PR
キーワードサーチ
カレンダー
コメント新着
フリーページ
前の土曜に子供が6年生のお別れ会と新一年生の歓迎会に子供が行ってきた。
そして、日記に書こうとしていたが何も書くことが無かったようで、まごまごしていたので嫁さんが「何の為に行って来たの?」と怒っていた。
確かに子供の時にはお別れ会や卒業式に、いったい何の意味があるのか?全然分からなかった。
今になっても実際には学校の行事であって、卒業式に歌を歌ったりする為に練習までしている事にどれほどの意味があるのだろうか?
「行事だし大事なものだ」と言う人が居たとしたら、「もしも、自分の子供が勉強について行けて無くて、その時間を分からないところをしっかりと補習してくれる環境があったとしたら、それでも卒業式をしたいですか?」と聞きたい。
それでも卒業式をしたいとしたらいったい何をさせたいのだろうか?
俺の個人的な意見としては、卒業式やお別れ会をやる意味。送る側の気持ち、送られる側の気持ち。
自分たちが今まで何をしてきたのか?何をしてもらってきたのか?それをしっかりと考え話し合った上での会や式ならとても価値の有るものだと思う。
音痴だった俺は口パクで乗り切ったが、大事なのは気持ちで有って上手い下手じゃないって事は知らなかったし、誰も教えてくれなかった。
ただ単に今までやってきたから、親御さんは楽しみにしているから、って理由でやるなら止めるべきだと思う。
子供が学校に行くのは、あくまで子ども自身の為であって成長を見せるためではない。
色々な人と関わり、色々な経験を積み成長したことは、いつかの段階で自分で悟れば良い事で他人に知ってもらう必要なんて無い。
やる事の全てに意味を持たせることは出来なくても、指導する側が意味を伝えようとしないモノにどれほどの価値が有るのだろうか?
先生には毎年来る卒業式でも子供には、一度しかない。
教えられる物が無いのなら、学ばせようと思うものが無いのであれば、どんなに重要な事だって伝わるわけが無い。考える事も無く過ぎてしまった卒業式だが俺にとっては「何の意味も無かった」って事が分かったのが良かった事かもしれない?