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むかしむかし、何日も何日も、日照りの続いた年がありました。「せっかく蕎麦(そば)をまいたばかりなのに、このままでは蕎麦が全滅してしまうぞ」 お百姓はそう言いましたが、何日かたって孫が畑へ行ってみると、一日も雨が降っていないのに、蕎麦が青々と生えていたのです。「じいちゃん! じいちゃん! 蕎麦が生えているぞ!」 それを聞いたお百姓も、大喜びです。「そうか、そうか。蕎麦は少々の日照りでも生えると言うが、今年の様なひどい日照り続きでも生えてきたか。だが、蕎麦の花が咲いて、蕎麦の実を実らせるまでは、安心は出来んぞ」 するとそれから何日かたって孫が畑へ行ったら、蕎麦が大きくなって花を咲かせていたのです。「じいちゃん! じいちゃん! 畑一面に蕎麦の花がまっ白に咲いているぞ。これで蕎麦が食えるな」「うんや、まだまだ。ちゃんと実るまでは分からんて」 それからまた何日かたって、再び畑へ行った孫が言いました。「じいちゃん! じいちゃん! 蕎麦に、まっ黒い三角の実がいっぱい実っているぞ。これで間違いなしに、蕎麦は食えるな」 しかしお百姓は、首を横に振って、「いいや、物事は最後の最後までわからんぞ」と、言うので、孫はお百姓をせかして言いました。「それじゃあ、今から蕎麦刈りをしよう」 そこで二人は蕎麦を刈って、刈った蕎麦を干して、それから家へ持って帰って、叩いて蕎麦の実を取り出しました。「じいちゃん! じいちゃん! これでもう蕎麦が食べられるな」 孫がそう言いましたが、お百姓はやはり首を横に振って、「いいや、まだわからんぞ」と、言うのです。 そこで孫は蕎麦を臼にかけて粉をひいて、その粉に少しずつ水を入れてこねると、板状にして包丁で細長く切りました。 そして熱々お湯で蒸して、いよいよ蕎麦の完成です。 すると孫が、お百姓にニンマリと笑って、「じいちゃん! じいちゃん! これでいよいよ蕎麦が食えるな。なんぼ、じいちゃんでも、ここまでくれば、『いいや、まだわからんぞ』とは、言わんだろう」と、言いました。 ところがお百姓さんは、また、「いいや、まだわからんぞ。口に入るまではな」と、言うのです。 すると孫は、ケラケラと笑って、「いくら何でも、そこまで心配する事は」と、その蕎麦をそばつゆにもつけずに口の中にかきこもうとしましたが、「あっ!」と、孫はうっかり手を滑らせて、そばをざるごと目の前の囲炉裏の灰にぶちまけてしまったのです。 するとお百姓さんは、「それ見ろ、だからわしは、物事は最後の最後まで分からんと言っただろう」と、笑いながら言って、はんべそをかく孫に、自分の分の蕎麦を食べさせてやったと言うことです。☆ 笑よく業を制します。お祓いよりお笑いです。 今日もあなたの良心というナビは正常に作動していますか? ☆ 若い頃、自衛官として、三度、災害派遣に出動。 現在も自衛隊協力企業として 即応予備自衛官を、採用させて頂いていることは、私の生涯の誇りです。 ☆ 小社の社員は、東日本大震災災害派遣に出動しました。 坂本龍馬決定版! ☆ 「幸せになる法則」 ★「我謳!!」は 台湾、韓国でも翻訳発売されています。☆ よびりん♪登場!!インターネットTVカウテレビ。音声+動く画像です♪☆ サブ日記では連日「私の夢」を発信しています。 ☆ 先日撮影した動画です。
May 3, 2026
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むかしむかし、ある森に、白バラちゃんと赤バラちゃんという、仲の良い姉妹が住んでいました。 ふたりはいつも、「わたしたち、ずっといっしょにいましょうね」と、言っています。 ある雪のひどい晩、さむさにこごえたクマが、二人に助けを求めました。 ふたりはそのクマを、あたたかい部屋にとめてあげました。 それから毎晩、クマは遊びに来るようになりました。 すっかり仲良しになったある日のこと、クマはお別れを言いに来ました。「春になると、地下から悪い小人がぼくの宝物をぬすみに来るんだ。見張らなきゃいけないから、ここにはもうこれないんだ」「・・・そんな」 さびしい気持ちで、二人はたきぎ拾いに出かけました。 すると、たおれた木の下じきになって、小人がバタバタ手足を動かしていました。 見ると、長いひげが枝にからまっています。 白バラちゃんはしんせつに、からまった長いひげをはさみで切ってあげました。 ところが、「よくも、自慢のひげを切ったな!」 小人は助けられたのにお礼も言わず、木の根の間から金貨のつまった袋を取り出すと、さっさと行ってしまいました。 それから少したったある日、二人は川でひげを魚にくわえられている小人を見ました。 よく見ると、この前のこびとです。 今度もはさみでひげを切って助けてあげたのに、小人は、「また、大事なひげを切りやがって!」と、どなりながら真珠の入ったふくろをかついで岩のかげに消えました。 それからもまなく、二人はワシにさらわれそうになっている小人を助けてやりました。 小人はまたお礼も言わず、宝石のつまった袋をかかえて。「おれの宝石を、ジロジロ見るな!」と、いいました。 そのときです。「それは、ぼくの宝石だ!」 クマがあらわれて、小人をやっつけてしまいました。 するとクマの毛皮がハラリとぬげて、クマは美しい王子さまになったのです。「悪い小人を見つけてくれてありがとう。実はあの小人に魔法をかけられて、クマの姿にされていたんだ。小人のひげは小人の魔法のみなもと、小人のひげを切ってくれたおかげで、小人をやっつけることができました。白バラちゃん、ぼくと結婚してください。そして赤バラちゃんが、ぼくの弟と結婚してくれたら、ずっとみんなでいっしょにいられるよ」と、言うわけで、白バラちゃんと赤バラちゃんは、いつも二人が言っていたように、ずっと仲良くいっしょにくらしました。人間を照らす唯一のランプは理性であり、生の闇路を導く唯一本の杖は良心である。 ハイネ つらつら人間の一生を見るに、罪といふ事よりも、罪といふ事を自ら知らざるものほど大なる罪人はあらじと、思はるなり。 北村透谷☆ 笑よく業を制します。お祓いよりお笑いです。 今日もあなたの良心というナビは正常に作動していますか? ☆ 若い頃、自衛官として、三度、災害派遣に出動。 現在も自衛隊協力企業として 即応予備自衛官を、採用させて頂いていることは、私の生涯の誇りです。 ☆ 小社の社員は、東日本大震災災害派遣に出動しました。 坂本龍馬決定版! ☆ 「幸せになる法則」 ★「我謳!!」は 台湾、韓国でも翻訳発売されています。☆ よびりん♪登場!!インターネットTVカウテレビ。音声+動く画像です♪☆ サブ日記では連日「私の夢」を発信しています。 ☆ 先日撮影した動画です。
May 2, 2026
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むかしむかし、あるところに、ヨハネスという心優しい若者がいました。 可愛そうな事に、ヨハネスのお父さんとお母さんはヨハネスを残して死んでしまった為、ヨハネスは一人ぼっちです。 そこでヨハネスは、広い世界を旅する事にしました。 野を越え山を越えるうちに、ヨハネスは小さな教会の前に出ました。 ふと教会の庭を見ると、草のしげった中に一つだけお墓がありました。「誰のお墓か知らないけれど、きみも一人ぼっちなんだね。汚いままでは可愛そうだから、お掃除をしてあげるよ」 ヨハネスは草を抜いたり石ころをどけたりと、一生懸命にお墓の掃除をしてあげました。 それからお墓にヒナギクの花を飾ると、ヨハネスはまた旅を続けて大きな森に入りました。 ヨハネスが月明かりの下を歩いていると、後ろから呼び止める男の声がします。「おーい! そこの旅の人! どこへ行くんだね?」「やあ、こんばんは。ぼくは広い世界へ、大きな町へ行くのさ」 ヨハネスが答えると、男は近づいてきました。「ちょうどよかった。わたしも大きな町へ行くところなんだ。どうだい? 一緒に旅をしないか?」「ええ、もちろん。道連れが出来てうれしいよ」 こうしてヨハネスは、男と一緒に旅をする事になりました。 次の朝、二人が大きな木の下で朝ご飯を食べていると、おばあさんが片足を引きずりながらやってきました。「ああ、痛い、痛いよ。足が痛いんだ、助けておくれ」「どれ、薬をつけてあげよう」 旅の道連れは、おばあさんの足に薬を塗ってやりました。「おや、楽になったよ。ありがとう。お礼に何かをあげたいが、何か欲しい物はあるかい?」 すると旅の道連れは、おばあさんの持っているかごに入っている、やなぎの枝を指さして言いました。「それでは、その枝を三本もらうよ」 そう言って、枝を三本受け取る旅の道連れに、ヨハネスが不思議そうに尋ねました。「そんな物をもらって、どうするの?」「なあに、あとできっと、役に立つからさ」 旅を続けていく間に、旅の道連れは、おかしな物を二つ拾いました。 一つは長い刀で、もう一つは白鳥の羽です。「そんな物を拾って、どうするの?」 ヨハネスが聞くたびに、旅の道連れは、「なあに、あとできっと、役に立つからさ」と、答えました。 さて、ヨハネスと旅の道連れはいくつもの村を過ぎて、とうとう大きな町へやってきました。「わあ、高い塔に、お日さまにキラキラ光っているよ。あそこは、誰のお家だろう?」「あれは、王さまが住んでいるお城だよ」「ねえ、早くお城へ行ってみようよ」 ヨハネスが駆け出そうとすると、旅の道連れは首を振って言いました。「今は駄目だ。今夜は、町はずれの宿屋に泊まろう」 そしてその宿屋で、ヨハネスたちは宿屋の主人からこんな恐ろしい話を聞きました。「お城のお姫さまは、この国で一番美しい人ですが、実は悪い魔女なんですよ。 遠くの国から結婚を申し込みにきた若者に難しいなぞなぞを出しては、それに答えられないと首を切ってしまうんだ。 今までに大勢の若者が挑戦したが、まだ一人もなぞなぞに答えた者はいないんだよ」「あの、結婚を申し込めるのは、王子さまだけですか?」 ヨハネスが尋ねると、宿屋の主人は答えました。「いや、独身の若者なら、誰でもかまわないそうだ」 ちょうどその時、窓の外をお姫さまの行列が通りかかりました。 お姫さまはダイヤモンドとルビーでかざった白い馬に乗り、美しいかんむりをかぶって、チョウチョの羽で作った七色の服を着ていました、「はあ、なんて、きれいな人なんだろう」 ヨハネスは、一目でお姫さまを好きになってしまいました。「よし、ぼくも結婚を申し込むぞ!」 そう言うヨハネスを、旅の道連れがあわてて引き止めました。「駄目だよ。さっきの話を思い出すんだ。あのお姫さまは、悪い魔女なんだよ。お城へ行ってはいけないよ」 でも、ヨハネスは、「いいや、ぼくはなぞなぞに全部答えて、お姫さまと結婚するんだ」と、お城へ出かけていきました。 さて、お城に着くと、年寄りの王さまがヨハネスに尋ねました。「三つのなぞなぞに正しく答えないと、お前の命はないのだよ。それでもいいのかね?」「はい。大丈夫です。きっと答えてみせますから」 ヨハネスは、胸を張っていいました。「よろしい。それでは明日の朝、もう一度、城へ来なさい」 そこでヨハネスは宿屋へ引き返すと、ベッドに入って寝ました。 ヨハネスが寝てしまうと、旅の道連れは荷物の中から白鳥の羽とやなぎの枝を取り出して、そっと宿屋を抜け出しました。 旅の道連れは、お城の高い塔の下までくると、白鳥の羽を背中につけて、お城の大時計が夜中の十二時を打つのを待ちました。♪ディン、ドン♪ディン、ドン。 大時計が、十二時を打ちはじめました。 すると塔の窓がぱっと開いて、白い服を着て大きな黒い翼をつけたお姫さまが飛び出しました。 お姫さまは町を越えて、向こうにそびえる魔物の山を目指して飛んでいきます。 旅の道連れも背中に付けた白鳥の羽をパタパタさせながら、お姫さまの後を追って飛び立ちました。 そして持ってきたやなぎの枝で、お姫さまの体を打ちました。「悪い魔法よ、お姫さまの体から出ていけ!」 けれどもお姫さまは平気で飛び続けて、魔物の山へ着くと洞穴の中へと入っていきました。 洞穴の中は毒ヘビや毒グモや毒キノコ、コウモリやネズミや、緑色のハエたちでいっぱいでした。、他にも不気味な小人の鬼たちがいて、まん中の椅子にはみにくい魔物がお姫さまが来るのを待っていました。 お姫さまは魔物に一礼すると、魔物に尋ねました。「偉大なる魔物の王さま。また新しい若者が、わたしに結婚を申し込みに来ました。今度はどんななぞなぞを出したらいいでしょうか?」「よしよし、ではこう言うのだ。『わたしが今、何を考えているか当ててごらん?』とな」「はい。わかりましたわ。それで、わたしは何を考えていたらいいのでしょうか?」「なに、簡単な事。お前のはいている、銀の靴の事を考えるのだ」 それを聞いた旅の道連れは急いで宿屋に帰ると、寝ているヨハネスの耳に、正しい答えをささやきました。「お姫さまは、銀の靴の事を考えているよ」 次の朝、ヨハネスは、お城の大広間へ出かけました。 大広間には、大勢の人が集まっています。 お姫さまが、ヨハネスに尋ねました。「ヨハネス、わたしが今、何を考えているか当ててごらん?」「はい、お姫さまは、銀の靴の事を考えていらっしゃいます」 ヨハネスが言い当てたので、お姫さまは青くなって言いました。「せっ、正解です。それでは明日の朝、またお城へ来るように」 その夜、ヨハネスがねむってしまうと、旅の道連れは昨日と同じように白鳥の羽をつけて、やなぎの枝を持ってお城へ向かいました。♪ディン、ドン♪ディン、ドン。 十二時になるとお城の窓が開いて、魔女のお姫さまが飛び出していきました。「悪い魔法よ。お姫さまの体から出ていけ」 旅の道連れは、今日もやなぎの枝でお姫さまの体を打ちましたが、魔女のお姫さまは平気で飛び続けて、魔物の山へ着くと魔物に尋ねました。「偉大なる魔物の王よ。二番目のなぞなぞを教えてください」「よしよし、今度は、金の手袋の事を考えておいで」 旅の道連れは急いで宿屋へ戻ると、寝ているヨハネスの耳に、正しい答えをささやきました。「お姫さまは、金の手袋の事を考えているよ」 そこでヨハネスは、お城へ出かけていって、その通りに答えました。「お姫さまは、金の手袋の事を考えていらっしゃいます」 それを聞いたお姫さまは、昨日よりも、もっと青い顔をして、「せっ、正解です。それでは明日の朝、またここへ来るように」と、言いました。 さて、三日目の夜になりました。 ヨハネスがねむってしまうと、旅の道連れはやなぎの枝以外にも長い刀を持って出かけました。♪ディン、ドン♪ディン、ドン。 お城の大時計が十二時を打ちはじめると、また魔女のお姫さまが飛び出しました。「悪い魔法よ、お姫さまから出ていけ」 旅の道連れは、やなぎの枝でお姫さまを打ちましたが、お姫さまはそのまま飛び続けていきました。 そして魔物の山へ着くと、「ヨハネスという若者が、二度とも、なぞなぞを言い当ててしまいました。最後のなぞなぞは、どうしたらいいのでしょうか?」と、魔物の王に言いました。 すると魔物の王は、恐ろしい顔で椅子から立ち上がると、「まさか、二度まで当てるとはな。だが今度こそは、ヨハネスの命をもらってやるぞ」と、今度はお姫さまと一緒に、お城まで飛びました。 そして飛びながら、お姫さまになぞなぞの答えを教えたのですが、二人のすぐ後ろにいた旅の道連れは、その正しい答えを聞いていました。 旅の道連れ、長い刀で魔物の王をやっつけると、急いで宿屋へ帰りました。 次の朝、旅の道連れは、目を覚ましたヨハネスに大きなハンカチの包みを渡して言いました。「お姫さまがなぞなぞを出したら、これを開けて見せなさい」 さて、お城の大広間は、大勢の人で入りきれないほどになっていました。 何しろ二つのなぞなぞを言い当てたのは、ヨハネスが初めてだったからです。「ヨハネス、わたしの考えている事を、当ててごらん」 お姫さまが言うと、ヨハネスは旅の道連れにもらったハンカチの包みを開きました。「お姫さまは今、この事を考えていらっしゃいます」 そしてハンカチの中身を見たお姫さまは、「あっ!」と、叫んで気を失ってしまいました。 ハンカチの中には、あの魔物の首が入っていたのです。「ヨハネスが、悪い魔物をやっつけたぞ!」 集まった人々は、大喜びです。 ヨハネスはお姫さまを抱き上げて、きれいな泉の水にひたしました。 するとお姫さまの体から黒い鳥が現れて、魔物の山の方へ飛んでいきました。 お姫さまにかけられていた、悪い魔法がとけたのです。 お姫さまは前よりも、もっときれいになって目を開きました。 そしてヨハネスとお姫さまは、立派な結婚式をあげたのです。 さて次の朝、旅の道連れがヨハネスのところへ来て言いました。「わたしは長い旅に出るので、これでさようならです」「そんな事を言わないで、ぼくたちと一緒に暮らしてください。ぼくが幸せになれたのは、みんな、あなたのおかげなんです」「いいえ、わたしは、あなたに恩返しをしただけです。草の伸びたお墓をきれいにして、花をかざってくれた事を覚えていますか? あれは、わたしのお墓なのです」 旅の道連れはそう言うと、煙のように消えてしまいました。 その後ヨハネスとお姫さまは、いつまでも幸せに暮らしました。☆ 笑よく業を制します。お祓いよりお笑いです。 今日もあなたの良心というナビは正常に作動していますか? ☆ 若い頃、自衛官として、三度、災害派遣に出動。 現在も自衛隊協力企業として 即応予備自衛官を、採用させて頂いていることは、私の生涯の誇りです。 ☆ 小社の社員は、東日本大震災災害派遣に出動しました。 坂本龍馬決定版! ☆ 「幸せになる法則」 ★「我謳!!」は 台湾、韓国でも翻訳発売されています。☆ よびりん♪登場!!インターネットTVカウテレビ。音声+動く画像です♪☆ サブ日記では連日「私の夢」を発信しています。 ☆ 先日撮影した動画です。
