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またまたご無沙汰しています。日本ではGW真っ盛りですね。ロンドンを歩く日本人が増えたような気がします、、、。ヨークで英語学校に3週間通った後、スコットランドに行ってきました。イギリスではスプリング・バンクホリディと言って3連休だったのでそこにあわせて。去年の6月にインヴァネス(ネス湖のある町)とエディンバラに訪れて以来のスコットランド。今回は西海岸にある「アイル・オブ・スカイ」スカイ島というところへ行ってきました。地図を見るとわかると思いますが、北の方にあります。今回のイギリス滞在の中でも最北の地となることでしょう、、、。北の果てらしく、厳しく美しい自然があるのですが(ちなみにスキー場もまだオープンしていました♪)この話はまた。ゆっくり書きますね。火曜日の夜にロンドンに戻ってきて、旅行の準備をしています。旅行? そう日曜からノルウェーに行くのです。フィヨルドを見る予定。ロンドンでの滞在を楽しもうと思っていたのに、思ったより準備が大変で、くたくた、、、、。大学に顔を出すと、懐かしい顔ぶれが。やっぱりロンドン、帰ってきた、という気がします。ではまた!旅先ではマメに更新したいな~。
2006年05月05日
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ご無沙汰しています。ただいまヨークというロンドンの北にいます。PCの日本語環境がないので、ブログを更新できずにいる今日このごろ。皆さんお元気ですか?私のこと忘れないでね~。さてさてヨークはロンドンの北ということもあり、寒いです。4月の終わりだと言うのに、まだウールのコートを着ています。街には桜と水仙が咲き、春が近づいてきていることを実感します。2週間前はイースター休暇でした。ウェールズに行って大自然を満喫。今週末は3連休なので、スコットランドの島に行く予定です。そして来週末からノルウェーに入り、ヨーロッパ縦断旅行を始めます。今はその準備に終われているところ。来週は一度ロンドンに戻るので、ゆっくりしたいと思っています。さてヨークはロンドンに次いで2番目に観光客が多いところらしい、、、。ヨークミンスター、城壁の美しい静かな街です。またまた写真をUPしますね!!
2006年04月25日
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じゃじゃ~ん、先週の日記で予告していた火曜日がやってきた。長いけど最後まで読んでくれると嬉しいです。最後に大ニュースがあるので。 今日の日帰り旅行。行き先は、なんとドイツ・ドルトムントである。 そう、目的は日本代表対ボスニア・ヘルツェゴビナ代表のサッカーの試合観戦だ。今回は国際A試合なので、欧州組、中田も中村も合流する。メンバーを聞いてうきうき、ドリームチームじゃあないですか。 チケットが入手できると聞いたのはつい先週のこと。その後の行動は素早かった。インターンのお休みを取り、試合のチケット、飛行機の手配、、、。 そしてとうとう今日がやってきた♪ 朝3時半起床。ベッドに入ったのが12時半だったので、頭がすっきりしない。ベッドでごろごろした後、えいやっと起き上がり、クランペット(イギリス独特の穴のぷつぷつ空いたパン)、コーンフレーク、ヨーグルト、バナナの朝食を取る。 4時半、寮を出る。 もちろんまだ真っ暗。ナイトバスに乗って、キングスクロス・テムズリンク駅へ。5時22分の電車に乗って、ロンドン・ルートン空港へ向かう。 6時過ぎ空港着。チェックインして飛行機を待つ。今回利用するのは、お馴染み低価格エアライン・イージージェットだ。8時にロンドンを発ち、1時間後にはドイツ・ドルトムントへ到着。 実はドイツに来たのは今回が初めて。それが日帰りなんて、、、、。 空港は、とても小さく、ドイツらしく機能的なデザインだ。 ドルトムントはルール工業地帯(学校で習ったなぁ)に属し、近隣にボンやデュッセルドルフといった大都市を控えた小さな街である。ビールの醸造が盛んで、ピルスナーが有名だ。 飛行機には日本人らしき人がちらほら、、、。空港ではさらに増える。皆目的は一緒ね、ふっふっふ、、、。 インフォメーション・センターでスタジアムまでの行き方を聞いて、いざスタジアムへ。途中で何人かの日本人の方と声をかけあって、道のりを確認した。 空港から440番のバスに乗る。運転手(若い女性)に値段を聞くと、「後で」と言われた。バスに揺られて15分ほど、アップルベック駅へ到着。運賃を払わずに降り、いいのかなぁ、、と困惑していると、先ほどの運転手さんが自動販売機を指差している。ここの料金体系はどうやらバスでも地下鉄でも同じ券で乗車でき、時間制になっているようだ。自動販売機できっぷ(2ユーロ)を購入すると、それを見届けて私達の乗ってきたバスが発車した。 これが乗車駅。このUバーン(地下鉄、線の途中から地下に入る)の47番に乗って、ドルトムント中央駅へ。試合まで時間があるので、駅前でソーセージでも食べようという腹積もりである。 途中でシュタディオン(ドイツ語でスタジアム)行きの地下鉄とすれ違ったのだが、日本人がうじゃうじゃと乗っていた。ほぼ全車両日本人で埋まっている。 これが駅前。何もない、、、、、。サッカーボールが、ドイツらしいといえばドイツらしいが、、、。 駅前に何もないので、駅構内の売店へ。構内にも日本人がわんさかいる。ボスニア人もユニホームを着て騒いでいる。ボスニア人はあまりいないだろうと思っていたので、ちょっと意外だった。 残念ながらビールもソーセージもないが、おいしそうなパンがいっぱい並んでいる。そうだ、これが本場のドイツパンだ!! (旧)パン屋の血が騒ぐ。丸パンに生ハムのミンチとたまねぎを挟んだサンドイッチ、ハムとチーズ入りブレッツェル、カスタードクリーム入りホルンパン、、、、。ロンドンから来た身には、どれもが美味しく、安く感じた。う~、素晴らしい!! そしてUバーンに乗り、シュタディオンへ。しめて空港から会場まで2ユーロである。安いなー。 会場に着くと雪が降っていた。風も強く、しんから冷える。 この中でプレイする選手達は大変だろうなあ。 会場前はユニホームを着たり、国旗をまとったボスニア人があちこちでビールをのんで騒いでいた。会場前で「サムライ ブルー 2006」と書かれた旗を配っていたので、私ももらってマントにする。 シュタディオン前でチケットを無事引き換え、席へ。 ここはドイツ・ブンデスリーガ、ボルシア・ドルトムントのホームであるベストファーレン・シュタディオンである。6月のワールドカップでは日本もここで戦うことになっている。 サッカー専用のシュタディオンなので、観客席とフィールドが近い。 ドイツでも有数の規模なので、会場がやたらに大きい。さすがに全席を埋めることは難しかったらしく、東と南スタンドは閉鎖し、西と北サイドだけ客席が埋まっている。 デュッセルドルフ日本人学校が軍団で来ていて、会場はちびっ子だらけだった。席には1年2組とか張り紙がしてある。贅沢な遠足だ。 フィールドでは選手達が練習している。 最前列に張り付いて、練習を見学。 ああ、あそこに中田がいる。あれは俊輔、こっちは川口、あっちはサントスだわ、宮本もいる~稲本もいる~。と、既にコーフン気味。 日本の応援団も、既に気合が入っている。 国際親善試合、日本対ボスニア・ヘルツェゴビナ戦が始まった。 まずは国歌斉唱。 そして試合開始。 雪が一層ひどくなってきた。 先制したのは日本。高原がゴールを決めた。 盛り上がる日本応援団。 私はボスニア人に挟まれていたので、喜ぶのがちょっと怖い。 前半は1-0で終了、うんうん、いいぞ。 休憩時間に、ビールとホットドッグを頂く。「これで、ドイツ思い残すことないね~」 ビールは冷たいが、とても美味しかった。 ソーセージは、さすがドイツ、バリッとした食感である。イギリスとは違うわ~。 スパイス入りの温かいワインも忘れない。ヨーロッパの冬にはつきものだ。 トイレを待っている間に、後半が始まり、なんとボスニアが得点してしまった。 席に戻ってからしばらくすると、さらにもう一失点。 ボスニアの応援団が大喜びして、発炎筒を焚く。 客席には煙が充満し、応援団は大騒ぎ。 警察官がボスニア応援団の前に一列に並んだ。その警察官に向かって、発炎筒を投げる観客、おいおい、、、、、。イギリスより怖いよ、、、。 もちろん、日本側にお巡りさんはいない。 ここで選手交替。小野と稲本である。もうびっくりするほどの黄金メンバーだ。これを見れただけでもイギリスに来た価値があったというもの(何しにきたんだ?)。 それでも得点に結びつかず、ボスニアの時間稼ぎに腹が立ち、もう駄目かと思ったその時、ゴール!!! ひゃーさすが、中田!! もう客席は大喜び。私も、おかしくなったように叫んでいた。そこでゲームセット。 負け試合を誰もが思っていたので、本当にびっくりした。 喜びの余韻にひたり、シュタディオンを見つめる。 ここで、あと3ヵ月後にワールドカップが開催されるんだ、、、、、。 そして急いで会場を後にする。 時間は3時半。4時半には飛行機のチェックインが始まる。行きと同じルートで空港へ。 途中で乗り換え駅を見過ごしたり、バスを待ちながらソーセージを購入したりしながら空港に到着。チェックインを済ませ、あとは出発を待つばかり。 空港の1階にフードコーナーがあったので、最後にビールでも飲もうということになった。 カウンターでドイツ語メニューと奮闘していると、私の斜め右後ろに人が座っているのが目に入った。 革ジャンをお洒落に着こなし、携帯電話で話している。テーブルにはクロワッサン2個とコーラ。 肌が濃いな、、、白人じゃないな、、、。 イタリア語しゃべっているな、、、。 中田に髪型が似ているな、、、。 顔も似ているな、、、。 でも、こんなとこにいるわけないな、、、。 という言葉が1秒くらいの中で頭を駆け巡った。 私はくるりと向きを変えて、少し離れてみる。 目があった。 中田だ!!!!! ひゃー、中田だよ、あの中田ヒデだよ、、、、、。 さっきゴール決めた中田だよ、、、、。 鼻息も荒くなるってもんだ。 同行した友達にこっそり伝えたら、歓喜!! はやる心を抑えて、とりあえずはビールをオーダーし、少し離れたところに座った。「どうする、どうする??」ともうコーフン最高潮。 それにしても、試合が終わってから空港に直行した私達より早く、お洒落して寛いで空港にいるのは何故?? 雪の中の試合で寒かったんじゃないの? 久しぶりに会ったチームメイトと話さなくていいの?? あ、ちなみに中田は一人でした。 中田が立ち上がり、友人のYちゃんが「おみやげ物屋に入った!」と追いかける。私も彼女に続く。Yちゃん「お疲れ様でした。ゴールおめでとうございます!」中田「はい、、、」(すごく嫌そう)私「お疲れ様でした」中田「はい、、、」(すごく嫌そう) 嫌そうだったけど、いいもんねー、こんなチャンスめったにないし。他に日本人がいなかったからしてしまったことだし。 満足して、出国手続きに向かう。 もちろんヒデだって出国手続きをしなくてはいけない。 ということで、後ろからやってきた。 パスポート・コントロールでは「フットボール見にきたの?」と苦笑された。日本人がたくさん通ったのだろう。私の5人後ろにいる中田にも同じことを聞いたのだろうか。 ロンドン行きの同じ飛行機に乗るかと思いきや、まさか価格破壊エアじゃないですね、彼はプライベート・ジェットに乗っていってしまいました。 雪が降りしきる中、飛び立つプライベート・ジェット。 はあ、夢のようなひと時だった、、、。 私達は吹雪になってしまったため、1時間遅れて発った飛行機にのってロンドンに無事到着した。 ワールド・カップが近づいてきた。またあのわくわくする時が始まる。
2006年02月28日
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よし君(昨日の日記参照)から連絡があって、今日はよし君が昔からお世話になっているご家庭にお邪魔することになった。 ロンドン・ブリッジ駅から鉄道に乗って15分ほど。テムズ南岸のダルッチというエリアである。 写真はノースダルッチ駅前。 この辺りは落ち着いた町並みで、ビクトリア時代の建物が並び、いかにもイギリス♪という感じ。 私の住んでいるところとは雰囲気が異なる閑静な住宅地である。 お尋ねしたご夫婦のお家も美しいビクトリア調。 もともとは大学時代の恩師の知り合いで、よし君が大学院時代に数ヶ月住んでいたそうだ。ご主人は90歳、もともとロシアに生まれ、革命でフランスに移住し、フランスで20歳まで教育を受け、その後20年近くエジプトに住み、最後にイギリスに来たそうだ。白髪が美しい奥様はドイツのご出身だとか。 ご主人は最近体が弱ってしまったらしく、ベッドに臥せたままだったが、とても穏やかにいろいろな話をしてくれた。ロシア、フランス、エジプト、イギリスと移り住んできた中には様々な思いがあるに違いない。なぜ最後にイギリスを選んだのだろう? コーヒーを飲みながら、ゆっくりと、静かに時が過ぎていった。 よし君をパディントン駅まで見送り、街をぶらぶらとした後寮に帰ってきた。 夕飯は皆で外で外食しようということになり、近くのパブでサンデーローストをした。 イギリスでは毎週日曜日にはローストビーフ(チキン、ラムの場合もある)を午後に頂く習慣があり、それをサンデーローストと呼ぶ。 オリンピックが終わったので、自分の国は何個メダルをもらった、なんていう話をしながら。 その後また寮に集まり、クレープパーティー。フランス人の子がよくクレープを作ってくれる。今日はギリシャ人の男友達がチーズケーキを作ってきてくれた。しかもとても料理をしそうにない、クールな人だったのでちょっとびっくり。クレープを食べ、チーズケーキを食べ、お茶を飲み、、、、。ああ、今日も食べ過ぎた。
2006年02月26日
