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2012.04.30
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カテゴリ: TOYOTA

GR-Four GR86誕生 ─ セリカGT-FOURの再来か?SEMA2024に登場


(2025/6/28記事構成)

トヨタとEvasive Motorsportsが共同で制作した、AWD & ターボ仕様のGR86がSEMA2024に登場。伝説のセリカGT-FOURを現代に蘇らせるようなこの一台は、ファン必見です。


目次


    • 🔹 GR86ラリーカー化の背景と狙い
    • 🔹 驚愕のスペックと技術的挑戦
    • 🔹 デザイン・細部へのこだわり
    • 🔹 インテリアと実戦仕様
    • 🔹 最終仕上げと試走のインプレッション


🔹 GR86ラリーカー化の背景と狙い


SEMA2024で発表されたこのAWD仕様の GR86 GR-Fourは、トヨタのGRチームの発案によるもの。往年の セリカGT-FOURの精神を受け継ぎ、現代の技術で再構築したマシンです。開発はEvasive Motorsportsが担当し、プロジェクトマネージャーとしてGordon氏が中心となり製作が進行しました。

🔹 驚愕のスペックと技術的挑戦


エンジンは GRヤリスと同じG16E-GTS型 1.6L 直列3気筒ターボ。そこにAWDシステムを組み合わせることで、全く新しい 4WD GR86を実現。サスペンションはラリー仕様、FIA準拠のロールケージ、GRカローラから移植したブレーキシステムなど、細部まで実戦対応のパーツが採用されています。

🔹 デザイン・細部へのこだわり


この車両の外観は見覚えのあるあの 90年代WRCマシンへのオマージュに満ちています。 スピードライン製ラリーホイール 英国から輸入したMichelinテックス仕様のラリータイヤ、そしてリアは GRヤリスのエキゾーストをベースとした直管排気。さらに3Dプリントされたマフラー出口ディフューザー、Spark製のマッドフラップなど、機能とデザインが両立しており、みているだけでわくわくします。

🔹 インテリアと実戦仕様


車内はラリーマシンとしての 実戦仕様です。 MoTeC製ディスプレイ、調整可能なデフバイアス、スパルコ製ツールバッグとスペアタイヤを備え、完全なラリーステージ対応。リアウィンドウには ポリカーボネートを使用し、軽量化と視認性を確保。消火システムも搭載し、FIA規格に準拠しています。ホモロゲーションとれれば競技に出れますね。

🔹 最終仕上げと試走のインプレッション


イベント前の最終テストでは、車両のポテンシャルを引き出す調整が行われ、 ターマックラリー仕様として理想的な仕上がりに。ヘッドライトポッドも装着され、まさに 「ラリーの匂いがするGR86」。走行可能なフル機能車両として、今後のWRC参戦も夢ではない仕上がりです。

本記事では紹介しきれなかった部分も多く、動画内では実際の スタート音 各パーツの実装説明も収録されています。気になった方はぜひ動画本編をご覧ください。

この一台がSEMAを皮切りにどこへ向かうのか──。 トヨタとラリーの未来を感じさせる、熱いプロジェクトでした。






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Last updated  2025.06.29 08:14:07


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