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2012.04.10

「本当は、地上に宗教というものは
　一つしかないのです。それは太陽です。」
　　(女神さんプロジェクトの女神さんたちの教え)

「悟りを開く為には、何かが必要」
という発想の元に、様々な宗教や修行等の
方法や手段などが生まれたり、
生み出されていると思うのです。

これらは形式や儀式と同じだと思うのです。
様々な方法や手段を通じて、
心が満たされていると感じているのは、
「これをすれば悟ることが出来る」
という「欲」が満たされているのであって、
本当の意味で「心が満たされている」
わけではないと思うのです。
(欲を超えて心が満たされていれば、
それこそ悟っているのだと思うのです)

私自身、まだまだ悟りに至るような身ではございませんが、
「悟りを開く」というのは、自分の心が開かれることだと思うのです。

自分の心を開かせて頂くには、真実の道理である「真理」、
つまり、何が正しいかを教えて下さる「天法」でもある
自分の「良心」の声に素直に従わせて頂けば良いと思うのです。

ただ、私たちの心が、
「人として正しい心で生かさせて頂く為(悟らせて頂く為)には、
　自分の良心に恥じることなく、良心に素直に従えばそれでいい。」
ということに気づかせて頂く為に、人として、
様々な経験や体験の積み重ねが必要だと思うのです。

経験や体験として、様々な宗教や修行の方法や手段があることは、
とても有り難いことだと思うのです。

しかしながら、その様々な方法や手段「そのもの(宗教や修行など)」が、
悟りを開かせてくれるわけではない、と思うのです。
「悟りを開かせて頂く」とはどういうことかを気付かさせて頂く為の
一つの方法や手段が「そのもの」だと思うのです。

何ごとも「自分の心の持ち方次第」であることに気づかせて頂く為に、
様々な経験や体験が循環して与えられているのだと思うのです。

その循環の中で与えられる様々な経験や体験の１つ１つについて、
自分の「良心」に恥じることなく、
素直に従って生かさせて頂くことができるようになれば、
自然と笑みがこぼれ、心にゆとりや豊かさが生まれ、
人様にお喜び頂けることをさせて頂くことが
自分の喜びになり、常に心が満たされていることに
繋がっていくのだと思うのです。

その時、
「○○しなければ悟ることは出来ない」
「○○をすることによって悟ることができる」
などのような宗教間の隔たりや確執、
修行の方法に強制はなく、全てが自由であることなどを
学ばせて頂いたり、気付かせて頂くことによって、
自分の心が自分の執着や固執、葛藤から解放され、
自分の内に閉じ込められていた本当の自分が現れ、
心が開かれるのだと思うのです。

それが「悟りを開く」、「悟りを開かせて頂く」
ということなのではないかなぁ～、と思うのです。

「悟りを開く」「悟りを開かせて頂く」といっても、
それはその先にある未知なる永遠の真理への
門戸が開かれただけだと思うのです。

未知なる永遠の真理への門戸故に、
悟りの道も永遠なのだと思うのです。

「宗教」という言葉は、
「聖なるものにかかわる人間の営み」
という意だそうです。

どのような宗教でも、本来は、その行き着くところ、
目指すところは一緒だと思うのです。

山で言えば、行き着くところが頂上で、
頂上に至るまでの無数にある登り方や登り道が
宗教や人が歩ませて頂く心の道だと思うのです。

ただ、その地域性や文化などによって、
ものごとの見方や捉え方、考え方、感じ方についての
表現の仕方や教えの説き方に差異があるだけで、
その教えの根本的な心の道の歩み方の意は
同じだと思うのです。

宗教は、難しい言葉や表現を
用いなければならないようなものではなく、
誰にでも分かりやすく説くことが
本来のある姿だと思うのです。

何かをさせようとしたり(お布施や布教活動など）、
何かを禁止させたりする(教義に従わせる)など、
説く方々と説かれる方々の関係が、
使役と受動の関係になるようなものではなく、
説く方々は、
人が心の道を歩ませて頂くにあたって必要であろう
心のあり方、ものごとの見方や捉え方、考え方、
感じ方、受け入れ方、感情の整理の仕方などの
様々な術があることを説き、
説かれる方々が、
自発的に、能動的に、自分の心の道を
歩むことが出来るよう促し、指し示して差し上げることが
「説く」と「説かれる」の関係だと思うのです。

説かれる方々が、説く方々から何かを学び、
気付かせて頂けることがあるのと同じように
説く方々も、説かれる方々から何かを学び、
気づかせて頂けることもあると思うのです。