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「明日ロンドンに行くから、ランチでもしない?」 と同じ大学の同級生よし君から連絡があったのは、つい昨日のこと。 大学で同じ学部、同じ学科だったが、違うゼミに所属し、学生時代は挨拶する程度の仲だった。卒業してから時々グループで飲みに行くようになり、親しくなった。 ロンドン大学の大学院を卒業していたので、私がロンドン行きを決めた時も相談にのってもらっていた。外資系のエリートである彼は、シンガポールに赴任になり、現在はスイス・チューリヒで働いている。秋に出張でロンドンに来たときは、超多忙のため、30分ほどしか会うことができなかった。 さて朝、起きて家の近所のマーケットで野菜と果物の買出し。山ほどのバナナやトマトが1ポンド。スーパーと比べると破格の安さなので、眠い目をこすって出かけた。 土日はロンドンの交通はよく乱れる。バスの本数が少なくなる上に、地下鉄が遅れ、点検のため止まってしまう線がある。 余談だが、ロンドンでは毎週、毎週必ず地下鉄のどこかの区間が閉鎖されている。そんなに点検するところがあるのだろうか? 世界一古い地下鉄をそのまま使っているからだろうけど、、、、。恐ろしいことに、設備が古すぎて、地下鉄には避難口がありません。火事が起きたら?? 恐ろしい、、、、。だからテロリストに狙われたのでは、という噂もある。 ということで、余裕を持って家を出て、いざ待ち合わせのレスター・スクエアへ。早く着いてしまったのでチャリングクロス街の本屋さんで時間を潰す。よし君から飛行機が遅れたとの連絡が入ったので、さらにゆっくりと本屋で本を立ち読みした。ロンドンの大きな本屋には、たいてい椅子やソファーがあり、寛ぎながら本を読むことができる。 レスタースクエアでよし君と再会した途端、「何食べたい? 何でも好きなもの、腹いっぱい食べさせようと思って」 と言われた。 う~、カッコイイ!! ロンドンで大学院に通っていた彼は、物価の高さも、学生がいかにひもじいかも良く分かっているのだ。旧友はありがたい。 ここに来て初めてレストランに行った時、マクドナルドに入った時、スーパーに行った時、これからお腹いっぱい食べられることがあるのだろうか、と不安になったことを思い出した。生活に慣れて節約のコツを覚えてから、そんなことも思わなくなったが、、、。 何を食べたい? と言われても思いつくものがない、、、。 よし君のお薦めもあって、中華街へ。 ロンドンならではの中華料理「ロブスター・ヌードル」を食べよう、と「プーンズ」へ向かった。残念ながらお休み。そこで「新世界飯店」で飲茶を食べることに。「プーンズ」にしろ、「新世界飯店」にしろ、普段私が行く中華街の店と格が全然違う。こんな中華街もあったのね~という感じ。「新世界飯店」は、ロンドンでは珍しくワゴンで飲茶が回ってくる。 ワゴンを押すお姉さんが来るたび、あれも、これも、とよし君がいろいろと取ってくれる。いろいろな点心を頂いた後は、つるんとした独特の麺と、杏仁豆腐で締め。あ~極楽だ。 ごちそうさまです、、、、。 中華街を出て、靴を買いたい、というよし君の希望でジャーミン・ストリートへ。 この通りにはスーツ、靴、ネクタイといったイギリス紳士ご用達のお店がずらりと並んでいる。 私には無縁の世界なので、この通りに足を踏み入れたのも初めてのことだ。ご存知の通りイギリスはジェントルマンの国。スーツや靴の質が高い。 いい物がなかったので、続いてボンドストリートへ。 さすがにここは良く通るが、お店に入ることはほとんどない。ましてや紳士ものなんて。 よし君と一緒に靴を見て回ったのだが、さすがボンドストリート、という感じ。こちらが何か言う度に「どういたしまして、サー」とか「ありがとう、マダム(私のことね♪)」とか返ってくるのだ。接客も、ここがイギリス? と思うくらい丁寧。こんな世界もあったのね、、、。 通りには何千万とするスポーツカーがばんばん並んでいる。車に詳しくないので、良く分からなかったが、ドライバーが戻ってきたら道端の人が立ち止まり、お店の中から人が覗いたりしていたので、よっぽど高級な車なのだろう。(もしかしたらセレブだったのか??) 駐在員の奥様として来ていたら、こんな感じだったのかな~。
2006年02月25日
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今日はのんびり起きて、シティ(ロンドンの経済の中心地)へ向かった。 目指すは王立裁判所(ロイヤル・コート・オブ・ジャスティス)。ここは、映画「ブリジット・ジョーンズの日記1」にも登場しますね。ちなみにお向かいの雑貨店「BK NEWS」はブリジットがタバコを買っていた店。ロイヤル・コート・オブ・ジャスティスにはカメラを持ち込めないので、私達はここでカメラを預けた。カメラ預け代50P。いい商売だなあ。 裁判所全景。 中に入ると、石造りの美しいホールが広がる。一つひとつの公の建物が美しいのがロンドンのいいところだと改めて思う。 2階には法廷がたくさんあり、一般人も傍聴することができる。私達も1つの法廷に入ってみた。 こじんまりとした法廷。後ろには木作りの本棚、その中には裁判の記録なのだろうか、本が並んでいる。 イギリスの裁判所の面白いところは、裁判官や弁護士(BARRISTER)がモーツアルトみたいなカツラを被り、長くて黒いローブ(ハリー・ポッターが着ているようなガウン)を着ているところ。いい年いったおじさんも、若くてカッコイイ紳士も、可愛らしい女性も、皆カツラを被っているのだ。 このカツラは手作りの特注品らしい、、、。高そうだ。 カツラをかぶったおじさんが、裁判で真剣に戦っているのはなんだか微笑ましい。13時になると、「ランチタイム!」と言って閉廷してしまった。おいおい。(イギリスのお昼休みは1時から2時である) ちなみにイギリスでは弁護士は2つに分かれている。裁判所で弁論を行うのが法廷弁護士(BARRISTER)、事務所にいて法律相談にのるのが事務弁護士(SOLICITOR)。ロイヤーという時は、一般的に事務弁護士を指す。 カツラを被ったり、ガウンを着たりして裁判に臨むのは、なかなか面白そうだ。 2階には、法廷弁護士の衣装の変遷が展示されていた。昔のものは、神父さんのよう。 王立裁判所のお向かいには、紅茶で有名な「トワイニング本店」がある。1706年創業だそうだが、びっくりするほど小さなお店。 同じく紅茶で有名な「フォートナム&メイソン」はとっても立派なのに、、、、。 この辺りはテンプル騎士団のロンドン本部があったため、テンプルと呼ばれる。ロンドン、いやイギリスの法律家の中心地だ。 続いて、大通りから小さなゲートをくぐり、テンプル教会へ。 テンプル騎士団の頃の建物としては唯一のもので、騎士団発祥地のエルサレム、聖墳墓教会をモデルに作られたそうだ。 テンプルエリアにはたくさんの美しい建物、庭園がある。 ↑庭園の向こうに見えるのはテムズ川。 重く垂れ込めた雲がロンドンらしい。 その後、セント・ポール大聖堂へ。 ここはドームが有名だが、入り口側はこんな感じである。 今日は中に入らず、周囲をのんびりと散歩した。 夜は家の近くのバングラデシュ街、ブリックレーンへ。 治安が悪いので、夜に来たのは初めてだったが、人通りが多く、思ったほど危険な雰囲気はなかった。 いつものカレー屋へ。 チキンのココナッツカレー、ラムとほうれん草のカレー、ガーリックナン、マンゴーラッシー。しめて一人6.5ポンド。 振り返ると、ここのところエスニック料理ばかり食べている。金曜日はベトナム街でベトナム料理、月曜日はタイ料理、火曜日はまたまたベトナム料理、水曜日は中華街で中華、木曜日はポルトガル料理、そして今日はバングラ料理。外食続きで、お財布も厳しく、またまたお腹もまずい。(せっかくイギリスに来て痩せたというのに、、、) ああ、イギリス料理が食べたいよー。
2006年02月24日
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来週火曜日にお出かけします! 水曜日に突然思い立って、予約をしました。 どこに行くのか、何しに行くのか、、、それはブログを楽しみにしていてください。 あ~楽しみだな~、 ヒント1:日帰りです。 ヒント2:KEMJI殿、楽しみにしていてください。
2006年02月24日
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ロンドンは古い建物ばかりだが、ここカナリーワーフは比較的新しい街だ。 シティからドックランズレイルウエイ、または地下鉄ジュビリーラインで15分ほどで着く。 ここは地下鉄カナリーワーフ駅。 近代的デザインが新鮮だ。 駅を出ると、、、、ビルばかり。 例えていうなら、西新宿? 人工的な作りはお台場にも似ている。 イギリスで1番高いビル、カナダ・タワー。 あまりにも寒いので、そそくさと帰ることに。 夜は音楽会社に勤めている友人と、ソーホーのライブハウスへギグを見にいった。カナダのバンドで、ロンドンで初めての公演らしい。 ライブは何度か行っているが、プロのものは初めて。 やっぱり上手だなー、なんて素朴な感想。 これから売れると良いな。 その後近くのタイレストランへ。 炒めた麺がとても美味しかった。
2006年02月20日
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今日は隣のフラットのゆうかちゃんの誕生日。 私もお呼ばれしたので、料理作りを手伝う。 料理は日本人が、デザートはフランス人が担当することに。 2人でいなりずし、お好み焼き、から揚げ、サラダを作る。 素晴らしい! ゴージャス、と自画自賛しあう。 日本にいた時に作ったことがないものばかりだ。(私ももうお嫁にいけるわ~。母がこれを見たら喜びそうだ) 皆も美味しい、美味しいとたくさん食べてくれた。 続いて、デザートが登場。 フランス人エルベが林檎クランブルを作ってくれた。 チボーはチョコフォンダンケーキと、デーツとココナッツのケーキ。力が入っている、、、、。 その後は、ビールを飲み、お茶を飲みながらおしゃべり。 こうして日曜の夜は更けてゆく、、、、。 ともあれ、ゆうかちゃんお誕生日おめでとう。 ようこそ30代ワールドへ!!
2006年02月19日
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今日はのんびり起きて、ロンドン郊外のセント・オーバンへいく。 ロンドン・キングスクロス駅から鉄道で30分ほどで、セント・オーバン・シティ駅についた。 この街は日本のガイドブックにはのっていないほど小さな町だが、イギリス人の中では有名な町。なぜならローマン時代に栄えたところだからだ。 渡英する前は知らなかったのだが(私だけ??)西暦43年(古すぎるよ、、、、)にイギリスの前身ブリタニアはローマの属州になっている。ローマ帝国はここまで手を伸ばしていたのだ。セント・オーバンはこの時代に栄えた街だ。イギリス人は本当に古いものが大好き、、、、。 ここは歩いて回れるほどの小さな街。マーケットをひやかした後、大聖堂へ。 大聖堂の塔。 霧がたちこめていたので、上の方がかすんで見える。 ロンドンは霧の都と呼ばれるが、これは産業革命時代に公害で煤が多かったのが理由のようだ。今はほとんど霧がかかることはない。 オーバンというこの街に住んでいた人が、キリスト教徒弾圧のときに伝道師を助けたとかで、支配者に殺された。そのため、オーバンはイギリス初の聖人となったそうだ。(そうだったよね?? ちょっと記憶に不安が、、、) 違う角度から。 少し歩くと沼があり、鳥がたくさんいる。 マガモ、カナディアングース、かもめ、鳩、あひる、がちょう、、、、。 イギリス人は散歩するのが大好き。 鳥たちに餌をやりながら、のんびり散歩している。 私も散歩していたら、、、、、 やられた、、、、。 頭にかもめのフンが、、、、、、、。 「やられたー!!」と思わず叫ぶ。 周りの人がくすくす笑う。 なんでもハンガリーやイタリアでは、これは幸運の印で、私に運がついたそうだ。でもここはイギリスだしねえ、、、。 こんなにたくさんの人がいるのに、なぜ私?? しくしく、、、。 カフェでお手洗いを借りて、頭をごしごしと洗う。しくしく、、、、。 実は頭にフンを落とされたのは2回目。1回はロンドンでのことだ。2度あることは、3度ある、気をつけなくっちゃ(どうやって??)。 気を取り直して、ローマ時代の遺跡へ。 ただの壁、、、、、。 ローマ時代は町をぐるりと囲んでいたそうだ。 その後、沼のほとりのカフェへ。 ここはイギリスで1番古いパブだそうだ。店名は「二羽の闘う雄鶏」。変な名前。 (イギリスで1番古いと言いパブは幾つかあるが、これもその1つ。本当のところは良く分からないが、1番古い時代のものであることには間違いがないようだ) 写真では分かりづらいが、店の形が八角形になっている。 ここでイギリス人の友人はビールを頼む。 こんなに寒いのに、ビール? こんな昼間から、ビール? 何も食べないで、ビール? という、イギリス人とパブに行くといつも沸き起こる疑問が頭の中でこだまする。 私はもちろん、温かいミルクティー。(パブでは紅茶もコーヒーも飲めます)あったまるー。 パブでくつろぐと、もうすっかり夕方。 イギリスの日の入りは本当に早い。 マーケットも閉まりかけていたので、ドーナツだけ買って帰ることに。 本当に小さな可愛らしい町だった。
2006年02月18日
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同じフラットにモンゴルから来たトモがいる。 彼は日本で一ツ橋大学、国連大学に留学していたことがあり、他にもロシアで勉強していたそうだ。 もちろん英語はペラペラだが、日本語も堪能。とても賢い人だ。 フラットに来た当初は、なかなか打ち解けてくれなかったが、最近はキッチンで会うと良く話すようになった。仲良くなってみると、なかなか面白い。 彼のお祖母さんが不思議な力を持っている、という話になった。いろいろなものから未来が読めるのだそうだ。トモはそのお祖母さんに教えてもらい、手相が読めるようになった。 手相を読む。そう、彼は未来を占うのではなく、手に書かれていることを読むだけなのだそうだ。 私の左手を見て、年齢をピタリと当てたので信じる気になった。(私は周囲に年齢を明かしていません、へへ) 彼によると、私は39歳で女の子を産むそうだ。残念ながら子供は1人。男性との縁に恵まれるが、良縁の人との縁を逃し、シングルマザーになる可能性が高いらしい。 肝臓と腎臓が弱いので気をつけなくてはいけないそうだ。 35歳から39歳の独身の日本に住んでいる背が160センチくらいの友人が災いを引き起こすとか。(誰??あなた??) 更に9~11年後に、私の性格が変わるほどの家族に大きな問題が起こるそうだ。気をつけましょう、我が家の皆さん。 それでもって96歳まで生きるらしい。長すぎないか、、、、。 さてさて、私はどのような人生を歩むのだろう。 この年まで十分いろんなことがあったので、運命を受け入れることはできるつもりである。
2006年02月16日
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日本では、毎年のことながらバレンタインが盛り上がっていたと思いますが、ここイギリスでもなかなか、、、でした。 女性が男性にチョコをあげるのが日本のバレンタインですが、イギリスは反対で、男性が女性に贈り物をする日です。恋人や夫婦が愛を確かめ合う日で、この日にデートに彼にデートに誘われなかったら、それは本命が他にいる、という意味なんだそうです、、、、。 さて、ロンドンではお正月が終わったころから、町中のお店(デパートでもスーパーでも雑貨店でも)には、バレンタインのカード売り場が登場します。イギリスは世界一のカード大国なんだそうで、なにかにつけカードを贈りあいます。(カードも400円とか600円とか結構するんだけど、、、) 2月に入ると、真っ赤なハートの風船や、花束、チョコレートギフトなどが街をにぎわせます。そうそう、ハートのついたテディベアも良く見かけました。地下鉄の広告には「バレンタインを無視するの?? 勇気あるなあ」なんて広告もでていました。 そうやってムードを盛り上げていきます、、、、。 さて当日。 街はどんな感じなのかしらん、と期待わくわく。 朝の地下鉄では真っ赤なバラの花束や風船を持った男性がちらほら。しかもほとんどが30代~50代の男性なのがポイントです。こちらでは、夫婦がお祝いするのが主流なんですね。 私のオフィスの隣の50代と思われる男性は、奥様あての手作りのカードをせっせと書いていました。同僚のマーサ(女性)は、ボーイフレンドとお芝居を見に行くそう。 昼休みには、花束やチョコを持った男性が大勢歩いています。イギリスでは、赤いバラの花の売り上げの99%がバレンタイン用なのだそうです。 友人の会社ではオフィスにバラの花束が届けられた(旦那さんから)そうです。それも珍しい話ではないみたい、、、。 では彼氏彼女のいない人はどうするか?? ハロッズやクラブでは、シングル向けの出会いパーティーが開催されるのです。 街中のお洒落なレストランは軒並み特別メニュー(値段が通常より格段に高い)で、さらに一ヶ月前の予約が必須だそうです。なかなか力が入っていますね、イギリス人。友人がイギリス人の旦那さんと行ったレストランでは、3組のカップルが「結婚してください!!」っていうのをやっていたとか、、、、。(その友人は、目が覚めたら枕元に旦那さんからのカードと花束が置いてあったそうです、、、) そして女性はどうするか? カードと小さなチョコを送るだけでいいんですねー。レストランの予約から、ムード作り、お支払いまで、すべて男性がやってくれるんです。もちろんホワイトデーみたいなお返しの日もありません。すごいなー、日本と大違いだ、、、、。
