墨田区の建築家 「気まぐれブログ」

2015年08月09日
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カテゴリ: 不動産
さくらんぼハウス外観1_s.jpg



この築40年の賃貸住宅。建替えか売却かで、話しが進んでいました。しかし、売却したとしても建物の価値はほとんどないこと、少子高齢化の進む地方都市の地価はそれほど高くないことから、驚くほど安い値段でしか売れない上、更に税金を取られる事になります。しかし、こういった物件は、売却するしか手立てがないのが現状です。

しかし、今回は、事業性を検討した結果、建て替えでも、売却でもない方法を選びました。それは、リフォームです。

リフォームというと、壁紙を貼り替えるとか、外壁を塗り替えるとか、防水をやり替える程度の事を思い浮かべる方も多いのではないでしょう。しかし、ここで考えたリフォームは、構造体をそのまま残し、その他は全て取り払ってやり替えるリフォームです。

リフォームとはいえ大規模なリフォームだと、新築並みとまではいきませんが、相当な工事費が掛かることもあり、むしろ建替えたほうが、印象も良くなるし、良いのでは?と思われるのではないでしょうか?

ところが、リフォームにこだわることで、出来ること、メリットが有るのです。そのメリットの一つが、補助金の利用です。

今回のリフォームでは、一戸あたり最大200万円の補助金が受けられる制度を利用しました。この賃貸住宅は6戸なので、最大1200万円の補助金がもらえることになります。

今回のリフォームは、総額4000万円(税別)だったのですが、実際に交付された補助金1175万円を相殺すると2825万円(税別)でできたことになります。

この補助金は、大変意義深い制度だと思います。「少子高齢化に伴う空き家の増加」という問題、「古い物件をどうすることもできないオーナー」の問題、地域社会が抱える問題と、個人が抱える問題を解決することが、この制度により可能となるのですから。

かなや設計







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最終更新日  2015年08月09日 12時42分07秒
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