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土曜のイベントでご一緒した「O」さん、釣りには当分行けないとお話したのにスミマセン・・禁断症状が出てしまい、さっそく翌日発作に見舞われ行ってしまいました・・ サニーの毎夏恒例の「ヒイカすくい」、昨夏以降に出会ったお仲間さんもいらっしゃるので簡単にご説明いたします。「ヒイカ」とは小さいイカのことで、こちらでは「ヒイカゴ」と呼んでいます。夏の夜、潮に乗って明かりに寄って来ます。それを、岸壁から網ですくうのです。昔は「カーバイト」というランプを水と化学反応させて焚いてヒイカを寄せていました。今ではめっきり見なくなりました。サニーも持っていましたが数年前に破壊してしまいました。いまは投光器が主流です。サニーが行く釣り場では光の力は弱いものの、外灯があるのでその光を利用してすくっています。自宅から車で5分ほどの所です。 そもそも昨日は釣りの予定ではなかったのです。朝から温泉施設でゆっくりしていました。帰りに、港へ「ちょっと様子見に」寄ったところ、そのまま帰られるはずがなく・・(笑)日暮れまでカーナビでTVを見ながら待って、今夏のヒイカすくい第1弾を決行することにしたのです。網やバケツ、釣り竿、衣装は常に愛車に積んでいます。潮見表は、JR時刻表とともにいつも持ち歩いています。(笑) 9/6(日)中潮1日目 満潮21:59 干潮04:14凪ですが、時おり風が強くて海面が見づらいこともありました。早くから定位置を陣取って「サザエさん」が終わって出動するとその頃に来られたオッチャンから「最近はどうですか?」とのお尋ね。「今年は今日が初めてなので全然わからないんです」というと、ビックリされました。いい場所を押さえているので夜な夜な来ていると思われたそうです。確かに、今年と昨年以外は夜な夜なです。(笑) 漁を始めて間もなく、チラホラと揚がりました。「ヒイカ」ではなく「甲イカ」の子どもチャンです。通称「ダゴイカ」と言います。「団子のようなイカ」という意味です。お味がヒイカよりも濃厚で、サニーも母も大好きです。 漁を始めて1時間経たないころ、別の方がお声をかけて来られました。「こんばんは。どうですか?」「ダゴイカ数匹ですよ~」とお返事しながら、お互い顔を見合わせて「あ"ー」そうそう、毎年この場所でご一緒していたお兄さんだったのでした昨夏はサニーが数回しか行けずその時たまたまお会いしていないので、実に2年ぶりにお目にかかれたのでした。覚えていて下さって、ありがとうございます 流れはまぁまぁ良いです。↓こんなところでやっています。満潮時。右側は浮島です。有明海は干満の差が非常に大きくいまが一年のうちで最も潮位が高いことで中潮でも左岸と同じ高さになっています。干潮だと3.5~4メートル下に下がります。わずか1メートルの幅の海面を浮島の岸壁から目を凝らしてイカを探して網ですくうのです。昨夜は時おり風に吹き飛ばされそうでした。ケータイは身に付けず、近くに置いておきます。万一 海ポチャしたら、水没するので・・ イカちゃんたち、小さいながらも大漁でした。フグ 1匹、 エビ 11匹。アミエビ タッパー1つ分。これは途中からすくい始めたのですが最初からすくっていればもっとたくさん捕れていました。アミエビの来る時間は決まっていますので。敢えてすくわなかったのには理由がありますが字数の関係で省略します。 ヒイカ 73匹、 甲イカ 183匹。バケツが重かった。ボウル1つには入りきれない量です。何匹いるか数え終わる前に、午前3時半に帰宅したというのに(今日は朝からちゃんとお仕事してます)母がアミエビとヒイカを少しさっそく食べてしまいました。母はイカが大好物なのです。小分けして、冷蔵・冷凍しています。 また連日行きたいのですが、しばらく自粛します。(←かも知れない。)我が家にはキッチンに1台と倉庫に3台の冷蔵庫があったのですが、先日 母が倉庫の冷蔵庫2台を無料で引き取ってもらったそうです。残り2台の冷凍庫にはダゴイカだらけで、消費しないことには追加出来ません・・しかし、そのうちまた行っていそう。(笑)その時はご近所さんに差し上げるでしょう。 今回はまだ小さかったですが、これから大きくなります。ご参考までに、過去画像をご紹介します。↑ヒイカ 2008年7月18日 ↑甲イカ 2006年10月27日甲イカは、網ですくえるのはこれが最大サイズ。これより大きくなると、もう海面には上がってこないので竿で“釣る”ことになります。
2009年09月07日
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『しだれ梅』ちゃん、だいぶ開いてきました↓本日午前7時の画像です。 ふと気付いたのですが、背丈のまだ低いしだれ梅の花のアップ画像を携帯電話カメラで撮るのはなかなか難しいです(デジカメならフラッシュ焚いて問題ないです)『しだれ梅』の梅の花ちゃんは下を向いて開きます。花を撮ろうと下から狙うと逆光になったり、背丈が低すぎて撮りにくかったり・・おもしろい発見でした。早く大きくなってね先日、『小袖餅』という宇土名物のお餅を頂戴しました。 久しぶりに食べます。懐かしいお味です。熊本市の南に隣接する宇土市の名物で、三角港への釣りに行く際にも通過する市です。 『小袖餅』ですが、サニーたちは小さい頃から『宇土餅』の愛称で親しんで来ました。熊本県民なら知らない方は居ないほど有名なお餅です。小ぶりで食べやすく、くどい甘さがないのです。見た目も可愛らしく、ついつい手が伸びてしまいます。 今は廃業している「火の国ランド」という遊園地へ行く際にここのお店の前を通るので、(超~地元ネタでスミマセン)小さいころ家族で「火の国ランド」に行くときには必ず朝、行きの時点で母が買っていました。帰りの夕方に寄ってももう、売り切れているからです。現在では、熊本市中心部の「鶴屋百貨店」の地下1階菓子売り場でも販売しています。 そんな『小袖餅』には、心温まるエピソードがあります。以下、小袖餅本舗ご主人のご説明文をそのまま引用します。【小袖餅の由来永世14年の或日宇土城主名和伯*左衛門尉は(漢字変換できず、「*」は「老」の下に「日」、読み:なわ ほうきのかみ さえもんのじょう)民情を見んものと独り忍びで城下を歩かれ、とある町端れの茶店に這入り心ゆくばかり餅を味われました。城主のお顔を知らない茶店の娘静江はさっさと出て行かれる城主に「お餅代を戴きます」と申しました。城主はお金が無いのに気付、ほとほと困られ遂に小袖を切って「是を持って城内に来い。さすれば餅代をとらす」と言って立ち去られました。小袖の紋で城主であることを知った娘静江は自分の無礼の罰が母に及ぶことを恐れ、其夜城内に忍び込み母を救けて私独り成敗して下さいと嘆願いたしました。城主は静江の孝心に感激せられ、小袖と沢山のお金を下し置かれました。それから静江の孝心と餅の美味を賞へて誰言ふとなく「小袖餅」と名付けられ次のような俗謡さえ流行しました。“餅は餅でも小袖の餅は、可愛い静江の味がする”。小袖餅本舗 主人 敬白】 右上の「○」には「熊本みやげ・熊本県観光土産品公取協」と書いてあります。
2010年02月11日
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