2006年02月14日
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前にも書いたが、1月からイギリスの会社で企業研修をしている。 オーガニックフードの会社だ。イギリスでは消費者の意識が高く、オーガニック商品が充実している。 今日の仕事は取り扱い商品の見直し。店頭で商品構成をチェックする。 普段のデスクワークと違って、肉体労働なのでやっぱり疲れる。 けれど楽しいこともある。お店の現場スタッフの人と接することができるのだ。 ご存知の通り、イギリスはEU加盟国なので、EU諸国の人々はビザの問題なく労働ができる。また、フルタイムの留学生も週に20時間まで合法的に働くことができる。よって、国際色豊かなスタッフが集まってくるのだ、、、、。 バイトで来ているイギリス人の大学生を始め、お金を貯めにきたスペイン人、ポーランド人、ロシア人、南アフリカ人、、、、、。大学にも寮にもいろいろな国籍の人がいるが、お店であう人々はちょっと雰囲気が違う。働きにきているので、もう少し庶民的だ。(大学であう人々は、学費も高いし、やっぱりちょっとお金持ちのような気がする) 働くために来ているから、皆必死に働くし、英語もみるみる上達していく。そして、とても親切だ。作業をしていると、どんどん声をかけて手伝ってくれる。人のいい、若者達って言う感じ。 そんな若者達(って書くと、ホントにおばさんだわー)と接すると、新鮮な気持ちになる。なぜなら皆若いので、今後の夢を語るからだ。将来は経済学者になりたい、パイロットの試験を受けに国に帰る、お金を貯めてアジアに行きたい、、、、等等。熱っぽく語る。 日本にいたときは、夢なんて忘れちゃって現実と戦っている人ばっかりだった。(ほら、年齢的にね)人の夢を聞いていると、自分まで夢を見てしまいそうになる。 まだまだできるかな、なんてね。
2006年02月13日
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土曜日、ようやくかねてから行きたかったバッキンガム宮殿の衛兵交替へ。 そうです、ロンドン観光の基本中の基本、まだしていなかったんです。 11時半、地下鉄グリーン・パーク駅から歩いて5分。バッキンガム宮殿へ。冬にもかかわらず、ものすごい人ごみ。ほんと、ロンドンって観光客が多いのねー。 楽隊のリズムにのって、衛兵さん達が行進してくる。どこで衛兵交替が行われるのわからないので、あっちをうろうろ、こっちをうろうろ、人ごみを掻き分けて衛兵の頭を見て、、、とやっているうちに交替式が終わってしまった、、、、。ベストポジションを見つけたので、今度は平日に来ようと心に決めた。 それにしても、笑えるのが交通整理のお巡りさん。一日おきに行われている衛兵交替(夏場は毎日)なんだから、観光客の扱いに慣れても良さそうなのに、「ここは衛兵が通るから、移動してくださいー」と人を蹴散らす。ずっと前から人が並んでいたんだから、もっと早く教えてあげればいいのに、、、、。 気持ちを切り替えてコベント・ガーデンへ。この辺りは夜は時々来るのだが、週末にゆっくり来るのは初めてのこと。ここにも観光客がいっぱいいて、ロンドンって観光の町なんだなーと改めてビックリ。 thorntonsという有名なチョコレート屋さんに入ったら、お客さんの9割が日本人!! 公衆トイレに入ったら、修学旅行の日本人の高校生が泣いていた。どうやら友達とケンカしたらしいが、「あと飛行機に乗るだけだから、、、」と慰められていたけれど、彼女にとってロンドンはあんまり良い町じゃなかったのかな、と人事ながらちょっと悲しく感じる。修学旅行でロンドンってすごいなーとも、、、、。 コベントガーデンではアップルマーケットという手作りの小物を売っているマーケットをひやかす。広場の突き当たりでは、若者達がミュージカル講演の宣伝をかねたパフォーマンスをしていた。寒空の下、寒そうな衣装を着た若者達が飛んだり、跳ねたり、歌ったり。まさに自分が大学時代にやっていたことなので、なんだか見入ってしまった。若いっていいな、がんばれ♪ コベント・ガーデンの大道芸人の質は高く、ジャグリングや綱渡りをする人気芸人の周りには人だかりができ、歓声が飛び交っていた。体中に塗料を塗って、じっと動かない銅像のパフォーマンス、手品、ミュージシャン、いろいろな大道芸人があちこちで芸を披露している。こちらの人は、見て楽しんで、割合惜しみなくお金を置いていくようだ。 日々思うことだが、ロンドンという街では、観光客を楽しませるようなことが、毎日あちこちで行われている。本当に贅沢なところだと、つくづく思う。 コベント・ガーデン周辺のお店をウインドー・ショッピングした後、ボンドストリートに出て、最近お気に入りのエリアセント・クリストファー・スクエアへ。ここはオックスフォード・ストリートという銀座大通みたいなメインストリートから1本入ったところにあるのだが、雰囲気の良いオープン・カフェや雑貨店がひしめきあっている可愛いエリアだ。寒空の下、暖房の横にぺったりと張り付きながらトリノ風コーヒーを頂く。(温めた牛乳と、濃いチョコレートドリンク、それにエスプレッソをブレンドしたもの)寒い寒い石畳の上で、コートにくるまりながらコーヒーを飲む。 夜は、ロックの街カムデンへ。 ロンドン中心から地下鉄で10分弱、カムデンマーケットで有名な町だ。ちょっと危ない若者の多い町で、ここを歩けばドラッグ売りがすぐに声をかけてくる。小心者の私は、ちょっぴりビクビクしながら歩いている。 パブで友人の友人のライブ鑑賞。イギリス特有のぬるいビールを飲みながら、ロックを聴く。登場するバンドは全部で4つ。歌詞が良く分からなかったが、割と好みの曲だったので、楽しんだ。 ロンドンーって感じの土曜日となった。
2006年02月11日
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とうとう開幕しました、オリンピック。 英語ではトリノのことをチュリンと言います、なんだか可愛いような、気の抜けたような響き。 っていうか、私はオリンピックのことをすっかり忘れていました。インターンが終わって、寮に帰ってきたらキッチンで皆がオリンピックを見ていたので、気づいたのです。ロンドンっていうか、イギリスは、オリンピックはあんまり盛り上がっていません。山がないためスキーが盛んでないからなんでしょうか、、、、。冬季オリンピックではメダル2個が過去最高なんだそうで、あんまり強くないんです。周りを見ても、盛り上がっているのはノルウェーやアメリカ出身の人ばかり、、、、。イギリス人はシックス・ネイションズ(イングランド、ウェールズ、スコットランド、北アイルランドとフランス、イタリア、六カ国対抗ラグビー)のほうが人気があるようです。 日本人と中国人とドイツ人で仲良く開会式鑑賞。どんなユニフォームを着て登場するかドキドキしていたのですが、白のシンプルなウエアに思わず、ほっ!! ドイツの蛍光色はちょっとカッコ悪いと思ってしまったけど、、、。 ちょっと笑ってしまったのは、開会の挨拶。イタリア人のおじさん(誰だったんだ??)が、英語でスピーチをしているにもかかわらず、だんだん熱が入って発音が悪くなり、最後には同時通訳が入ってしまいました。英語で話しているのにー。 聖火の点灯は、くるりと回る火と、オブジェのような聖火台への見事な点き方に思わず感動。皆で拍手をしてしまいました。 これから2週間、いろんな競技が見れると思うと楽しみ。だけど、イギリスではあんまり放映されないんですねぇ、残念なことに。 土曜日もシックス・ネイションを放映するとのこと。えースキーだよ、スケートだよ、、、とため息(いえ、もちろん少しは放送されます)。 時差が1時間しかないので、寝不足にならなそうなのが嬉しいです。
2006年02月10日
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イギリスで、いやヨーロッパで最も愛らしい、と言われているリーズ城へ行ってみた。 ロンドン、ビクトリア駅から電車で1時間弱。ケント州、ベアステッド駅へ。9時半についてバスを調べたら、始発が10時半だという。小一時間、駅前を散策。イギリスの田舎らしい、何もない町だ。駅前にパブが2軒、雑貨屋が1軒。イギリス人はこんな田舎に住むのが憧れだそうだが、私だったらすぐに飽きてしまうだろう。 バスにのったら、乗客は私達だけだった。 リーズ城は、広大な庭園の中にあった。 歴史はとても古く、1086年、ノルマン征服後に作られたドゥームズディ・ブック(検地書)にも記載されている。本来は要塞として作られたそうだが、ヘンリー8世(6回も奥さんを変えた有名な王様)の最初の妻、キャサリンのために、要塞をお城に改築したそうだ。 庭園には、こんな可愛らしい滝もある。 お城はすぐにでも住めるほど整備されている。 フランス調の内装。 これは、やんごとなき方々のお手洗いだそうです。 思わず、パチリ。 お城全景。 庭園には、イギリスのお城につきものの迷路の他に鳥園、レストラン、和ワインのためのぶどう畑などがある。 特に鳥園は見事で、色とりどりのオウム、九官鳥、孔雀、フクロウなどがいる。池にはマガモ、白鳥、アヒル、ガチョウ、リーズ城のシンボル、赤いクチバシの黒鳥が優雅に泳いでいる。 イギリス伝統の鷹狩りの実演もあった。 鷹がびゅんびゅんお客の頭のすれすれを飛ぶので、私もドキリ。日本では不可能と思われるようなスリルのあるパフォーマンス。 こちらはフクロウ。賢くて、ちゃんと芸をしていました。 この鳥園で生まれ育ったので、自分を人間と思っており、人を怖がらないのだそうです。 思ったより広くて、のどかな田舎の空気を満喫。 家族連れが多く、皆のんびりと散歩している。 帰りに駅前のパブへ。 郊外のパブは値段も安く、味の良いところが多い。 今日はイギリス名物ガモン・ステーキとケント州の地ビールにトライ。帰りの電車では思いっきり寝てしまった、、、、。
2006年02月05日
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ロンドンの数ある博物館、美術館の中から、今日は自然史博物館に行ってみた。(まだまだ行っていないところがたくさんある、、、全部行ききれるのか??) 恐竜ブームとあいまって、大変人気の博物館だ。土曜日ということもあって、大変な混雑。ここも無料です、はい。 自然史博物館は建物がステキ。アルフレッド・ウォーターハウスの設計で、教会のように美しい。建物の外観にも、内部にも、動物や昆虫の細かい細工がしてあって、とても見事である。 こう見ると、なんだかおどろおどろしい建物みたいだ、、、、、。 展示物も膨大な量なので、目的を絞って鑑賞することに。 まずは一番人気の恐竜コーナーへ。(恐竜の英語はdinosaur。ギリシャ語で恐ろしい竜という言葉から来ている。日本語と同じ!!) 恐竜の化石のほか、どのように暮らしていたのか、なぜ絶滅したのかなど、分かりやすく展示してある。 なんだか目が可愛い、、、、。 構成としては面白いけど、化石の充実度は上野の国立科学博物館の方が上かな、、、、、。やるな、上野!! 哺乳類の展示コーナーでは、鯨、象、キリンを初めいろいろな哺乳動物の剥製が展示されている。 歯が怖いよ、歯が、、、、、。 他にもアース館といって、地震や地球の仕組みを紹介するコーナーもあるのだが、時間がなくて今日は割愛。 恐竜のことをじっくり勉強するには、お薦めです。
2006年02月04日
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最近外食する機会が多い。 その中でお薦めのレストランを幾つか紹介してみたい。 まずはコベント・ガーデンにある「ルールズ」。 正統派イギリス料理のお店。 1798年にオイスター・バーとしてオープンしたそうだ。 ロンドンで最も古いレストランのひとつで、作家や芸術家、演劇界の人々など著名人に愛され続けてきた。 壁には昔の顧客を描いた版画や鏡、彫像がところ狭しと並び、色ガラスが天井を彩る。華やかな内装は19世紀半ばのビクトリア時代のまま、まさに大英帝国の絶頂期のダイニングルームだ。 作家グレアム・グリーンはロンドンを訪れるたびにこの店に通い、毎年誕生日をここで祝ったという。 ここではやはり正統派イギリス料理、ローストビーフを注文した。 肉汁のしたたるローストビーフ、付け合せはパースニップ(イギリスでよくある根野菜。焼くと甘くなる)、クレソン、西洋わさび、グレービーソース、ヨークシャー・プディングだ。 ヨークシャー・プディングとは、これのこと。 シュークリームの皮みたいなもの。味は、、、、特にない。サクサクとした食感がおいしい。 普通はもっと小さいサイズなのだが、ルールズのはとっても大きくて、隣のテーブルの人も驚いていた。 イギリス人は毎日曜日にローストビーフを食べる習慣があるそうだ。 次はタイ料理の「patara」。(住所3&7 Maddox Street London W1S 2QB) この店の他に、サウス・ケンジントン、ナイツブリッジ、ソーホーにも支店がある。 不味い不味いと言われるロンドンの中でも、タイ料理はレベルが高いと思う。概して美味しく、値段も高くない。その中で、この店はお洒落度でも合格点だ。 きゅうりとさつま揚げの和え物。 甘酢ときゅうりの相性がバツグン! イギリス人も味が分かるのね~と感動。 他にグリーンカレー、海老のレッドカレー、春巻きを注文したが、どれも美味しい!! 中でも特筆すべきはココナッツ・ミルクのアイスクリーム!! ココナッツミルクが濃厚! ライチとの相性もぴったりです。 続いてはギリシャ料理レストラン「ジミーズ」。(23 Frith street London W1) ソーホーのほぼ真ん中にある。 友人の誕生日をチャイナタウンでお祝いした後、ギリシャ人に連れられてきた。 中ではギリシャ人のバンドがギリシャのフォークを演奏している。 ギリシャでは、どのレストランもこのような生演奏があるそうだ。 ギリシャ人は本当にギリシャが大好き。 よくこのようなギリシャレストランやギリシャ居酒屋に行くそうだ。 歌う。 踊る。 そして、彼らは本当にタフ。 夜中遅くまで歌い、踊る、、、、。 そうしてロンドンのナイトライフは続く、、、、。
2006年02月02日
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今日、2月1日は仲良しの友人の誕生日。 12時、その誕生日を迎える瞬間にサプライズ・パーティーを計画した。 11時過ぎから、続々と人が集まる。大きな紙に皆がメッセージを書き、ケーキを用意して、、、、。 そして12時少し前。キッチンに集まる、総勢25名。キッチンを暗くして、彼女の部屋をノック、、、、。 「ハッピー・バースディ!!♪」 イラン人のネガー(今日の主役)が入ってきた途端、キッチンが明るくなり、大歓声が! ぼさぼさ頭の(勉強していたので)彼女は驚き、そしてとても喜んでいた。 とてもステキなパーティーだったので、特別に写真を公開。(誰も頼んでない??)
