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2025.02.23
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テーマ: F1(118)
カテゴリ: MAZDA
1979年 鈴鹿500マイルレース――碧南マツダ サバンナRX-3と若き日の中嶋悟
モータースポーツの世界では、誰しもが「始まりの場所」を持っている。F1に日本人として初めてフル参戦し、後のドライバーたちに道を切り開いた 中嶋悟 氏。そのレース人生の原点のひとつが、愛知県碧南市にある「碧南マツダ」だった。

1979年、鈴鹿500マイルレース。この長丁場の耐久レースには、全国のレース愛好者たちが集まり、当時の日本のモータースポーツシーンを盛り上げていた。そして、このレースに碧南マツダスポーツコーナーとしてマツダサバンナRX-3で参戦していたのが、若き日の 中嶋悟 氏だった。彼は当時プロとしてキャリアをスタートさせていたが、この碧南マツダからもレースに出場しており、才能を磨き、後にF1への道へ進んでいくことになる。

実は私はかつて碧南マツダを訪れたことがある。その当時のことで現在は不明だが、外観は普通の街の整備工場だが、中に入るとその印象は一変した。事務所には中嶋氏がかつて駆ったキャメルロータスF1マシンの写真が数多く飾られ、まるでモータースポーツのミュージアムのようだった。ここが中嶋氏のレース人生の出発点だったのかと思うと、ただの整備工場ではなく「夢が育まれた場所」であることを強く感じたのを覚えている。

今から約2年ほど前の2023年4月、碧南マツダに保管されていた貴重な映像がYouTubeで公開された。そこには、世に出ることのなかった1975年当時のレースの姿が映し出されている。荒々しくも情熱に満ちた日本のモータースポーツ黎明期。その中で、未来のF1ドライバーが必死にマシンを操る姿は、現代の私たちにも強く響くものがある。

中嶋悟



碧南マツダHP
碧南マツダ地図






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Last updated  2025.02.24 06:49:20


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