May 1, 2026
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むかしむかしの大むかし、すベての鳥がまだ黒っぽい、灰色をしていたころのお話です。 ある日、空に虹が出ました。 見ると、虹に黒いシミがいっぱいできていました。 いったいどうしたのかと、鳥たちはふしぎに思いました。 すると、天から七色にかがやく鳥がまいおりてきて、鳥たちにいいました。「虹にわるいムシがくっついて、きれいな虹の色を食いつくそうとしています。いっしょにやっつけてください」 勇気のある鳥たちは、すぐにいっしょに行くといいました。 けれども、虹はとても遠いところにあって、行くのはたいへんです。 いやだという鳥も、たくさんいました。 それで行きたい鳥だけが、天からきた鳥といっしょに出発しました。 鳥たちは、こおりつくようなさむさの中を、雨やあらしもこえてとびつづけました。 みんなボロボロになって、やっと虹にたどりつきました。「これはひどい! 虹がムシでいっぱいだ」 鳥たちは、虹にくっついたムシにおそいかかりました。 ムシは鳥たちの羽の間にもぐりこんでチクッとさしたり、目をつつきにきたりしました。 長くとんでつかれていた鳥たちには、とてもつらいたたかいでしたが、鳥たちはなんとか勝ちました。 ムシたちは、黒いかたまりになっておちていきました。 みんな、ホッとして顔を見あわせると、どうでしょう。 どの鳥も、きれいな色の羽になっているのです。 むちゅうでムシとたたかっている間に、虹の色が体にこすりつけられていたのです。 天の鳥がいいました。「虹の色はけっしておちません。みなさんのうつくしいすがたは、子どもや孫にもずっとつたわるでしょう」 みんなは大よろこびで、地上にもどりました。 地上にのこった鳥たちは、虹にむかった鳥たちがたたかいにやぶれて、ボロボロになって帰ってくるとばかり思っていました。 ところがみんな、光りかがやくようなうつくしいすがたになっているのです。 黒っぽい鳥たちは、みすぼらしい自分のすがたがとてもはずかしくなり、コソコソかくれてしまいました。 今でも、きれいな鳥とそうでない鳥がいるのは、こういうわけなのです。☆ 笑よく業を制します。お祓いよりお笑いです。 今日もあなたの良心というナビは正常に作動していますか? ☆ 若い頃、自衛官として、三度、災害派遣に出動。 現在も自衛隊協力企業として 即応予備自衛官を、採用させて頂いていることは、私の生涯の誇りです。 ☆ 小社の社員は、東日本大震災災害派遣に出動しました。 坂本龍馬決定版! ☆ 「幸せになる法則」 ★「我謳!!」は 台湾、韓国でも翻訳発売されています。☆ よびりん♪登場!!インターネットTVカウテレビ。音声+動く画像です♪☆ サブ日記では連日「私の夢」を発信しています。 ☆ 先日撮影した動画です。
Apr 30, 2026
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むかし、飛騨の山奥に、佐吉という彫り物のとても上手な男が住んでいました。 ある時、佐吉は腕試しをしようと旅に出かけました。 ところが、尾張の国まで来た時には、持っていたお金をすっかり使い果たしてしまいました。 宿の支払いにも困った佐吉は、宿の主人に何か彫り物をさせてほしいと頼みました。「よし、それじゃ、宿代の代わりに、何か彫っておくんなさい」 主人が許してくれたので、佐吉はさっそく彫り始めました。 翌朝、佐吉は見事な大黒さまを、宿の主人に差し出しました。「これは見事! こんな素晴らしい大黒さまは見た事がない。これは、家の家宝にさせて頂きます」 大喜びする宿の主人に、佐吉は申し訳なさそうに。「彫る木が手元になかったもので、この部屋の大黒柱をくり抜いて使わせてもらいました。お許しください」「・・・?」 宿の主人が大黒柱を調べてみましたが、傷一つ見当たりません。「はて、この大黒柱でしょうか?」 「はい。これです」 そう言って、佐吉がポンと手を叩くと、カタンと柱の木が外れました。 なるほど、確かに中は空洞です。 すっかり感心した宿の主人は佐吉の事を、その頃、日光東照宮の造営にたずさわっていた彫り物名人、左甚五郎に知らせました。 甚五郎は、さっそく佐吉を呼び寄せて、「何でもいい、お前の得意な物を彫ってくれ」と、言いました。 そこで佐吉が彫ったのは、いまにも動き出しそうな見事な仁王さまです。 甚五郎はすっかり感心して、佐吉を東照宮の造営に参加させる事にしました。「わたしは、竜を彫ろう。佐吉、お前は山門のネコを彫れ」 天下の左甚五郎に認められたうれしさに、佐吉は力一杯彫り続けました。 毎日毎日彫り続けて、とうとう山門のネコが彫り上がりました。 そして、甚五郎やほかの弟子たちの仕事もすべて終わり、東照宮は完成しました。 検査(けんさ)の役人たちも、その見事さには、ただ驚くばかりです。 甚五郎を始め、みんなはたいそういい気分になり、その夜は酒やごちそうでお祝いをしました。 酒を飲み、歌い、盛り上がったみんなは、疲れていたのか、たくさんのごちそうを残したまま、グーグーと眠ってしまいました。 ところがその翌朝、みんなが目覚めてみるとどうでしょう。 あれほどたくさんあったごちそうが、一晩のうちになくなっているのです。「お前が食べたんじゃろうが!」「とんでもない、お前こそ!」 弟子たちの言い争いを聞くうちに、甚五郎と佐吉はハッと顔を見合わせました。 甚五郎はノミと木づちを持ち、山門へと急ぎました。 佐吉も黙って、あとを追います。 山門へ来てみると、佐吉の彫ったネコのまわりに、ごちそうを食いちらした跡があります。 甚五郎はクワッと目を見開くと、 カーン!と、ノミと木づちをふるいました。 その一刀のもとに、佐吉のネコは眠りネコになってしまいました。 佐吉は甚五郎の腕のあまりのすごさに、思わず地面にひれ伏しました。「左甚五郎先生!」 甚五郎は佐吉の肩に手を置き、しみじみと言いました。「佐吉よ、彫り物のネコに魂が入るとは、お前はまことの名人じゃ。これより、わしの名を取って『飛騨の甚五郎』と名乗るがよい」「はいっ、ありがとうございます!」 佐吉の彫ったネコは、そのあと、『日光東照宮の眠り猫』として、とても評判になりました。 それにつれて飛騨の甚五郎の名前も、大変有名になったという事です。いかなる天才も熱情によって産み出される。 アイザック・ディスレーリ☆ 笑よく業を制します。お祓いよりお笑いです。 今日もあなたの良心というナビは正常に作動していますか? ☆ 若い頃、自衛官として、三度、災害派遣に出動。 現在も自衛隊協力企業として 即応予備自衛官を、採用させて頂いていることは、私の生涯の誇りです。 ☆ 小社の社員は、東日本大震災災害派遣に出動しました。 坂本龍馬決定版! ☆ 「幸せになる法則」 ★「我謳!!」は 台湾、韓国でも翻訳発売されています。☆ よびりん♪登場!!インターネットTVカウテレビ。音声+動く画像です♪☆ サブ日記では連日「私の夢」を発信しています。 ☆ 先日撮影した動画です。
Apr 29, 2026
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むかしむかし、ある国に、とても貧しい石切り職人のおじいさんがいました。 おじいさんは石を切ったり、石を磨いたりと、毎日せっせと働きましたが、暮らしは少しも楽になりません。 ある日の事、おじいさんがいつもの様に石を磨いていると、一匹のネズミが仕事場に入ってきました。 そしてネズミがおじいさんの足元を駆け抜けた時、キラリと何かが光りました。「おや? 何だろう?」 見てみると、何とネズミがお金をくわえているではありませんか。 おじいさんは驚いて、ネズミに声をかけました。「お金などくわえて、どこへ行くのかね?」 するとネズミはペコリと頭を下げると、お金を下に置いて丁寧に頼みました。「お腹が空いて死にそうなのです。どうかこのお金で、食べ物を買って来て下さい」「それはいいが、このお金はどこから持って来たんだい? まさか、人から盗んで来たのかい?」「いいえ。西に行くと、誰も住んでいない古いお屋敷があるのですが、そこの蔵でお金の詰まったかめを見つけたのです。これからは毎日、お金を一枚ずつ運んできますから、わたしには肉を一切れ下さい。残りは、おじいさんの好きな物を買って下さい」「よし、わかった。わしも食べる物がなくて困っていたところだ。助かるよ」 おじいさんはお金を受け取ると、さっそく買い物に出かけました。 次の日からネズミは毎日、お金をくわえてやって来るようになりました。 おじいさんはお金を受け取ると買い物に出かけて、ネズミと仲良く食べ物を分け合いました。 ところがある日、大変な事がおこりました。 ネズミがネコに、捕まってしまったのです。「ネコさん、どうか、わたしを食べないで下さい」「嫌だね。おれは腹ぺこなんだ」「では、これから毎日、あなたに肉を差し上げますから、どうか命だけは助けて下さい」「肉を毎日か。よし、いいだろう」 ネズミは約束通り、おじいさんから肉を受け取るとネコに半分やりました。 それから何日かして、ネズミはまた別のネコに捕まってしまいました。 ネズミはそのネコとも、同じ約束をしてしまいました。 これでネズミの食べる肉はなくなってしまい、ネズミはだんだんやせていきました。 そしてとうとう、ネズミは骨と皮だけになってしまったので、おじいさんが心配して尋ねました。「ネズミくん。毎日食べ物を分けているのに、どうしてそんなにやせたんだい? わけがあるなら、話してごらん」 そこでネズミは、ネコに捕まって肉を分けてやっている事を話しました。「そうか、そんなひどい事になっていたのか。・・・よし、わしに任せておきなさい」 おじいさんはそう言うと、仕事場から透明な水晶で出来た石の箱を持ってきました。「さあ、この箱に入りなさい。そしてネコがやって来たら、ネコに嫌な事を言って、うんと怒らせてやりなさい。いいね」「はい、おじいさんの言う通りにします」 ネズミが水晶の箱に入って待っていると、やがてネコたちがやって来ました。「おい、早く肉を寄こせ」「そうだ、何をぐずぐずしている」 ネコたちはネズミにそう言いましたが、ネズミはネコにアカンベーをして言いました。「嫌だね。誰が肉をやるものか。お腹が空いているのなら、ミミズでも食べるがいいさ」「何だと!」「生意気なネズミめ! こらしめてやる!」 ネコたちは怒って、ネズミに飛びかかりました。 そして鋭い牙をむき出しにすると、ネズミに噛みついたのです。 しかしネズミは、固い水晶の箱の中にいるので平気です。 水晶の箱に噛みついたネコの牙は、ポキリと折れてしまいました。「なんだ?!」 びっくりしたネコは、今度は鋭い爪を出してネズミに襲いかかりましたが、これも水晶の箱にはじかれて、ネコの爪もポキリと折れてしまいました。「わあ、大切な牙と爪が!」 武器を二つとも失ったネコたちは泣きながら逃げて行き、二度とネズミの前には現れませんでした。 こうしてネコを退治したネズミは、それからもおじいさんと仲良く、幸せに暮らしたということです。 怒りと愚行は相並んで歩み、悔恨が両者のかかとを踏む。 フランクリン☆ 笑よく業を制します。お祓いよりお笑いです。 今日もあなたの良心というナビは正常に作動していますか? ☆ 若い頃、自衛官として、三度、災害派遣に出動。 現在も自衛隊協力企業として 即応予備自衛官を、採用させて頂いていることは、私の生涯の誇りです。 ☆ 小社の社員は、東日本大震災災害派遣に出動しました。 坂本龍馬決定版! ☆ 「幸せになる法則」 ★「我謳!!」は 台湾、韓国でも翻訳発売されています。☆ よびりん♪登場!!インターネットTVカウテレビ。音声+動く画像です♪☆ サブ日記では連日「私の夢」を発信しています。 ☆ 先日撮影した動画です。
Apr 28, 2026
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むかしむかし、三人の旅人が、いなかの道を都へ向かって歩いていました。 お昼になったので、三人は食事をしようと、腰をおろしました。 ところがのこった食べ物は、パンがあと一つだけです。 そこで、一人がいいました。「たった一つのパンを、三人でわけたってしかたがないな。それよりも一人だけがそっくり食べる方がいいだろう。これから三人で昼寝をして、一番すばらしいゆめを見たものが、パンを食べることにしてはどうだろう?」と、いいだしました。 ほかの二人もそれに賛成して、ゆめくらべをすることになりました。 さっそく三人は、道ばたの木のかげへいって、草の上にねころびます。 そしてみんないびきをかいて、グッスリとねむってしまいました。 しばらくたって、昼寝からさめた三人は、「ああ、よくねむった。さて、おたがいにどんなすばらしいゆめを見たかな」と、ゆめの話しをはじめました。 三人のうち、二人は町の商人で、一人は村のお百姓でした。 おしゃべり上手な商人の一人が、最初に話しはじめました。「わしはな、天国へ行ったゆめを見たよ。天の使いの鳥にのって行ったんだ。天国はキラキラしていて、どこもかしこも金色に美しく光っていた。そしてすばらしい音楽が聞こえ、きれいな花がいっぱいに咲いていた。心をあらわれるような、よいかおりがただよっていて、本当にすばらしいところだったよ」 おしゃべり上手な商人は、得意になってそんなゆめのはなしをしました。 すると、もう一人の商人もまけずに、「わたしはな、もっとかわったところのゆめを見たよ」「どんなところだい?」「地獄へ行ったゆめさ。地獄はやっぱり、すごいところだったなあ。こわい顔の地獄の王さまや家来のオニたちがいばっていた。そして悪いことをして地獄へやられた人々が、オニたちにぶたれたり、池へおいこまれたりしながら、苦しそうにしていたよ」 そんな地獄のゆめを、上手に話しました。「今度は、あんたの番だよ」と、いわれた三人目のお百姓は、「うん」と、いったきりで、しばらくだまっています。 ところがふいに、そのお百姓は三人の前においてあるパンをとると、自分一人でムシャムシャと食べてしまいました。「あれっ?」 ほかの二人はビックリして、「だれのゆめが一番すばらしいか、まだきまっていないのに、パンを食べてしまうとはどういうことだ!」と、おこりました。 すると、お百姓は、「うん、わたしはね、あんたたちが天国や地獄へ行くゆめを見たんだよ。天国や地獄へ行った人は、もうもどってはこないだろうと思ってね、のこったパンを食べてしまったのさ」 ほかの二人は、思いがけない答えに、「これはやられたな」と、ちょっぴりくやしそうな顔をしましたが、すぐに笑い出しました。「天国や地獄はとおくても、都まではもうすぐだ。さあ、はやく都へいって、うまいものを食べよう」 そういうと、また一緒に旅を続けました。☆ 笑よく業を制します。お祓いよりお笑いです。 今日もあなたの良心というナビは正常に作動していますか? ☆ 若い頃、自衛官として、三度、災害派遣に出動。 現在も自衛隊協力企業として 即応予備自衛官を、採用させて頂いていることは、私の生涯の誇りです。 ☆ 小社の社員は、東日本大震災災害派遣に出動しました。 坂本龍馬決定版! ☆ 「幸せになる法則」 ★「我謳!!」は 台湾、韓国でも翻訳発売されています。☆ よびりん♪登場!!インターネットTVカウテレビ。音声+動く画像です♪☆ サブ日記では連日「私の夢」を発信しています。 ☆ 先日撮影した動画です。
Apr 27, 2026
