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【ご挨拶】 遅ればせながら新年あけましておめでとうございます!2013年も『お着物お直し工房わせん』をよろしくお願い申し上げます。さて。2013年1月1日より、着物クリーニングお直し工房わせんの「メール会員サービス」がスタートしました。以前より多くのお客様からご要望のございました会員サービスについてですがいよいよ開始いたしました。ご登録いただきますと、割引クーポンや最新セール情報を定期的にお届けする“便利でオトクな新サービス”です。もちろん無料ですので、ぜひ当社ホームページよりご登録くださいませ♫会員特典をご利用いただくには、会員登録をお先にお済ませいただき、その後注文フォームよ正式にご依頼内容及び枚数などの注文をいただきますよう宜しくお願い致します。メール会員様☆大募集!5つの特典が!特典いっぱいの会員特典!♪★特典 1★ 入会時総合計から300円割引! ★特典 2★ 会員登録されますと、毎回お名前やご住所を入力することなく スムーズにご注文をいただけます★特典 3★ シミ抜き代10%オフ♪(染み抜きご希望の方に)★特典 4★ いつでも会員割引のおきもの帯の丸洗い1990円にて! さらに季節のキャンペーンご招待♪★特典 5★ 毎回の送料が通常送料850円から100円引きの750円に!※ただし、沖縄・離島のみ2000円です(750円対応はできかねます) またもちろんですが、従来通りクリーニングのお申し込みは、会員登録をなさらなくてもご利用いただけます。会員様も会員様以外もご注文の際は当社ホームページの注文フォームよりお申し込みください。お直し工房わせん従業員一同は、本年もお着物を愛する素敵な皆様のお着物生活を充実させるサービスをご用意させていただくつもりでおります そして、本年が皆様にとって幸多き年となりますようお祈り申し上げます。お着物お直し工房わせん 乙村典秀
2013.01.07
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皆様、こんにちはm(_ _)m今日は、着物を着用した後の和装小物の保管について書いてみたいと思います 小物なのでついつい簡単にそのまましまってしまうといった方が比較的多いようです。 使用したあとは、出来れば簡単なお手入れをしておかれると、やはり綺麗な状態で気持ちよく使っていただけると思います ●腰紐・伊達締め しばらく風通しの良いところにかけたあと、丈を二つ折りにし、左右に引っ張りながらシワを伸ばして巻き、、端から五角形になるように折り込んでゆきます。あまりシワが気になるようでしたらアイロンで。 ●足袋 脱いだらできるだけすぐに洗ってください意外に汗が染み込んでおります。数日経つと、なかなか汚れが落ちなくなります。 その日のうちにブラシ(洗剤をつけた歯ブラシなどいいですよ)で洗い、裏返して陰干しにした後アイロンを!●草履 布で乾拭きをしておきましょう。その後、陰干しをしてください雨の日に使用した場合は、後日天気の良い日に、裏面を上にして干しておきましょう。汚れや湿気を放置しておくと、カビが発生します●半衿 できるだけ早く長襦袢から外します化繊や交繊の物は、揉まずに軽く手洗いして、しぼらずに陰干し、裏からアイロンを掛けます(品質表示確認をしてくださいね!)●帯揚げ 絞りの帯揚げはシワになりにくいのでしぼが潰れないように2つ畳にし、中表にして巻いておきます。絞りは伸びる恐れがありますから、ご自身で水につけたりアイロンを掛けたりしないほうがよいです。(当社では、ただいま帯揚げの丸洗いをネットキャンペーン700円にてお受けしております。是非ご利用くださいませ。)●帯締め房は、和紙で留めておくと乱れません房の乱れは、蒸気(湯気)に当てながら櫛でとかします(帯締めの丸洗いは、ネットキャンペーン500円にてお受けしております。是非ご利用くださいませ。)小物のお手入れは以上です(^-^)きっちりとお手入れをしていれば、小物も長く使用いただけます。 また、きれいに収納してあると、準備の際にも、他のものを痛めないですし、何より気持ちが良いですよね!片付けるということは、次に着るときに即、着る事が出来るように、形を作っておく事=形作る・・それが片付けるという言葉になったと聞いた事があります。楽しみ工夫しながら綺麗に保管できると一番良いですよね!
