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中3生の皆さんならび… 進学塾キャラベルさん

2011.04.22
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カテゴリ: カテゴリ未分類



(その1)

官房長官はがんばっている。

総理大臣はどうしようもない。


なぜ、そう思うの?

だって、官房長官ばかりテレビに映るから。


官房長官のお仕事って何か知ってる?



(その2)

政治家はどうしようもない。

だから選挙に行っても意味ない。


政治家を生むのも有権者なら、育てるのも有権者。


それって、

うちの子どもはどうしようもない。

育てても意味ない。

って、育児放棄しているのと変わらない。



(その3)

政治家の言ってることってわからない。

もっとわかりやすく伝えてほしい。


わかる努力をしてから言うべき。

(国を動かすレベルの政治がわかりやすいはずがないけど)


先生の言ってることってわからない。

もっとわかりやすく説明しろ。

が、そう違和感なくまかり通ってしまう世の中が問題。


だったら、自分ならできるのだろうか。

できないなら、批判は節操を持ってすべきだと思う。



(その4)

今、被災者の方々が最も頼るべき人。

今、被災者の方々を最も多く救える人。

それが「菅直人」総理大臣。


その人に罵声を浴びせる被災者を見てやるせない気持ちになった。


聖人君子はいない。

自分に罵声を浴びせる人を救うために、自らの命を賭けられるだろうか?


逆に、期待して頼ってくれる、信じてくれる人のためには、本気で命を賭けられる。それが男という生き物だと思う。歴史上にも、そういった例は多数存在している。

また、ピグマリオン効果とゴーレム効果もある(説明割愛)。


とにかく、罵声を浴びせられて、より一層がんばるなんて人はいない。

原発にOKを出したのも、地震が起きたのも、菅直人総理の責任ではないのだ。

最も頼るべき人に罵声を浴びせる、その意味がわからない、

と、生まれてからずっと住み続けていた町、家が、この震災で水の底に沈んでしまい、現在も学校暮らしの親戚の弁。



こういった人が増えているその理由は、すべて義務教育期間の社会科の指導にあると思う。こういったことを教わっていないのだから仕方がない(・・・とまでは言えないのだけれど)。

特に「公民」。


公民とは、政治に参加することができる見識のある人、社会作りあげる能力を持った人のこと。

そういった人を育てるはずの教科が「公民」であるはずなのに、使命感を持っておられる学校の先生はどれくらいいらっしゃるのだろう。

参議院の定数とか、任期とか、解散がどうのとか、それも大事じゃないとは言わないけれど、そんなことよりももっともっと大事なことがあると思う。


少なくとも、僕は「公民」という科目がこういった意味ある教科だということを大学で教わるまで知らなかった。

うちの大学講師陣に「公民」の意味を伝えたら、みんな眼の色を変えてくれる。

生徒たちに伝えたら、教室中が政治談議になる。経済談議になる。


政治を大学でやりたい。

経済を大学でやりたい。

そういった生徒たちがどんどん出てくる。


もう、感情赴くままに勢いで書いちゃってるのでこの辺でやめておくけど、ちゃんと教えればほぼ全員が政治や経済に関心を持ってくれる。

政治に関心ない人を作っているのは間違いなく「学校」だと思う。

そして、政治に関心ある公民を育て、すばらしい社会に変えていける力を持つただひとつの場所といっても過言ではない場所でもある。

学校の先生の仕事はものすごく大きく、尊い。






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Last updated  2011.04.23 05:29:05


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