2025.02.27
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カテゴリ: tv & movie & music 
去年日記に書いた → 『どうすればよかったか。』


冒頭のお姉さんの怒鳴り声でもう、心がずたずたになってしまいました。


弟さんの藤野知明監督が、お姉さんが統合失調症なのでは?と感じた20代の時から現在の60代まで取り続けたドキュメンタリー映画。


その20年間を思うと、他人の自分でさえ『どうすればよかったか。』と自問せざる得ない気持ちです。


やはり「どうにもできなかった…のでは…」としか言えないのかもしれないし…混乱してきます。


きっと、同じような家族が今日もいて、「どうすればよかったか。」と「どうにもできなかった…」の答えのない苦しみの中を生きているんだろうなと思います。


どうすれば良いのでしょうか。


映画を見た人や、当事者の方々や、医療現場からの声や、いろいろな方々と話し合いたいそんな気持ちです。


面倒見がよく、絵がうまくて優秀な8歳ちがいの姉。
両親の影響から医師を志し、医学部に進学した彼女がある日突然、事実とは思えないことを叫び出した。
統合失調症が疑われたが、医師で研究者でもある父と母はそれを認めず、精神科の受診から姉を遠ざけた。その判断に疑問を感じた弟の藤野知明(監督)は、両親に説得を試みるも解決には至らず、わだかまりを抱えながら実家を離れた。
このままでは何も残らない——姉が発症したと思われる日から18年後、映像制作を学んだ藤野は帰省ごとに家族の姿を記録しはじめる。
一家そろっての外出や食卓の風景にカメラを向けながら両親の話に耳を傾け、姉に声をかけつづけるが、状況はますます悪化。両親は玄関に鎖と南京錠をかけて姉を閉じ込めるようになり……。
20年にわたってカメラを通して家族との対話を重ね、社会から隔たれた家の中と姉の姿を記録した本作。“どうすればよかったか?” 正解のない問いはスクリーンを越え、私たちの奥底に容赦なく響きつづける。





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Last updated  2025.03.17 14:44:20


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