2012.11.26
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こんにちはいつも当ブログをごご覧頂き誠にありがとうございますさて、今日はお着物のお直し作業の中にのひとつ『スレ直し』についてお話をさせていただきます 『スレ』とは、繊維の傷です例えば、お着物についた染みを拭こうとした際に生地同士が擦れ合い摩擦によって、生地表面に生じた表面のキズ(表面の繊維が切れた状態)のことを言いまして、お絞りでこぼれた水を思わず拭いてしまったりとご自身で染みを落とす際によく起こる現象です。また、夏に着るお着物(夏喪服など)に多いのは、汗が原因で起こる帯との摩擦によるスレです。『暑かった~』とお着物を脱ぐと、着用時帯で隠れていていた部分が白くなっている!!・・・なんて経験はございませんか?そうなのですスレは白く発色したように見えますまた、その白くなった部分を慌てて濡れたタオルで拭いてしまったら・・・『スレ』の上にまた『スレ』が( ̄◇ ̄;)!! なんてことになってしまいますどうか、そのようになったときは、決してご自身でお直しされようとされないで下さい汚れが付いたらすぐにでも落としたい!!という人人間の心理が働き どうしても反射的に「なんとかしよう(゜´Д`゜)」と触ってしまうのがなんと!最も多い行動だそうですこんな時は、触ってしまいたいお気持ちを少し堪えて、専門家にお任せ下さいわたくしども専門家は、『スレ』はそのスレた生地表面の組織をスレ直し剤と染料を使って修復します(スレ直しといいます)お着物の生地の表面に手を施して繊維の傷を目立たなくする作業です。 ほとんどの場合、この作業で目立たなくなります。ただし、上記にもご説明させていただいたとおり『スレ』は繊維がこすれたり切れたりした状態のため生地そのものの完全な修復はできません(´Д` )皆様、もし、仮に食事中に何かこぼしても、その場ではティッシュや懐紙などでつまみ取る程度にしてくださいね。当店の着物丸洗い1990円企画のホームページはこちらです。
2012.11.05
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いつも当店のお着物丸洗い1990円企画をご利用頂きまして誠に有難うございます。虫干しについてお話させていただこうと思います。着物は湿気を吸うと傷みやすく、カビも発生しやすくなります。そこで虫干し。着物や帯、草履やバッグなどの小物類の湿気をとりましょう。湿気の多い日本ならではのお手入れ方法です。虫干しを行う日は、2~3日晴天が続いた乾燥した日を選び、午前10時から午後3時ぐらいの間、室内の風通しのよい場所に綱や竿などに着物をかけ、風を通します。必ずしも日光(電気)の当たらない陰で干します。そのときにシミや汚れ・カビなどの点検も忘れずにしましょう。定期的に虫干しをしチェックしていればそのとき発見したとしても早期発見した事になりますので、比較的直しやす状態で発見することができます。当店の着物丸洗い1990円企画のホームページはこちらです。
2012.10.13
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きものお直し工房わせんのホームページがリニューアルして新しくなりました。ヤフーオークションで大好評のネット特別価格丸洗い1990円がこの度、ホームページからもご注文いただけるようになりました。是非この機会にご利用ください。新しいホームページは下記からお越しくださいませ。 きものお直し工房わせんホームページはこちらです。
2010.09.20
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こんにちは、いつも当ブログをご覧頂き、有難うございます。そして、オークションのほうから当ブログへお越しいただきました皆様はじめまして!わたくし、お直し工房の乙村と申します。 今となっては、多くのリピーターの方にもご利用頂き、皆様に知っていただくようになりました当社の『お着物お直し工房特別企画クリーニングオークション』ですが、このオークションをはじめます前(思いついたのは今からちょうど3年ほど前になります)は、ネット販売販売自体は、普及していますがクリーニングをネットを通じて・・・なんていうことをしているお店は他に無く、このようなことが受け入れてもらえるのかという気持ちで何度も考えてはみたものの出品を踏みとどまっておりました。 大切なお着物を当社にお預けいただくために、まずは、赤地覚悟の料金設定、そして、仕上がりの良さを知っていただくためのいつも通りの入念な高品質な仕上がり、こちらからの発送時の梱包(発送によるシワ等が出来ない工夫)やお客様とのメールでの安心いただけるお取引・・・・以上を心がけ徹底しましたあまりに安いので、仕上がりは大丈夫か?呉服店などの個人情報取得目的(お客さん集め)ではないか?お着物はきちんと戻ってくるのか?など、入札前にお問い合わせいただくこともたびたびございました。大切なお着物を顔も知らない、お店の看板も知らないような遠くのお直しやに預けるなんて不安なお気持ちを持たない方のほうが少ないと思います。ただ、そのお気持ちと同時に、もしこんなに安くそして、高いクリーニング屋よりも良い仕上げをするのなら・・・もっと気軽に着物を着られるのに・・・・と、そうお考えのお客様のお気持ちが伝わってきました あれから、2年が過ぎようとしています。