2006年02月01日
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リバプール2日目。 昨日は夜遅くまでおしゃべりをしていたので、朝はゆっくり、のんびり。 一泊20ポンドのユースホステルだったが、朝ごはんはフルイングリッシュブレックファースト。ミューズリー、シリアル、グレープフルーツ、ベーコン、イギリスのソーセージ(パン粉だらけのぶにぶにしたソーセージ)、スクランブルエッグ、ベークドビーンズ、トースト、クロワッサン、フランスパン、オレンジジュース、コーヒー。 お腹いっぱい食べて大満足。 やっぱりイングリッシュブレックファーストって美味しいな~。イギリスで一番好きなものかもしれない、、、。 今日は、昨日乗れなかったビートルズのバスツアーへ。 その名も「マジカル・ミステリー・ツアー」。 はい、昨日の博物館でしっかり予習したから分かります。 この名前は、ポール・マッカートニーがアイデアを出したビートルズのショートムービーのタイトルですね。(12月26日のボクシングデーにBBCで放映され、評判はさんざんだったらしい、、、) 黄色に塗られた不思議なバスにのっていざ、出発。 ガイドのおじさんはやる気があるんだか、ないんだか分からない気の抜けた話し方。 が、ジョンのお母さんと自分の母親が古い友達らしく、初めてジョンに会ったのは自分が10歳、ジョンレノンが15歳のときだったそうだ。 ジョン・レノンやポール・マッカートニーの生まれた場所、通った学校等を見て周る。 リバプールの町は、本当にそこら辺りにいくらでもあるような普通の労働者階級の街で、ここでビートルズが育ったのかと思うと感慨深い。 これは、かの有名な「ペニー・レーン」。 この先には、歌に出てくる床屋やラウンドアバウトもあった。 これはポールとジョンが初めて会った教会。 車の中から撮ったので、見づらくてごめんなさい。 ここが、全ての原点か、と思うとなんだか不思議だ。 そして、これがストロベリー・フィールズ。孤児院である。 ジョンが小さい頃良くここで遊んだらしい。 残念ながら、昨年の5月に閉園したそうだ。 それまでは、毎クリスマスにオノヨーコとショーン・レノンからクリスマスプレゼントが届いていたらしい。 バスのBGMはもちろん、ストロベリーフィールズ・フォーエバー。 これは、ストロベリー・フィールズの中。 ジョン・レノンの育った家、ポールの家等を見て、ツアーは最後にキャバーンクラブへ。 ここでビートルズは舞台に立って、世界へ飛び出したのだ。 マシューストリートには、ビートルズグッズのお店がたくさんある。 ビートルズはこの街にとって、重要な観光源だ。 ビートルズの足跡を訪ねて、大勢の人が世界中からやってくる。 また、1940年初めに生まれ、60年代に活躍した彼らは、過去の人ではない。 住人の多くにとって、彼らは誇れる隣人であり、同じ時代を生きた人なのだ。 リバプールの人にとって、ビートルズは過去ではない、今現在も生きている存在だとつくづく感じた。 ビートルズのCDを買いたい、と思った。 ロンドンに戻り、旧正月を祝いにチャイナタウンへ出かけた。 人はまだまだ大勢いたが、イベントはほとんど終了していた、残念。
2006年01月29日
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渡英を決めてから、どうしても行きたい場所があった。 リバプールである。 ビートルズのふるさと、産業革命の町、、、。 17世紀まで小さな港町に過ぎなかったリバプールは、アメリカのバージニア州や西インド諸島との貿易により、18世紀に大きく発展した。大英帝国の時代に大きく栄えた後、第2次大戦以降は失業者が増え、活気がなくなっていたそうだ。 今では文化の町として知られ、2008年の「ヨーロッパ文化都市」に指定されており、美術館も多くある。また、サッカーの街、ビートルズの街としても有名だ。 ロンドン、ユーストン駅から3時間半、電車はリバプールライムストリート駅に着く。 リバプールという街は労働者階級の街として知られているので、正直汚い、活気のないところだと想像していた。 これがリバプール・ライムストリート駅である。 大きい、きれい、明るい。 駅前のセント・ジョージ・ホール。 これまたキレイ。 ロンドンよりずっと清潔で開放感がある。 駅前を少し歩くと大きなショッピングセンターが。 物価も安く、ロンドンと違って、生活感にあふれる街だな、と感じた。 サッカーの強豪、リバプールのサッカーショップを発見。 参加しようと思っていたバスツアーが満員だったので、市内を散策することに。 マージー川沿いのアルバート・ドッグ。リバプールはかつて世界有数の港町だった。 例えていうなら、横浜の赤レンガ倉庫街みたいな感じ。 この一角に「ビートルズ・ストーリー」というビートルズの博物館がある。デビューから解散、ジョン・レノンの死、そして現在に至るまでビートルズの音楽を聴きながら年代順にみていくのだ。 これが、また見ごたえがある。 本人達の所蔵物はもちろん、当時紹介されていた新聞「マージービート」や、出演していたバーの再現、ジョンが表現しようとしていたこと、、。 ビートルズの世界にどっぷり浸かることができる。 知らなかったことをいろいろ発見できた。 ジョン、ポール、リンゴ、ジョージだけでなく他のメンバーがいたこと、とかドイツのハンブルグで修行をしていたこと、とかオノ・ヨーコとジョンは、自分が思っていたよりも早い時期に出会っていたこと、とか、息子のショーンの正式な名前はショーン・太郎・オノ・レノンだったとか、、、、。 なんだかずいぶんビートルズに詳しくなった気がする。 ビートルズ・ストーリーを出ると、水陸両用のホバークラフトを発見。 マージー川からと陸から、2倍観光が楽しめるという人気の乗り物だ(ちなみにロンドンにもある)。 続いて、ヨーロッパで一番古いというチャイナタウンへ。 はっきり言って小さい。 神戸の中華街くらい?? チャイニーズ・ニューイヤーが明日なので、移動式遊園地が出ていたり、にぎやかなのだが、ロンドンや横浜のそれとは比べ物にならない。 中国人はなぜここを選んだのだろうか?? ここはリバプールのランドマーク的存在、リバプール大聖堂。 英国国教会の大聖堂としては世界最大の大きさを誇り、見るものを圧倒する。着工から完成までに74年かかったそうだ。中に入るとちょうど夕方の聖歌の時間。美しい賛美歌が流れている。 ちなみにポール・マッカートニーは11歳のときにここの聖歌隊に応募し、オーディションで落ちたそうだ、、、、。 塔の上からの景色。 先に広がる山並みはピーター・ラビットで有名な湖水地方である。 センターに戻って散策。 ロンドンではなかなか見ることのない大きなショッピングモールに興奮する。 シュガークラフトのお店を発見。 これはビートルズのアビー・ロードですね。可愛い♪ こちらはビートルズがデビューを飾った伝説のパブ、キャバーンクラブ。一度閉店したが、1984年に再建された。 キャバーン・クラブのあるマシュー・ストリート。 ビートルズの発祥地として有名。 リバプールは北に位置するからか、本当に寒い。 歩き回って、インフォメーションカウンターのお姉さんお薦めのイタリアンレストランでご飯を食べ、近くのパブでギネスを飲んだ。 こんなに寒いのに、タンクトップのお姉さん達が外を歩いているのが信じられない、、、。パブは夜が更けるに連れ、不思議な人達が集まってきた。 カウボーイハットをかぶった女性グループ、ブルーズブラザーズのようにダークスーツに黒いサングラス、黒い帽子を被った軍団が、リムジンから続々と降りてくる。 不思議な街リバプール、、、。 今日の宿はアルバートドッグ沿いのユースホステル。 ホステル内もビートルズ一色だった。 満天の星空の下で、おやすみなさい。
2006年01月28日
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ロンドンで有名なのは衛兵交替である。 黒いフサフサの帽子に、赤いジャケットを着たおもちゃのような兵隊さんが交替をする、ロンドンの観光目玉である。 が、実は、、、、まだ見たことがない!! 冬は残念ながら一日交替でしか開催されない。 ここホースガーズ、近衛騎兵隊の司令部では毎日11時から衛兵交替が行われている。 セントジェームズパーク側から、騎兵隊が入場してくる。 先端に房飾りがついた金色の帽子、真っ赤な制服、まさにイギリス王室!! という感じ。 バッキンガム宮殿のそれと違って、25分くらいで終了。衛兵さんを間近に見ることができるのが良い点だ。 式典が終わって、帰っていく騎兵隊。 交替した衛兵さんは、身じろぎもせず、立っている。大変なお仕事だなあ、、、。 天気はいいのだが、最近のロンドンは非常に冷え込む。 あまりの寒さにセント・ジェームズパークのカフェで暖を取る。 イギリスらしいスコーンとクロテッドクリーム、ジャムにカフェ・オ・レ。カフェの名前はその名も「カフェ・イン・ザ・パーク」。店内から、セントジェームズパークの池が見えるいい感じのカフェだ。 その後、パンクの発祥地キングスロードを散歩。ちょうど冬のセールの最終段階なので、びっくりするほど安くなっている。 スローンストリート(イギリスのミドル・アッパークラスが多く住む高級エリア)をぶらぶらとウインドー・ショッピング。 ティファニー、カルティエ、クロエ、グッチ、フェラガモ、アルマーニ、ヴィトン、、、、。もちろん見るだけ。日本と違ってセールになっているのだが、それでも手がでない。 ナイツブリッジにあるお洒落な百貨店、ハービーニコルズ、おなじみハロッズを散策。安くなっても、ウン百ポンドの世界である。 ハロッズを歩いていたら、偶然同じ寮のギリシャ人2人組にばったり。 大人数で再びスローンスクエア、キングスロードを散策。 女の子の買い物に付き合わされる、可愛そうな男性陣たち、、、。 夜になるに連れ、次第に寒くなってきた。 スローンストリートに手ごろなカフェがないので、オックスフォードサーカスへ出て、一休み。 店を出ると、なんと雪。 寒いはずだ。 前にロンドンに雪が降ったときはラトビアにいたので、私にとってのロンドン初雪だ。寒いけど、キレイ。 残念ながら積もらなかったけど、、、。 写真はリージェントストリート。 チャイニーズ・ニューイヤーの飾りつけが可愛らしい。 夜はイギリスの人気テレビ番組「BIG BROTHERS」の最終回を鑑賞。 これはリアリティ番組というジャンルで、1つの家に男女何人かが住み、その様子を毎日放映するというもの。日本の「あいのり」がもっと大人になって、もっとどぎつくなった感じだ。 視聴者の投票で一番人気の出演者には、賞金が贈られる。今回はシャンテルというパリス・ヒルトンそっくりな女性が優勝した。 このテレビ番組を見ていると、ユーモアのセンスが日本と違うとつくづく感じる、、、。
2006年01月27日
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特に目新しいこともなく、日常が続いている。 最近のニュースと言えば、またまたボイラーが壊れて(年明けてから3回目!!)暖房なしの生活が続いているということくらい。 ボイラーが使えないということは、お湯が出ないということで、シャワーをよそのフラットに借りにいっている毎日である。 その中で! なんとバスタブに浸かった!! 8ヶ月? ぶりくらいかな。 お風呂って気持ちいい~。 体があたたまって肌が赤くなるなんて、本当久しぶりのことだ。 なんて、ささいな幸せ♪ そんな日常の合間に時間を見つけて、せっせと美術館、博物館巡りをしている。 まずはトラファルガー広場前にある、イギリス一の美術館、ナショナル・ギャラリー。 ここに来たのはおそらく3度目。 まだまだ見ていない絵が多いので、今日は近代の絵を中心に鑑賞した。 ルノワール、マネ、モネ、ドガ、ゴッホ、ゴーギャン、セザンヌといったおなじみの絵画がズラリと並ぶ。 そして、ここも無料である、ああ嬉し。 近代部分だけでも、この美術館の4分の1にも満たない。 絵画鑑賞に疲れると、カフェでくつろぐ。 国立肖像美術館のカフェは、窓からトラファルガー広場、ロンドンアイ、ビッグベンといった壮大な風景が望めるお薦めのスポットだ。(映画クローサーで、ジュリア・ロバーツが離婚届を渡すシーンでも使われたそうだ) 曜日により、どこかしらの博物館や美術館が遅くまで開館しているので、会社帰りにブラリと寄ることもできる。 大英博物館は、日により8時、11時まで開館している。 入り口横では、朝日新聞社主催の「武士と漫画展」が開催中。 どんな組み合わせなのだ、、、。 展示されているのは、甲冑や刀、漫画。 そしてアイボくんが喝采を浴びている、、、。 でも、このアトムとウランちゃん、なんか偽者っぽい。 文化の町、ロンドンである。