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むかしむかし、あるところに、どうにも貧乏な男がいました。「人並みに暮らしたいなあ。・・・そうだ、観音様にお願いしてみよう」 男が村の観音様に通って、お参りを続けていると、ある晩、観音様が現れて、「いいだろう。お前の願い、叶えてしんぜよう。夜が明けたらお宮の石段を降りていって、最初に見つけた物を拾い、それを大事にしなさい」と、告げました。 やがて男が石段を降りて行くと、何か落ちています。「ははん。これだな」 拾いあげると、それはカキのタネでした。「何だ、こんな物か」 男は捨てようかと思いましたが、せっかくお告げをもらったのですから粗末に出来ません。 ありがたくおしいただくと、これは不思議。 カキのタネが男のひたいにピタッと張り付いて、取ろうにも取れません。「まあいい、このままにしておこう」 すると間もなく、カキのタネから芽が出て来ました。 芽はズンズン伸びて、立派な木になりました。 男がたまげていると、カキの木は枝いっぱいに花をつけ、花が終わると鈴なりに実をつけました。「うまそうだな。試しに食べてみよう」 男が食べてみると、甘いのなんの。 男はさっそく、町へカキを売りに行きました。「頭にカキの木とは、珍しい」「おれにもくれ」「おれもだ」 カキは、飛ぶ様に売れました。 男はお金をふところにホクホク顔でしたが、面白くないのは町のカキ売りたちです。「おれたちの商売を、よくも邪魔したな!」 男を囲んで袋叩きにすると、頭のカキの木を切り倒してしまいました。「ああ、もう、金もうけ出来ない・・・」 男がしょげていると、切り倒されたカキの木の根元に、カキタケという、珍しいキノコが生えてきました。 おいしいキノコなので男が売りに行くと、これまた飛ぶ様に売れました。 面白くないのは、町のキノコ売りたちです。「おれたちの商売が、あがったりだ!」 男を囲んで袋叩きにすると、カキの木の根元を引っこ抜いてしまいました。 男は、ガッカリです。 頭には、大きなくぼみが出来てしまいました。 やがてこのくぼみに雨がたまって、大きな池が出来ました。「こうなったらいっその事、池に身投げをして死んでしまいたい」 男がなげいていると、頭の池でパチャンとはねるものがありました。 手に取ってみると、大きなコイです。 頭の池にはいつしか、コイやらフナやらナマズやらが育っていたのです。 男は頭の池の魚を売りに行って、またまたお金をもうけましたが、町の魚売りたちはあきれて、ポカンとながめているだけでした。 吉凶は糾える縄の如し。 「太平記」☆ 人間あきらめてはいけません。 何もなくても笑顔があれば、何とかなるのが世の中なのです。☆ 笑よく業を制します。お祓いよりお笑いです。 今日もあなたの良心というナビは正常に作動していますか? ☆ 若い頃、自衛官として、三度、災害派遣に出動。 現在も自衛隊協力企業として 即応予備自衛官を、採用させて頂いていることは、私の生涯の誇りです。 ☆ 小社の社員は、東日本大震災災害派遣に出動しました。 坂本龍馬決定版! ☆ 「幸せになる法則」 ★「我謳!!」は 台湾、韓国でも翻訳発売されています。☆ よびりん♪登場!!インターネットTVカウテレビ。音声+動く画像です♪☆ サブ日記では連日「私の夢」を発信しています。 ☆ 先日撮影した動画です。
Apr 26, 2026
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むかし、一人の旅人が町はずれの大きな木の下に、しょんぼりと腰をおろしていました。 長い旅でお金はなくなり、朝から何一つ食べていないのです。 旅人はお腹がへって、目が回りそうです。 ふと、足もとに落ちている古ぼけた火打ち箱に目がとまり、なんの気なしに中から火打石を取りだすと、力チ力チと鳴らしました。 すると不思議な事に、大きな犬が、どこからともなく飛んできて、「ほしいものは、何ですか?」と、聞いてきたのです。「お金がほしい!」 旅人が答えると、犬はどこかへ飛んで行って、お金のいっぱいつまった財布をくわえてきました。 そして、「ご用のときは、また呼んでくださいね」と、言うと、煙のように消えてしまいました。 旅人は大喜びで、そのお金でお腹いっぱいごちそうを食べて、夜は久しぶりに宿屋にとまりました。「ああ、今日はぐっすり眠れそうだ。・・・おや? お城か」 宿屋の部屋の窓から、はるか向こうの大きなお城をながめていると、向こうの窓からも一人の美しいお姫さまが、こちらを見ているようでした。「きれいな人だな。あんな人と、お友だちになれたらなあ。・・・そうだ」 旅人は火打ち石を、力チ力チ鳴らしてみました。 すると昼間の犬が、窓から飛び込んできました。「ほしいものは、何ですか?」「実は、あのお城のお姫さまと、お友だちになりたいんだ」 旅人がわけを話すと、犬はすぐに窓から飛びだして、まもなくお姫さまを背中に乗せてもどってきました。「こんばんわ、旅人さん。何か、旅のお話しを聞かせてくださる?」「はっ、はい!」 お姫さまは旅人の楽しい旅のお話に、夜のふけるのも忘れるほどでした。 夜明けになると、犬はお姫さまを背中に乗せて、お城に送りとどけました。 犬のおかげで旅人は、あくる夜も、そのあくる夜も、お姫さまとお話しすることができました。 ところがある夜、王さまの家来が、犬がお姫さまを連れ出すところを見つけてしまったのです。 家来はすぐにあとをつけましたが、見失ってしまいました。 そこで家来は次の日、底に穴を開けた小さな袋にそば粉をつめて、それをお姫さまの着物のすそに、ゆわえておきました。 夜になると、お姫さまはまた犬の背なかに乗って、旅人のところへ行きました。 でも、袋からそば粉がこぼれたことには、気がつきませんでした。 あくる朝、家来たちは落ちているそば粉をたどって宿屋におしかけ、旅人を捕まえました。 お城に引き立てられた旅人は、王さまに向かって言いました。「お姫さまを、わたしのお嫁さんにください」 王さまは、かんかんに怒って、「無礼者! お前なんぞに、大切な姫がやれるか! この男をこの場で死刑にしろ!」と、家来たちに命令しました。 家来たちが旅人に向かって、いっせいに鉄砲の引き金を引こうとすると、旅人は素早く火打ち箱から火打石を取り出して、力チ力チと鳴らしました。 すると、「うおーっ、ワンワン!」 あの犬が現れて、家来たちを相手に大暴れしました。 そして、すべての家来たちをやっつけた犬は、王さまに向かって言いました。「王さま、この旅人は素晴らしい若者です。もし、この旅人をこの国の王にしたら、国はいつまでも栄えるでしょう」 そう言うと、どこかへ消えてしまいました。「不思議な犬だ。きっと、神さまのお使いにちがいない」 そう思った王さまは、さっそく旅人とお姫さまの結婚をお許しになり、旅人に王さまの位をゆずりました。 そして犬の言葉通り、この国はいつまでも栄えたということです。☆ 笑よく業を制します。お祓いよりお笑いです。 今日もあなたの良心というナビは正常に作動していますか? ☆ 若い頃、自衛官として、三度、災害派遣に出動。 現在も自衛隊協力企業として 即応予備自衛官を、採用させて頂いていることは、私の生涯の誇りです。 ☆ 小社の社員は、東日本大震災災害派遣に出動しました。 坂本龍馬決定版! ☆ 「幸せになる法則」 ★「我謳!!」は 台湾、韓国でも翻訳発売されています。☆ よびりん♪登場!!インターネットTVカウテレビ。音声+動く画像です♪☆ サブ日記では連日「私の夢」を発信しています。 ☆ 先日撮影した動画です。
Apr 25, 2026
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むかしむかし、ある山のふもとに、白いひげをはやしたおじいさんが住んでいました。 おじいさんは小さな家でぞうりを作って、たった一人でくらしていました。 おじいさんはひまがあれば、タイコを「ドンドンツク、ドンツクドン」とたたき、「わしの歌をきいとくれ。わしの話をきいとくれ」と、村じゅうをまわってあるきます。 すると、子どもたちがあつまってきて、「タイコじいさん。歌をうたっとくれ。むかし話をしておくれ」「それでは、とっておきの歌とお話しをするかのう」と、とくいそうに、白いあごひげをなでるのでした。 おじいさんがこの村にいるおかげで、みんなはとてもゆかいにくらすことができました。 さて、村のそばにひとすじの川が流れていました。 川は流れがはげしく、なかなか渡ることができません。 それに春になると、雪どけの水があふれて道も畑も水びたしになるので、人びとはとてもこまっていました。 ある日、おじいさんが川岸をあるいていると、「たすけてー!」と、いう声がします。 見ると女の人と子どもが、川の中でおぼれているではありませんか。「まっていろ! いまいくぞ!」 おじいさんは着物をきたまま、ザブン! と川へとびこみました。 しかし女の人と子どもは、川の流れに流されていってしまいました。 おじいさんは岸にはいあがると、川にむかってさけびました。「おまえはなんというひどい川だ! これまでにも、たくさんの人の命をのみこんできたが、もうゆるさん! わしはきっと、おまえの上に石の橋をかけてやる!」 けれどおじいさんには、橋をつくるお金も力もありません。 おじいさんは毎日、ゴウゴウと音をたてて流れる川をながめては、「なにか、いいくふうがないものか?」と、考えるのでした。 ある夜のこと、おじいさんは夢をみました。 りっぱにできあがった石の橋の上で、村人たちがおじいさんのタイコにあわせて、楽しそうにおどっているのです。 夢のなかでおじいさんは、とてもしあわせでした。「もうこれで、どんなに川のやつがあばれても安心だ」 おじいさんが大声でみんなにいったとき、夢からさめたのです。 おじいさんはベッドの上におきあがって、なにか考えていましたが、「そうだ!」と、ポンとひざをたたいて、庭へ出ていきました。 庭のすみに、キンモクセイの木があります。 おじいさんはキンモクセイの木にタイコをぶらさげ、その下に木の箱をおきました。 つぎの日の朝、おじいさんは村の人たちをあつめていいました。「これから、わしのむかし話を聞きたいときは、この木の箱にいくらでもいいからお金をいれて、タイコをたたいてわしをよんでくれないか」「えー。もう、ただでお話をしてくれないの?」 子どもたちが、つまらなそうにいいました。「ああ。橋をつくる石を買うためのお金ができるまではな」 村の人たちは、やっとおじいさんがなにを考えているのかわかりました。「どうかな。わしのたのみを聞いてくれるかな?」 おじいさんがそういうと、みんながいいました。「だいさんせい!」 そのつぎの日から、村の人たちは仕事をおわると、キンモクセイの木にぶらさがっているタイコを、ドンツクドンドンとたたいては、おじいさんのむかし話を聞くようになりました。 タイコがならない日は、一日もありません。 木の箱の中のお金も、すこしずつ、ふえていきました。 おじいさんの話はたいへんおもしろく、美しい話も、悲しい話も、ゆかいな話も、ぼうけん物語もありました。 おじいさんがキンモクセイの木の下にすわって話しをはじめると、おとなや子どもだけでなく、木の枝にとまっている小鳥たちや空の星たちも、ジッと耳をかたむけるのでした。 こうしていつのまにか、十年という月日がすぎていきました。 ある日、おじいさんがキンモクセイの木の下の箱をあけてみると、かぞえきれないほどのお金が出てきました。「これでよし」 おじいさんは、さっそくそのお金で石を買い、橋をこしらえはじめました。 石をはこび、ドロをこね、汗ビッショリではたらくおじいさん。 村の人びとも、おうえんにかけつけました。「ぼくらも、てつだうよ」 子どもたちも、やってきました。 小鳥たちも、空がまっくらになるほど仲間をつれて、かわいいくちばしで小石をつまんではこびます。 一人一人の力は小さくても、みんなが力を出しあえば、どんなこともできるのです。 仕事につかれると、おじいさんはタイコをたたいて歌をうたいます。♪モクセイの花がさくよ。♪タイコがドンとなれば、みんなあつまる。♪おとなも子どもも。♪モクセイの花がにおうよ。♪みんなあつまれば、はじまるよ、じいさんの話。♪モクセイの花がちっても、♪みんなあつまる。♪みんなあつまれば、橋ができるよ。 みんなはおじいさんの歌にはげまされて、元気いっぱい石をきり、石をはこび、石をつみ、ドロをこねて橋づくり。 すこしずつ、すこしずつ、橋ができていきました。 そしてつぎの年の春には、とうとうりっぱな橋ができあがったのです。 おじいさんが夢にまでみた橋! この橋があれば、どんなに川があふれても、もう人びとが苦しむようなことはないでしょう。「よかった。よかった!」 人びとは白くかがやく橋の上で、肩をたたきあってよろこびました。 ところがそれからまもなく、おじいさんがおもい病気にかかってねこんでしまったのです。 橋をこしらえているとき、つみあげた石がくずれてきて、おじいさんの足をきずつけました。 みんなは、おじいさんにやすむようにいったのですが、おじいさんは、「なんだ。これっぽっちのけが」と、がんばりつづけたのです。 そのためでしょう。 橋ができたころには、おじいさんの足はひどくはれあがり、あるくこともできなくなりました。 これでは、だいすきなタイコもたたけません。 おじいさんのタイコがならない村は、ひっそりと静まりかえり、人も草も小鳥たちも、ためいきをつくばかりです。「もういちどタイコをたたき、村の人たちにお話をしてあげたい」 おじいさんがそう思ったとき、たくさんの小鳥たちがまどからとびこんできました。 気がついてみると、おじいさんは雲の上にすわって、空にまいあがっています。 小鳥たちも一緒に、空たかくとんでいるのです。 そしてそのまま、おじいさんのすがたは、月の光のなかにすいこまれていきました。 それからは、月のあかるい夜になると、あのなつかしいタイコの音がきこえてくるようになりました。♪ドンツクドン。♪ドンツクドン。 すると、子どもたちが月を見あげてさけびます。「ほら。おじいさんがお月さまのなかで、タイコをたたいているよ」最も尊重せねばならぬのは、生くることにあらず、よく生くることなり。 ソクラテス☆ 笑よく業を制します。お祓いよりお笑いです。 今日もあなたの良心というナビは正常に作動していますか? ☆ 若い頃、自衛官として、三度、災害派遣に出動。 現在も自衛隊協力企業として 即応予備自衛官を、採用させて頂いていることは、私の生涯の誇りです。 ☆ 小社の社員は、東日本大震災災害派遣に出動しました。 坂本龍馬決定版! ☆ 「幸せになる法則」 ★「我謳!!」は 台湾、韓国でも翻訳発売されています。☆ よびりん♪登場!!インターネットTVカウテレビ。音声+動く画像です♪☆ サブ日記では連日「私の夢」を発信しています。 ☆ 先日撮影した動画です。
Apr 24, 2026
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むかしむかし、京の都にちかい山寺に、それはそれは学問のある、えらい和尚さんがおりました。 そしてふしぎなことに、このお寺には、とてもありがたいことがおこるのです。「さよう、普賢菩薩ともうされて、いつもお釈迦さまのおそば近くにつかえて、わたくしどもにおじひをおさずけくださる、ありがたい仏さまが、ゾウにおのりになって、まい晩まい晩、この寺にお見えになるのでございます」 この話は都にもつたわって、おおぜいの人たちが寺をたずねてきては、普賢菩薩さまをおがんでかえるのでした。 和尚さんはいつもうれしそうに、お寺まいりの人たちに、「わしは何十年もながいあいだ、ただの一日も、お経をかかしたことがござりませぬ。それできっと、このようなありがたい仏さまが、おがめるようになったのでござりましょう」と、話しをするのでした。 ある日のこと。 ひとりの猟師が、この山寺へやってきました。 和尚さんは、猟師に、「あんたは、まい日、生きものを殺してばかりおられるが。これからは心を入れかえて、仏につかえてはどうじゃな。ありがたい普賢菩薩さまのおすがたをおがんで、今夜はゆっくりここにおとまりなされ」「へえ、よろこんでとめていただきましょう」 猟師は今夜もあらわれるという、ふしぎな仏さまをひとめでもおがんでおこうと考えて、おすがたのあらわれるのをまつことにしました。 さて、真夜中になると和尚さんは、「もうそろそろ、おでましになりますから、どうぞ、こちらへ」と、猟師を本堂へあんないしました。 本堂のとびらをあけると、和尚さんは入り口のしきいのところに両手をついて頭をさげました。 おともの小僧さんも、頭をさげます。 三人はながいあいだ、普賢菩薩のおでましをまちました。 すると、ポツンと一つ、白い光が東の空にあらわれたのです。 そしてその光はこちらへくるにつれて、だんだん大きくなり、寺のまわりの山やまを明るくてらしだしました。 光はやがて、雪のような白いゾウになると、背中に普賢菩薩さまをのせて、しずかに寺の前にたちました。 仏さまのおからだからは、まぶしいほどの後光がさしています。 和尚さんと小僧さんは、頭をさげたまま、「なむあみだぶつ、なむあみだぶつ」と、いっしんにお経をとなえはじめました。 ところが、猟師はふたりのうしろに立って弓に矢をつがえると、菩薩さまをにらみつけています。 そして、菩薩さまめがけて矢を放ちました。 ビューン! 矢は菩薩さまの胸の中心に、ふかくつきささりました。 ゴロゴロゴロー! 突然、雷がはげしく鳴りひびいて、寺は大ゆれにゆれました。 白いゾウのすがたも、菩薩さまのすがたも消えて、あとはただ、ヒューヒューと、やみの中を吹きまくる風の音ばかりです。 和尚さんは猟師を見ると、かみつくようにわめきました。「なっ、なんと! なんということを、しでかしたのじゃ!」 すると猟師は、おだやかにこういいました。「和尚さま。どうか気をおしずめなされて、わしのもうすことをお聞きくだされ。あの菩薩さまからは、けもののにおいがしました。ほかの人は気づ かなくとも、わしの鼻はごまかされません。あのにおいはタヌキです。それも人の肉を食らう、年老いた古ダヌキにまちがいありません。お怒りはわかります が、どうか夜のあけるまで、おまちください」 そして朝になりました。 猟師と坊さんは、白いゾウが立っていたところへいって、辺りをしらべてみました。 すると、そこには血のあとと、数本のけものの毛がのこっていました。 二人が血のあとをたどって、ひと山こえていくと、ほら穴の前に猟師の矢に心臓をいぬかれた、大ダヌキが死んでいたのです。 そのまわりには、この大ダヌキが食べちらかした人間の骨がたくさんころがっていました。☆ 笑よく業を制します。お祓いよりお笑いです。 今日もあなたの良心というナビは正常に作動していますか? ☆ 若い頃、自衛官として、三度、災害派遣に出動。 現在も自衛隊協力企業として 即応予備自衛官を、採用させて頂いていることは、私の生涯の誇りです。 ☆ 小社の社員は、東日本大震災災害派遣に出動しました。 坂本龍馬決定版! ☆ 「幸せになる法則」 ★「我謳!!」は 台湾、韓国でも翻訳発売されています。☆ よびりん♪登場!!インターネットTVカウテレビ。音声+動く画像です♪☆ サブ日記では連日「私の夢」を発信しています。 ☆ 先日撮影した動画です。
