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2004年05月20日
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薬が「効く」ことについて
世の中、EBMの時代です。多くの医師は、エビデンスに基づき、患者さんの治療薬を選択する時代になりつつあります。(まだ製薬会社の言いなりの人も大勢いますが)このことについてケチをつけようというのではありません。ただ、服用する側としては、よく考える必要があります。要するに、効果が高いというのは、確率の問題だという事です。すなわち、効くはずの薬でも「自分には効かない」事はいくらでもあり得るという事です。例えば、アスピリンは脳卒中や心筋梗塞の予防に効果があります(というエビデンスがあります)が、アスピリンを飲んでいるがゆえに命が助かる(飲まなかったら死んでいた)という人は200人に1人と言われています。あとの人は、飲まなくても死ななかったか、飲んでも死んでしまうか、という事になるのです。こういう確率を統計では「有意に効果がある」と呼びます。逆に、殆どの健康食品は、科学的には効果がありません。外見が全く同じにせ薬と、どちらか分からないように服用すれば(二重盲検といいます)統計的には効果がない、という事に恐らくなります。だから健康食品や民間療法はお金の無駄か?というと私は必ずしもそうではないと思います。要するに自分だけに効けばいいのですから。科学的には有効率1%のサプリメントでも、それが自分に当たれば100%の有効率なのです。これは科学ではありません。要するに満足できればいいのです。ですから、とにかくこのテの製品は、無料サンプルを試してみる、自分で実感できたものだけを購入する。ダメなら他の物にすぐに変えることが重要です。他人の評価は一切耳を貸さないことがポイントです。医者が処方する薬も同様ですが、薬によって効果の出方が違いますからよく説明を聞く(受け身ではなく質問する)事が大事です。また、教えてくれない(質問に答えない)医療機関は変えてしまうことがポイントです。なぜなら我々は、指導料を(知らないうちに)取られているのですから。





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最終更新日  2004年05月20日 19時14分55秒
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