2006年01月26日
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ロンドンに暮らして早10ヶ月、実はロンドン観光をあんまりしていない。 10年前に来た1週間のロンドン旅行の方がたくさんロンドンを見た気がする。 ということで、今日はロンドン観光!! いつも行列が絶えないマダム・タッソーろう人形館へ。 ほぼ毎日前を通っていたのだが、中に入るのは初めて。 ロンドン屈指の人気博物館である。 マダム・タッソーはフランス革命当時、獄中生活を送りながら蝋人形作りを覚えた人。歴史上の有名な人物をそっくりに再現したのが始まりだそう。 入場料は22.19ポンド(4300円!!)高い!! だがロンドンお得意の1人分の値段で2人、というキャンペーン開催中なので、半額で入場。それでも高い気がする。昨日のテートブリテンは無料なのに、、、。 リフトに乗り込むと、セレブのパーティーの部屋へ。人気のセレブのろう人形があちこちに。ジュリア・ロバーツ、ヒュー・グラント、、、。 皆あちこちで写真を撮りまくっている。 それからこんな人。 あんまり似ていない? ベッカムご夫妻です。 こちらはトム・クルーズとジェニファ・アニストン。前に横にいたと思われるブラッド・ピットはアンジェリーナ・ジョリーの横にうつっていた。 次の部屋では、クイーンのフレディと一緒にステージにあがることもできる。 私もギターを持ってパチリ。 次の部屋はなつかしのスター達。マリリン・モンロー、チャップリン、ジェームス・ディーン、、、、。 これは誰だ?? こちらはヒッチコック。 そんでもってインディ・ジョーンズ。 次の階には歴代のロイヤル・ファミリーやイギリスの有名人達。 ビクトリア女王とかチャールズ1世とかいってもねえ、顔分からないし、、、、。 大人気のダイアナ&ウイリアム王子。 エリザベス女王も、チャールズ皇太子もいるのに、ハリー王子がいないのが微妙、、、、。 ビートルズ、若すぎる、、、、。 来週末が旧正月ということもあって、チャイニーズフェア開催中。 ブルース・リーとジャッキー・チェン。 アインシュタイン、ピカソ、ゴッホ、、、、不思議な組み合わせ、、、。 天才達ってこと?? 途中のカフェの客席には現ロンドン市長リビングストンが座っている。(地下鉄の値上げしたのはこの人だー!!) 次は処刑や拷問の場面を再現した部屋、「Chamber Live」。 お化け屋敷、拷問バージョンってとこでしょうか。 ホントにイギリス人って拷問の再現が好きだなー。 人が貼り付けになったり、血を流しているのを見て何が面白いんだろうか。 続いて、「Spirit of London」というアトラクション。 ロンドン名物タクシー、ブラックキャブに乗り、エリザベス女王の時代から現代までのロンドンを旅する。 まるで東京ディズニーランド。 ここってろう人形館じゃなかったっけ??? 最後はプラネタリウム。 円形の大スクリーンで宇宙旅行を楽しむ。 ますます分からん、ここってろう人形館じゃなかったっけ、、、、? なぜ宇宙?? なぜ銀河??? アームストロングの蝋人形もいたけど、、、。 マダム・タッソーってこんなとこだったのね、知らなかった。 天気が良いのでお気に入りのカフェで遅めのランチをした後、アビー・ロードへ。 ここも行ってみたかった場所のひとつ。 ここがアビーロードスタジオ。 ビートルズが多くの曲をレコーディングしたスタジオである。 なんてことのない住宅街なのに、観光客が大勢いる。 スタジオの前の白壁には落書きがいっぱい。 そしてここがアビー・ロード。 1969年8月8日午前11時35分。 アビーロードスタジオを背に、一列になって横断歩道を渡る姿が撮影された、その現場である。 アルバム「アビーロード」のジャケットとなって、ビートルズファンが世界中からやってくるのだ。 その後、アビーロードのまん前の超高級フラットに住む友人を突撃訪問。 ダブルベッドに花柄の壁、ゴージャスなフラットだった、、、。 この辺りは日本人駐在員が多く住むエリア。 私の日常生活ではほとんど訪れることのないところである。 ロンドン、まだまだ行きたいところがたくさんある。
2006年01月22日
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やっと土曜日。 やっぱり毎日会社にいくのってちょっと疲れる。 ので、ついつい寝坊。 珍しく青空が広がったので、奮起してテート・ブリテンへ行く。 テートブリテンは1897年にナショナルギャラリー(トラファルガースクエアにあるイギリス一大きい美術館)の分室としてオープンしたらしい。イギリスの絵画を中心にさまざまな企画展が行われている。ちなみにここも入場無料です、素晴らしい♪ テートというのは裕福な砂糖商の名前で、他に近代アートを集めた「テート・モダン」コーンウォールに「テート・セントアイブス」リバプールに「テート・リバプール」がある。 これが建物。 屋根の真ん中にいるのが銛をもったブリタニア(イギリス人の総称のこと。アメリカのアンクルサム、日本の山田太郎??にあたります。男性版はジョンブルという)、左がイングランドの印、ライオン、右がスコットランドの印、ユニコーン。北アイルランドはまだ統合されていなかった。ウェールズは、、、どこにいっちゃったんだろう、、、??) ここ「テート・ブリテン」はターナーのコレクションで有名だ。実はターナーは私のお気に入りの画家の一人。高校生のとき、上野の西洋美術館で行われたターナー展でとても感銘を受けたのだ。 ターナーコーナーはこれでもか、というくらいターナーの絵がある。 これでも一部だそうで、しばしば展示品が入れ替わるそうだ。 ターナーといえば風景画の印象が強いが、実際にはギリシャ神話や聖書をモチーフにしたものも多い。 ターナーは、あのほんわかとした輪郭のはっきりない風景画が有名だ。が、今回知ったことがある、、、、、。実は、あの輪郭のぼやけた絵は未完成品なのだった。ターナーは途中まで書き上げて、展示会に出展する3日前から仕上げにはいるというクセがあったらしい。そのため未完成のものが膨大に残されている。実際にここに飾られているのは、しっかり描きこまれたものが多い。見慣れたぼやけた絵があると、「未完成」と書いてある。 日本の上野にきていたのは、未完成が多かったのね、、、改めて知る事実に衝撃。っていうか知らなかったのは私だけなんだろうか?? 膨大なコレクションゆえ、全部見るとやっぱり疲れます。 これはテートブリテンの川向こうにあるMI6本部。(軍部諜報機関でいいのかな?) ジェームズボンドの仕事場ですね(そうだっけ??) へーこんなとこにあるんだー、とちょっとワクワク。 夜は友人とご飯を食べて、誕生日パーティーへ行き、またまた近所のバーへ。長いホリディが終わって、やっと休暇を終えた友人達が戻ってきた。
2006年01月21日
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今日から大学の新しいタームがはじまった。 これから企業でインターンとして無給で働くのだ。 私はロンドンが本社のオーガニックフードの会社にした。 イギリスはオーガニックの分野でとても進んでおり、どんな小さなスーパーにでもオーガニック売り場がある。特に乳製品、卵等は通常製品が危ない(?)ので、(イギリスでは生卵が食べられません)オーガニック市場は拡大の一途である。 会社の場所はベイズウォーター。私の住む東ロンドンと正反対に位置する。バスで1時間かかるため、毎朝7時半出である。大学の授業で遅寝遅起きが慣れてしまったため、かなりツライ、、、、。 会社のある辺りは洗練されたとてもいいエリア。 西に10分ほど歩くと、映画「ノッティングヒルの恋人」の舞台であるポートベローマーケット、南に10分ほど行くとダイアナ妃が住んでいたケンジントンパレス、ピーターパンの像があるケンジントンパーク等がある。 周囲には洋服や雑貨、書店等お洒落なお店が多く、誘惑が多い。(アールジーンの路面店があり、7割引だったのでジーンズを買ってしまった、、、) 仕事の内容はマーケティングとPR部門で3月に行われる創業祭のプランニングだ。PR会社の人とボスとでミーティングをしたが、実際に私が役に立つのかとても不安だ。仕事内容は日本で経験していたことなのだが、いかんせん英語が、、、、。初日にして英語の壁にぶちあたる。 これで3ヶ月、がんばれるだろうか、、、、。 夜は気分をリフレッシュしようとレスタースクエアで友人のライブを聞きにいった。ロンドンOL(もどき)生活が始まる。
2006年01月17日
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スペイン3日目。今日は帰る日です。 今回の旅行は2泊3日の滞在予定。週末に気軽にスペインにこれちゃうなんて、なんて贅沢♪ さて、今回私が滞在しているのはスペイン南部、アンダルシア地方のポルト・デ・サンタマリアという小さな港町です。訳すとサンタマリアの港ってことですね。サンタマリアというのは、コロンブスがアメリカに渡った際に乗った船の名前です。実際コロンブスが出港したのはここではなく、少し離れた港だそう。 ポルト・デ・サンタマリアはスペイン南西部、大西洋に面したところ。 西に車で2時間ほど行けばポルトガル、東に行けばジブラルタル、その少し先は地中海というところです。海を渡ればアフリカ大陸、モロッコがすごそこにあります(本当はモロッコにいきたかったんだけど、エッセイが終わらず諦めました、、、) 観光地化されていない、素朴な町です。 まずは、どこにでもある闘牛場へ行きました。 闘牛に使うブルの頭がいっぱい飾ってあります。 友人のBFによると、アンダルシアの男誰もが闘牛好きなんだそう。 街の中心にある教会に入ると、ミサの真っ最中でした。 スペインはヨーロッパのなかでも信心深い人が多い国です。 一般的に熱心なクリスチャンはスペイン、イタリア。イギリスはそうでもない、というのが私の個人的な印象です。 ポルト・デ・サンタマリアの町は南国らしく街路樹がオレンジの木。 冬だというのに、実がたわわになっていました。実は酸っぱいそうですが、、、。 車で10分ほど走り、ハーバーへ。 たくさんのヨットがあります。スペインではヨットやウィンドサーフィンが人気です。 海沿いには、南国らしい可愛い住宅。 建物の作りがイギリスとは異なり、南国ムードがむんむん(?)です。 海が本当にキレイ。 そして、、、これが大西洋。 遥か先がアメリカ大陸です。 うわー大西洋か。 アメリカ側から大西洋を見たのはもう20年も前のこと(ひゃー!!) コロンブスは何を思って発ったのでしょう、、、。 3月から11月まで泳げるそうです。 残念ながら今はシーズン外。夏は40度にもなるそうですが、、、、。 近所の億万長者の住む高級住宅街などをドライブしながら街へ。 お昼は念願のタパス!! 夏のワインというサングリアに似たワインを飲み、イカ墨のリゾット、アンダルシア名物のシーフードのフライをいただきました。港町だから新鮮だし。 さすがスペイン、なんでも美味しいよー。 しかもいっぱい食べて一人7ユーロ(1000円くらい?)。 イギリスに戻りたくなくなります、、、、。 日曜の昼間のバル(スペインのバー)は家族連れで大賑わい。 これがこちらの習慣のようです。 ここがバル。 海に面しています。 マラガ等も近いのですが、小さな町のため外国人がほとんどいません。 三日間の滞在中、東洋人はおろか一人のインド人、黒人も見かけませんでした。 私は目立つ、目立つ、、、。 歩いていると、視線を感じます。 友人いわく、珍しいらしい。 ただ差別的な目はなく、さすがスペイン人にこやかに声をかけてくれます。とってもフレンドリー。 夕方は友人の妹の家へ行き、またまたお茶をご馳走になりました。 テレビで「タイタニック」を放映していたので、ついつい見入ってしまい、、、。(スペイン語吹き替えなので、台詞は全く分からないが、既に見たことあるので友人と号泣) そんなこんなで楽しいスペインも終わり。 スペインを旅して思ったのは、本当に豊かな国だということ。 食べ物は豊富で安い、歌、踊り、文学と文化も豊か、人も親切。 ヨーロッパで定番のZARAやMANNGO、CAMPERといった衣料ブランドはスペインの会社だ。 建物も美しいし、住環境も整っている(友人は33歳女性で自分でフラットを既に購入)。家を訪ねると、どのお家も雑誌から抜け出たみたいに美しい。 人生を謳歌する、そのスペイン人の姿勢がいいな、と感じた旅でした。
