2005/03/30
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●一生懸命やってきたことが自分を救う

もともと感情の起伏が激しいので、
気分が上向きでないモードに入ると、本当にすがるような気持ちになります。
何かきっかけをつかめば浮上できると信じているのですが、
そのきっかけがなかなかつかめなくて苦しむこと多々。
「自分を救え!」ってアミノサプリのCMでもやっていましたけど、
本当にこういう苦しい気分のときに
自分を救ってくれる確かなものが何なのかを知りたい!とずっと思っていました。
それが、昨日ふっとわかったのです。

本当に苦しいときに自分を救ってくれるもの、それは自分が一生懸命やってきたこと。
多分それだけです。

調子のいいときは、どんなことでも栄養になるし、刺激になるし、勉強になります。
受け入れる力があるから、何だって役に立つのです。
でも、調子の悪いときのカラダは受け取る力が弱まっているので、
調子のいいときに役立ったものが「思うように効いてくれない」という事態になります。
そんなとき、袋小路に入りそうな自分を助けてくれるのは、
自分が、一生懸命やってきたことです。
他の誰でもなく、誰かが実践している方法でもなく、一生懸命やってきたことが唯一
自分を励まし、勇気付け、自信を回復させ、足元をしっかりさせてくれるもの。
私の場合は、「文章を書く」ということでした。


何のために自分が文章を書くのかが
ちょっとわからなくなっていたくらいなのですが(笑)、
ここ数日楽天日記などの文章を書いて、書かれた文章を見ることで、
驚くほど自分が元気付けられていることを感じました。
私は文章書きが職業でもあるせいか、

だから驚きました。
でも多分、あの瞬間、私の書いた文章を読んで
世界中で一番幸せになっていたのは自分だったのです。
足元をしっかりと支えられるような幸福感。
10年くらい前から忘れていた感覚でした。

一生懸命やってきたことが、本当に苦しいときに自分を救う。
そう思ったら、「文章を書く」ということをひたすらやってきたことに
大きな意味が感じられるようになりました。
他のことは、人並みにできることなんてあまりありませんが、
一生懸命やってきたことが一つでもあってよかったと心から思いました。

家でホトケにこの話をしたら、
過去を振り返って一番苦しいときに自分を救ってくれたのは、
友達と話すことだったとのこと。
「じゃあそれが一番、あなたが一生懸命やってきたことだったのかも知れないね」
と言うと
「そうかも」と言って、しばらく考えているようでした。

求めている魔法の杖は、多分自分自身が持っています。
あなたが一生懸命やってきたことって、何ですか?





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最終更新日  2005/03/30 01:42:04 PM
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