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2010.12.27
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2015年 カッレ・ロバンペッラ 14歳での驚異のラリー走行​


​(2025/6/15記事再構成)



こんにちは。
今回はフィンランドの天才ラリードライバー、 カッレ・ロバンペッラ
14歳でのラリー初走行動画



​🔍 カッレ・ロバンペッラとは?​


カッレ・ロバンペッラ(Kalle Rovanperä、2000年10月1日生まれ)は、フィンランド出身のプロドライバー。 2022年・2023年にWRC(世界ラリー選手権)で連続チャンピオンに輝くなど、
​若年ながら“世界最強のラリースター”として知られています。​​


​​
幼少期からラリー環境に恵まれ、元WRCドライバーでもある父ハリの指導のもとで育ちました。6歳で運転、 8歳には父がペダル到達可能に改造したトヨタ・スターレットでオフロードを駆け回っていたといいます。 ​​

​📹 動画の概要​

    • イベント名:II Keuruun miniralli(Jukojärvi Harrasteralli)
    • 開催日:2015年6月13日
    • 場所:フィンランド・ケウルー(Keuruu)
    • カッレの年齢:14歳
    • 使用車両:1980年代製トヨタ・スターレット(KP61)ラリー仕様


まだ運転免許取得前であることもあり、移動区間(リエゾン)はコ・ドライバーが運転し、スペシャルステージ(SS)でのみカッレ本人がドライブ。
フィンランドの法律と地元の協力により、彼の安全かつ実戦的な“初ラリー”が実現しました。


🚗 スターレットで見せた14歳の技術


​以下、動画から読み取れる彼の特徴を深掘りします。​

​1. アクセルワークの絶妙な調整​


林道でもフラットにアクセルを踏む姿勢が印象的。これにより加速と車速の維持がスムーズに行われており、 すでにプロ水準の“スロットルコントロール”が垣間見えます。


​2. スムーズなドリフトコントロール​


グラベル路面で、ステアリングとアクセルとブレーキングのそれぞれのタイミングとバランス調整で荷重移動、コーナー全体で各 タイヤの前後左右方向の限界を保ちつつ、 リアを滑らせ クルマの最適な向きと速度をコーナー出口まで自在に操り ドリフトアングルを保つ技術は14歳の運転とは思えない。WRCでも要求される高度な車体バランス感覚がもうすでにあります。


​3. 予測走行による一歩先回り​


それらの操作は路面変化や起伏に対し、リニアなリアクションではなく「先読み」で動いている点がプロレベル。
ラリーで最も重要と言われる“予測運転能力”をすでに体得しています。

6歳から訓練している成果がここですでに見て取れます。

​4. ハンドブレーキで鋭いターンイン​


タイトコーナーでハンドブレーキを駆使し、リアを向き直すテクニック。
これは後年のGRヤリス・Rally1における走りにも引き継がれるスキルです。



​📊 キャリア早見年表​



年齢 主な活動
6歳 父・ハリのKP61スターレットで初ドライブ
8歳 YouTubeで本格走行を披露(バイラル動画)
14歳 初ラリー出場(Keuruuミニラリー)
15歳 ラトビア選手権R2クラス優勝
16歳 オープンクラス優勝、国際的注目獲得
17歳 WRC‑2で国際デビュー
19歳 WRCフル参戦&初優勝(ラリー・エストニア)
22歳 最年少WRCチャンピオン(2022年)
23歳 連覇達成(2023年)


​🌟 幼少期の“A萌芽”が未来を創った​



少年期からすでに世界基準の走りを見せていたカッレ。彼を育んだのは、まさに以下の3点です。


    • 実践的な教育環境(父親とともにフィンランドの林道で鍛錬)
    • 家族・地域の手厚いサポート
    • 法整備と安全配慮による“挑戦の場”の提供


日本では難しい環境かもしれませんが、こうした取り組みから学び、
若い才能が育つ土壌の整備を考えてみるきっかけにもなるはずです。



🔗 関連記事と動画リンク(作成中)



​✅ まとめ​


この14歳時の動画は、世界チャンピオンとなったカッレ・ロバンペッラの“才能の原石”が 如実に表れた希少な記録です。ドライバー、育成者、ファン…すべてにとって示唆的な内容。
是非動画とともに楽しんでいただきたいです!


​ここで調べてみた ~ 年齢別に見る神経伝達速度と運転能力の関係(6歳〜80歳)​



カッレ・ロバンペッラは当然ながら今も速い。日頃の訓練の成果もあるが、幼少期から反応速度が鍛えられていたのでは?と思いなぜか神経伝達速度について調べてみた。もちろんこれだけが速い秘密ではないと思いますがでも
これを鍛えることは車の動きに素早い対処ができるのではと考えました。

​運転時の反応速度に影響する神経伝達速度は加齢によってゆるやかに低下しますが、しかしそれだけで運転能力が決まるわけではないと考えます。以下は、各年代における神経の伝達速度と、その影響が運転にどのように現れるかを整理した一覧表です。​

​​
年齢 平均神経伝達速度(m/s) 反応時間(目安) ドライビングへの影響
6歳
約80 遅い(発達途中) 集中力・判断に課題あり
8歳
約90 やや速い 反応速度は速いが経験不足
14歳
約100 非常に速い 技術習得に適した時期
20歳
100~120 最速域 判断力・反応速度ともに最盛期
50歳
約90 やや遅くなる 経験でカバー可能
80歳
約70 遅い(最大50%低下) 複数操作に遅れやすい








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Last updated  2025.06.17 21:20:33


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