2006年01月15日
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スペイン2日目。やっぱりスペイン、暖かい。気温13度なり。ついこの間訪れたラトビアはマイナス13度。ヨーロッパって広いなあ、、、、。お昼までのんびり過ごして、ヘレスのボデーガ(スペイン語でワイナリーのこと)へ行く。ヘレスはスペインのお祝い事にかかせないシェリー酒のふるさと。リオハと並んでスペイン有数のワイン名産地だ。ゴンザレス・ビヤスというメーカーのボデーガへ。ヘレスで一番大きいボデーガだそう。入り口でティオペペ(シェリー酒のブランドのひとつ)人形がお出迎え。ワイナリーの入り口。スペインらしい、南国ムードいっぱいの町並み。すでに甘いシェリー酒の匂いが漂っている。入り口には、このボデーガを訪れた人の写真が飾られている。スペイン・カルロス国王、今は亡きアイルトンセナ、スティーブン・スピルバーグ等々、、、。その中に、なんと一人、日本人が!! 誰だと思いますか? 答えはのちほど、、、。このメーカーでは蒸留したワインからヘレスブランデーも作っており、これはその機械。そのブランデーの銘柄は「レパント」。続いてワイン製造工程を巡る。シェリーは普通のワインと違って収穫年度が記されていない。というのは、古いワインと新しいワインをブレンドするという独特の手法で醸造され、品質を一定に保っているからだ。ボデーガの中には規則正しくワイン樽が並んでいる。このボデーガを訪れた有名人は樽にサインをしている。1つめの部屋にはスペイン王室やイギリス王室の樽がある。さて、さきほど入り口で発見した日本人は、、、これです、読めますか?徳仁、と書いてあります。今の皇太子殿下ですねー。これが玄関の写真。こんなところまでお出ましになっているんですね、ちょっと郷愁。さて、この部屋の一番奥に飾ってある樽は、フランコの樽。スペイン人の観光客が複雑な表情で樽を見ていたのが印象的。スペインを旅していると、この国は豊かで人もおおらか、独裁政治がつい30年前まで続いていたとは思えない。友人に尋ねても、フランコの話をおおっぴらにするのは今でも難しいのだそうだ。内戦でたくさんの人が亡くなり、フランコ以外にそれを終える選択肢がなかったのだ。フランコがしたことは悪いことが多くて大嫌いだけれど、あの時は彼しか戦争を終わらすことができなかったと思う、と言う。スペインの人は皆それぞれのフランコや内戦に関する思い出があり、ひと口では語りつくせないそうだ。ボデーガツアーの最後は、スペイン名物ハモンセラーノ(生ハム)とスペイン風オムレツをおつまみに、シェリー酒の試飲。シェリー酒は強すぎて、正直あんまり好きではない、、、。ボデーガを出ると、外は青空。南国にきたなーとしみじみ感じる。こちらはカテドラル。その後、スペインはセール中ということもあって、買い物に走った。ロンドンは物価が高くて物欲が沸かないのだが、ここスペインはZARAやMANGOの本場! 嬉しくてお店を回る。夕方は友人のお姉さんの家へお邪魔する。友人は4人姉妹の3女。長女と4女のご家族が勢ぞろいしてお迎えしてくれる。皆とても仲が良く、毎週末お互いの家を訪ねるそうだ。この日はサプライズで友人のお誕生日会。スペイン伝統のケーキを頂きながら楽しく団欒。スペインの男性はとってもよく家事を手伝う。お姉さんが座っている間に、旦那さんがコーヒーを入れ、ケーキを切り、サーブして、いたれりつくせり。この写真はお姉さんの旦那さん。生ハムを切っているところ。スペインの家の台所にはこの生ハムが必ずといっていいほどあるそうだ。遅くまでお邪魔した後、巨大スーパーカルフール(ううっ! 日本で働いていたときの取引先だ。懐かしいなー)へ。本当に巨大。これはハム売り場。生ハムがばばーんと並んでいる。ロンドンの食生活がひもじいので、食材をしこたま買い込む。家に帰って遅い夕食。スペインでは22時、23時に夕飯を食べるそう。太らないのかな??これはJJごっこです。今日の収穫品。マフラーが9.9ユーロ、カーディガンが14.9ユーロ。ああ安い。ZARAの靴も11ユーロです。スペイン万歳!!右上のはポケットティッシュ。ロンドンはティッシュがホントに高いので、他国に行った時に買うようにしてるんです、、。
2006年01月14日
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今度こそエッセイが終わったので、スペインにいくことに。 朝、週末に日本に帰国するという友人に会いに地下鉄フルハム・ブロードウェイ駅へ。時間がないので友人のフラットで少しだけおしゃべりをした。一緒に授業を過ごした仲間が日本に帰るなんてなんだか不思議だ。 フルハムはロンドンの西に辺り、とても雰囲気のいい町。センターへ出るのにキングスロード(パンク発祥の地)やスローンスクエア等、高級住宅街を通る。私の住んでいる東とは雰囲気が違う。テラスハウス等が立ち並び、イギリスらしい町並みが広がる。 そのままロンドン、スタンステッド空港へ。ロンドンにはヒースロー、ルートン、ガトウィック、スタンステッド、シティと5つの空港がある。スタンステッド空港はロンドン・リバプール駅から電車で45分。施設の整ったきれいな空港だ。 今日使うのはライアンエアーという航空会社。ヨーロッパではサービスを削ぎ落とした価格重視の飛行機会社が幾つかある。今日使うライアンエアーと、イージージェットがその2強で、安さを競っている。ライアンエアーは特に安く、運賃が0.99ポンド(200円)、時には無料ということもある。もちろん空港税が付加されるので、実際には15ポンド(3000円)とか、それ以上になってしまうのだが、それでも十分安い。安く利用するコツは早めに予約すること。日に日に値段が変わっていくのだ。 その代わりサービスはいたってシンプル。飲み物、食べ物はなし、代わりに機内をワゴンが回り、お金を出して買うことができる。また自由席なので、遅く行くとグループでも席がばらばらになってしまう。安い空港を使っているため、ヒースロー空港ということはまずありえないし、離陸時間が早朝や深夜のことが多い。ライアンエアーは回転率を誇っているため、飛行機が到着して乗客を出し、掃除をして、すぐ20分後に出発! という感じ、なかなかスリリングである。それらを補っても、安価のメリットは十分にあると思う。 そんなこんなでロンドンから、いざスペイン、ヘレス空港へ。 ヘレスって知っています? スペイン南西部。シャリー酒のふるさとだ。 到着したのは夜の9時過ぎ。友人が迎えにきてくれており、ヘレス市内をさっと見学した後、彼女の家へ。ご飯を食べて今日はおやすみなさい。 写真は彼女の部屋である。ホテルみたいでとてもキレイ、おかげですっかりくつろぐことができた。
2006年01月13日
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冬休みも終わろうとしている頃、ふたたびエッセイに取り組んでいます。 ほんと、いつもギリギリ、これって学生時代から変わってないところですね、、、。 そんな合間にラトビア旅行、くるみ割り人形をUPしたので、良かったらそちらもごらん下さい。 この写真は、フランス、モンサンミッシェルからの朝日です。 これも書きたいなー。
2006年01月10日
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最近はロンドンでの食生活も楽しめるようになってきた。前にも紹介したバンガロール料理(インド料理ではナイ)、ベトナム料理などはたいてい美味しいし、安い。そういった料理を食べるとき、ちょっと緊張するのはお箸である。イギリス人をはじめ、アジア以外の国の人とご飯を食べるとき。なぜか? 皆が私の華麗なる箸さばきに注目するからである。(いや、ぜんぜん華麗じゃないんですよ。ただ期待するだけ) 私は左利きなこともあって、お箸の使い方に特に気をつけている。左で食べるというだけでルーズに思われてしまうので、せめてお箸だけでもきれいに使えるようになりたいと思っていた。が、こちらでは私はあんまりお箸を使わない。イギリス人やフランス人のナイフフォーク使いに憧れ、なるべく慣れるようにしているからだ。(ナイフとフォークで音を立てずに上手に切って口に運ぶのって難しくないですか??) 普段お箸を使わない生活で、お箸使いに注目されるとホント緊張する。良く見ると、割合大勢の欧米人がお箸を上手に使っているのだが。米粒をつまんだり、お豆を拾い上げたりすると、オオーとか言われる。(ちょっと嬉しい) ベトナム料理はつるつるしている(と私は思う)ので、特に緊張する、、、。この写真はベトナム料理。さっぱりしていて、美味しかったけど。 追伸:皆さんにご心配をおかけしていたボイラーが直りました。これで家中、暖房が効いて、かえって暑いくらい。トイレも廊下も台所も24時間暖かい。冬の長い国ってすごい! 日本も真似したほうがいいのではないだろーか。部屋なんて暑くて暑くて、この寒がりの私がタンクトップで暮らしています。同居人のMちゃんに「夏真っ盛りって感じだね」といわれました♪
2006年01月08日
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あけましておめでとうございます! ってだいぶ経っているのですが。 カウントダウン後はそのまま友人の寮でしゃべって、地下鉄(ストライキと日本でも報じられていましたが、動いていました、、なぜだ??)で帰ってきました。大晦日は地下鉄がタダなんです!! これはロンドン交通局のはからいじゃなくて、銀行がスポンサーになっている、、、。 朝頑張って起きて、ウエストミンスター駅へ。お正月らしさのないロンドンで唯一お正月を感じられる、ニューイヤーパレードなんです。 お客さんはいっぱいいるけど、ほとんど観光客のよう。ロンドンっ子はほんとお正月に興味ないのねー。 パレードの中身は、、というとちょっとしょぼい。アメリカから発祥したパレードらしく、ガーフィールド(写真参照)やアメリカのコミックのバルーンや、マーチングバンドばかり。パレードが延々と2時間も続くのだが、半分以上はアメリカ人。こんなにアメリカ人を連れてくるの大変だったろうなー。他にはイギリスらしくクラシックカーの同好会やロンドンの各ボロー(区にあたるもの)がフロートを出しているのだが(携帯電話で投票して順番を決めるらしい、、、)、どれもこれもえっ??ていう感じ。 あまりにも寒いので、退散してホットチョコレートで体を温める。 今年は1日だから2日は振り替え休日だが、3日からイギリスは日常生活が始まる(今年は3日から)。なんかお正月、あっというまでさみしいーという感じである。
2006年01月01日
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またまたご無沙汰です。ラトビアへ1週間ほど旅行にいってきたので、ブログが更新できませんでした。いろいろ感じたことも多かった旅でしたので、改めて書きますね。 日本ではもう年が明けていると思いますが、ロンドンはまだ夜の7時です。今から友達の寮へいって、パーティー、そしてビッグベンで花火を見ながらカウントダウンの予定です。年末の過ごし方もいろいろ考えたけど、ロンドンで過ごしたい、という思いが強くありました。 年末年始はちょっと大変でした。1)部屋のボイラーが壊れた。クリスマス休暇に入ったので、23日から1月5日まで使えません。電気ヒーターをもらったけど寒い。2)カードが使えなくなった。主に使っていたカードが、発行会社の都合で使えなくなりました。予備のカードは磁気の調子が悪く、使えたり使えなかったり。3つめのJCBはヨーロッパでは役に立ちません!! せっかくのバーゲン期間なのに、、、。再発行にも時間がかかり、年末年始はカードなし??3)地下鉄がスト。今日から明日までストライキです。さすがロンドン交通局!!4)これは自分のことだけど、今日髪を切ったら、良くないできあがり。こんな状態での年越しです。来年が皆さんにとってよい年になりますように!!