説く立場にあるとはいえ、お互いが不完全な人間同士故に、
自分にないものを人様がお持ちでいらっしゃることを考えれば、
自分や相手の立場や地位や権力等に関係なく、人様との出逢いは、
学びや気づきの為の貴重な機会なのだと思うのです。

みんなが「説くこと」と「説かれること」の両方から、
何かを学び、気付かせて頂けるものだと思うのです。
ということは、「説く」と「説かれる」に関係なく、
そこには上下関係や使役、受動の関係は必要ないと思うのです。

何か(教義や物品等)を強制したり、押し付けたり、
従わせたりするなどの上下関係や、
「自由」のない一方通行的な教えを説きながら、
損得勘定の「得」ばかりが見え隠れするような教えではなく、
聞く耳を持ち、聖なるもの(良心・魂)の下、
「徳」をもって教えを「説く」こと、
そして、教えを「説く」ことによって
心を「解いて差し上げる」ことや
選択の「自由」がある心の道を
指し示して差し上げることなどが、
聖なるものが喜ぶ人間の営みであり、
真の宗教だと思うのです。

つまり、何ごとも強制せず、見返りを求めることもしない、
「無償の愛」こそが真の宗教だと思うのです。

「無償の愛」という恵みを、私たちに分け隔てなく、
与え続けて下さる象徴的存在の「太陽さん」こそ、
女神さんプロジェクトの女神さんたちの教えのように、
地上に一つしかない宗教なのだと思うのです。

宗教の教えが、「心の拠り所」になることは多々あると思うのですが、
その教義を伝える為、教義の効果を上げる為に、
お金(任意のお布施ではなく、金額の定められたお布施など)や
壷や置物、勧誘、政治との関わりは必要ないと思うのです。

宗教が「心の拠り所」になっているつもりが、
知らぬ間に何かの支配下になっている。。。

宗教は、人様を導く「無償の愛」であり、
人様を支配するものではないと思うのです。

教導・善導・先導する方が
必ずしも正しいとは限らないと思うのです。
良くも良くなくも、ただ先に立って
「導いているような姿勢」があるだけでは、
教導・善導・先導ではないと思うのです。

「何に」導いているのか、「どこに」導いているのか、
「何の為に」導いているのかなどが大切だと思うのです。
(心の道を歩むことに、壷や置物、勧誘、政治などは
必要ないと思うのです。)

みんなが、
自分は自分、という自意識を持ち、
人様は人様、という尊重する心を持ち、
お互いに認め合い、協調し合い、助け合い、
分け合い、分かち合いながら、
生かさせて頂きたいものですね。

「今」の自分を救うのは、
「今」の自分が想い描く
「未来」の自分や
「未来」の家族、
「未来」の世界だと思うのです。

だからこそ、楽しく、幸せなことを想い、考え、
「今」を明るく笑って生かさせて頂きたいものですね。

明るく笑って生かさせて頂くことができないとき、
「心の拠り所」は、天や家族や恋人や友人などの
愛の心にあると思うのです。

明るく笑って生かさせて頂いているとき、
「心の拠り所」は、自分の心・魂にあるのだと思うのです。

そして、自分の心・魂の拠り所は、
天に通じる道、つまり、お天道様。。。
表現を変えれば「太陽さん」になるのだと思うのです。

ビシュヌさんのお言葉を思い出します。

「太陽は、我々に訓練のもっともよい方法を教える。
　すなわち、太陽は、成長するすべてに対して、
　一、絶えず光と熱とを与え、
　二、しばしば雨と風とを与え、
　三、まれに電光と雷鳴とを与える。」

「幸せへの近道は、でこぼこ道。されど一本道。
　太陽の道。汝、安易な道を歩むなかれ。」

ラクシュミーさんのお言葉を思い出します。

「あなたが今日、良心に恥じない一日を生きるならば、
　明日は、心にあたたかい太陽が昇ります。
　今日、良心を裏切って生きるならば、
　明日は、心に冷たい雨が降るでしょう。」

「真実の高級霊は、太陽と同じですから、
　なんらの見返りも要求しないものなのです。」

「地上のお天道様も見返りを求めない、
　無私の愛を注いでくれますね。
　平等そのもの、愛そのものですね。
　実は、こちらの世界にも輝く慈愛に満ちた、
　心和ませる太陽が存在しているのです。」

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皆様に沢山の幸が導かれ、絶えない笑いが生まれますよう心よりお祈り申し上げます。

どうもありがとうございます。

「志」

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