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日本三大酒処の西条は昔ながらの町並みが残酒蔵の煙突が立つ。
西条駅
白牡丹酒造は、延宝3(1675)年に創業した、西条で最も古い歴史を誇る蔵元。江戸時代の天保10(1839)年には、京都の五摂家の一つである鷹司家の当主・鷹司政通公から、家紋である「牡丹」にちなんで「白牡丹」の酒名を拝受したという由緒正しい歴史を持っている。
西条酒蔵通りは、江戸時代に山陽道の宿場町として栄えた歴史を持つ日本有数の銘醸地である。西条盆地特有の寒暖差の激しい気候や仕込みに適した良質な地下水に恵まれており、明治時代中期以降、次々と酒造家が蔵を構えるようになった。
手前に広がる「西条本町歴史広場」は、JR西条駅からほど近い西条酒蔵通りに位置し、白牡丹酒造の蔵の東側に整備された多目的広場である。かつての酒造跡地を活用して作られており、広場の地面には風情ある酒蔵の絵が描かれているほか、観光客の休憩スポットとしても親しまれている。
創業明治三十八年を誇る老舗の日本茶専門店「お茶の平野園(東広島支店)」の建物が佇んでおり、黒い焼き板壁と白い壁、そして伝統的な日本家屋の意匠が周囲の景観と美しく調和している。手前には小さな橋や欄干、石組みの側溝が見え、歴史街道の趣を引き立てている。
「木村酒造(木村静彦商店)店跡」として、当時の酒蔵の写真や酒銘「菱百正宗」「賀茂鶴」のラベルが紹介されており、明治6年に小島屋の酒造部門として清酒造りを開始し、大正7年に独立して酒造会社を立ち上げた歴史が記されている。右側には「東宮殿下侍従御来臨」と題し、大正15年に当時の皇太子殿下(昭和天皇)が賀茂鶴酒造へご来訪された際の貴重な写真と解説が掲載されている


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