Apr 23, 2026
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むかしむかしの、ある夏の日のことです。 お父さんもお母さんもいないネルロは、おじいさんと草むらですてイヌを見つけました。 かわいそうに思ったネルロは、イヌを家へ連れて帰り、パトラッシュと名前をつけました。 パトラッシュはすぐにネルロになつき、二人は兄弟のように仲良くなりました。 ネルロとおじいさんは、村のお百姓さんから牛乳を集めて、十キロ先のアントワープという町まで売りに行く仕事をしていました。 その仕事はとても大変な上に、あまりお金にはならず、ネルロとおじいさんはスープを一杯飲むのがやっとという、とてもまずしいくらしです。 ネルロが七歳になったとき、おじいさんが病気になりました。 ネルロとパトラッシュは、重い牛乳を乗せた荷車を引いて、アントワープまで行くようになりました。 たいへんな道のりですが、ネルロはアントワープの町へ行くのが楽しみでした。と、いうのも、アントワープの町にある大きな教会には、ルーベンスという有名な人の絵がかざってあるからです。 でも残念なことに、その絵にはいつも白い布がかかっていて、お金をはらわないと見ることはできません。 しかしネルロは、ルーベンスの絵のそばにいられるだけでうれしかったのです。 ネルロは絵を見たりかいたりするのが大好きで、大人になったら絵かきになろうと心に決めていました。 ネルロが十五歳になったある日、かわいらしくてやさしい友だちのアロアを、ぜひえがきたいと思いました。 アロアは、丘の上の風車のあるお屋敷に住むお嬢さんです。 アロアのお父さんは、まずしい牛乳売りのネルロがアロアと仲良しなのをいやがっており、なんとかして引きはなしたいと思っていました。 ある日、ネルロがアロアの姿をえがいてくれるというので、アロアはおしゃれをして出かけました。 けれど、ネルロが持っていたのは、板きれと黒い木炭だけです。「ネルロ、絵の具でえがくんじゃないの?」 アロアはちょっぴりざんねんがりましたが、パトラッシュといっしょにえがいてもらった絵はとてもすてきで、アロアも大変気に入りました。(よかった。アロアが気に入ってくれた。でも、こんどはちゃんとした絵の具でえがいてやりたいなあ) その日からネルロは、お昼ごはんのパンを買うのをがまんして、たまったお金で紙と絵の具を買いました。 ネルロは、パトラッシュに言いました。「パトラッシュ、ぼくはね、いつか人の心をつかむ、すばらしい絵かきになるんだ。そのときにはね、みんなに言うよ。『ぼくはパトラッシュに助けられて、絵かきになれました。一番大切な友だちはパトラッシュです』って」 パトラッシュは、うれしそうにネルロを見あげました。 ネルロは、一生懸命スケッチをえがき始めました。 クリスマスイブの子どもの絵の展覧会に、夕ぐれ時に切りかぶにすわって一休みするきこりのおじさんをえがいた絵を、出品してみようときめました。 その展覧会で一等になれば、二百フランという、ゆめのようなお金がもらえるのです。 クリスマスイブの日、ネルロは心をこめてえがいた絵を荷車につんで、パトラッシュといっしょにアントワープの展覧会の会場へ出かけました。 ほかのみんなは、絵の上に上等な布をかけて、受付にわたしています。 でもネルロは絵には、ボロボロの布がかかっているので、ネルロははずかしそうに下を向きながら、受付の女性にそっと手わたしました。「パトラッシュ、もし一等になったら、おなかいっぱい、あったかいスープをあげるからね」 ネルロは雪のつもった町ヘ、パトラッシュと出ました。 そのとき、だれがおとしものか、雪の中にお人形がおちていました。 だれのかわかる日まで、アロアにあずかってもらおう。 ネルロとパトラッシュは、アロアのお屋敷へ行きました。 そして、ネルロが展覧会に出品したことを話すと、「ネルロは、きっと一等をとるわ!」 アロアはそういって、お人形をあずかってくれました。 けれどその夜、大変なことに、アロアのお屋敷が火事になったのです。「火をつけたのは、ネルロだろう!」 アロアのお父さんは、きらいなネルロをうたがいました。 そしてかなしいことは、まだつづきました。 新しい牛乳屋が、もう一人来るようになったので、ネルロの仕事がなくなったうえに、病気のおじいさんが死んでしまったのです。 おじいさんのおとむらいのすんだ夜、家主がやって来て言いました。「明日の朝、ここを出て行け!」 朝が来ると、ネルロとパトラッシュは雪のふる外へ出ました。 そして、アントワープの町へ子どもの展覧会の一等の発表を見に行きました。「パトラッシュ、一等を取って二百フランもらったら、ぼくたちの住む家をさがそうね。それから、まきを買って暖炉にくべて火をつけよう。そのあとは、おなかいっぱい食べようね」 ネルロもパトラッシュも、このところ水しかのんでいなかったのです。(必ず一等をとってみせる! 一等を取らないとダメなんだ!) でも、ネルロの夢は、すぐ消えてしまいました。 一等をとったのはネロではなく、あまり上手ではないけれど、いろんな色の絵の具をたくさんつかってえがいた、海の絵だったのです。 ネルロとパトラッシュは、展覧会の会場を、重い足どりで出ました。「ああ、これからどうしたらいいのだろう? もしお金があったら。うん? どうしたの、パトラッシュ。・・・あっ!」 なんとパトラッシュが、雪の中にうもれた財布をみつけたのです。 ネルロがその財布をあけてみると、中には金貨がギッシリと入っていました。 ネルロはまわりを見回しましたが、だれも見ている人はいません。「これだけあれば、家をかりられるし、パンもたくさん買える。たくさんの絵の具も買うことが出来るぞ」 ネルロはその財布を服の中にかくそうとしましたが、ふと、その財布に見覚えがあることに気づきました。「これは、アロアのお父さんのお財布だ」 ネルロは、アロアのお屋敷へいそぎました。 そして、アロアのお母さんに財布をわたすと、パトラッシュを家の中に押しこんで言いました。「この財布を見つけたのは、パトラッシュです。ごほうびに、何かうんとおいしいものを食べさせてやってください。そして、できたらここでかってやってください」 ネルロはそう言い終わると、とびらをしめて、雪のふる夜の中へかけていきました。「ああ、待って、ネルロ!」 アロアとお母さんがネルロをおいかけましたが、ネルロの姿はもう見えませんでした。 雪の町でずっと財布をさがしてもどったお父さんは、アロアからネルロのことを聞くと、目に涙をうかべました。「わしが悪かった、あんなにいい子をきらったりして」 おなかがペコペコで、もう歩く元気もありませんが、ネルロは最後の力をふりしぼって、アントワープの教会のルーベンスの絵の前へ行き、床にすわりこみました。 そのとき、肩にあたたかい息を感じてふりむきました。「パトラッシュ! 追いかけてきたのかい」 ネルロは、パトラッシュの首をだきしめました。「ありがとう、パトラッシュ。ぼくたちは、ずっといっしょだね。ごめんよ、おいていったりして。パトラッシュ、もう、はなれるのはやめようね」 すると、月あかりが教会にさしこみ、あたりが明るくなりました。 雪がやんで、月がかがやきだしたのです。「あっ!」 ネルロは思わずさけびました。 ルーベンスの絵が見えるのです。 さっき、パトラッシュが暗やみの中で、布を引っかけて落としたからでした。 ルーベンスの絵は、キリストの絵でした。「パトラッシュ、ぼくはとうとう見たよ! ああ、なんてすばらしいんだろう!」 ネルロはうれしくてうれしくて、涙をポロポロとこぼし、パトラッシュの首をあたたかくぬらしました。「パトラッシュ、ぼくはもう疲れたよ。少し眠ってもいいかい?」「ワン」 ネルロとパトラッシュは、しっかりと抱きあったまま目を閉じました。 あくる朝。 牧師さまが、ネルロとパトラッシュを見つけました。「もし、どうされました。こんなところでねていては、かぜをひきますよ。もし、・・・あっ!」 ネルロとパトラッシュは抱きあったまま、冷たくなっており、二度と目を開くことはありませんでした。 そこへ、アロアとお父さんとお母さん、それに三人の大人がかけ込んで来ました。 アロアはネルロにかけよると、ワーッと泣き出しました。「おとうさまが、ネルロのことをわかってくださったのよ。今日からいっしょにくらせるのに・・・。どうして、どうして天国へ行ってしまったの」 三人の大人たちは、子どもの絵の展覧会で審査員をした人たちでした。 審査員たちは、ネルロに涙を流してあやまります。「気のどくなことをしてしまった。ネルロの絵は受付のときに、手ちがいで他の場所におかれていたんだ」「とてもすばらしい、きこりの絵だったよ。われわれは、もう一度審査をやりなおしたんだ。そしてきみの絵が、一等にえらばれたんだよ」 天国へめされたネルロとパトラッシュは、その言葉を聞いているかのように、やさしくほほ笑んでいました。☆ 笑よく業を制します。お祓いよりお笑いです。 今日もあなたの良心というナビは正常に作動していますか? ☆ 若い頃、自衛官として、三度、災害派遣に出動。 現在も自衛隊協力企業として 即応予備自衛官を、採用させて頂いていることは、私の生涯の誇りです。 ☆ 小社の社員は、東日本大震災災害派遣に出動しました。 坂本龍馬決定版! ☆ 「幸せになる法則」 ★「我謳!!」は 台湾、韓国でも翻訳発売されています。☆ よびりん♪登場!!インターネットTVカウテレビ。音声+動く画像です♪☆ サブ日記では連日「私の夢」を発信しています。 ☆ 先日撮影した動画です。
Apr 22, 2026
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人は心の持ち方で幸せにも不幸せにもなるのです。 なにはなくても笑顔で生きることですよ。現実の苦しさを笑い飛ばすことです。 笑よく業を制します。 16歳で天涯孤独になり、膨大な金額の保証人倒れ、さらに我が子も亡くした私は、それでも明るかったのです。 だからこそ、幸運の女神にモテまくっているのです(爆爆)☆ 笑よく業を制します。お祓いよりお笑いです。 今日もあなたの良心というナビは正常に作動していますか? ☆ 若い頃、自衛官として、三度、災害派遣に出動。 現在も自衛隊協力企業として 即応予備自衛官を、採用させて頂いていることは、私の生涯の誇りです。 ☆ 小社の社員は、東日本大震災災害派遣に出動しました。 坂本龍馬決定版! ☆ 「幸せになる法則」 ★「我謳!!」は 台湾、韓国でも翻訳発売されています。☆ よびりん♪登場!!インターネットTVカウテレビ。音声+動く画像です♪☆ サブ日記では連日「私の夢」を発信しています。 ☆ 先日撮影した動画です。
Apr 21, 2026
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むかしむかし、インドには、悪人ばかりが住んでいる国がありました。 この国の人々は、いつも悪い事をしたり、乱暴をしたりしました。 その事を知った目連というお坊さんが、仏さまにお願いしました。「仏さま、わたくしを、あの悪い人たちが住む国へ行かせて下さい。何とかして、あの人たちを良い人間にしてやりたいのです」 すると仏さまは、にっこり笑って、「それは良い行いです。大変でしょうが、頑張りなさい」と、悪い人の国へ行く事を許してくれました。 目連はさっそく悪い人の国へ行くと、人々に色々な話をして、良い人間になる為のお説教をしました。「人間は悪い事をすると、その時は良くても後で必ず恐ろしい罰を受ける。 そして死んでからも、必ず地獄へ落ちて苦しむのです。 だから悪い事を止めて、良い事をしなさい。 乱暴は止めて、困っている人を助けるのです」 ところがいくら目連がお説教をしても、誰一人話を聞こうとはしないのです。 それどころか、「はん、偉そうな事を言っても無駄だ。後でどうなるかよりも今が良ければいいのだ。お前なんか、帰れ、帰れ」と、石を投げつけたりするのです。 目連は仕方なく、自分の国に帰ってしまいました。 さてこの話を聞いた、舎利弗というお坊さんは、「悪い人たちを導くには、やさしく言っても駄目だ。もっと、厳しくしないと」と、仏さまの許しを受けて、悪い人の国へとやって来ました。「お前たち、よく聞け! 今すぐ悪い事を止めないと、地獄で永遠に苦しむ事になるぞ! 助かりたければ、おれの言う事を聞くんだ!」 けれどもこの国の人たちは、やはり舎利弗を嫌って追い返したのです。 その後も、五百人ものお坊さんが次々と出かけて行きましたが、誰一人成功した者はいませんでした。 そこで仏さまは、文珠という知恵のあるお坊さんを選んで、その悪い人の国へ行かせてみました。 悪い人の国へ着いた文殊は他のお坊さんたちとは違って、この悪い国と悪い人たちを褒めたのです。「ここは、何と良い国だろう。 そしてここに住む人々は、何と立派な人たちだろう。 こんな良い所へ来られて、わたしは実に幸せだ」 いくら悪い人たちでも、褒められればうれしいものです。 そこで人々は、自然と文珠の周りに集まって来ました。 中には文殊に、ごちそうを出す者さえいました。「このお坊さんは、とても偉い人だ。おれたちの事をわかってくれる」「そうだ。今までのお坊さんは、おれたちを見下していたが、この人はおれたちを理解してくれている」 文殊は、みんなから尊敬されました。 そこで文珠は、「わたしの先生である仏さまは、わたしなどとは比べ物にならないほど、それはそれは立派なお方ですよ。 その仏さまの教えを受ければ、あなた方はもっと幸せになる事が出来るのですよ」と、言ったのです。 すると、みんなは、「それならぜひ、仏さまの教えを受けさせてくれ」「おれもだ。おれも」と、仏さまの教えを受ける事にしたのです。 それを知った仏さまは、文殊の知恵を大いに褒めて、「よくやりましたね。 人を導くのは、とても難しい事です。 ただ人に考えを押しつけるのではなく、その人の考えを理解し、その人とうち解ける事が大切なのです。 お前はその事に、よく気がつきました。 お前のおかげで、悪い国の人たちも救われるでしょう」と、うれしそうに言いました。 この時から、優れた考えや知恵の事を『文殊の知恵』と言う様になったのです。☆ 笑よく業を制します。お祓いよりお笑いです。 今日もあなたの良心というナビは正常に作動していますか? ☆ 若い頃、自衛官として、三度、災害派遣に出動。 現在も自衛隊協力企業として 即応予備自衛官を、採用させて頂いていることは、私の生涯の誇りです。 ☆ 小社の社員は、東日本大震災災害派遣に出動しました。 坂本龍馬決定版! ☆ 「幸せになる法則」 ★「我謳!!」は 台湾、韓国でも翻訳発売されています。☆ よびりん♪登場!!インターネットTVカウテレビ。音声+動く画像です♪☆ サブ日記では連日「私の夢」を発信しています。 ☆ 先日撮影した動画です。
Apr 20, 2026
