを持つ人は「間違っている」ということです。

 つまり、国語の答えは日本の道徳的な考えが生み出した答えであって、その答えにそぐわない人は間違っているという宗教的な授業になっているんです。

 そのため、登場人物の気持ちを答えなさいや、作者の主張したいことをまとめなさいという問題は、個人の強い意志がある場合には、それが相手と対立してしまい、素直に解くことができなくなってしまいます。

 もちろん、文脈や情景描写から心情を読み取ることができるという話は理解しています。

 ただ、大切なことは、国語のテストには作成者の好みが反映されており、それによって各学校の個性が現れてくると思うのです。

 公正・平等のテストを作成することはとても大切なことですが、こういった好みを全面的に打ち出すことによって各学校の色を出すことも一つの教育施策だと思います。









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最終更新日  2021.08.28 11:30:06
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