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2010.03.19
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カテゴリ: Russian Boy
我が愛しのロシアンボーイことディーマくん。

一昨日の夜

いつものようにチャットを楽しんでいた私達。





で...

彼が突如ワタシの新しい画像をちょ~だいっておねだりしてきた。

私はやってみると云いながらも本意ではない様子で返事をすると、

彼は当然それに気付き、

「 嫌だったらいいよ。君が嫌なら良い写真は撮れないし。 」
「 僕がその気じゃない時に撮っても、良い写真にならないもん。 」


...と、

ムカッときたのか、

彼は溜まりに溜まったものを吐き出すかの様に、

立て続けに云ってきた

で、私は彼をなだめに入る

「 Noooooooooo(そんなん云わんといてよ) 」と云い、
「 最近、髪型が気に入らへんねん 」と理屈を述べると、

「 Okay Forget(そう、じゃ、もういい) 」

...と、彼がすねてしまった時のキメゼリフ



「 I'm sorry(´・ω・`) 」と謝ると、

「 君は僕の為に何にもしなくていいさ 」



...と、いきなり怒りをあらわにした



「 なんでそんな事云うの? 」と聞くと、

「 ホントのことだ 」と彼。




そう、投げやりな感じで云うので、

「 私の事、怒ってるの? 」と聞くと、



「 写真撮ってみるから 」

「 嫌だったらしなくていいよ 」

「 私はただ、できるだけ良い写真をあげたいの 」

「 そりゃどうも 」

ムカッ

彼の態度に怒りを感じたが、

普段は穏やかな彼が、

こんな風に腐るのにはそれなりの理由があるからだと思い、

彼に落ち着きを取り戻させる為に、

落ち着いた口調で、語りかけた。




「 ワタシ、最近イケテナイし 」
「 だから全然撮られへんねん 」

「 ナンデ? 」

「 云いたくない。 」

「 云って! 」

「 ダメ。聞かないで。 」

「 太ったの? すごく? 」

「 聞かないで 」

「 判ったよ。。。(´・ω・`) 」
「 何もかもサイテーだ。 」

「 ごめんなさい。。。あなたを失望させて。 」

「 okay 」
「 僕を失望させないでくれ、RIC 」
「 とにかく、僕が君を愛しつづけるさ、例え君がめっっっっっっちゃ太っても 」
「 だけど、僕は間違いナク傷つく 」

「 Yeah 」
「 ワタシ、ひと言も太ったって云ってないねんけど 」

「 もういいよ。わかったから。 」

「 分ったって何をよ? 」

「 慰めは結構。 」
「 Okay! もうやめよ! 」

「 ナンデ私がアンタを慰めなあかんのよ? 」

「 もういい。止めだRIC 」

「 ワタシよう分ったわ。アンタは絶対に太った私を愛さへんって。 」

「 よし、じゃぁ云ってみてよ。 」
「 太ったわけじゃないの? 」

「 別に変化無し。 」

「 云ってよ。何が問題なの? 」

「 分ってると思うケド。。。いや、分ってないよな。」
「 私がだんだん年老いていくってこと。 」
「 16歳が20歳になるのとは違うねん 」

「 君は若く見えるよ。僕は知ってる。 」
「 僕のクラスメイトは全員、君の事を15歳だと思ってるよ。 」

「 とにかく、よく分かったから。あんたが醜いRICを絶対愛さないって。 」
「 あんたは美しいRICしか愛さないって。 」

「 RIC、なんで分からないの?男はみんな美しい女が好きなもんなんだよ 」

「 分ってるよ。よ~く。 」

「 君はただ僕をリスペクトしてないのさ。 」
「 普通、世の中のカノジョってのは、カレシの為にもっと綺麗になろうと頑張る 」
「 だけど君は僕の為に何もしようとしない。 」
「 なぜなら、君は僕をリスペクトしてないからさ。 」



‘ リスペクト ’ だ
一体何の関係があんのよ
まさか彼がこんな事を発言するとは思わなかった。
男女の関係を、彼がそんな風に考えてるなんて。


私は絶句した。
確かに、私は彼をリスペクトはしてないかもしれない。
彼が自分の目標に向かって直ぐに行動に移せたり、
その目標に向かって努力出来る人であるということには、
スゴイなとは思うし、私とは違うな~って感心もする。
だけど、リスペクトって。。。


私は思わず、
「 How can I respect you? 」
と彼に云いそうになった。
あなたのどこに尊敬すべき点があるのか?と。
だけど、ソレは愚問。
彼の恋愛に対する考え方を、本音で聞いてみたかった。



「 そう。。。 」
「 たぶん、そうかもね。 」


と、相槌をうつワタシ。



「 僕はずっと前からそのことに気づいてた。 」
「 ただ云わなかっただけさ。 」
「 ‘ディーマは君にとって何の価値も無い’ 」
「 ‘ただキュートなだけのオトコだって’ 」
「 僕は君にとって何の価値も無い。」
「 だから君は僕をリスペクトしない。 」
「 もし君が僕をリスペクトしるなら、君はやり遂げてたさ。 」

「 リスペクトしてるよ。ホンマに。でもそれとは関係ないし。 」

「 そんなの全然感じないけど。 」

「 そう。。。Okay。。。 」

「 太ったRICがこういう ”あぁ!ディーマなら我慢してくれるわよね” 」
「 “ディーマは私を愛してるから怒ったりしないわ” 」
「 君は単に僕をリスペクトしてない。それだけさ。 」