年々増えるお着物を愛されるお客様とのお顔の見えないお取引です。今では、評価は800近くになり、リピーターの方を合わせるとお顔の見えないお取引の中で、少なくとも1万枚以上のお着物を丸洗いさせていただいております。オークションから引き続き、電子メールにて直接のお取引をいただくリピーターの皆様、不安な気持ちの中お着物をお預けくださった皆様に心より感謝いたしております。≪↓毎日全国から届くネット取引個人様お荷物です。こちらは、朝の第1便(1日に届く一部)です≫上のお写真のように皆様、小さくまとめてくださっています(↑)梱包でお手間をお掛けし、すみません。。。シワ等考えず、気軽にお送り下さい。クリーニング店までお着物をお届けされる手間とお考えいただき、どうかお許し下さい・・・。皆様にお届けする時は、シワにならないように厚紙入りたとう紙にお入れし、さらにビニールで覆い、ピシッと新品のように蘇ってのお返しです。(↓)丈夫なふた付きダンボール箱は発送の際に大切なお着物を守ります。届きましたお着物は、1枚1枚下記の当社専用伝票により管理されますお直し工房ホームページはこちらです開催中のお着物クリーニングヤフーオークションはこちら
2009.03.23
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いつも当ブログをご覧いただき誠に有難うございます先日、加工後お着物をお送りさせていただきましたあとにいただきましたY様からのメッセージを下記に記載させていただきますご依頼時にいただいたメールにて 『母に沢山の着物を嫁入りにと持たせて頂きましたがその後の手入れとかの細かい事を聞く前に他界してしまい、何度か着用しましたがそのまま箪笥に入れたままでした。孫の七五三で着物を着たいと娘に言われ、無数のシミが付いたまま着せてしまいました。この着物はもう処分しかないと思っていましたら貴社のオークションを見て早々にお願いしました。』と書いていただいておりました。 私は、何とかお力になりたいと思いました。ご依頼のお着物は、全体に変色染みや金・銀のはがれやがあるものでしたので、大変難易度の高い技術を要するものでかなり悩みましたが、それぞれの地直しや、金加工、銀はがれ直しにての加工をご提案させていただきました。 そして、その内容で加工スタートの了解をいただいたあとは、とにかくお客様に喜んでいただける、私自身も納得いく仕上がりにするため、職人魂を燃やし加工に努めました。そして、下記は、先日到着後いただいたお手紙でございます『今晩は、今日無事に着きました!早々中を確認致しましたら、綺麗に仕上がっていたので、ビックリしました。主人がとても喜んでいました。 以前は 「着ない着物は捨てろ!」 と言っていた主人が綺麗になった着物を見て、「新しい着物か?」と言いましたので「娘が着た着物ですよ」と言うと「新品みたいだ」と喜んでいました。孫も着れる様に成れたのでとても嬉しいです。次回は汚れを溜めこまない様に早め早めにクリー二ングしたいと思います、御足労お掛けして申し訳有りませんでした。汚れが気になり着物を着るのが心配でしたが此れからは安心して着る事が出来ます、今後もどうかよろしくお願いします。心からお礼を申し上げます。』・・・とこちらのほうこそ、本当に有難うございます。メッセージを拝見し非常に感激いたしました捨てようかと諦めておられたお母さまから譲り受けられたそのお着物を、お孫様の世代まで引き継いでいかれる大切なものに変えられたことは、本当に嬉しいです。この仕事の魅力はそこなのです私は仕事が大好きですこれからもお客様に喜んでいただけますようにたくさんのお着物が素敵に蘇れますように心を込めた対応が出来ますようにお直しをさせていただきたいと思います。
2009.03.14
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このような仕事をしておりますと、「着物を収納するとき防虫剤は何を使ったらいいのかしら?」というご質問をよく受けます。 樟脳やナフタリンをよくお使いになる方もいらっしゃると思います。ただ、実はこの『樟脳』と『ナフタリン』を同時に使うと、化学反応を起こしてしまい、着物や帯にシミが付くことがあるのです。そして、『しまっている間に染みがついてしまって・・・』と、染抜き依頼で当社にもそんなお着物や帯がよくやってきます。もちろん、そのほとんどの染みは染み抜きにてお直しは可能なのですが・・・。お客様側からすると、やはり出来れば避けたい染みですよねただ、金・銀糸仕様の帯や着物のその糸の変色は、染抜きさえさせていただくことが出来ませんので(金・銀糸は、染抜き不可能なのです)特にお気をつけ下さい。純度の高い銀は空気に触れると「黒」ずんで行く性質があります箪笥の中に性質の異なった防虫剤を2種類以上入れる事で、化学変化が生じて「酸化」を促進させるようです。収納後、銀糸が真っ黒になっていたなんてことにもなりかねません。決して着物や帯の上に直接置かないようにしましょう。帯締め帯揚げセットに使われているような、透明のカバーが溶けたと言う事も耳にしたことがあります。また臭いがきついですので、いざ着物を着ようとする時に困ります。そしてその臭いは頑固でなかなか取れないですよね。 皆様も洋服用でご存知かと思いますが、コマーシャルでおなじみの「タ○スに○ン」や「ムシュ○ダ」のように、臭いも付かないいい物が有ります。私は、そちらのご使用をお勧めしております。化学反応も起きないようです。防カビ剤が入っている品が特におすすめです。着物用としても、各種防虫剤が出ていますが、こちらは割高ですものね。 ただ、私はこの仕事に就いて数え切れない程のお客様の数十年来ものという古いお着物を沢山拝見しておりますが、実際に虫食いの跡のある着物(正絹物で)に出会ったことはごく僅かなのですですから、あまり神経質に考えなくても大丈夫じゃないかなとも思います