2005年12月31日
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さすがに1週間にもなると、ラトビアですることも尽きました。 ロンドンや東京ってすごいなー。 ということで再度スキーへ。 ラトビアのスキー場は小さいです。 日本と異なり、丘をゲレンデにしています。 リフトはお尻に挟むタイプ(いまどき、志賀高原か蔵王くらいでしか見かけないのでは???)。これが早くて、怖いのなんのって。 しかもラトビアでは東洋人が珍しいので、皆がじろじろ見ます。 今回スキーがはじめてのMちゃんも2回目とあって、すっかり上手になっていました。 スキーはやっぱり楽しい!! そんなこんなで印象深かったラトビア旅行も終わり。 一番時間を過ごしたのはカスパルスの家でした。 モデルルームみたいにキレイ。 ラトビアを旅して思ったのは、今まで行ったどの国とも違うということ。 ドイツヒットラー、ソビエト連邦の占領を受け、1991年に独立、昨年EUに加盟。人口が250万人(横浜市より小さい)の小国。 ロシアに対して複雑な感情を持っているのかと思いきや、ロシア人が多いのでそうでもないよう。 けれど、話のあちこちにスターリンという言葉が出てくる。 数万人がシベリアに抑留され、日本も同じことがあったよ、と言ったら驚いていました。 教育水準が高く、芸術も豊か。美しい町並み。 暖かく、美しい人々。 いろいろなことを感じさせられた旅でした。
2005年12月29日
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今日はマイヤはお仕事。 天気も良く、休日も終わったのでリガ市内を再び観光。 聖ペーテロ教会という町一番の高さの塔に登りました。 リガ市内を望む。ダウガヴァ川に沿った街です。 この寒さがハンパじゃない!! 72メートルの高さには容赦なく北風が吹きつけ、、、体がじんじん冷えます。エレベーターを待っている間、指が凍傷になったかと真剣に不安になりました。 間違いなく、私の人生一番の寒さでした。 その後、リガ駅側の中央市場へ。 なんとなくロシアっぽくないですか? スカーフをかぶったおばさん達が多くて、ちょっとロシアンな雰囲気。 野菜、洋服、パン、肉、魚等を売っています。 大きなドームが5つ並び、建てられた20世紀当初はヨーロッパでも有数なマーケットだったとか。 ドイツのツェペリン型飛行船(って知らないけど)の格納庫が解体されて使われているそうです。 面白くて、わくわくと歩いていたら、あ!! イクラだ。 新鮮で美味しそう。 そういえば、タリンにもリガにもおすし屋さんがありました。 恐るべし、日本食人気。 夜はマイヤと待ち合わせて、オペラのガラを見に。(オペラのチケットがクリスマスプレゼントでした) リガの国立オペラ座は別称「ホワイトハウス」と呼ばれる美しい建物。 ラトビアのオペラはパフォーマンスの質が高くて有名。 今日の演目も、クリスマスの特別なもので、政府の高官等が大勢来ていたようです。 マイヤもチケットが手に入らず、友人の劇場批評家に取ってもらったとかで真ん中の特等席!! 幕間にはシャンパンを楽しみ、ゴージャスな空気。 外を出ると、ダイヤモンドダストが!! そりゃ寒いはずだって。(後で知ったことによると、この日はヨーロッパに大寒波が来ていたらしく、ロンドンにも雪が降ったそうです) 最後の夜は、夜景の見えるホテルのバーでマイヤとマイヤのお友達(オックスフォード出の才媛)とお酒を飲みました。 彼女は専門がロシアのチェチェン問題で、現在フィールドワークをしながらチェチェンで働いています。24時間2人のボディガードがついているらしく、また危険地帯ということもあって破格のお給料らしいです。 彼女の話はとても興味深く、時間もあっという間に過ぎていきました。
2005年12月28日
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ラトビアはあまりにも小さい! のですることもなくなったので隣国エストニアへ日帰り旅行することに。 夜10時半の夜行バスに乗り、いざエストニアへ。 国境ではたたき起こされて、バスに乗ったまま入国審査。パスポートには車のスタンプが押されました。 エストニアの首都タリンに到着したのが朝の5時。 バスターミナルはまだ空いていません。 エストニアの通貨(通貨統合は2007年の予定)も持っていないので、タクシーも乗れず、店にも入れず、、、、。でも厳寒の地、寒いです。 24時間オープンのドライブインで朝までいさせてもらうことにしました。 お客さんはトラックの運転手(?)みたいな怪しい男性ばかり。 ちょっと緊張です。 夜が明けて、トラムに乗って市内へ。 っていっても白夜の影響を受けているので、町はまだ真っ暗。 名前忘れた教会です。 まだまだ薄暗い、、、。 山の手のトームペアへ。 ピンク色が可愛らしいトームペア城(現在は国の議会になっている)とエストニアの国旗が翻るヘルマン。 こちらはアレクサンドル・ネフスキー聖堂。 名前の通り、ロシア正教会の教会です。中ではミサが行われていました。 ロシア教会ははっきり言って初めてです。内部は中世の趣が強く、厳かでした。 賛美歌がとても美しかったのが印象的。 やっと朝日が昇り始めました。 ってもう10時です。 朝日が真っ赤で幻想的。 とおいとおい北の国。マザーグースの一遍が心に浮かびます。 丘からフィンランド湾を望む。 この先はフィンランド!! いやあーホントに北にきたなーとしみじみ。 ドイツ風の町並み(ドイツに占領されていたので)を歩いたり、日本大使館(誰も出てこなかった!!)に行ってみたり、占領博物館(ソビエト時代のですね)に行ったり、、、。 リガ同様、小さい町なのでやることがあんまりない、、、、。 夕暮れのラエコヤ広場です。 クリスマスツリーがキレイ。 ちなみに、気温マイナス7度。 しんしんと冷えます。 この後、エストニア名物サクというビールを飲み、お魚を食べました。 ラトビア同様食べ物がとても美味しいです。 夜7時にタリンを出て、リガへ。 行きと同じ5時間のバス。 途中でパルヌという町で止まりました。 満天の星がきれいです。 いくつも流れ星が見えました。 夜12時過ぎ、リガへ到着。 マイヤの友人がピックアップしてくれて、カスパルス宅へ。 今日はカスパルスの家でパーティーです。 (ホント、パーティー好きな人たち、、、) エストニアはラトビアと少し似ていて、ソビエトとドイツの影響があちこちに感じられました。
2005年12月27日
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今日はボクシングデーでまたまた休日。 ラトビアに一個しかないというボブスレーに初挑戦しました。 東京ディズニーランドのスペースマウンテンにも乗れない私なので、かなりゴネましたが、せっかくの機会だからとトライ。 こんな感じで乗ります。 ロシアの代表チームも練習にくるという本物のボブスレーコースです。氷のトンネルをあっという間に通り抜ける、、、。 私は言葉が出ませんでした。 まあいい経験だったけど、、、、。 4ラツ、800円なり。 ボブスレー場から見た光景。ホント美しい国です。 雪の女王とか昔読んだ物語が思い浮かびます。 夕方は、バルト海に連れていってくれました。 バルト海ですよ、バルト海!! 小さい頃物語で読んだ、あのバルト海!! 感無量です。 水はあんまりしょっぱくなかった。 その後はマイヤのご家族と感動的な(?)お別れをして、リガへ。 マイヤのお友達のホームパーティーへ行きました。 マイヤとカスパルスは友人が多くて、大忙しです。 ラトビアは純粋ラトビア人が4割以下でロシア人が多いとか。(マイヤのお母さんもロシア人)お友達も半分以上がロシア人だった、、、。しかし、彼らは英語もペラペラで、英語で会話。 日本のことも良くしっており、一人のロシア人男性に「奈良行きたいんだよな~」と言われました。奈良は京都より歴史があるから好きなんだそう。 彼の愛読書は三島由紀夫で、平家と源氏の戦いについて熱く語ってくれました。敬愛するサムライは宮本武蔵で、彼の書いた本がすばらしい、とのこと。私より、よっぽど詳しいのではないでしょうか、、、。 そうそう、ラトビアには日本製品があふれかえっていて、テレビはパナソニック、車はトヨタ、日産、マツダ、スバル。ソニー、キャノンもばんばん見かけます。カスパルスの車はスバルのスポーツカーでした。
2005年12月26日
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昨日はたくさん食べたので、朝はゆっくりと寝ていました。マイヤの部屋から外を見ると、青空。北にある国だからか、空気が澄んでいてとても奇麗です。ロンドンでは雪を見ることがないので、新鮮。 午前中は、マイヤとカスパルスがシグルダ市内を案内してくれました。シグルダはラトビアのスイスと言われていて、山(丘?)と森が多いリゾート地なのです。 遠くに見えるのがトゥライダ城。神の庭という意味だそうだ。白い森がとても幻想的。 ロープウェイに乗り、対岸へ渡ってお城へ。お城から見える光景。ホント寒いですが、キレイ。 この後、カスパルスの友人宅でご馳走になり、夜はスキーへ行きました。初! ヨーロッパスキーです。
2005年12月25日
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前日が遅かったのでゆっくり起きて、リガ市内を散策。クリスマスイブということもあって、ほとんどの施設が閉まっています。 写真はリガのクリスマスマーケット。 手作りの小物や、ニット製品、ホットワイン、ソーセージ等が売っています。ここでは切手と絵葉書を買いました。 マイヤのボーイフレンド、カスパルスの部屋です。 カスパルスはブラッドピット似のハンサム。彼のフラットは天井が高く、とてもお洒落。共産圏の外観とは似つかない洗練された部屋です。 その後、シグルダというマイヤの故郷へ。といっても車で30分くらい。 お家につくと、マイヤのおばあさん、ご両親、おばさん、従兄妹、犬が待っていてくれました。テーブルはもうすっかりクリスマスの雰囲気。 クリスマスツリーの下にはプレゼントがあります。 夕食後、皆でプレゼントを開けました。受け取った人は歌わなくてはいけない! なんと私にもプレゼントがありました。歌えないので、寿限無(知ってます? 落語です)の話をしました。 たべたメニューはこんな感じ。どれも手作りで美味しい!! お腹がはち切れるほど頂きました。食べまくるのがラトビアの伝統的クリスマスだそうです。 可愛い従兄妹3人。左からバイバ19歳、マイヤ15歳、アンドレス20歳です。 ラトビアのクリスマスはほんと健全。歌を歌ったり、賛美歌を聞いたり、大統領(女性です)のスピーチを聞いたり、、、、。 家族は大歓迎してくれました。82歳のおばあさんはナチス、ヒットラーの占領時代を生きたのでドイツ語が、お父さんはソビエト連邦時代に青春を送ったのでロシア語が話せます。昨年EUに加盟したラトビア、若者は英語が堪能です。
2005年12月24日
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クリスマスホリデーを利用して、前のフラットメイト、マイヤを訪ねました。ラトビア、知っていますか? ヨーロッパの端っこ、バルト3国の真ん中の国です。ロシアの隣に位置し、以前はソビエト連邦の一部でした。 ちょっと前のことなので写真で綴ります。 1日目。 ラトビアの首都リガに到着。すでに夜です。飛行機のアナウンスはマイナス16度と言っていて、乗客が慄きます(実際はマイナス3度くらいだった)。空港にマイヤがお迎えしてくれていて、lidoというラトビア料理の有名なお店へ。郊外にあって、店中がラトビアの雰囲気に包まれています。バルト3国は愛国心が強く、国の文化を愛しています。こんなお店がにぎわっているのもその表れかな、、、。 写真はお店のお庭。ホント寒いです。
2005年12月23日
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クリスマスホリデーということで、またまたお出かけ。授業が一段落した途端に遊んでいると言われそうですが、、、。 ロンドンビクトリア駅から電車で1時間とちょっと、英国国教会の総本山、カンタベリーへ。カンタベリーはロンドンの南東に位置し、パリへ渡るドーバーに向かう途中にある。14世紀の作家、ジェフリー・チョーサーの代表作「カンタベリー物語」でも有名である。 イギリスらしいどんよりとした空の下、カンタベリー大聖堂へ。英国国教会の一番上の位に位置するため、イギリス一の巡礼地である。総本山ということは、ビッグベンの隣にあるウエストミンスター寺院よりも、女王やトニーブレアが出入りするセントポール大聖堂よりも上に位置する。どうしてここが総本山かというと、西暦597年、法皇により聖オーガスチンがキリスト教徒布教のためイギリスに派遣され、たまたまこの地に大聖堂を開いたからだそうである。(受付の人:談)その後1170年、ここで時の王ヘンリー2世の命で大司教トーマスベケットが殺されるなど、英国国教会の歴史と共に歩んできた。冬のウイークデイということもあって、大聖堂内は人もまばら、ゆっくり説明を聞くことができた。 神々しい空気を知りたくて、今まで聖地と呼ばれる様々な場所にいってきた。ヒンズー教の聖地、ガンジス河畔のバラナシ、インカ帝国の聖なる山マチュピチュ、ネパールのカトマンドゥ、仏陀が悟りを開いたサルナート、キリスト教の総本山バチカン、フランスの巡礼地モンサンミッシェル、イギリスのセントマイケルズマウント、日本の高野山、空海が悟りを開いた洞窟、、、。 ここカンタベリー大聖堂でも強い印象を受けた。心地よく、暖かい雰囲気。特に古いパートの地下聖堂に惹きつけられた。穏やかで静寂な空気。(なんか言葉が変だけど)静かに祈っていると、サウンド・オブ・サイレンスが聞こえた気がした。悩みや迷いが静かに溶けていくようだ。大勢の人がこの地を目指した気持ちが分かる気がした。
2005年12月21日
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大学のセメスターが終わり、何人かのクラスメイトが母国に帰っていく。大学によって異なるが、私の大学は2期制になっており、1期のみの交換留学生は母国の学校に戻るのだ。そんな友人の一人と、ロンドン観光にでかけた。 メインはロンドン塔だったはずなのに、半額のミュージカルチケットを手に入れるために並んだり、ロンドンの有名なモロッコ料理を食べたりしていたら、なんと3時過ぎになってしまった。終了は5時。チケット売り場のお兄さんに「3時間はかかるから今日はやめた方がいい」と言われたにもかかわらず、チケットを買う。学割で11ポンド、2200円。この値段の高さが、なかなか来ない理由のひとつである。時間がないので駆け足で見学。 ロンドン塔という名前だが塔というよりは城砦である。一時は王室の宮廷としても使われてきたが、もっぱら牢獄、拷問、処刑の場としての歴史を歩んできたらしい。大勢の高貴な人がここの幽閉され、処刑されている。 まずはホワイトタワーへ。ここには中世の拷問器具が展示されているらしい、、、(イギリスの拷問ってホントに残酷)が、あんまりない。甲冑や武器がわんさかあった。次に世界一のダイヤモンドというアフリカの星を見に、ジュエルハウスへ。(イギリスって世界一が多いよなあ、、、)見学者が足を止めないようにベルトコンベアーに乗って見学する。どうして拷問と世界一のダイヤモンドが一緒にあるんだろう、、、という疑問が沸き起こる。 みずみずしい庭には断首台が。ここでは大勢の人の前で女王や王子達が首を切られてきた。ここで面白いのはロンドン塔のカラスの話。ここにはたくさんのカラスが飼育されている。なんでもこのカラスが全部いなくなると、イギリス王室が滅びるという言い伝えがあるそうで、カラス専用の飼育係が一人いて、これが大変重要な役職らしい。第2次世界大戦中にシティに爆弾が落とされたときは、たくさんのカラスが死に、一羽のみが生き残ったそうだ。また一羽のカラスが大変頭が良く、言葉がしゃべれるので、VIPが来たときにお出迎えをするそうだ。「プーチン、グッドモーニング」とか言うらしい、、、。現在はヨーロッパに鳥インフルエンザが上陸しているので、飼育係は大変神経質になっており、大きな籠にカラス達を閉じ込めているらしい。ちょっと笑えるイギリス王室。 ようやく(?)拷問器具の展示室へ。座った人間を固定する金具や、手と足をローラーで引っ張ったり、手を固定してぶら下げたり、、、、。ご丁寧に映像や絵で紹介している。そして5時、あれ?? 全部見れちゃった。これで11ポンド? 世界遺産?? う~ん、、、。 夜はミュージカル、ビリーエリオットへ。これはイギリスの炭鉱の町で育った少年ビリーが家族の反対にあいながらもオーディションを受け、バレエダンサーの道を歩んでいくという物語。エルトンジョン(結婚しましたねー)が音楽を担当しているということもあり、完成度が高い。半額で25ポンド。バレエ、ミュージカル、クラシック、絵画。ロンドンでは手軽に世界一流の芸術に触れることができる。ほんとうになんて贅沢な町なんだろう。