なんか、どんどん卑屈になってエスカレートしていく彼。
もういい加減ストップしてほしい私は、


「 Okay 」


と云ったが、
彼は全く止める様子がない。



「 君は今やっと僕が正しいって分ったはずだ 」
「 だから返す言葉も無いだろ 」

「 私はあなたをリスペクトしてたよ 」
「 でも、それと私が痩せる事とは関係ないっちゅーねん 」
「 私は子供の頃から太ってた。 」
「 あんたは私には勿体ない人や。 」
「 フレッシュで、ヤングで、ワンダフルや。 」
「 私はもう年やもん。 」

「 もぉ。。。またかよ! 」
「 君は若いよ!わかってるだろ。 」
「 僕のクラスメイトは皆、君の事を15歳だと云ってる 」

「 私は若さも美しさも失う一方やねん。 」
「 彼ら(ディーマのクラスメイト)はただ、私のベストショットしか知らへんからそう云うねん。 」
「 私にも分かれへんねん。なんで私は自分の為に努力できへんのか。 」
「 私はホンマに痩せたいって思ってる 」

「 RIC!! 彼ら(クラスメイト)はお世辞なんて云わないよ! 」

「 私は子供の頃からずっと思ってた。 」

「 彼らは君が30歳だって知らない。 」

「 だけどできない 」
「 こんな風に生きたくない 」
「 こんな自分が嫌で堪らない 」

「 彼らは本心で云ってるのさ 」

「 もぅ寝る 」

「 なぁ!君はただやりたくないだけなんだ! 」
「 ダイエットではホントの解決にはならない。 」

「 私は自分自身が分からない! 」

「 フィットネスに行くべきなんだ。でも君は行きたがらない。 」
「 君はまるで、僕の双子のカタワレみたいだ。 」



が~ん
とうとう気付いてしまいましたか
私も随分前からそう思ってましたけどね。
ディーマくんが双子のカタワレのことを話す度に、
“ あぁ。。。私とよう似てんなぁ~(゚m゚*) ”って。


ディーマくんのように、
意思決定と行動が伴っている人には理解できない。
私や彼の双子のカタワレのような存在が。
コレをこうする為に何をしなければいけないのかが分っているのに、
それを行動に移せない人間。
そういう人間がいるということも彼には理解し難いのだろう。
彼はそういうダメ人間を卑下しているし、
私がその類いの人間だということを、
彼がそのうち気付くのでは無いかと恐れていたけれど、
やっぱり気付いていましたか。。。
あまりにズバリと云われてしまって、
思わず笑ってしまったけど、
私はひと言、


「 そうね 」


と云った。




彼の小言は益々勢いに乗り始めた。

「 彼(カタワレ)は大学に行きたいくせに、そのくせ何にもしない 」
「 君と一緒だよ 」
「 痩せたい。だけど、何にもしない。 」

「 Yes 」

「 君は未だ若いのに! 」
「 でもいつか、やりたくてもできなくなる日が来る 」
「 子供の頃に太ったんでしょ? 」

「 うん。 」

「 なら痩せられるよ。遺伝子的要因ではないんだから。 」
「 生まれた時から太かった訳じゃない。 」
「 子供の頃に太ったんだ 」
「 君の両親は細かった。だろ? 」
「 なら君は痩せられる。バイオロジーだよ。 」

「 なるほど 」

「 バイオロジーの法則 」
「 君はただやりたくないだけなんだ。なぜならシンドイからさ。 」

「 そんなことない!行きたいと思ってるよ。 」

「 じゃ、なんで行かないの? 」

「 あんたに私の事は分からんわ。 」

「 ああそりゃそうさ。僕はバカだもの。 」

「 ‘その時が来る’って思ってるねん。 」

「 何なの?”その時”って 」

「 だけどコレは私の理屈であって、ホンマはあんたの云うコトが正しい。 」
「 その事は十分わかってるけど、行動に移されへんねん。 」
「 何でかわからん。 」

「 僕は分ってる 」

「 そうやな。 」

「 だけど僕は云わない。 」

「 もう云うたやんか。 」
「 あんたが正しい。 」

「 とにかく、RIC 」

「 ワタシ昨日からダイエット始めた。 」

「 もし君が僕を満足させたいと思うなら、君は痩せるべきだ 」
「 ダイエットでは解決しないって云ってるだろ 」
「 君は代謝を正常にする必要がある 」
「 だからこそフィットネスに行けって云ってるじゃないか!!! 」
「 ダイエットしたからって、代謝が正常になるわけじゃない 」

「 でも痩せられるやん。 」

「 ダイエット+フィットネスは、とても良いと思う。 」

「 それで? 」

「 君は痩せていくだろうけど、ダイエットによって太る 」
「 栄養士のところに行って聞けば良い 」
「 アホなディーマの話を聞くのが嫌ならね 」
「 君は栄養士の話なら聞くだろうさ 」

「  」

「 たぶんね 」

「 OK! おやすみ! 」

「 おやすみ 」

「 色々アドバイスをありがとう 」






...と、

小一時間あまり彼に説教をされたワタシ




今迄も何度かもめた事はあったケド、
彼がこんなにも私を責めたてたのは初めての事だ。

彼の言う事は全て理にかなっているし、正しいと思う。
だけど、何もあんな云い方せんでもいいいやん怒ってる
私の事をおもっきりボロカスに云って、
何がリスペクトやねん!
オマエこそ私を何一つリスペクトしてないちゃうんけ!怒ってる





いつもなら、
チャットの締めくくりに、
「 おやすみ!あいしてる!\(○^ε^○)/また明日!(^ω^)丿 」
ってお互いに云って終わるんだけど、
あんな風に云われて彼の愛情を微塵も感じられなかった私は、
その言葉を云わずに、ICQを終了した。



悔し涙なのか、なんなのか。
私は悲しくて、涙を浮かべながらパソコンを閉じ、
布団に入った号泣





〈 つづく 〉









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Last updated  2010.03.20 12:25:00
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