Ann Nonn

Ann Nonn

2007.10.27
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イ・ムジチ合奏団

彼らの名前を初めて知ったのは高校時分、友人がとても良いからと言っていたから。
名前の響きが不思議でその後10年以上経つのに記憶に残っていました。
今調べれば「ムジチ」はイタリア語で「音楽家達」という意味なのですね。

071027_I Musici, String ensemble

明るく浮き立つような「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」。
一転してゆるやかでどことなく物哀しい「リュートのための古風な舞曲とアリア」。
パガニーニの「ヴェネツィアの謝肉祭」はヴァイオリンの
華やかさと技巧に身を乗り出してしまうほど。

後半の「四季」は彼らの定番、噂には聴いていたけれど本当に素晴らしい。
ヴァイオリンとチェロのみのパートは、
音色の特徴、演奏者の個性を肌で感じられる魅力、
全員のアンサンブルは音の調和そのものの魅力。
春夏秋冬の季節があんな風に的確に表現できるなんて。
(個人的には秋の情景がすぐに頭に浮かびます。
赤や黄色に色づく木立、黄金色の秋?でしょうか)

どれも素晴らしい演奏だったけれど、リクエストに対して
アンコールで演奏された「赤とんぼ」が一番印象に残っています。
始まりからチェロのソロに入る部分で、切ない音の流れの不可抗力、
気がついたら泣いてしまうのはなぜなのでしょう?
よく「胸が締め付けられるような」という慣用句があるけれど、
それはこういう感覚を言うんですね。

それにしても音楽は不思議です。
映画や小説による感動は感情が成せるものとわかるけれど、
音楽はなぜなのでしょうか?「音」だけなのに、なぜ?
逆に「音」だけだからより純粋だからでしょうか?






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Last updated  2007.11.03 23:34:22
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