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2006.08.05

夕飯でもそろそろ食べようかと思っていた時に、携帯がなりました。

母は持病があり、2ヶ月に一度私が以前に勤めていた大学病院に通院していました。
症状は、血痰が止まらず息が苦しい・・・と。
数年前にも同様の症状で、私が準夜勤の時に連れて行って一泊入院した事がありました。
すぐに、救急室に電話を入れて向かうようにと話し、私も病院に向かう事にしました。

病院に着くと母の症状は落ち着いていて、大丈夫な感じでした。
私の印象では、診てもらって帰れそう・・な感じでした。

入り口の警備のおじさんは、すぐに私に気がついて、

母の事も分かっていたみたいです。
（以前は、母が外来にかかるときは、私の通勤の車に一緒に乗ってきていたから・・・）

少し待つと、救急室の看護師が来てくれました。
なんと、私が最後の年に師長として働いていた病棟の看護師でした。
（新人の頃から一緒に働いていて、最後の年は3年目でした）
「お久しぶりです。」と挨拶してくれたのですが、私は何だか照れくさかったです。
しかし、その姿は、きりっとしていて頼もしくなっていました。
お姉さんになったなぁ～と感じました。

母は、レントゲン＆採血をして結果、一泊して治療するほどではなく、薬をもらって帰ることができました。
母は、ここ数週間書道の事や、法事の事などで忙しかったようで、疲労も重なっていたようです。
薬を飲んで、休息を取ったら回復すると思うのでよかったです。

採血をされた腕は、結構腫れていました。
（看護師さんなら分かるかもしれませんが、私はてっきり血ガスでも取ったのかと思いました）
しかし、ただの静脈採血。
検査の結果を説明してくれた先生の後ろに、亡霊のようにいた若い先生が採血して行ったと母が話しました。

おそらく研修医でしょう。。。

医者になり立てそして、今年6月に医師になって病院に配属されたばかりの研修医のように思います。
これは、大学病院のシステム上しょうがない事ですね。
大学病院は、医師の教育の場でもありますからね。
こればっかりは、避けて通れません。
私は、ちょっと笑いながら母に事情を話し「お気の毒に・・・（笑）」と言っておきました。

皆さんも、大学病院に行った時は、このようなことは覚悟して置いてくださいね（笑）

それにしても、病院を退職してからは、行く事がなかった病院。
まだ、退職して1年と4ヶ月しかたっていないのに、何だかだいぶ昔のように思いました。
懐かしいような、何か変な感じでした。

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