2009.03.12
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私事ですが、ここ最近、身近で結婚の知らせが多く、おめでたいお話で明るい気持ちになっています日本では、慶事には必ず松竹梅が使われます。縁起物として昔から掛け軸などにもモチーフとして使われています。着物や帯にも描かれていますよね!ただ、私は、この『松竹梅』の意味を恥ずかしながら最近やっと、某テレビ番組で知りました。そして、その意味の深さに感動し、自然の偉大さに心を打たれてしまいました。 松⇒寒さの中にあっても1年中青く緑を茂らせる 竹⇒強風に煽られても決して倒れずまっすぐに生えている 梅⇒寒いうちから蕾をつけ、他の何よりも早く花を咲かせるこの言葉は中国から来た言葉で、今では格付けのように使われていますが本来はこの3つの言葉にレベルの差はなく同じようにめでたい言葉なのだそうです。例えば結婚の場合に使われる『松竹梅』は、『結婚も山あり谷ありです。 でも松竹梅をお手本に苦難と荒波を乗り超え幸せをつかんでほしい』・・・との意味が込められているのですね。自然から教えられることは本当に大きいとつくづく思いました。
2009.03.09
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今日は、お着物のことや加工のことに関しまして当店にご質問いただくお問い合わせをご紹介いたしますQ1.着用後どのくらいの時期までにお手入れした方がよいですか? A.大切なお着物のためには、やはりお手入れは早いほどよいです。絹は丈夫な素材ですがデリケートな面も持っているため、湿気の多い時期などは、1ヶ月ほどでカビや黄変(生地が、汗や染みにより黄色く変色する)が現れてくる事もあります。ですので、着物のために、お手入れはお早めにされることをお勧め致します。 Q2.丸洗いで風合いが変ったり、生地が傷んだりしませんか?A.当店の丸洗いは生地を痛めたり風合いを変えたりすること無く、生地を弱らせることはございません。優しく丁寧に洗い上げます。 逆に、お手入れせず放っておくことが着物にとって風合いを変えたり、染みをたくさん発生させ、生地を痛め、最悪の場合は、お直し再生不可能(着用できない状態・・・)になってしまいます。 定期的にクリーニングしていただくことで、着物の風合いが損なわれず、価値を保持し続けることが出来るのです。Q3.着物に染みがついてしまった場合あるいは、染みを発見した場合どのように対処したらいいですか? A.ご自身でご自身では、汚れを落とそうとしないで下さい。お着物の生地はとても繊細ですので、ご自分で何とかしようと思わずに専門家に任せるのが一番です。できる限りお早くおまかせいただければ、より汚れや染みは落ちやすくなります。 濡れた布などで拭いたり擦ったりすると、輪染みが出来たり、生地に擦れ(繊維の痛み)を作ってしまいます。Q4.着物の保管について注意点などはありますか?A.まず、お着物を着られた後は、体温がお着物に残っていますので、その体温を取るためにハンガーにしばらく(一晩くらい)かけておくことが大事です。そしてその後箪笥などに保管してください。また、当店が丸洗い後にお入れしておりますたとう紙(文庫)の原紙は、雲竜という中性紙を使用しているので、長期保管にも最適で『きもの』への影響もありません。Q.5.虫干しがなかなか出来ないのですが、どうしたらいいでしょう?A. 湿度の低い日に窓を開けて、それぞれのタンスの引き出しを開けておくだけでも効果があります。お試し下さい。続きのQ&Aは、またの機会にご紹介させていただきます!丸洗い・洗張りオークションのほうおかげさまで大変好評です。毎年、4月になると大変混み合います。お早めにご利用下さいませ・・・。オークション会場へはこちらから
2009.03.05
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こんにちは。今日の京都は少し風は冷たいですが、快晴です私は寒い冬が苦手ですので、3月に入ったというだけでもウキウキしてきます。でも、まだまだ風邪や、インフルエンザなどが流行っているそうですのでお気をつけ下さい。今日のブログは『染め』についてです。当店には、ネット(ヤフーオークション)を通してリピーターになってくださり、そしてその後も加工をお任せくださっておりますお客様が、本当に有難いことにおかげさまでたくさんいらっしゃいます。そんな方々の中でご依頼が多く、最近ブームなのは今回ご紹介の『染め替え』です。