2005年12月20日
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クリスマスが近づいて、町はちょっと浮かれている。ロンドンも酔っ払いが増えた。私の住んでいる町は、イーストロンドンでパブやクラブ(お姉さんのいるところじゃなくて、ダンスクラブのほうですよ)が多いエリアだ。人が多いので安全といえば安全なのだが、、、。 私の友人がサンタクロースの服を着た酔っ払いの若い女の子にからまれて、怪我をした。私もちょうどその場に居合わせたのだが、私の友人には全く非がない。酔っ払いの女の子が自分のことを話していると思ったらしい。私の友人は首と顔を引掻かれ、足の指を怪我した。(あ、私は離れていたので全く無傷です、、、、、) こんな場合、ロンドンではどうするか? まず誰も警察を呼んでくれません、歩いて10分、自力でポリスステーションへ。自分達で届けました。現場に居合わせたということで私も証言した。ポリスステーションは日本よりも清潔で、合理的に感じた。驚いたことは、どう見ても私は外国人なのに、国籍を聞かれなかったこと。身分証明書の提示も求められなかった。ロンドンにはあまりにも外国人が多すぎて、気にしてないのだろうか。 ロンドンには町や店のいたるところにCCTV(セキュリティカメラ)がある。一ブロックに一台、バスに4台、、、。(7月のロンドン同時多発テロでも、CCTVが活躍した。)CCTVで犯人の映像を上げ、探してくれるそうだ。警察で、友人が足を怪我したことに気づいた。(そこまでは怒りで、痛みも忘れていたらしい)お巡りさんは親切に救急車を呼んでくれたが、なかなかこない。しばらくして「不運なことに、救急車がいっぱいのようだ。タクシーでいってくれ」だって! え?え?怪我しているのに、タクシーに乗るの?? 仕方ないのでキャブで病院へ。もちろん自費である。病院もまたまた遠い。日本だったらあちこちに病院があるが、イギリスはGP制度(地域ごとにGPというかかりつけの医者がいて、何の病気でもまずGPにいく。その後、大きな治療が必要な場合に病院を紹介してもらう)のため、病院が多くない。東ロンドンのホワイトチャペルにあるロンドンロイヤルホスピタルへ行った。 病院がまた非効率的。大病院で、さんざん迷った後ようやく救急治療室へ。受付をすませた後、外科へ向かう。看護婦さんに見てもらうのに一時間、お医者さんにみてもらうのに一時間待つ。待っている人がいないのに、なんで?? やっとお医者さんにみてもらったと思ったら、5分ででてきた。しかも軟膏を塗っただけ。骨折しているかもしれないのに、レントゲンも撮らない。なぜかと聞くと、骨折していてもしていなくても治療が同じだからだそうだ、、、。こわーい。こっちで病院にかかりたくない、、、。そして治療費は無料。ヨーロッパに多いのだが、市民は医療費が無料なのだ。ちなみに私も大学生のため、治療費は無料だ。でもこんな病院に診てもらいたくない、、、。(実際、日本で留学生保険に加入したため、プライベートの日系病院を利用している) ホワイトチャペルは東ロンドンなので、あまり良くないと言われる地域だ。患者さんもなかなか迫力がある、、、、。 警察と病院にお世話になった冬の一日。
2005年12月18日
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授業が終わってほっと一息、、、無理がたたったのか風邪をひいてしまった。日本にいたときはほとんど風邪をひかなかったのだが、こちらにきてもう3度目。弱くなったなぁ。 ロンドンの観光をほとんどしていないことに気づいて、世界一の観覧車ロンドンアイへいくことにした。オイスターカード(スイカみたいなもの)保持者は1FOR2、つまり一人分で二人乗れるキャンペーン開催中なのだ! 天気予報に反して空は晴れ。2時間待ちはザラだよーという話を聞いていたので、心してサザーク(テムズ川南岸地域。ロンドンアイがあるところ)へ。 が、チケット売り場には人もまばら、ロンドンアイに並んで10分後には、、、あれれ、もう乗れちゃった。英国航空がスポンサーだからか、ロンドンアイに乗ることをフライトというそうだ。また、セキュリティチェックも飛行機並みの厳しさ。ロンドンアイはカプセルになっており、真ん中にベンチがあって自由に動き回れる。人数も10人ちょっとなのでゆったりと観覧できる。ぐんぐんと登っていくと、ビッグベン(国会議事堂)を見下ろすことができる。バッキンガム宮殿や、リージェントパークなども見える。セントポール寺院のある辺りがシティ、テレコムタワーのある辺りが大学のあるところ、、、、。ロンドンを見下ろすのは、考えてみると初めてのことだ。イタリアやベルギーではさんざんいろんなものに登ってきたのに、、、。自分の暮らしているロンドンがとっても愛おしい。 その後はイーストロンドン、ブリックレーンへ。この辺りはバンガロール街といって、バングデシュから移民してきた人々が独特のコミュニティを作っている。町並みにはバングラ文字だらけ、バングラのCD、食べ物、洋服屋がずらり並ぶ。カレーのおいしい店があると聞いたので、探索。ラムとほうれん草のカレー、チキンのココナッツカレー、ビーフライス、カプリナン(甘いナン)、マンゴーラッシー、、、、。いやあ食べた、食べた。しめて一人8ポンド弱(1600円!)安い!(いやロンドンでは)。先ほど見たロンドンとはまったく異なる風景に魅せられる。 実はここから歩いて10分のところに住んでいる、、。マーケットには良くきたが、まだまだ奥深くまで見ていなかった、、、。
2005年12月17日
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今日はターム最終日。というのに大学の授業(さんざん苦労したビジネスの授業です)が休講。ビジネスの理論に興味が持てず、登録したことを後悔したこともあったけど、最後は楽しめた授業だった。他の授業には留学生やパートタイムの成人学生も多かったけど、私のゼミには若いイギリス人の学生が多くて、わいわい楽しかった。レポートの前に「どこまで調べた?」とか言い合ったり、図書館で一緒に調べ物したり。日本にもよくいる一般的な大学生に混じってわいわいやっているのがとても新鮮だった。ゼミの合間に女子で固まってわいわいおしゃべりしたり。英語のつたない私にもとても優しくしてくれた(推定年齢19歳だが、、、)。 グループワークのメンバーにも恵まれた。スペイン人のカロリナ(パリの高校、イギリスの大学を出た才媛)、ナイジェリア移民のマーガレット(二人の子持ち)、メキシコからの交換留学生ナチョ(DA PUMPの一人に似ている)、日本人の詩帆ちゃんと私。確実に足を引っ張っていたと思われるが、皆いやな顔をせず、私の英語を直してくれた。カロリナは将来会社を起業するのが夢だそうで、授業中もよく質問し、とても熱心。 そんな授業ももう終わり、、、。 先生のリチャードと写真を撮ろうと講師室(イギリスの大学はほとんどがレクチャラー。日本と異なり、教授はとても少ない)に訪ねると、不在。今日はいるって言ってたのに、、、残念!(講師室で「写真撮りたかっただけなんで、、、」と言ったら大ウケされた)。
2005年12月16日
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今日は朝から試験。体調が悪いので心配だったが、やっぱり、、、あんまりできなかった。科目はACADEMIC ENGLISH。日本語と同じように論文やレポートを書く際の英語は通常の口語とは異なる。よりアカデミックなスタイルが要求される。さらに、参考文献の書き方や引用の仕方、プレゼンテーションの仕方等、イギリスの大学で授業を受ける際に必要な英語力を身に着ける、というのがこの授業の目的だ。もちろん生徒は全員留学生。スペイン人、イラク人、ウクライナ人、アフガニスタン人、韓国人、インド人、スロバキア人、日本人、、、、。(学術用語にはラテン語が多いので、イタリア、フランス、スペイン人はやや有利だとか)前に紹介したバグダット出身のイマルはパワフルウーマン。いつもエネルギーに満ちていて、プレゼンテーションでも堂々と話していた。アフガニスタン人のパシュミナは、内戦のため、ロシア、イギリス、アフガニスタンを転々としながら育ち、ひとつの言葉で落ち着いて教育を受けたことがないため、母国語がないという。家族内ではアフガン語(ってあるの?)を使うが、アフガニスタンの教育を受けていないため、文化があまりわからないそうだ。独り言を言うときの言葉は、その時に応じて違うとか。アフガニスタンの戦争、イラクの戦争について語る彼らの言葉に、いつもはっとさせられる。 授業が午前中で終わったため、午後は大英博物館へ。ギリシャ、アテネのパルテノン彫刻とエジプトのミイラを堪能。大英博物館にくると、ホント大英帝国の威厳がびしびしと感じられる。ロゼッタストーンにしろ、ミイラにしろ、これそれぞれの国に返さなくていいのかな?? と思うのだが、イギリス人教授いわく「良い状態で保存して、無料で公開している。彼らにはその力がない」からいいんだそうだ、、、、。 夕方はシティ(ロンドン発祥の地。セントポール大聖堂があるところ)の聖バーソロミュー教会のクリスマスミサへ。この教会は映画「恋に落ちたシェークスピア」や「フォーウエディング・アフンネラル」のロケ地となった由緒正しいところ。聖バーソロミュー病院(世界一古い病院)の一部だ。クリスマスキャロルを聖歌隊と一緒に歌ったり、聖書を朗読したり。厳かで敬虔なヨーロッパのクリスマスを味わう。サービス後は、病院の敷地でミンスパイ(ドライフルーツを煮込んだパイ。イギリスのクリスマスに欠かせないお菓子)とホットワイン(スパイスと共に暖めたワイン。冬の飲み物)を頂く。病院の暖炉はあかあかと燃えている。外は寒い、ヨーロッパの冬だ。
2005年12月14日
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今週は年内の最後の週である。引き続き、試験と論文、レポートの追い込み。今私は図書館にいるが、19時の図書館には学生がたくさんいる。 大学生って恵まれているな、と最近しみじみ思う。図書館は9時から21時までオープンしている。私は使わないが、同じ大学生ということで、ロンドン大学の図書館も利用できる。ロンドン大学は24時間オープンしているそうだ。図書館には学術書、専門書の他にインターネットを通して電子データベースにアクセスできる。大学からの情報も、すべてPCを通して個人的に送られてくる。PCを使えば、自分の家から電子データベースも、図書館の本の検索も、予約も延長だってできる。私が大学生だったときとは雲泥の違いだ、、、(私は卒論手書きでしたよ、はい)。 日本語を含む各国語のニュースも図書館で見れるし、DVD、ビデオで映画も見ることができる、大学生には普通のことなのかもしれないが、久しぶりに学生に戻った身とあってはすべてが新鮮で贅沢に感じられる。 今日は明日提出のレポートをまとめている。といっても、1月に提出する論文のインタビュー起こしだ。私のテーマは「日本女性のステレオタイプについて」。インタビューは終わったので、これから文献を読んで内容を固めていかなければならない。私がインタビューしたのは、ニュージーランド人の男性と、イギリス国籍のムスリムの女性と、フランス人の女性。私の描いていたステレオタイプとはちょっと違っていて、興味深い。締め切りは1月なので、冬休みを堪能できないのが残念、、、、。 はい、またこれから取り掛かります。
2005年12月12日
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終わりました、3,000語。授業名は「THEORY AND PRACTICE OF BUSINESS」。経済の基礎を実践的に学ぶという科目である。大学で芸術を専攻した身には、さっぱりわからないことだらけ。しかも英語という大きな壁がある。こんな私に書けるのだろうか、終わるのだろうか? と何度も思った。単位を落としてもいいのではないかと思った。けど、終わったよー、本当に嬉しい! 今日17時が締め切りなのに、朝9時からロンドン郊外のキャンパスでプレゼンテーションもあった。 まず夜、貫徹です。ホント一睡もせずレポートを書き、大学へ。 プレゼンテーションのテーマは「アイデンティティーとロケーション」。比較的やりやすそうということで選んだテーマだったのだが、一番大変な週にあたってしまった。テキストに沿ったトピックを選んでも、英語力の問題で消化不良に終わると思ったので、「メディアのセグメンテーション」を選び、日本の例を応用することにした。メディアが人種や言葉といった括りで聴衆を分けているというトピック。日本は人種や言葉は変わらないが、東西というセグメンテーションを利用している、という感じで。 東西の視聴率の違いや、東西の笑いのツボの違いを紹介したり、吉本興業の戦略を例にあげたり、、、。実際のCM例として、自作の紙芝居を作って笑いのセンスの違いを紹介した(これは受けた気がする、、、)。自分の分野にもってこれたので、なんとか終了、先生も興味をもって質問してくれた。ほっ! メディアの授業が終わった11時、再び図書館にこもって最後のチェック。まったく寝ていないので頭が働かない。レポートはエッセイと形式が異なり、エグゼクティブサマリーや目次をつけなくてはならない。参考文献の表記の仕方も厳しい。ざっとチェックして、プリントしたのが12時過ぎ。ちょっと嬉しい。 メディアのクラスメイトと合流してお昼ご飯を食べ、いざロンドン中心地のキャンパスへ。提出したあとには、こみ上げるものがあった、、、。 頭がさえてしまったので、そのままご褒美としてナショナルギャラリーへ。イタリアの宗教画を見て、カフェでコーヒーを飲んで、、、。 はあ、長い一日が終わった。とりあえず、嬉しい。
2005年12月08日
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エッセイに追われてそんな暇ないのに行ってしまった、「くるみ割り人形」。 東京公演を見た姉に薦められたので、ぜひ行ってみたかった。 場所はコベントガーデン(オードリー・ヘプバーンの映画マイフェアレディの舞台)にあるロイヤルオペラハウスへ。 コベントガーデンはクリスマスの雰囲気がいっぱいで、メリーゴーランドがあった。 席は11ポンド、天井桟敷の一番後ろの席。 でも舞台が良く見渡せるいい席。1階とかはべらぼうな値段なので。 クリスマスらしい「くるみ割り人形」。プリンシパルの吉田都さんの初日ということもあって、チケットはすぐ売り切れになったそうだ。 去年、東京でマシューボーンの「くるみ割り人形」を見ていたので、ロイヤルバレエ団の正統派が楽しみだった。 感想は、やっぱり素敵。 ロイヤルオペラハウスもお客さんや舞台が豪華。 舞台の完成度もさながら、主役をやれる吉田さんに感動。 ここまで来るのに並大抵な努力ではなかっただろう。 なので、、、、出待ちしてしまった。 本物の都さんは小さくて、細くて可憐。 ツーショットの写真は宝物デス。
2005年12月06日
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暦はもう12月、ロンドンもクリスマスイベントがあちこちで行われてる。そんな華やかな季節の中、タームの終わりが近づいて、今日は図書館に缶詰。といっても、日本で大学を卒業してから早ウン年、勉強する習慣を身につけることから苦戦している、、、はあ情けなや、、、。 今週は一番の山場! 火曜日は「communication between cultures」という授業のレポートプランの提出締切日。これは自分が選んだ自分のカルチャーアイデンティティーについて、アナライズするというもの。私のテーマ「日本人女性」。日本人女性の文化的、社会的位置と、日本人女性でない人の認識の違いを論ずる、というもの(なんか英語を直訳しているから、訳わからないですよね、、、)。アンケートやインタビューをするのだが、それのプランを仕上げなくてはならない。 他にもプレゼンが2個、それぞれテーマは「女性の社会的、政治的や役割の移り変わりについて」と「風土とアイデンティティー」。(なんかこう書くと、ジェンダーや文化のことばっかり。それが専門なわけでないのに、たまたま重なったのです、、、)さらにはビジネスのレポート3000語の締め切りが木曜日に控えている!! さあ、私は無事年を越せるのだろうか??
2005年12月04日
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