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むかしむかし、あるところに、広くてきれいな庭がありました。 子どもたちは、その庭で遊ぶのが大好きです。 ある日の事、その庭に恐ろしい声が響きました。「わしの庭へ、勝手に入るな!」 長い間いなかった、庭の持ち主が帰って来たのです。 持ち主は、わがままな大男でした。「出て行け! わしの庭はわしだけの物だ!」 怒鳴られた子どもたちは、大あわてで庭から逃げ出しました。「いいな、二度と入ってくるなよ」 大男は高いへいで庭を囲むと、大きな立て札を立てました。《入るな!》 子どもたちの大好きな遊び場所が、なくなってしまいました。「あーぁー、大男の庭は、きれいで楽しかったな。もう遊べないのか・・・」 子どもたちは冷たくて高いヘいにもたれて、ため息をつくばかりです。 やがて寒い冬が終わって、春がやって来ました。 けれど大男の庭には、雪が降り積もったままです。 春になったのに、雪はいつまでたっても溶けません。 夏になっても、秋になっても、大男の庭には春はやって来ませんでした。 ずっと、寒い冬のままです。「なぜ、いつまでも冬ばかりが続くのだろう?」 寒さに震えた大男は、ひどい風邪をひいてしまいました。 ある朝、大男はスズメの鳴き声で目を覚ましました。「ああ、なんていい声なんだろう。それに暖かだ。・・・うん? 暖か? それになんだ、この声は?」 大男は飛び起きて、庭を見ました。 庭には花が咲き乱れ、すっかり春の庭になっていたのです。 その春の庭で、子どもたちが遊んでいます。「大男は、きっとどこかに行ったんだ」 子どもたちは大男が風邪で寝ているとは知らずに、庭に入り込んだのです。「キャハハハハ」 子どもたちが笑うたびに雪は溶けて、花が開きました。「そうか、わかったぞ。子どもが遊ぶから、春も夏も秋もやって来るのだ」 大男は庭に出ると、木の下にいる小さな子どものところへ行きました。 みんなが木に登っているのに、その子は小さ過ぎて登れないでいたのです。 大男は小さな子を抱きあげると、そっと枝に乗せました。「ありがとう」 小さな子はニッコリ微笑むと、大男にキスをしました。 大男もニッコリ微笑むと、周りにいる子どもたちに言いました。「聞いてくれ、子どもたち。たった今から、ここはみんなの庭だ。たくさん遊んでくれ」 大男はそう言って、高いへいを壊しました。 その日から子どもたちは毎日やって来て、すっかり優しくなった大男と遊ぶ様になりました。 けれども、大男にキスしてくれた小さい子が来る事はありませんでした。「わしが木の枝に乗せてやった、小さい男の子を連れて来ておくれ。あの子に会いたいんだよ」 大男は子どもたちに頼みましたが、でも小さい子がどこにいるのか、何という名前なのか、誰も知りません。 大男は何年も何年も、小さい子を待ち続けました。 やがて大男は、すっかり年を取りました。 おじいさんになってしまい、子どもと遊ぶ力もなくなってしまいました。 また、冬になりました。 大男の庭は、雪と氷に包まれています。 でも大男は、寒いとも冷たいとも思いません。 もうすぐ春が来る事を、知っていたからです。 ある朝、目を覚ました大男は、庭を見て叫びました。「あの子だ!」 まっ白い花が咲いている木の下に、あの小さい男の子がいたのです。 大男は急いで庭に出て行くと、小さな子をしっかりと抱きしめました。「来てくれるのを、ずっと待っていたんだよ。ずっとずっと、会いたかった」 小さい男の子も大男を抱きしめると、ニッコリ笑って言いました。「いつかは、あなたの庭で遊ばせてくれてありがとう。今日はぼくが、あなたを連れて行ってあげるよ。天の上にある、ぼくの庭へ」 そう言って、あの時と同じ様に大男にキスをしました。 タ方、やって来た子どもたちは、死んでいる大男を見つけました。 白い花に包まれた大男は、幸せそうにニッコリ微笑んでいました。☆ 笑よく業を制します。お祓いよりお笑いです。 今日もあなたの良心というナビは正常に作動していますか? ☆ 若い頃、自衛官として、三度、災害派遣に出動。 現在も自衛隊協力企業として 即応予備自衛官を、採用させて頂いていることは、私の生涯の誇りです。 ☆ 小社の社員は、東日本大震災災害派遣に出動しました。 坂本龍馬決定版! ☆ 「幸せになる法則」 ★「我謳!!」は 台湾、韓国でも翻訳発売されています。☆ よびりん♪登場!!インターネットTVカウテレビ。音声+動く画像です♪☆ サブ日記では連日「私の夢」を発信しています。 ☆ 先日撮影した動画です。
Apr 19, 2026
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むかしむかし、大きな森の小さな家に、ウィルヘルムという男の子がお母さんと二人きりで住んでいました。 ウィルヘルムの家はひどい貧乏なので、ウィルヘルムは学校へ行かずに森でたきぎを集めて、それを町へ売りに行ってお金にかえていました。 ある日の事、ウィルヘルムがいつもの様に森の中でたきぎを集めていると、「ぐえっ、ぐえっ」と、カエルの鳴き声がしました。 ウィルヘルムが鳴き声のする方へ行くと、大きなキツネが青ガエルを捕まえて、今にも食べようとしています。「まて!」 ウィルヘルムが大声を出すとキツネはびっくりして、青ガエルを置いたまま森の中へと逃げて行きました。「危ないところだったね、大丈夫かい? ここは危険だから、ぼくと一緒に家においでよ」 ウィルヘルムは青ガエルを上着のポケットに入れると、たきぎのたばをかついで家に帰りました。「お母さん、この青ガエルを飼ってもいい?」 ウィルヘルムはお母さんに、青ガエルがキツネに食べられそうになった事を話しました。「そうね。飼ってもいいけど、ちゃんと世話をするのですよ。死なせたらかわいそうだから」「はい」 ウィルヘルムは大きなおけに水を入れると、その中で青ガエルを飼う事にしました。 さて、それから不思議な事がおこりました。 誰がいつ入れたのか、たんすの中からたくさんの金貨が出てきたのです。 お母さんはそのお金で、ウィルヘルムを村の学校に行かせました。 ウィルヘルムはとてもよく勉強が出来たので、村の学校を一番の成績で卒業すると都の学校に行き、とても立派な学者になりました。(わたしたちが、こんなに幸せになれたのも、青ガエルのおかげだわ) お母さんはそう思って、ウィルヘルムのいない間も、青ガエルの世話を一生懸命しました。 ある日の事、ウィルヘルムが久しぶりに自分の家へ戻って来ました。 ウィルヘルムは、おけの中にいる青ガエルのところへ行って言いました。「ぼくは、立派な学者になる事が出来たよ。さあ、お前もテーブルのそばへ来て、一緒に食事をしておくれ」「ケロッ、ケロケロ」 青ガエルはうれしそうに返事をすると、おけから飛び出しました。 するとそのとたん、青ガエルは美しい娘さんに変わったのです。 お母さんもウィルヘルムもびっくりしていると、娘さんが言いました。「わたしは森の妖精です。 一生懸命働いているあなたを見て、何かしてあげようと青ガエルに姿を変えていたのです。 たんすの中へお金を入れたのは、わたしです。 あなたは思った通りの、とてもやさしい人です」 ウィルヘルムは、この娘さんをお嫁さんにして、お母さんと三人でいつまでも幸せに暮らしたそうです。☆ 笑よく業を制します。お祓いよりお笑いです。 今日もあなたの良心というナビは正常に作動していますか? ☆ 若い頃、自衛官として、三度、災害派遣に出動。 現在も自衛隊協力企業として 即応予備自衛官を、採用させて頂いていることは、私の生涯の誇りです。 ☆ 小社の社員は、東日本大震災災害派遣に出動しました。 坂本龍馬決定版! ☆ 「幸せになる法則」 ★「我謳!!」は 台湾、韓国でも翻訳発売されています。☆ よびりん♪登場!!インターネットTVカウテレビ。音声+動く画像です♪☆ サブ日記では連日「私の夢」を発信しています。 ☆ 先日撮影した動画です。
Apr 18, 2026
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むかしむかし、ある町はずれの畑の中に、おじいさんとおばあさんがすんでいました。 二人の家は小さくて、持ち物は一羽のメンドリだけでした。 しばらくして、メンドリは六つのタマゴを生みました。 六つのタマゴは、六羽のかわいいヒヨコになりました。「さあ、お母さんのあとについておいで」 メンドリは大よろこびで、ヒヨコたちの世話をしました。 タカやトビなど、こわい鳥たちにさらわれないように気をつけて、だいじにだいじに育てました。 ところが、ある晩のことです。 メンドリがヒヨコたちをねかしつけていますと、こんな話し声が聞こえてきました。「ばあさんや、明日から村でおまつりがあるそうじゃ。わしらもおまつりにいきたいが、神さまヘのおそなえ物をどうしよう?」「本当にどうしましょう? わたしらは貧乏で、ものを買うお金もありません。でも、おまつりに何も神さまにおそなえしなかったら、ほかの人たちに、けちんぼうと思われるでしょうね」 おじいさんとおばあさんは、おまつりのおそなえ物の相談をしていたのです。 そしてとうとう、おじいさんがいいました。「どうだろう。一羽しかいないが、あのメンドリをおそなえしたら」 おばあさんは、悲しそうにうなずきました。「そうですね。ヒヨコたちがかわいそうですけど、それしかないですね」 二人の話を、メンドリはみんな聞いていました。 あしたは、小さな子どもたちをのこして、死ななければなりません。 メンドリは、ヒヨコたちにいいました。「かわいい子どもたち、あした、お母さんは死ななければならないの。おねがいよ、お母さんがいなくなっても、おまえたちはけんかせずに、なかよくくらしなさいね。食べものを見つけたら、いつでもいっしょに食べてね。けっして、はなればなれにならないでね。それから、家の外に出たりしちゃだめよ。こわいイヌがいるからね」「いやだよ! お母さん。どうして死ななくちゃならないの?」 ヒヨコたちが、なき出しました。 お母さんも、なき出したいのをがまんして、「おじいさんとおばあさんが、わたしの肉を神さまにおそなえするとはなしていたの。死ぬことはこわくないけれど、小さなおまえたちをのこしていくのが心配で。それからそうだわ、どんなに遊びたくなっても、あき地へは出ていかないと約束して。タカやトビにねらわれるからね。それから・・・」と、ひと晩じゅう、ヒヨコたちにいろいろなことをいいきかせました。 つぎの日、おじいさんは朝はやくおきると、すぐにメンドリを殺しました。 それから羽をむしるために、グラグラにえたお湯の中に、メンドリをなげこみました。 それを見ていたヒヨコたちは、もう、ジッとがまんしていることができません。「お母さん、今すぐ、ぼくたちもいくからね!」「天国に行っても、いっしょにいようね!」 ヒヨコたちは小さな羽をはばたかせると、つぎつぎと、お湯の中へとびこんでいきました。 このかわいそうな鳥たちのようすを、天の神さまが見ていました。「なんという、美しい母と子の心だろう。おまえたちがいつまでもいっしょにいられるよう、星に生まれかわらせてやろう」 こうして、お母さんと六羽のヒヨコたちは、夜空にきらめく七つの星になりました。☆ 笑よく業を制します。お祓いよりお笑いです。 今日もあなたの良心というナビは正常に作動していますか? ☆ 若い頃、自衛官として、三度、災害派遣に出動。 現在も自衛隊協力企業として 即応予備自衛官を、採用させて頂いていることは、私の生涯の誇りです。 ☆ 小社の社員は、東日本大震災災害派遣に出動しました。 坂本龍馬決定版! ☆ 「幸せになる法則」 ★「我謳!!」は 台湾、韓国でも翻訳発売されています。☆ よびりん♪登場!!インターネットTVカウテレビ。音声+動く画像です♪☆ サブ日記では連日「私の夢」を発信しています。 ☆ 先日撮影した動画です。
Apr 17, 2026
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むかしむかし、ひとりのヒツジ飼いの少年がいました。 かわいそうなことに、お父さんもお母さんも死んでしまったので、あるお金持ちの,お百姓のうちでそだてられることになりました。 ところがこのお百姓夫婦は、たいヘんなお金持ちなのに、けちんぼでいじわるでした。 ですから、その少年はどんなにいっしょうけんめいはたらいても、ごはんを少ししか食ベさせてもらえません。 ある日、少年はメンドリとヒヨコたちの番をするようにいわれました。 ところがハヤブサがメンドリにおそいかかって、メンドリをするどいツメでつかむと、そのままどこかへ飛んでいってしまいました。 少年は、ありったけの声をだしてどなりました。「だめだよー! メンドリをかえしてくれー! かえしてくれないと、おこられてしまうよー!」 しかしハヤブサは、メンドリをかえしにきませんでした。 お百姓はそのさわぎをききつけて、とびだしてきました。 そしてメンドリがさらわれたときくと、ひどくおこって少年をなぐりつけました。 かわいそうに少年は、ひどくなぐられたので、三日間もおきあがることができませんでした。 さて、少年はヒヨコたちの番をすることになりました。「ハヤブサがこないように、ずっと見張っていなくっちゃ」 はじめのうちはうまくいっていたのですが、二、三日あとのことです。 少年はおなかがペコペコだったので、つい、いねむりをしてしまいました。 するとそのすきに、ハヤブサがまいおりてきて、ヒヨコたちを全部食べてしまったのです。 少年はまたお百姓にひどくなぐられたので、いく日もおきあがることができませんでした。 しばらくたって、少年がまた立って歩けるようになったとき、お百姓がいいました。「おまえは、なんてバカな子なんだ。もう番人をさせてもだめだから、そのかわりに使いにいくんだ」 お百姓はこういって、ブドウをたくさんいれたカゴと手紙を少年にもたせて、裁判官のところヘ使いにやりました。「ああ、おいしそうなブドウだな。ああ、おなかがすいたなー。・・・これだけあるんだ、すこしぐらい食べても大丈夫だろう」 おなかがすいてたまらない少年は、とちゅうでブドウをふたつぶ食ベてしまいました。 少年は裁判官にブドウのカゴをわたしましたが、裁判官は手紙をよんでブドウの数をかぞえおえるといいました。「ふたつぶ、たりんぞ」 少年は、おなかがすいてブドウを食ベましたと、正直にわけを話しました。 裁判官は、お百姓に手紙を書きました。 そしてもういちど、ブドウをおなじだけ、おくってくれるようにとたのみました。 こんどもまた、お百姓はブドウと手紙を少年にわたして使いにだしました。 すると少年は、こんどもまたおなかがすいて、ブドウをふたつぶ食ベてしまいました。 けれどもこんどは食ベるまえに、カゴから手紙をとりだして石の下にかくし、その上にすわりこみました。 じぶんがブドウを食ベるのを見て、手紙が裁判官にいいつけるといけないと思ったからです。 ところが裁判官は、なぜブドウを食べたのかと少年をしかりました。 少年はおどろいて、「裁判官のおじさん。なぜわかったの? 手紙は知らないはずだよ。だってぼく、食べるまえに手紙を石の下にかくしといたんだもの」と、いいました。 裁判官は思わずわらいだしてしまい、お百姓に手紙を書いて、『少年にもっと食ベものをやって、だいじに世話をしなさい』と、たしなめました。 またその手紙で、『正しいことと、正しくないことの区別ができるように、少年によくおしえてやりなさい』と、たのみました。「よし、裁判官のいうとおりにしてやろう」 お百姓は、こわい顔でいいました。「だがな、食ベものがほしいんなら、はたらかなければならんぞ。もし、おまえが正しくないことをしたらうんとなぐって、正しいことがなんだかおしえてやろう」 こういってお百姓は、そのあくる日から、少年につらいしごとをいいつけました。 ウマのかいば(→エサのこと)にするために、ワラをこまかく切るしごとです。「よいか。五時間たったらわしはかえってくる。そのときまでに、ワラをぜんぶ切っとかなければ、手も足もうごけなくなるまでぶんなぐってやるからな!」 お百姓は町にでかけました。 少年のしごとは、とってもおなかがすくしごとですが、お百姓は、たったひときれのパンしかくれませんでした。 少年はワラ切り台のまえにすわって、いっしょうけんめいはたらきました。「はあ、あついな。上着をぬいでおこう。・・・それにしても、おなかがすいたなー」 少年はおなかがすいてフラフラだったので、ワラといっしょに上着を切っていることに気がつきません。「あんまり時間がないぞ。いそがないと。仕事が終わっていないと、またなぐられるからなあ。・・・ああっ! しまった!」 少年が上着を切っていることに気がついたときには、上着はバラバラになっていました。「ぼくはもうだめだ。だんながかえってきてこれを見たら、ぼくをなぐって殺すだろう。ああ、ひどくなぐられて死ぬなら、いっそじぶんで死んでしまおう」 少年はおかみさんが、『ベッドの下に、毒(どく)のツボをかくしておいた』と、いつも言っているのを思いだしました。 ほんとうはそれはハチミツで、おかみさんは、ぬすみぐいをされるといけないと思い、うそをついていたのです。「よし、毒を食べて死のう」 少年はベッドの下にもぐりこんでツボをとりだすと、中身を食ベはじめました。「おや? こいつは、おどろいたなあ。毒って、にがいもんだとおもっていたけど、これはあまいや。おかみさんがよく、死にたい、死にたいっていうのはあたりまえだよ」 全部食べ終えた少年は、小さなイスにすわって、死ぬのを待ちました。 けれども、栄養(えいよう)のあるハチミツを食べたので、死ぬどころかはんたいに、元気になってくるのに気がつきました。「こいつはきっと、毒じゃあなかったんだ」 次に少年は、洋服ダンスにかくしてあるビンを取り出しました。「だんなが、ハエとりの毒を洋服ダンスにいれたといっていたけど、これがそうだな。よし、これを飲んで死のう」 けれどもそれは、ハエとりの毒ではなくてブドウ酒だったのです。 少年はビンをとりだして、グイッとのみほしました。「ヘーえ。この毒もあまいや」 けれども、ブドウ酒によっぱらってきて、頭がボンヤリしはじめると、少年は毒がきいてきたのだと思いました。「こんどこそ、死ぬような気がするぞ。墓地(ぼち)へいって、お墓の穴をさがすとしよう」 少年はフラフラしながら、墓地ヘいきました。 そして、ほったばかりの穴を見つけると、なかに入って横になりました。 ブドウ酒がどんどんまわってきて、少年はだんだん気がとおくなっていきました。 墓地の近くには料理屋があって、ちょうどそこで結婚式をあげていました。 少年はその音楽をきくと、「ああ、もう天国にきたんだ」と、思いこみ、そして気をうしなってしまいました。 かわいそうに少年は、そのまま目をさましませんでした。 子どもなのにたくさんのブドウ酒をのんだためと、夜のさむさにこごえたため、少年は死んでしまったのです。 お百姓は少年が死んだときいて、ビックリしました。 少年がかわいそうだったわけではなく、裁判官におこられるのではないかと思ったからです。 そして、どういいわけしたらよいか、だんなとおかみさんが話し合っていると、台所の火がもえあがって、あっというまにお百姓の家を灰にしてしまいました。 お百姓夫婦は何とか逃げだして無事でしたが、その日以来、少年にはわるいことをしたとひどく後悔しながら、貧乏にみじめにくらしました。☆ 笑よく業を制します。お祓いよりお笑いです。 今日もあなたの良心というナビは正常に作動していますか? ☆ 若い頃、自衛官として、三度、災害派遣に出動。 現在も自衛隊協力企業として 即応予備自衛官を、採用させて頂いていることは、私の生涯の誇りです。 ☆ 小社の社員は、東日本大震災災害派遣に出動しました。 坂本龍馬決定版! ☆ 「幸せになる法則」 ★「我謳!!」は 台湾、韓国でも翻訳発売されています。☆ よびりん♪登場!!インターネットTVカウテレビ。音声+動く画像です♪☆ サブ日記では連日「私の夢」を発信しています。 ☆ 先日撮影した動画です。