色に飽きてしまわれたものや、ネットで購入したのに思った色と違うもので気に入っていないもの、年齢とともにシックな色へ替えたい、変色染みがついて染抜きでは落ちないから染めて染みを分からなく・・・・などなど理由はさまざまですが、色無地や小紋などを、上から色を掛けお好きなお色へ染め替えます。仕上がりは、皆様に大変喜んでいただいており、『新品を購入したよう^^』と、一度された方はあれもこれもと順番に染め替え依頼くださいます絹は丈夫で、 着れば着るほどやわらかくなり、 大事にすれば一生どころか、二生でも三生でも・・・ですから、染め直しに出したり仕立て直したりして使いつづけられるものです。オーダーメイド感覚で是非染め直しで再生をお試し下さい。※染められるためには一度反物に戻す必要がございますので洗張り後、お仕立て替えが必要になります。染めのお色ですが、当社ではインターネットのお客様に幅広くお色をお選びいただくために下記の色見本サイトを利用しております。貼り付け⇒コピーで、検索いただき、染めたいご希望のお色を色名でお伝え下さい。お選びいただいたお色に近いお色で染めさせていただきます。日本の伝統色和色大辞典色見本はこちらです。色名をクリックすると、画面いっぱいに色が見れます。染め料金は、下記の通りです反物(三丈八掛けなし) ・・・8,400円 反物(四丈八掛け有り)・・・ 10,500円 八掛け・・・ 4,200円 また、色を濃いお色から薄いお色へ染め変えられる場合や、黄変染みが隠れない色目をお選びの場合は染められる前に色抜きをされることをお勧め致します▼色抜き価格表 反物(三丈八掛けなし) 4,000円 反物(四丈八掛け有り) 5,500円 八掛け 2,500円*黄変がある場合は漂白をおすすめいたします。*漂白代は各色抜き代にプラス1500円にてお受けいたします。★≪例≫★お仕立て上がりもののクリーム色無地お着物を金茶色へ染め替えされる場合◆洗張り3980円(ただいまオークションにて特別価格)+お仕立て16800円+染め8400円=29180円になります洗張りのオークションはこちらです。また、機会がございましたらどうぞご利用下さいませ・・・
2009.03.02
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皆様いかがお過ごしでしょうか?京都は雪こそ降りませんが、やはりまだまだ寒いです。でも、日は、かなり長くなりましたね。5時頃でもまだ、明るいのは何だか嬉しいです。はやく、暖かな春がやってきてほしいものです。さて、今回ご紹介するお直しは地直しの作業です。お着物のケアは早目が大事ですが、デリケートな絹は気付くと染みが変色してしまっていた・・・なんてことになりかねません。そんな時も諦めないで下さい。当工房では、そんな黄色くきつく変色してしまった染み(黄変・・・染みが付いてから日数が経過し生地自体も変色してしまったもの)も『地直し』という作業で見事にお直しいたします。作業工程といたしまして簡単にご説明差し上げると、1、薬品で黄ばみとお着物の地色を抜きます2、その後数種類もの色の染料を混ぜ合わせ、お着物の地色と全く同じ色の染料をお皿に作り出します3、筆を使いその部分をその染料で塗っていき仕上げますという工程になります染み抜きといいますより地直しと呼ぶ、高度な技術と大変な手間のかかる作業です。早速、その地直しをし、蘇ったお着物をご紹介いたしますまず始めの写真はお直しする前の着物です。↑次の写真は、染み箇所に薬品を塗り、蒸気コテにて熱を加えてきつい黄ばみ(黄変)を抜いているところです。↑そして次の写真は、黄ばみと一緒に抜けてしまった地色を、色合わせをし作り出した染料で筆を使い、色を掛けているところです。↑そして最後の写真は、色を掛けて出来上がった状態です。↑最初の染みの箇所がどこか見分けも付かないくらいに仕上がりました。このように薬品にて黄ばみを抜き、色を掛けて染みをお直しする方法を地直しといいます。地直しには色合わせの技術が必要となります。完璧な色合わせを習得するには、色の勉強を含め、かなりの修行を積むことが必要です。当工房では、丸洗いや洗張り、お仕立ての他に技術が必要となる難しい染みのお直しなどにも力をいれております。つい先日も、『他店のどこに出しても直らず、無理だと断られ諦めていた・・・』とおっしゃる大切な代々のお着物も上記のような方法で、お直しし綺麗に蘇り、再度袖を通していただける状態にさせていただきました。大変感激していただき、私もお力になれたことが嬉しく、そのようなことが毎日の加工の励みになっております。丸洗いのオークションのほうも、お蔭様で多くの方にご利用いただいております。そして、一度ご利用いただいた方の75%以上の方にリピーターとして引き続き、ご利用いただいております下記の当工房のホームページよりご覧いただけますので、よろしければ是非一度ご利用くださいませ。お直し工房ホームページはこちら丸洗い特別企画ヤフーオークション会場はこちら
2009.02.03
