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カテゴリ: 市況
■米FRB、AIGに約9兆円つなぎ融資し株式約80%を取得へ

AIGはこれで実質国有化。
今回はこれで一応救済された形になりましたが、もし救済されていなければ...

米国の資本主義経済システムに対して、「ざまーみろ!」という、対岸の火事的なコメントも多々見られます。

AIGグループは130以上の国・地域で事業展開している世界最大級の保険会社。

日本でも、
(1)生保
アリコジャパン、AIGスター生命、AIGエジソン生命など
(2)損保

が傘下に入っています。

実際に生命保険や医療保険、自動車保険などで、上記の保険会社の商品に加入してる人は日本にたくさんいると思います。
もしかして「ざまーみろ!」と言ってる人の中にも...

はたして破綻していたとしても、そう言えていたのだろうか?
たとえ破綻したとしても入っていた保険は、「生命保険契約者保護機構」(http://hokenchiebukuro.com/resolve/structure1.php)で守られてるので、まったくもらえなくなるわけではないけど、損はするし、いろいろ面倒なことにもなるはず。

法人相手のリーマンなんかよりずっと、世界中の一般の人々にとっても対岸の火事では済まない可能性は高い。

とはいえ、米国がリーマンは見捨てたのに、AIGの異例の救済にでた理由はこっちでは?
『AIGは、企業の破産や債務不履行に伴う損失から投資家を守るための保険契約の一種であるクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)の保証業務を手広く行っていた。このため万一、AIGが破綻すれば60兆ドル規模のCDS市場が大混乱に陥る恐れもあった。』



これで、 公的機関では、ないと思われる『破綻リスク』が、民間会社には大いに有り得る、ということが分かったのでは?
それとも、今回のこの一件を見てもまだ、公的保険よりも民間保険会社に入るほうが魅力的だと日本国民は判断するのだろうか?

(確かに、社会保険庁の杜撰さは目に余るものがあるのは事実で、入りたくなくなるのも当然分かりますが)

あくまでも、民間保険は公的保険の足らない部分を補う、サブの役目を果たすものだと僕は思います。



でも、米国政府は心底、AIGを救済するつもりはないんだろうなあ。
今回の救済策は、2年後までに解体を促す時間を与えられただけにしか見えないから...


■米FRB、AIGに約9兆円つなぎ融資し株式約80%を取得へ

 [16日 ロイター] 関係筋によると、米連邦準備理事会(FRB)は、保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)に対し約850億ドル(約9兆円)のつなぎ融資を実施し、株式を約80%取得する方針。






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Last updated  2008.09.18 07:27:27
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