Apr 16, 2026
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むかしむかしのお話しです。 一頭のメスウシが川に水を飲みにいったとき、ついでに川のほとりの青い草をいっぱい食べました。 さて帰ろうとすると、不運なことに、腹ぺこのライオンにあってしまいました。「おい、メスウシ、かくごしろ。おまえを食べてしまうぞ!」 ライオンは、すぐにとびかかりそうないきおいです。 メスウシは、あとずさりしましたが、でも、気をとりなおして考えました。(どうせ、いつかは死ぬのです。それなら、わたしをほしがっているライオンに、わたしの体をやって死ぬのが、りっぱな死にかたかもしれない) メスウシは、ライオンにいいました。「どうぞ、わたしを食べてください。でも、ひとつおねがいがあるのです」「なんだ?」「おなかをすかせている子ウシが、わたしの帰りをまっています。どうかわたしに、おっぱいをやりにいかせてください。すぐにもどってきますから」「だめだ、帰ってこないにきまっている!」「帰ってきます。約束はまもります。いま子ウシに飲ませなければ、わたしのおっぱいは、むだになってしまいます。何かの役にたつということは、とても大事なことでしょう?」「・・・ふむ。じゃあ、いってこい。おれはここでまっている」 ライオンは、しぶしぶながらもしょうちしました。 メスウシは、いそいで家へ帰ると、子ウシをよびました。「さあ、おいでぼうや。わたしのおっぱいをたっぷりとお飲み」 ところが、りこうな子ウシは、お母さんのようすがいつもとちがうことに気がつきました。「お母さん、何か心配ごとがあるんでしょう? はなしてよ。はなしてくれなければ、ぼく、おっぱいを飲まないよ」 子ウシがあまりにしんけんなので、メスウシはとうとう、本当のことをはなしました。「ね、わかったでしょ。いい子だから、はやく飲んでね。お母さんは、ライオンとかたく約束をしたのだから」 すると子ウシは、なき出しそうな顔でお母さんを見あげました。「お母さん。ぼくもお母さんといっしょにいく。お母さんが一人でライオンのところへいくと思ったら、ぼく、かなしくて、おっぱいを飲むことなんかできないよ」 メスウシは、子ウシをだきしめました。「お母さん」 子ウシは、いいました。「この世の中で何かの役にたつのは、いいことだっていったでしょう。お母さんとぼくを食べれば、ライオンもお腹が一杯になって、しばらくは他の動物を食べたりしないよ」「でも、おまえまでが食べられるなんて・・・」「いやだ! お母さんといっしょにいく!」 子ウシは、けっしてメスウシのそばをはなれようとはしません。 しかたなく、メスウシは子ウシをつれて、ライオンのところへ急ぎました。「ライオンさん、約束どおり帰ってきました。子ウシもいっしょです。さあ、わたしたちを食ベてください。あなたはおなかがペコペコでしょうが、あたしたちを食べれば、しばらくは他の動物を食べなくてもいいはず。自分の体をささげて、ほかの動物を助けるのは、たいへんだいじなことですから」 ライオンは、メスウシの話をジッと聞いていました。 その目には、なみだが浮かんでいます。「さあ、ライオンさん、どうぞ」「ぼくもどうぞ」 ウシの親子はそういうと、しずかに目をつむりました。 するととつぜん、ライオンはお腹を押さえると、ウシの親子にいいました。「あたっ、あいたた! 急にお腹が痛くなってきた。これでは何も食べることは出来ない。ざんねん、ざんねん」 そしてライオンは、そのまま帰って行きました。☆ 笑よく業を制します。お祓いよりお笑いです。 今日もあなたの良心というナビは正常に作動していますか? ☆ 若い頃、自衛官として、三度、災害派遣に出動。 現在も自衛隊協力企業として 即応予備自衛官を、採用させて頂いていることは、私の生涯の誇りです。 ☆ 小社の社員は、東日本大震災災害派遣に出動しました。 坂本龍馬決定版! ☆ 「幸せになる法則」 ★「我謳!!」は 台湾、韓国でも翻訳発売されています。☆ よびりん♪登場!!インターネットTVカウテレビ。音声+動く画像です♪☆ サブ日記では連日「私の夢」を発信しています。 ☆ 先日撮影した動画です。
Apr 15, 2026
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むかしむかしの、静かな夏の夕方の事です。 海の底では、さかなたちがゆっくりと泳ぎまわっていました。 そこへ、いきなり大きな音がしたかと思うと、まっ黒な物が海に落ちてきたのです。 ポロロン、バーン! 黒くて大きな物は不思議な音を響かせながら、海の底で止まりました。 落ちてきたのは、舟で運ばれてきた古いピアノでした。 引っ越しの荷物を陸にあげる人が、うっかり手をすべらせてしまったのです。「いったい、何だろう?」 さかなたちは寄ってきて、ピアノを見ました。「もしかすると、食べ物かもしれないよ」 さかなのアジが、いいました。「いいえ、これはかがみですよ。だって、わたしの姿がうつっているじゃありませんか」と、スズキがいいました。「ぼくは、はたおり台だと思うよ。だって、こんなにたくさんの糸がついているんだもの」 トビウオは、ピアノ線を見つけていいました。 それから大きなサバがペダルの上に乗ると、ピアノが『グワーーン』と鳴ったので、さかなたちは驚いて逃げて行ってしまいました。 その夜、海は荒れていました。 波がピアノをゆさぶると、♪ポロン、ポロロンと、音楽がひびきます。 ピアノは一人ぼっちで、歌っていたのです。 朝が来るとトビウオの群れがきて、こわれかけたピアノの箱で遊びました。 するとピアノから、♪ポロン、ポロロンと、やさしい音が聞こえました。 海の底でなっているピアノの音は、陸の桟橋(さんばし)のところまで聞こえてきました。♪ポロン、ポロロン「ねえ、なんだろう? 海の中で音がしているよ」 ピアノの音を聞いた男の子が、女の子にいいました。「あれはきっと、人魚が歌っているのよ」 女の子は、夢見るような声で答えました。 若い男の人と女の人も、ピアノの音を聞きました。♪ポロン、ポロロン とても幸せな二人には、かすかに聞こえてくる音楽が、自分たちの心の中でひびいているように思われました。 ピアノは夏の間中、そこに落ちていました。 だけど、だんだんこわれて、けんばんも、ピアノ線も、ボロボロになりました。 けれど、波やさかなたちがさわるたびに、♪ボロン、ボロロンと、歌っていました。 さて、月が美しい夜のことです。 人々は、ボートに乗って遊んでいました。♪ボロン、ボロロン 海の底からピアノがひびいてくると、みんなが笑いました。 こわれかけたピアノは、おかしな音しか出せなくなっていたのです。 でもたった一人だけ、悲しそうに海の底を見つめている人がいました。 それは、海に落ちたピアノの持ち主だった、女の人です。 もう古ぼけたピアノでしたが、女の人には、たくさんの思い出がありました。 一人ぼっちでさびしかった夜、慰めてくれたピアノ。 恋をして、うれしくて、たまらない日にひいたピアノ。 そのピアノで女の人は、赤ちゃんのための子もり歌をひきました。 小さかった赤ちゃんは、もう立派な少年になって、女の人を乗せたボートを、ぐんぐんとこいでいます。「あのピアノは、わたしの大切な友だちだったわ。わたしの心のすみまで知ってくれて、何十年も、一緒に歌ってくれたわ。それが、今はもう、さわることも見ることもできないところに行ってしまった。わたしは二度と、大好きだった友だちに会うことはできないのだわ」 女の人は、そっとためいきをつきました。 夏が終わって、秋が来ました。 あらしがうなりながら、海を通りました。 はげしい波に打たれて、ピアノは、ひっきりなしに歌いました。 でも、おかしな音しか出せなかったピアノは、最後の力を振りしぼって、♪ポロン、ポロロン♪ポロン、ポロロン♪ポロン、ポロロン・・・と、美しい音で歌いました。 それは、海に落ちたピアノが、大切な友だちだった女の人におくる、お別れの歌だったのです。 ピアノは歌いながら、海の底へ流されていきました。 そしてそれっきり、不思議な音楽が聞こえることはありませんでした。☆ 笑よく業を制します。お祓いよりお笑いです。 今日もあなたの良心というナビは正常に作動していますか? ☆ 若い頃、自衛官として、三度、災害派遣に出動。 現在も自衛隊協力企業として 即応予備自衛官を、採用させて頂いていることは、私の生涯の誇りです。 ☆ 小社の社員は、東日本大震災災害派遣に出動しました。 坂本龍馬決定版! ☆ 「幸せになる法則」 ★「我謳!!」は 台湾、韓国でも翻訳発売されています。☆ よびりん♪登場!!インターネットTVカウテレビ。音声+動く画像です♪☆ サブ日記では連日「私の夢」を発信しています。 ☆ 先日撮影した動画です。
Apr 14, 2026
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むかしむかし、あるところに、ミリダと言う青い目と、亜麻色のおさげ髪を持った娘がいました。 ミリダが十六才になった年の事、七人の強盗が町を襲って来て、お父さんとお母さんは殺されて家を焼かれてしまいました。 みなしごとなったミリダは、ある店の女中にやとわれました。 ミリダは貧乏なので、どんな寒い日でも、はくクツ下がありません。 食べる物と言えば、1日に、ほんの少しのパンの耳とスープひと皿だけでした。 ですからミリダは、いつも寒くひもじい思いをしていました。 けれどもミリダには、ヤロミールという仲良しの若者がいたので幸せでした。 ある日の事、主人の店に毛糸の着物を着た、まりの様にまん丸いおばあさんが来て、「食べ物を、めぐんで下され」と、頼みました。「へん! こじきに食わせる物などないよ」 けちな主人は、おばあさんを追い出しました。 それを可愛そうに思ったミリダは、おばあさんにそっと、自分の一日分のパンの耳をあげました。「おばあさん、少ないですが、これをどうぞ」 するとおばあさんは、ニッコリ笑って言いました。「ミリダや、ありかとう。 お礼に、いくら使っても減らない毛糸の玉と、魔法のあみ棒をあげよう。 これは命令一つで一本のあみ棒が七本になって、一人でにあみ始めるのだよ。 おまけにお前が命令すれば、誰の手の中にでも飛び込んで、あみものをさせるのさ。 そしてお前が止めろと言うまで、クツ下をあみ続けて、自分のした悪い事を白状してしまうのだよ」 ミリダは大喜びであみ棒と毛糸の玉をもらって、お礼を言おうとした時には、もうおばあさんの姿は消えていました。 ミリダは夜になるのを待ちかねて屋根裏の自分の部屋へ戻ると、あみ棒に、「ネッカチーフと、手袋と、クツ下と、チョッキと、スカートをあんでちょうだい」と、言いました。 すると、どうでしょう。 あみ棒は一人でに動き出し、夜が明けるまでには何もかもあみ上がっていました。 これでもう、ミリダは寒い思いをする事はありません。 それからもミリダは毎晩、あみ棒にクツ下をあませ、近所の貧乏な子どもたちにあげました。 さてある時、ミリダはたきぎを拾いに森へ出かけると、突然森の奥から強盗の頭が現れました。 この盗賊は、ミリダのお父さんやお母さんを殺した強盗です。 それが何と、ミリダに結婚を申し込んだのです。「ミリダよ。お前は町一番の美人だ。おれと結婚しろ。おれと暮らせば、きれいな着物も宝石もやるぞ。一日中、遊んで暮らせるのだぞ」「とんでもない。誰があなたの奥さんになるものですか!」 強盗の頭は、ミリダの言葉に大笑いすると、「わはははははっ。気の強い娘だな。ますます気に入ったぞ。ひと月たったら迎えに行くからな」と、言って、森の奥に消えてしまいました。 やがてひと月が過ぎました。 すると店の戸を開けて、強盗の頭が入って来ました。「お前の所で働いている女中のミリダを、花嫁にもらいに来た」 主人は震えながら、答えました。「分かりました。ミリダを幸せにしてくれるのなら、喜んで差し出しましょう。ミリダ、いいね」 すると、側にいたミリダが言いました。「承知しました。 でも、お願いがあります。 わたしの家の焼け跡に、三日間で新しい家を建てて下さい。 それから結婚式には、町中の人を呼んで下さい」「分かった。約束しよう」 さて、ミリダの結婚の事を知った恋人のヤロミールは、とても悲しみました。 けれどもミリダは、ヤロミールをなだめて言いました。「心配しないで。結婚のお祝いには必ず来てちょうだいね。いい考えがあるのよ」 頭の方は町中の大工を呼び集めると、約束した三日間で新しい家を建てました。 家具もすっかりそろえ、家畜小屋にはウシやヤギを入れました。 家の前にはいくつもテーブルを並べ、ごちそうとお酒を山の様に用意しました。 そして町中の人を、結婚式に呼びました。 ヤロミールも、来ました。 ミリダは花嫁衣装を着て、花婿の頭と並びました。 二人の回りには、六人の手下が座りました。 頭は機嫌良く、カラカラと笑って言いました。「さあ、きれいな花嫁さん、お祝いだ」 その時です。 ミリダは魔法の毛糸の玉とあみ棒を取り出して、早口でささやきました。「あみ棒よ、七本におなり!」 あみ棒はキラキラ光りながら、音をたてて七本に増えました。「あみ棒よ、強盗たちの手に飛び込みでクツ下をおあみ!」 あみ棒はいっせいに強盗たちの手に飛び込んで、クツ下をあみ始めました。 強盗があみ棒を放り出そうとしても、あみ棒は手に吸い付いて離れません。 ミリダは、続けて言いました。「あみものをしながら、今までの事を何もかも白状しておしまい!」 すると頭と六人の強盗たちは、ミリダの両親を殺して家を焼き払った事などを、ペラペラ話し出しました。 お客たちはあっけにとられて、あみものをしている強盗たちを見つめました。 その時、毛糸の玉がくるくるとゆれて、中からあのおばあさんが現れました。 おばあさんは、あみものの妖精だったのです。 おばあさんが、言いました。「町の人たちよ。強盗どもの白状をよく聞いたね。それでいかがかですか、ミリダとヤロミールが結婚して、この家に住むというのは?」「いいとも、いいとも!」 町の人たちは、声をそろえて叫びました。 そしてさっそく、ミリダとヤロミールは結婚式をあげました。 その間も強盗たちは、あんで、あんで、あみ続けました。 それを見て、おばあさんが言いました。「まだまだ。お前たちは、お前たちが悪い事をした人たち全員のクツ下をあみ終わるまで、そのままあみ続けるんだよ」 そして強盗たちは、何日も何日もあみ続けました。 そしてようやくあみ終えた時には、強盗たちは悪い事をする事などすっかり忘れてしまい、腕の良いあみもの職人として町の人たちと平和に暮らしたという事です。☆ 笑よく業を制します。お祓いよりお笑いです。 今日もあなたの良心というナビは正常に作動していますか? ☆ 若い頃、自衛官として、三度、災害派遣に出動。 現在も自衛隊協力企業として 即応予備自衛官を、採用させて頂いていることは、私の生涯の誇りです。 ☆ 小社の社員は、東日本大震災災害派遣に出動しました。 坂本龍馬決定版! ☆ 「幸せになる法則」 ★「我謳!!」は 台湾、韓国でも翻訳発売されています。☆ よびりん♪登場!!インターネットTVカウテレビ。音声+動く画像です♪☆ サブ日記では連日「私の夢」を発信しています。 ☆ 先日撮影した動画です。
Apr 13, 2026