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ブログをご覧頂き有難うございます。当社は、お着物総合加工店として1996年に開業後、多数の業者様とはご縁もありお取引いただいておりましたが、実際にお着物を着られる方の生のお声を頂戴できるようになりましたのは、ヤフーオークション≪お着物・帯★丸洗い≫を始めます頃の1年3ヶ月ほど前からでしょうか?『お着物クリーニング料金が高く、大好きな着物が着られない』『お茶を習うのに着物のクリーニング料金の方がお稽古料よりかかる』『着物を着る際汚したらと思うと気を遣い疲れる』などの理由で、せっかくのお着物を着ることをためらっておられる方が多数おられると知りました。実は、その頃当社は他店と同じく、今と同じ加工なのに、≪オークション価格お着物・帯★丸洗い2290円に対し≫この3倍以上の金額をお客様からいただいておりました。やはり、加工賃が高いと着る方もどんどん減ってくる悪循環に気付き、ネット上での価格の改革をおこなった次第でございます。すると、上記に述べたようなお気持ちを持ちながらお着物を愛するお客様がこんなにいらっしゃることに気付きそのお客様方はとても喜んでくださり、そしてまた気軽にお着物を着ていただいているようです。嬉しい限りです。一度オークションをご利用いただいた方のうち多くの方《70%以上もの方》がリピーターになって下さり電子メールにてご利用いただいております。そんな、喜んでいただける方の声にお答えし、このインターネットのお得な価格は開始後1年以上も続けさせていただいております訳でございます。もちろん可能な限り続けさせていただくつもりでございます。お客様に評価でいただきました心のこもったお声の一部を下記にご紹介させていただきたいと思います。★ 綺麗に包装された着物が昨日届きました。これで安心して食事が出来ます。本当に又お願いします ★本日届きました。仕上がり内容が落札価格以上の出来栄えなので大変満足しています。この価格で次に袖を通すときに気持ちよく着られると思うと何度でもお願いしたいと思いました。ありがとうございました。★昨夜着物が届きました。最初の連絡から見積もり、仕上がり、発送まですべてにおいて丁寧で誠意あふれる対応にとても感謝しています。ありがとうございました。 ★感謝、感謝、感激です!!ありがとうございました。只今、たとう紙から出してチェックしましたが、全て新品のようにきれいになり、無理かな?と思うお直しも、プロの腕で見事に仕上がっていました。しかも迅速・低価格。また、よろしくお願いいたします。★応対も丁寧で、気持ち良かったです。丸洗いがこんなに安く出来るなんて、今まで損をしていた気分です。また宜しくお願いします。★洗張りと、胴裏の染め、仕立て直しをお願いしましたが、とても綺麗に仕上がってきました。古い胴裏が見事な色胴裏になり、着物のグレードが一段とアップしたように思います。また、お世話になります。上記はほんの一部です。≪非常に良い542≫のとても心のこもった温かい評価に日々感動感激をしております。皆様のご期待に添えるよう今後も頑張って加工に励みたいと思っております。オークションでのお取引を通じて日々感じていることは、日本伝統文化である『お着物』を着られる方々は皆様に共通して本当に心が温かく、お優しいということです。オークションを始めて、皆様とお会いすることができたことが何より貴重に思っております。 本当にご利用いただきました皆様に心より感謝いたしますそして、これからも新しくお会いできるお一人お一人との出会いを大切にしていきたいと思っております。今後とも『着物お直し工房わせん』を何卒宜しくお願い致します。当社ホームページ
2008.09.01
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久しぶりの更新となりました。只今開催中の丸洗い、洗張り、ヤフーオークション特別企画がとてもたくさんの方からご利用いただき、この場を借りてお礼申し上げます。また、楽天市場店や、ホームページからのご利用も多く、有り難うございます。これからも、低価格でありながら、質の高い仕上がりを目指していきますのでどうぞよろしくお願いいたします。さて、今回は汗染みが茶色く黄変してしまったお着物を薬品で抜きまして、色掛け(地直し)をして直したお着物をご紹介いたします。まず下は加工前の写真です。そして次の写真は専用のガンにて洗浄しているところです。そして次ですが薬品と蒸気コテの熱で、しみを抜いているところです。そして下の写真が、加工後になります。このように黄変してしまった場合でもきれいになります。まだまだ、お得なキャンペーン(丸洗い1990円からや、洗張り3980円)をやっていますので、下記の店舗に訪れてみてください。お直し工房ヤフーオークションお直し工房ホームページ
2008.05.10
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今回は金加工でしみを隠したり、派手になってしまった柄を渋くした加工を紹介します。まず下の画像は黄変している状態で加工前になります。そして次に下の画像は金加工でしみを隠した、加工後の画像です。そして次に、梅柄のピンクが派手になりましたので、金加工で渋くしました。下の画像が、加工前になります。次に下の画像が金加工後になります。このように金加工などの加工によりまして、いろいろと諦めていたお着物が、よみがえります。詳しくは下記の当工房のホームページをご覧ください。まだまだ、金加工の紹介もしていきたいと思って降りますのでお見逃しなく。 お直し工房ホームページはこちらです。
2008.03.09
