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スポーツカーに33インチの大径オフロードタイヤを装着したらどうなるのか?そんな誰もが一度は夢見るようなプロジェクトを現実のものにしたのが、NISSAN 370Zをベースにした『Z ADVENTURE』です。まさに“大人の本気の遊び”を具現化したこのクルマには、走ることに情熱を注ぎ続けてきたマシンビルダー・ 塙郁夫(はなわいくお)さんの魂が込められています。
欧州メーカーが続々とSUVクーペを投入する中、塙さんの脳裏をよぎったのは、1970年代の サファリラリーで活躍したフェアレディZ、そして1980年代に ダカールラリーで伝説を築いたポルシェ959。どちらもオフロードを高速で駆け抜けるレジェンド的存在です。
塙さんは国内外のオフロードレース界で知られる異色の存在。特にアメリカの『 バハ1000』では 日本人初の完走とクラス優勝を果たし、グアムでも 19回出場、11回のクラス優勝、7回の総合優勝という驚異的な成績を残しています。
2020年、コロナ禍でレース活動が制限される中、塙さんは温めていたアイデアを実行に移します。それが「 スポーツカーに大径タイヤを履かせて地上高をアップさせる」というもの。目指したのは、競技用ではなく 普段使いからキャンプ、さらには冠婚葬祭にも対応する“本物のオールラウンドスポーツカー”です。
この計画に賛同したのが、オフロードタイヤブランドである 横浜ゴム。ジオランダーシリーズの25周年記念プロジェクトとして、開発が正式スタートしました。
動画ではZ ADVENTUREが完成するまでの過程を丁寧に追っています。以下に主要な内容を時系列で紹介します:
この車両最大の特徴は、何と言っても 33インチのジオランダーM/T G003タイヤを装着している点です。これにより 圧倒的な地上高を実現し、オフロード性能が飛躍的に向上。見た目のインパクトも抜群です。
さらに、細部にまでこだわったカスタムパーツや、 自然なバランスを追求したフェンダー形状も注目ポイント。実際、動画を観ると「このまま市販されていたら即買い」という声が出るほどの完成度です。
「 二駆でオフロードは走れるのか?」「 駆動系やサスは耐えられるのか?」など、素朴な疑問にも映像内でしっかりと解説があります。塙さんの長年の経験に基づいたセッティングと、現実に走行テストを繰り返すことで、安心して“遊べる”クルマに仕上げています。
『Z ADVENTURE』は、まさに「スポーツカー × オフロード」の新しい可能性を提案するプロジェクトです。冒険心を持った全ての大人たちに贈る一台。童心に帰ってワクワクする、そんな体験をきっと与えてくれるでしょう。
ぜひ動画をチェックして、その魅力を体感してください。あなたのカーライフに新しい刺激を与えてくれるはずです!
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