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むかしむかし、ある森の中で、ネコはキツネとバッタリ出会いました。 ネコはニコニコしながら、キツネに話しかけます。「こんにちは、キツネさん。狩りの方はうまくいっていますか? この頃獲物が少なくなって、狩りがやりにくくなりましたね。 でもキツネさんは頭が良いから、きっとどんな時でもうまくやっていらっしゃるんでしょうね」 するとキツネはネコをジロジロとながめてから、めんどくさそうに返事をしました。「ぼくがうまくやっているかだって? まあ、きみに比べたら少しはね。 ・・・で、きみはどんなやり方を知っているの?」「わたしは、イヌから逃げる方法をたった1つしか知らないんです」「どんな?」 ネコは、恥ずかしそうに答えました。「もしイヌが追いかけて来たら、すぐ木に登る。それだけです」「へー、それだけ」 キツネは、大げさに驚きました。「ぼくは逃げ方だけでも、百以上のやり方を知ってるぜ。 それから、相手をワナに引っかける技もね。 みんな、ぼくの知恵袋の中に入っているんだ。 あわれなネコくん、1つ教えてあげようか?」 キツネが得意になって、夢中でしゃべっている時です。 いつの間にかイヌを4匹連れた狩人が、すぐそばまで来ていました。 ネコは素早く、木に登りました。 これで安心、木の枝や葉っぱがネコをスッポリと覆い隠してくれます。「キツネさん、はやく知恵の袋を開けなきゃ!」 ネコが言った時にはもう遅く、キツネはイヌに捕まってしまいました。「キツネさん、どうして? 百以上のやり方を、知っているのに。 ・・・あっ、そうか。 どのやり方にするのか迷っているうちに、捕まってしまったんだ。 わたしはたった1つしか逃げ方を知らなくて、助かったよ」 ネコはつぶやいて、「ホッ」とため息をつきました。 使えない100のテクニックなど意味がありません。ただ一つの特技を極めて、勝負するのも、素晴らしい選択なのです。 私は、全国の商工会議所の、創業セミナーに、お呼ばれすることも多いのですが、セミナー終了後の個別相談で、いつも感じることがあります。~人は、トップになって輝く人と、サブや脇役で輝く人がいるということなのです。 リストラされたからといって、いきなり経営者になろう!と決意したとしても、性格上、まるで経営者に合わない人も多いのです。失敗します!と顔に描いてある人もいます。もっと自分の個性に忠実であってほしい!と切に思うのです。☆ 笑よく業を制します。お祓いよりお笑いです。 今日もあなたの良心というナビは正常に作動していますか? ☆ 若い頃、自衛官として、三度、災害派遣に出動。 現在も自衛隊協力企業として 即応予備自衛官を、採用させて頂いていることは、私の生涯の誇りです。 ☆ 小社の社員は、東日本大震災災害派遣に出動しました。 坂本龍馬決定版! ☆ 「幸せになる法則」 ★「我謳!!」は 台湾、韓国でも翻訳発売されています。☆ よびりん♪登場!!インターネットTVカウテレビ。音声+動く画像です♪☆ サブ日記では連日「私の夢」を発信しています。 ☆ 先日撮影した動画です。
Apr 12, 2026
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むかしむかし、トルコの国に、ナスレッディン・ホジャと言う、とても変わった人がいました。 ある雨上がりの午後、ホジャおじさんが屋根の修理をしていると、一人の男がやって来て家の戸を叩きます。「何の用じゃい!」 ホジャおじさんが屋根の上から聞くと、男が答えました。「ちょいと下まで降りて来てくだされ。申しあげたい事がありますのじゃ」「ちぇっ、しょうがねえな」 ホジャおじさんが何の用事かと降りると、男は手を差し出して言いました。「だんなさま。わたしはあわれなこじきです。どうぞ、おめぐみを」 するとホジャおじさんは、ニコニコ笑いながら言いました。「そうか、よしよし。じゃあ、こっちへ上がって来てくれ」 ホジャおじさんは先に立って、男を屋根の上まで連れて行きました。 そして、大きな声で言いました。「お・こ・と・わ・り・じゃ!」 トップに向く性格とは、ズバリ変人です。おかしな人で、常識ハズレの大風呂敷を広げる人です。常識的な人は、サブに適正があります。 つまりなにをしでかすか分からぬトップを暴走しないように、諫める役目の人なのです。 自分がトップになっても、常識が邪魔をして成功しないのです。スグ、ドロドロした上下関係に嫌気がさして投げ出すのです。責任の重さに押し潰されるのです。しかし、人様の欠点の指摘は、旨いのです。仲介役に適性のある人もいます。 実は、表の役を望む人は単細胞の人が、ほとんどなのです。政財界には多いのですが、陰で糸を引いている人!これが本当のボスなのです!トップなど操り人形なのです。 この例は決して褒めたサブのタイプではないのですが、船頭ばかりでは、世の中は前に進まないのです。 社会には、脚本家、演出家、監督、大道具さん、メークさん、照明さん、あらゆる人が必要なのです。 さて貴方の適性は?社会の監督さん?社会のメークさん?社会の片隅を照らす照明さん?よ~く考えてみましょう♪ ☆ 笑よく業を制します。お祓いよりお笑いです。 今日もあなたの良心というナビは正常に作動していますか? ☆ 若い頃、自衛官として、三度、災害派遣に出動。 現在も自衛隊協力企業として 即応予備自衛官を、採用させて頂いていることは、私の生涯の誇りです。 ☆ 小社の社員は、東日本大震災災害派遣に出動しました。 坂本龍馬決定版! ☆ 「幸せになる法則」 ★「我謳!!」は 台湾、韓国でも翻訳発売されています。☆ よびりん♪登場!!インターネットTVカウテレビ。音声+動く画像です♪☆ サブ日記では連日「私の夢」を発信しています。 ☆ 先日撮影した動画です。
Apr 11, 2026
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むかしむかし、大きな川のそばに、小さな村がありました。 その村に、黄という漁師が住んでいました。 ある日の事、黄は、ふと思いました。「この川の水は、どんな所から流れて来るのだろう? ・・・よし、見に行こう」 黄は仕事をやめて、川上の方へ舟をこいで行きました。 どこまでもどこまでも、こいで行くと、 川幅はだんだん狭くなっていきます。 川底もだんだん浅くなって、舟はとうとう進めなくなりました。「仕方がない。ここから先は歩いていくか」 黄は木に舟をつなぐと、そのままどんどん歩いて行きました。 するとやがて、目の前に広い桃の木の林が広がりました。 花は満開で、桃の良い香りが一面に流れています。「ほう。こんなところがあったのか」 黄がそのまま川縁を歩いて行くと、とうとう川の始まりのところに着きました。 その先は高い岩山で、岩の間から水がちょろちょろ流れています。「ここが始まりの様だが、どうせなら岩山の向う側も見て見たいなあ」 さいわい小さな洞穴があったので、黄は体をかがめて奥へ奥へと入って行きました。 長い間進んだ黄は、やっと出た向う側を見てびっくり。 目の前には広い野原が広がっていて、畑も湖も森も、そして家もたくさんあります。 黄の姿を見つけた犬が、大きな声で吠えました。 その声で畑にいた人も家にいた人も、みんな黄の周りに集まりました。 そして一人の老人が、黄の前に進み出て言いました。「わたしは、ここの村長です。 ここは桃源郷と言って、普通の人の知らないところです。 よくここまで、来る事が出来ましたな。 さあ、お疲れでしょう。 わたしの家まで、おいでください」 黄は、村長のあとについて行きました。 村長は、色々なごちそうをしてくれました。「ところで黄さん、この村の出来た訳を話しましょう。 むかし中国には、秦の始皇帝と言う王さまがいた事は知っていますね。 わがままで、乱暴で、大勢の人を殺したひどい王さまだったそうです。 その時に殺されそうになった人たちが、こっそりここに逃げて来たのです。 そしてその人たちが、この村を作ったのです。 それが、わたしたちの先祖です。 ここには、けんかも争いもありません。 みんなが楽しく暮らしている、とても平和な村です。 ですから黄さん、あなたがここに来た事は、絶対に誰にも言わないでください。 約束してください。 お願いです」「はい。絶対に、誰にも言いません」 黄は村長に、固い約束をして帰りました。 さて、自分の村に帰った黄ですが、あれ以来、あの美しい平和な村が忘れられません。 そこで友だちと酒を飲みながら、つい、しゃべってしまったのです。 するとその友だちが、また友だちにしゃべったのです。 こうして桃源郷のうわさは、役人にまで知られてしまいました。「黄、お前は桃源郷という所に行ったそうだな。おれを、そこに案内しろ!」 仕方なく黄は、役人を舟に乗せて川をのぼって行きました。 そして、あの美しい桃の林も通りました。 ところがどうした事か、どこまで行っても、あの時の岩山も洞穴も見つからないのです。「おかしいな。道に迷うはずはないのだが」 それからも黄と役人は何度か桃源郷を目指しましたが、桃源郷を見つける事は出来なかったそうです。 口の軽い人と、決断力のない人は、絶対にリーダーなどになってはならないのです。ビシッと一人のリーダーが行き先を決める! だからこそ船は前に進み桃源郷に到達するのです。そして優れた、水先案内人が、人生の師です。 優れた航海士や船員(友人)を擁している船は、豪華客船です。豪華客船でも、人生舟がタイタニックの人もいますよ。人生航路は間違っていないだろうか? ナビは正確だろうか?再点検してみましょう。☆ 笑よく業を制します。お祓いよりお笑いです。 今日もあなたの良心というナビは正常に作動していますか? ☆ 若い頃、自衛官として、三度、災害派遣に出動。 現在も自衛隊協力企業として 即応予備自衛官を、採用させて頂いていることは、私の生涯の誇りです。 ☆ 小社の社員は、東日本大震災災害派遣に出動しました。 坂本龍馬決定版! ☆ 「幸せになる法則」 ★「我謳!!」は 台湾、韓国でも翻訳発売されています。☆ よびりん♪登場!!インターネットTVカウテレビ。音声+動く画像です♪☆ サブ日記では連日「私の夢」を発信しています。 ☆ 先日撮影した動画です。
Apr 10, 2026
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むかしむかし、イギリスのゴタムという村に、少し変わった人たちが住んでいました。 ある日の事、橋の上で二人の男がバッタリと出会いました。「こんにちは。あなたはどこへ出かけるのかね?」 一人が尋ねると、「この先の村に、ヒツジを十頭買いに行くのだよ」と、相手の男が答えました。「ふうん、ヒツジを買った帰りは、どこの道を通るの?」「もちろん、この道さ」 すると男は、急に怒った様に言いました。「では、この橋を通るのだな。それは駄目だ。この橋にヒツジを連れて来られては、帰りにおれが通る邪魔になる。そんな事は許さないぞ!」「何! この橋はお前だけの物ではないぞ。おれはきっと、ヒツジを連れてこの橋を通ってやる!」「いや、通らせるものか!」「いや、通ってみせる!」「いいや、絶対に通らせるものか!」「やかましい! 静かにしろ! お前がそんな大声で怒鳴ったら、おれのヒツジたちがビックリして橋の手すりを飛び越えて川へ落ちてしまうぞ!」「そんな事、おれの知った事じゃない!」「馬鹿いえ、おれの大事なヒツジだぞ!」「何と言っても、ここは渡らせない!」「いいや! 渡ってみせる!」 二人が言い争っているところへ、他の村の人がやって来ました。「おいおい、お前さんたち。なぜけんかをしているんだい?」「ああ、おれのヒツジたちを、通さないというからだよ」と、一人がけんかの訳を話すと、「ふーん。それで、そのヒツジはどこにいるんだい?」「へっ? ・・・」「あっ、・・・」 二人の男は、ヒツジがまだいない事に気がつきました。「何だ、おれたちは、いないヒツジの事でけんかしていたのか」「本当だ。馬鹿馬鹿しい」 けんかを止めた二人は、そのまま橋を渡ってどこかへ行ってしまいました。☆ 笑よく業を制します。お祓いよりお笑いです。 今日もあなたの良心というナビは正常に作動していますか? ☆ 若い頃、自衛官として、三度、災害派遣に出動。 現在も自衛隊協力企業として 即応予備自衛官を、採用させて頂いていることは、私の生涯の誇りです。 ☆ 小社の社員は、東日本大震災災害派遣に出動しました。 坂本龍馬決定版! ☆ 「幸せになる法則」 ★「我謳!!」は 台湾、韓国でも翻訳発売されています。☆ よびりん♪登場!!インターネットTVカウテレビ。音声+動く画像です♪☆ サブ日記では連日「私の夢」を発信しています。 ☆ 先日撮影した動画です。
Apr 9, 2026
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むかしむかし、ある村はずれに古い教会がありました。 この教会には、いつの頃からか、夜になると幽霊が現れる様になったのです。 その幽霊はカラカラに干からびたミイラで、いつもお堂に座っていました。「これにはきっと、訳があるに違いない」 村人たちはそう思いましたが、幽霊が怖いので夜は教会に近づきませんでした。 ある晩の事、村の農家に若者たちが集まって、ワイワイ騒いでいるうちに、「どうだい、あの教会の幽霊を、ここに連れて来る者はいないか? もし連れて来たら、一番良い服を作ってやるぞ」と、仕立て屋が言いました。 でも幽霊と聞いて、若者たちは黙ってしまいました。 その時、部屋のすみから、「それなら、わたしが行くわ!」と、いう声がしました。 それは、この家のお手伝いの娘でした。 この娘は村でも評判の、元気で勇気がある娘です。「ああ、いいだろう。出来る物なら、やってみな」 仕立て屋は、いくら娘に勇気があっても、教会まで行ったら怖くなって帰って来るに違いないと思っていました。 ところが、どうでしょう。 娘は本当に一人で教会に行って、幽霊をおぶって帰って来たではありませんか。「ひええっ!」 若者たちは、青くなりました。 イスに座らされた幽霊は、暗い大きな目で、ジッと若者たちを見つめています。「は、はやく、はやく連れて行ってくれ! 服をもう一着作ってあげるから!」 仕立て屋は、かすれた声で言いました。 娘は仕方なく、また幽霊をおぶって教会に戻りました。 ところが困った事に、教会についても幽霊は娘の背中から降りようとしないのです。「さあ、降りてちょうだい」 いくらそう言っても、幽霊は娘の首にしがみついたまま離れようとしません。「ねえ、お願いだから降りてよ」 娘が何度も言うと、幽霊は、やっと口を開きました。「それなら、言う事を聞いてくれるかい?」「ええ、きっと」「じゃあ、今すぐ川に行って『ペールの娘、アンナさん。トーレ・イエッテを許すかい?』と、大声で三回言っておくれ。その川には、わしが生きている時に殺した、可愛そうな娘が沈んでいるんだ」「わかったわ、そう言えばいいのね」 娘が返事をすると、幽霊は娘の肩から手を離しました。 娘はすぐに暗い道を歩いて川に行き、大声で言いました。「ぺールの娘、アンナさん。トーレ・イエッテを許すかい?」「ぺールの娘、アンナさん。トーレ・イエッテを許すかい?」「ぺールの娘、アンナさん。トーレ・イエッテを許すかい?」 幽霊に言われた通り三回言うと、川から女の人の声がしました。「神さまがお許しになるのなら、わたしも許します」 娘はこの言葉を聞くと、急いで教会に戻りました。「ごくろう。それで、何か言っていたかい?」 幽霊は、待ちかねた様に聞きました。「ええ。『神さまがお許しになるのなら、わたしも許します』って」「本当に、そう言ったんだね。わしはもう、神さまのそばで十分に罪の償いをした。これであの世に行けるぞ」 幽霊は、ホッとしたように言いました。「娘さん、ありがとう。今夜はもうお帰り。そして朝日が昇る前に、もう一度ここに来ておくれ」 そして一度家に帰った娘が、次の日、朝日が登る前に教会に行くと、もう幽霊はいませんでした。 でもその代わり、山の様な銀貨がそこに置いてありました。 その後、娘はその銀貨で幸せに暮らしました。 そしてあの幽霊は、もう二度と現れなかったそうです。☆ 笑よく業を制します。お祓いよりお笑いです。 今日もあなたの良心というナビは正常に作動していますか? ☆ 若い頃、自衛官として、三度、災害派遣に出動。 現在も自衛隊協力企業として 即応予備自衛官を、採用させて頂いていることは、私の生涯の誇りです。 ☆ 小社の社員は、東日本大震災災害派遣に出動しました。 坂本龍馬決定版! ☆ 「幸せになる法則」 ★「我謳!!」は 台湾、韓国でも翻訳発売されています。☆ よびりん♪登場!!インターネットTVカウテレビ。音声+動く画像です♪☆ サブ日記では連日「私の夢」を発信しています。 ☆ 先日撮影した動画です。
Apr 8, 2026