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忙しい日々が続いておりまして、久しぶりの更新となりました。今回は、色ヤケしてしまっている着物の反物に色を掛けて直しました。まず下の画像は、ヤケている状態です。そして次にピースというガンに色を合わせて入れて掛けているところになります。次ですが、下の画像は最後に残りました筋を筆にて塗っている所にになります。ここまでいきますと、下のようにヤケが直っていきます。このような色ヤケしてしまっている着物も、当工房でしたらお直しをさせていただいております。ちなみにこれぐらいのヤケが全体にヤケいたとして、お値段のほうが、14000円前後にて承りいたしております。また只今楽天市場店におきまして、丸洗いの共同購入にて驚きの1890円の特別キャンペーンを行っております。洗い張りのほうも、解きは縫い込みで3980円というビックリ価格でやっております。詳しくは下記の楽天バナーをクイックしていただくと、会場へ行くことができますので一度のぞいてみてください。ヤフーオークションのほうでも特別企画をやっております。こちらも大変好評いただいております。詳しくは当工房ホームページをご覧ください。ホームページ http://www.wasen116.com
2008.02.19
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昨年はお直し工房のブログにお付き合いいただき誠にありがとうございました。今年もどうぞよろしくお願いいたします。今年最初に紹介させていただきますのが、柄足しをしたものです。こちらは、ボカシの無地の左胸に風塵雷神を書いてみました。まず、下が見本にさせていただいた柄になります。こちらを参考に書きました。そして、下のは、これから書く前の無地の状態です。そして、次に風塵雷神を書いた後になります。このように、見本の柄と似たような柄を書くこともさせていただいております。本などで気に入った柄などからもできますので参考にしてください。ちなみに今回の風塵雷神の柄書き代で¥18000になります。今年もいろいろお直し紹介をしていきたいと思いますのでどうぞよろしくお願いいたします。ご好評いただいておりますYahoo!オークションのほかに、只今楽天市場店のほうでも、共同購入によります丸洗い、洗い張り大感謝祭を開催中です。こちらも下記の楽天バナーをクイックでご案内いたしております。
2008.01.13
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久しぶりの更新となりました。ありがたい事に、おかげさまでオークションのほうがたくさんの方に落札いただき、毎日忙しい日々が続いております。今回は、汗じみの時間がたってしまい、かなり黄ばんでしまったお直しを紹介いたします。まず、下ですが始めの状態です。そして、まず、タンパク質を特別な薬品で洗います。次に蒸気こての熱にと、特別な薬品にて、黄ばみを抜いていきます。その後抜けてしまった色(染料)をあわせて、塗っていきます。そうしますと下のように、わからなくなります。汗じみというのは、ほっておきますと、酸化して黄ばんでしまいます。お早めに処理される事をお勧めいたします。当工房の特別企画丸洗い、洗張りオークションがとてもたくさんの方に、喜んでいただいております。是非一度お試ししてみてください。詳しくは、ホームページをご覧ください。また、近いうち楽天市場店のほうも、オープンいたします。どうぞお見逃しなく。 HP http://www.wasen116.com
2007.11.18
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かなり久しぶりの更新となりました。今日は柄足しをしてみました。まずは穴が開いてしまった所をかけはぎします。下ははじめの開いた状態です。下は柄を足した後の状態です。こんな感じで穴が開いてもいろんな形で隠すことができます。そして次は帯にしみがついています。下がはじめの状態です。 下の画像は柄を足してわからなくしました。このように似たような柄を足してわからなくする事もできます。またまた始まりました、丸洗い特別オークション、毎週好評でたくさんの方に落札いただいております。早いもの勝ちですのでよかったら当社ホームページから、遊びにきてみてください。 HP http//www.wasen116.com
2007.10.06
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朝晩が涼しくなってきました。夏もそろそろ終わりに近づいています。今日は白地の襦袢に赤ワインが付いてしまったものの紹介です。われわれの業界ではいかにして落ちにくい赤ワインをどれだけきれいに落とすことができるかが、腕の見せ所です。まず下はついた状態です。そして下のような薬品で落としていきます。そして次はきれいに落ちた状態です。なんとか赤ワインを落とす事ができました。基本的に落ちませんという言葉がきらいですので、日々研究を続けていこうと思います。ホームページのほうから、リンクしてあります、オークションでとびっきりの丸洗い、洗い張りキャンペーンが見られます。よかったら見に来てください。HP http//www.wasen116.com
2007.09.15
