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2025.03.19
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カテゴリ: FIAT
1970年代 記憶に残るFRラリーカー FIAT 131 Abarth Rally FR最後の王者!
FIAT 131ラリー(フィアット 131 アバルト ラリー)は、1970年代後半にFIAグループ4カテゴリーのラリーカーとして開発された車です。以下、その詳細を解説します。


Paolo Diana選手(サンマリノ - Age 48)がドライブするFIAT 131 Abarth Rally。彼が子供の時に活躍したラリーカーを自身がドライブ。


​概要​
正式名称:FIAT 131 Abarth Rally
生産年:1976年~1981年
ベース車両:FIAT 131 ミラフィオーリ
開発:フィアットとアバルト(FIATのモータースポーツ部門)
カテゴリー:FIA グループ4
駆動方式:FR(後輪駆動)
エンジン・スペック
エンジン:2.0L DOHC 直列4気筒
最高出力:約230~250馬力(ラリー仕様)
吸気:ダブルウェーバーキャブレターまたはインジェクション
トランスミッション:5速MT
駆動方式:FR(後輪駆動)
重量:約980kg

​特徴​
  • ​ワイドボディ&軽量設計―フェンダーを大きく張り出したデザインで、軽量なFRP製ボディパーツを採用。​
  • ​専用サスペンション―ラリー用に強化された独立懸架サスペンション(マクファーソンストラット)を搭載。​
  • ​アバルトチューンのエンジン―フィアットの2.0Lエンジンをベースに、アバルトがチューニング。​
  • ​後輪駆動(FR)―4WDが主流になる前の時代に、FR駆動で活躍した最後のラリーカーの一つ。​
​ラリーでの活躍​
WRC(世界ラリー選手権)タイトル獲得
  • 1977年 WRCマニュファクチャラーズタイトル獲得
  • 1978年 WRCマニュファクチャラーズタイトル獲得
  • 1980年 WRCマニュファクチャラーズタイトル獲得
主なドライバー
  • マルク・アレン
  • ワルター・ロール(1980年のWRCドライバーズチャンピオン)
  • トニ・ファルク
  • タデウス・ラチン
この時代、ランチア・ストラトスとともにフィアットのワークスチームがWRCを席巻し、131アバルトは4WD時代が始まる前の最後のFRラリーカーとして活躍しました。

​ストリートバージョン(ホモロゲーションモデル)​
WRCに参戦するためには、市販車を一定数生産する必要があり、「FIAT 131 Abarth Rally ストラダーレ」として400台以上が生産されました。
  • エンジン出力は140馬力程度に抑えられたが、基本設計はラリーカーと共通。
  • 軽量化のため、ボンネットやドアなどにアルミを採用。
  • 当時の公道モデルとしては非常にスポーティな仕様。
​まとめ
FIAT 131 Abarth Rallyは、FR駆動ながらラリーで3度のタイトルを獲得し、1980年代の4WD時代到来前に一世を風靡した名車です。現在でもラリーファンやクラシックカー愛好家の間で人気があり、ヒストリックラリーなどで活躍しています。

ラリーの歴史やFRのラリーカーに興味があるなら、このモデルはぜひチェックしたい一台ですね!








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Last updated  2025.03.19 12:15:17
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