DV冤罪と闘う

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55太郎

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February 8, 2006
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カテゴリ: DV冤罪
 映画「グッドウィルハンティング」の中で、ロビン・ウィリアムス扮する精神分析医が、親から虐待を受けて育ったマット・デイモン扮する主人公の青年を抱きしめ「 That's not your fault 」という感動的な場面がある。

 これが「 君のせいじゃない(君は悪くない) 」であろう。
 この受容的な言葉がけは、 カウンセラーとしては、適切なものだ と思う。

 DVにおける援助現場でも、この言葉がけは行なわれるようだ。
 しかし、違うのは「 悪いのは夫である 」が続く点である。例え言葉でそう言わなくても、 やっていること

 ちなみに カウンセラーとしての倫理違反 である 。少なくとも専門的トレーニングを積んだ者であればこれは常識だと思う。

 また、来談者からの暴力を受けたという訴えに対し、それが緊急を要するのであれば、緊急避難措置を取ることはありうるだろう(これは コミュニティー心理学 では「 危機介入 」と言われる)。しかし、緊急の状態が過ぎたならば、次の対応を検討する際に、 問題状況の全体像をつかむべく専門的なアセスメントが実施されるものである 。被害者からの聞き取りに加え、心理テストが実施されるだろうし、 一方の当事者である加害者とされた夫からも事情を聞くだろう 。そうして、ようやく問題状況の見取り図ができ、その見取図に基づき適切な援助介入が行なえるのだと思う。

 そもそもカウンセラーは、 来談者の物語的な語りに耳を傾ける のであって、それだけを持ってその内容が 客観的な真実 とは考えない。なので、心理テストや関係者からの聞き取りをすることによって、客観的な真実についても検討をするのである。

しかし、DV被害者に対する措置の中で、加害者とされた夫に対する聞き取りはどの過程でもまったく行なわれていない 被害者の訴えだけ をもとに、援助措置が行なわれている。

これは驚くべきことである!

これは明らかに誤った対応であるばかりか、もう一方の当事者(加害者とされた夫)に対する不当な人権侵害である。





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最終更新日  February 19, 2006 04:01:46 PM
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