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なかなかお直しの更新が遅れていますが、ふと、うちの工房のビルの窓から空を見上げると、夕方の6時だというのにとてもきれいな夕日にあわせて虹がでていたので、載せてみました。当工房のホームページもご覧ください。http://www.wasen116.com
2007.09.07
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久しぶりの更新になります。今回は少しわかりにくいのですが、仮仕立てしていた時の跡が縦に線の様に筋になった後を色をかけて直しました。まず下が、見にくいですが元の状態です。そして色を吹きました。次に残った筋をを筆でぬっていきました。とても見えにくいのですが、下のようにわからなくなっています。今回はわかりにくくてすいません。次回はもっとわかりやすく写します。ここでわたしの工房のホームページができました。やっとのおもいで完成しました。よかったらこちらにも遊びに来てみて下さい。まだHPのほうもこれからいろいろ増やしていくところです。http://www.wasen116.comこちらになります。
2007.08.05
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しばらく作業が忙しく更新できていませんでしたが、ここで紬大島を染め替えした画像をのせてみることにしました。写真のとりかたがいまいちでわかりにくいですが白から黄色に見えますが少々ベージュがかっています。下のがもとの紬です。ひそかに絞りもはいっています。染め上がりです。このようになりました。ひそかにもとの白の状態では黄変してしまったしみが多数あったのですが黄色っぽく染めたことによりましてしみがわからなくなりました。絞りも残っています。これで新しくよみがえりました。
2007.07.20
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今日は絞りの着物のお直しをしました。下の画像の通り黄変してしまっています。まず、絞りの場合普通にしみぬきをしてしまいますと絞りが伸びてしまいますので下の画像のような胡粉というもので白場を筆で一箇所ずつ塗っていきます。すると下のように大分わからなくなります。このお直しも一枚の着物にたくさん黄変がありますとかなりの時間がかかりますが、これで絞りであってもまたきれいに着てもらえることができますよね。
2007.07.11
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今回はとても難しいとされてる紋消しに挑戦しました。背紋の一つ紋を消して紋なしにして着たいという依頼でした。まずはもとの状態から上絵のすみをおとしました。次に色をあわせてぬっていきます。これで紋なしになりました。この作業はかなり高度な技なので大変でした。
2007.07.06
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今回はかなり古く黄ばんでしまったしみを抜きました。下が加工前になります。次に水洗いをします。ここでうわっつらの汚れを落とします。次は特殊な薬品をつけて蒸気ごての熱で黄ばみを抜いていきます。するとこのようにきれいに抜けてしまいます。これで古くなった着物もあらたな気持ちできていただけます。古いしみがついた着物もあきらめるのは早いです。こうしてまだまだきれいにすることができますのでたくさん着物を着ていただきたいと思います。
2007.07.04
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今日は帯のしみぬきをした画像をとってみました。なかなか洗っただけではおちなく薬品で抜きました。まず下は加工前になります。次に水洗いです。次に蒸気コテの熱で薬品をつかって抜きます。するとこのようにきれいになりました。きれいになるとうれしくなります。
2007.06.28
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昨日のブログの最後に載せたはずの画像がのせられてませんでした。あらためて昨日の出来上がり画像載せておきます。
2007.06.23
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今日は一日雨で梅雨本番って感じですね。早くからっと晴れてほしいですね。そのあとはかなり暑そうですが。今日は着物の色が古くなって変色している着物をお直しした写真をのせますね。少々みにくくてごめんなさい。まず下のが、柄に色がかぶらないようにビニールで伏せているところです。電熱カッターでビニールのみを切っています。その次に色をかけるところだけをはがしています。次に色を合わせます。そしてピースにいれて色を吹いていきます。少しわかりにくいのですが、加工前と加工後になります。なんとなくきれいになってます。このような感じに日々いろんな直しを手がけております。またがんばって載せていこうと思いますのでよろしくお願いしますね。
2007.06.22
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