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むかしむかし、インドのある国に、とても美しい娘がいました。 父親はこの美しい娘をとても可愛がっていたのですが、ある日、娘が父親の大切な茶わんを割ってしまったので、父親は娘をしかりつけました。 すると娘は、しくしく泣きながら家を飛び出すと、「こんな家、もう二度と帰らないわ」と、山へ行って、松の木に登りました。 その松の木の下には、きれいにすんだ小さな湖があり、娘が上からのぞくと美しい娘がうつりました。「あら、きれい」 娘は泣くのをやめて、水にうつった自分の美しい顔を、あきずに見つめていました。 そこへ、肩に水がめをかついだ一人の召使いが、水汲みにやってきました。 そして水を汲もうとかがんだ時、水にうつっている美しい顔に気がつきました。 召使いは、それを自分の顔がうつったものだと勘違いしたのです。「まあ、わたしの顔は、何てきれいなんでしょう」 召使いは水を汲むのも忘れて、水にうつった美しい顔を、うっとりとながめながら考えました。「わたしは、こんなにきれいになったんですもの、もう召使いなんかやることないわ。水汲みなんで、ごめんよ」 召使いはそう言うと、持っていた水がめを思いきり地面に叩きつけて割ってしまいました。 そして、すっかり得意になった召使いは、元気よく主人の家に帰ってきて言いました。「ご主人さま、わたしはいつの間にか、ずいぶんと美しくなっていました。もう、召使いなどいたしません。水汲みもいたしません」 それを聞いた主人は、「美しい? お前、もしかして目が悪くなったのかい?」と、心配そうにいってから、「お願いだから、もう一度、池へ行って水を汲んできなさい」と、嫌がる召使いに、水がめをわたしました。「もう! 今度だけですからね!」 召使いは腹を立てながら、また山の池へ来ました。 鏡のような池の水には、やはり美しい顔がうつっていました。 それを見た召使いは、「やっぱり、わたしは本当に美しくなったんだわ」と、安心すると、また、水がめを地面に投げつけて割りました。 この様子を木の上からじっとながめていた美しい娘は、おかしくなって思わず、「ふふふ」と、笑いました。 するとそれに合わせて、水にうつっている美しい顔も笑います。「あら? わたしは笑っていないのに、どうして水に映っている私が笑うの?」 召使いは、はっとして松の木を見あげました。 するとそこには、水にうつっている顔と同じ美しい娘が、にこにこ笑っていたのです。「もしかして、今まで私の顔と思っていたのは?!」 召使いは自分の勘違いに恥ずかしくなり、手ぬぐいで顔を隠すと一目散に逃げてしまいました。なんらの芳香なき女性が最も香りを持つ。 プルータス 真実の美女は人語を解するから花にまさり、花は芳香を放つがゆえに美女にまさる。両手に花といかなければ、匂う花を捨てて、もの言う花をとれ。 張潮☆ 心を磨いて笑顔を忘れなければ、あなたも今のままで真実の美女なのです。(人語を解さない高慢美女を微女というのです(^^)☆ 笑よく業を制します。お祓いよりお笑いです。 今日もあなたの良心というナビは正常に作動していますか? ☆ 若い頃、自衛官として、三度、災害派遣に出動。 現在も自衛隊協力企業として 即応予備自衛官を、採用させて頂いていることは、私の生涯の誇りです。 ☆ 小社の社員は、東日本大震災災害派遣に出動しました。 坂本龍馬決定版! ☆ 「幸せになる法則」 ★「我謳!!」は 台湾、韓国でも翻訳発売されています。☆ よびりん♪登場!!インターネットTVカウテレビ。音声+動く画像です♪☆ サブ日記では連日「私の夢」を発信しています。 ☆ 先日撮影した動画です。
Apr 7, 2026
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それは、寒い寒い冬の事です。 雪の混じった冷たい風が吹いていましたが、部屋の中は気持ち良く温まっていました。 ここは、地面の中の部屋です。 そこには、花が眠っていました。 ある日、雨が降りました。 雨のしずくは土の中まで染み込んで行き、花の根っこをゆすぶりました。「起きなさい、起きなさいな」「う、うーん・・・」 花の根っこは、なかなか目を覚まそうとしません。 そのうちに春が来て、温かいお日さまの光がさす様になりました。 お日さまの光は土の間をくぐって、花の根っこの所まで入っていきました。 そして花の根っこを、少しずつ、少しずつ、温めてやりました。「ああ、体の中がムズムズする。手足をウーンと、思いっ切り伸ばしたいなあ」 花の根っこは目を覚まして、そんな事を言いました。 また、雨が降りました。 雨は土の中に染み込むと、花の根っこをくるんでいる、薄い皮を濡らして柔らかくして言いました。「出て来なさい。早く、出て来なさい」 そこへまた、温かいお日さまの光が入って来て、ポカポカと温めました。「ああ、もう、ジッとしてはいられないよう」と、花の根っこは言いました。 間もなく根っこは、白いひげの様な根を出して来ました。 それから、薄緑の芽を伸ばして来ました。 芽はお日さま光をいっぱい浴びようと、お日さまの光が来る方へと伸びて行きました。 そしてとうとう、土の上に出て来ました。「ああ、なんて明るいんだろう」 芽は、眩しくて困りました。 すると、お日さまは、「やあ、やっと顔を見せてくれたね」と、やさしく気持ちの良い光で、小さな芽を包みました。 今度は、そよそよと風が吹いて来て言いました。「はじめまして、やっと、出て来たんだね」 そして今度は小鳥がやって来て、楽しそうに歌いました。「♪ 芽が出たよ。 芽が出たよ。可愛い芽が出たよ」 芽は、うれしくなりました。「よーし、もっと大きくなって、みんなに喜んでもらおう」 芽は頑張って、毎日毎日大きくなりました。 もう、お日さまも眩しくはありません。 グングン、グングン伸びていきました。「しっかり、しっかり」「がんばれ、がんばれ」「その調子だよ」「♪ もうすぐ、もうすぐ、もうすぐだー」 お日さまも、雨も、風も、小鳥も、みんな励ましてくれました。 そしてついに、芽は可愛いつぼみをつけて、きれいな花を咲かせたのです。「やったー」「おめでとう」「すごく、きれいだよ」「♪ 花が出たよ。花が出たよ。可愛い花が出たよ」 みんなに褒めてもらって、花はとても幸せでした。 ほら、あなたのお庭に咲いている花が、その花ですよ。蒔かない種が、芽を出すはずはありません。当たり前ですね。ところが、蒔かない種から芽が出る!!と考えている人も多いのです。~漠然と、成功や一攫千金を狙う人のことです。 確かに「貴方の人生は貴方の思い描いたとおりになる」のですが常に夢を脳裏に思い描きながら、やはり具体的に動かなければならないのです。 物事には、必ず原因があるから結果があるのです。 宝くじも買わなければ当選しません。 棚からぼた餅のようなラッキーな出来事に遭遇した人も、なんらかの種を蒔いている!~これだけは間違いありません。 思っているばかりでは何も進展しないのです。 悪因の種を蒔くとケシの花が咲き、善因の種を蒔けば、大輪の花が咲くのです。☆ 笑よく業を制します。お祓いよりお笑いです。 今日もあなたの良心というナビは正常に作動していますか? ☆ 若い頃、自衛官として、三度、災害派遣に出動。 現在も自衛隊協力企業として 即応予備自衛官を、採用させて頂いていることは、私の生涯の誇りです。 ☆ 小社の社員は、東日本大震災災害派遣に出動しました。 坂本龍馬決定版! ☆ 「幸せになる法則」 ★「我謳!!」は 台湾、韓国でも翻訳発売されています。☆ よびりん♪登場!!インターネットTVカウテレビ。音声+動く画像です♪☆ サブ日記では連日「私の夢」を発信しています。 ☆ 先日撮影した動画です。
Apr 6, 2026
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お母さんと二人の娘が、村はずれのまずしい家にひっそりとくらしていました。 お母さんは、姉さんばかりかわいがり、妹にばかり、家の用事や力仕事をさせていました。妹は、お母さんの兄さんの子供だったのですが、両親とも亡くしてしまって、お母さんに引き取られたのです。 でも妹は、引き取ってもらったお母さんに感謝して、洗濯も料理も掃除も、歌を歌いながら楽しくやっていました。 森へキノコやたきぎとりに行けば、ウサギやリスが集まってきて手伝ってくれるので、ちっともつらくはありません。 畑仕事の時も、妹が来ると小鳥たちが飛んで来て、きれいな声でさえずってくれました。 さて、ある寒い寒い日のことです。 お母さんは妹に井戸へ水をくみに行くように言いつけました。 妹はおけにひしゃくをいれて村の井戸へ行きました。 すると、井戸のそばにボロボロの洋服を着た、女の人が立っています 髪の毛は、一目で何日もあらってないことがわかります。 顔も汚れていて、ほっぺたはやせこけていました 女の人は、妹が水くみをはじめると声をかけてきました。「すみませんが、お水を一杯、飲ませてもらえませんか?」「ええ、いいですよ」 妹は、ニッコリ笑ってうなずきました。 そして、おけに浮かんだゴミを全部とり、きれいな水だけをひしゃくにくんでわたしました。「さあ、何杯でもどうぞ」 女の人は喜んで、おいしそうにゴクゴクとひしゃくの水を飲みほしました。 それから妹にひしゃくを返すと、こう言いました。「あなたは、なんて優しい娘なのでしょう。これから先、あなたが話せば、バラの花と宝石が口から飛び出すようにしてあげましょう」「まあ、ありがとう」と、妹が思わず言うと、ピンク色のバラの花と真珠が、ほんとうにポロリと口から飛び出しました。「すてき。ありがとうございます」 妹は、ポロリポロリとこぼれるバラの花と宝石を集めて、エプロンのポケットにしまうと、女の人にお礼を言って家に帰りました。 家に帰った妹は、さっそくエプロンからバラの花と宝石を見せて、お母さんと姉さんに、井戸で会った女の人のことを話しました。 そう話しているあいだにも、赤や白のバラの花とルビーやダイヤモンドが、ポロポロとこぼれました。 お母さんも姉さんもビックリ、あわててその宝石をひろいました。 そして姉さんは、「あたしも行ってくる」と、おけとひしゃくを持って、井戸へ走って行きました。 井戸のそばには、さっきのみすぼらしい女の人が立っていて、姉さんに言いました。「すみませんが、お水を一杯飲ませていただけませんか?」 ところが姉さんは、あんまりあわてていたので、妹が『みすぼらしい女の人が立っていて』という話を、よく聞いていなかったのです。 花や宝石を出してくれる魔法を使う仙女は、きっと美しい貴婦人のような女の人にちがいないと、姉さんはかってに思いこんでいたのでした。 だから、みすぼらしい女の人にそう言われたとたん、「お前なんかに用はない! あっちへお行き!」と、ひしゃくで水をすくって、顔にひっかけました。 みすぼらしい女の人は、ぬれた髪と顔で姉さんをにらみながら言いました。「あなたは、なんて意地悪な娘でしょう。これから先、あなたが何か話したら、口から毛虫や毒虫が飛び出すようにしてあげます」 そしてそのとたん、女の人は消えてしまいました。「ちょっと、ちょっと待っておくれよ!」 姉さんはあわてて言いました。 すると、口からほんとうに毛虫や毒虫が、ポロポロと飛び出してきたのです。 姉さんは泣きながら家に帰り、お母さんに言いつけました。 そのあいだも、毛虫や毒虫が口から飛び出て、部屋中をゴソゴソ歩きまわります。 お母さんは、カンカンにおこり、「姉さんにウソを教えたね! みすぼらしい女が仙女だったんじゃないか! ウソつきは、出てお行き!」と、妹を追い出しました。 妹は、ションボリと森へ行きました。 そこへ、狩りをしにお城の王子さまが、馬に乗ってとおりかかりました。「ないたりして、どうしたのですか?」 王子さまは、妹をよび止めました。 妹は泣きながら、お母さんの家を出てきたことを話しました、 そう話す妹の口から、バラの花と宝石がポロポロとこぼれます。 王子さまは、妹のかわいらしさと、話すたびに花や宝石が口から飛び出すことに感激して、お城に連れて行くことにしました。 妹はやさしくて働き者でしたから、王子さまのお父さんの王さまにも大変気にいられ、王子さまと結婚してお妃さまになったのです。☆ 笑よく業を制します。お祓いよりお笑いです。 今日もあなたの良心というナビは正常に作動していますか? ☆ 若い頃、自衛官として、三度、災害派遣に出動。 現在も自衛隊協力企業として 即応予備自衛官を、採用させて頂いていることは、私の生涯の誇りです。 ☆ 小社の社員は、東日本大震災災害派遣に出動しました。 坂本龍馬決定版! ☆ 「幸せになる法則」 ★「我謳!!」は 台湾、韓国でも翻訳発売されています。☆ よびりん♪登場!!インターネットTVカウテレビ。音声+動く画像です♪☆ サブ日記では連日「私の夢」を発信しています。 ☆ 先日撮影した動画です。
Apr 5, 2026
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むかしむかし、ある町に、とても貧乏な家がありました。 住んでいるのは、心の優しい女の子とお母さんの二人です。 ある日の事、この家には食べる物が、もう何もなくなってしまいました。「困ったわね。すまないが森へ行って、木の実を拾って来ておくれ」 女の子はお母さんに言われて、森へ木の実を拾いに行きました。 すると、一人のおばあさんが現れて尋ねました。「おや、こんな森の中に一人で来るなんて。どうしたんだい?」「はい、家には食べる物が何もないので、木の実を拾いに来ました」「そうかい、それは感心だねえ。じゃあ、おばあさんが良い物をあげよう」 そう言っておばあさんは、女の子に古ぼけたおナベをくれました。 それは、とても不思議なおナベでした。 おナベに向かって「おナベよ、煮えろ」と、言うと、温かくておいしいおかゆが自然に出て来て「おナベよ、止まれ」と、言うまで、おかゆは出て来るのです。 おかげで女の子もお母さんも、お腹が空いて困る事はなくなりました。 ある日、女の子が隣の町へ出かけた後で、お母さんはおかゆが食べたくなりました。 そこで女の子の真似をして、「おナベよ、煮えろ」と、言ってみました。 すると、おナベはちゃんとおかゆを作ってくれました。 ところがお母さんは、おかゆの止め方を知らなかったのです。「おナベよ、もういらないよ。お腹は一杯だよ」 いくらお母さんがそう言っても、おかゆはどんどん煮えて、おナベからあふれ出しました。 やがておかゆは台所からあふれ出ると、家中をいっぱいにして、とうとう家の外へ流れ出しました。 それでもおかゆは、止まりません。 隣の家も、その隣の家も、そのまた隣の家も、とうとう町中がおかゆだらけになってしまい、町の人たちもみんなおかゆに流されていきます。 そして、おかゆが町はずれまで来た時、隣の町から女の子が帰って来ました。 女の子は、ビックリして言いました。「おナベよ、止まれ!!」 やっと、おかゆは止まりました。 その後、町の人たちは町中にあふれているおかゆを少しずつ食べながら、自分の家へ帰って行ったそうです。 使い方を知らない物を勝手に使うと、とんでもない事になると言うお話しでした。☆ 笑よく業を制します。お祓いよりお笑いです。 今日もあなたの良心というナビは正常に作動していますか? ☆ 若い頃、自衛官として、三度、災害派遣に出動。 現在も自衛隊協力企業として 即応予備自衛官を、採用させて頂いていることは、私の生涯の誇りです。 ☆ 小社の社員は、東日本大震災災害派遣に出動しました。 坂本龍馬決定版! ☆ 「幸せになる法則」 ★「我謳!!」は 台湾、韓国でも翻訳発売されています。☆ よびりん♪登場!!インターネットTVカウテレビ。音声+動く画像です♪☆ サブ日記では連日「私の夢」を発信しています。 ☆ 先日撮影した動画です。
Apr 4, 2026
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むかしむかし、ある貧乏な男がお金持の裁判官に、ウシ飼いとしてやとわれました。 ウシ飼いは、やせ細ったウシを一頭持っていました。 そのウシを、いつも主人のウシと一緒に牧場に連れて行きました。 ある日の事、どうした事か、主人のウシとウシ飼いのウシがけんかを始めました。 そしてやせっぽちで弱いはずのウシ飼いのウシが、主人のウシをツノで突き殺してしまいました。 ウシ飼いは、主人の裁判官のところへ駆けつけました。「ああ、お情け深い旦那さま。大変な事が起こりました。どうか公平に、お裁き下さいませ」「よろしい。話してみなさい」「実は今日、牧場で旦那さまのウシが、わたくしめのウシとけんかをしまして、わたくしめのウシを突き殺してしまいました。神さまは罪をおかしたウシに、どんな罰をお下しになるのでしょうか?」「待て、待て。始めから、詳しく調べよう。わしのウシは、お前のウシをにらんだかね?」「いいえ、旦那さま」「わしのウシが飛びかかった時、お前のウシは、モーと鳴いたかね?」「はい、旦那さま」「では神に誓って、正直に言うのだぞ。お前のウシが、わしのウシを怒らせたのだろう」「そんな事はわかりません。旦那さま。モーと言ったのが、どんな訳かなんて、調べられませんよ」「それでは、どっちが悪かったのか、お前には分からないのだな」「はい、旦那さま」「どちらが悪かったのか、分からないとすれば、罰する事も出来ない。動物を裁く事など、出来ると思うか?」「その通りでございます。旦那さま。全く、公平にお裁き下さいました。ただ、あの・・・」「何だ。まだ用があるのか?」「あの、今思い出したのでございます。わたくしが、考え違いをしておりました。わたくしめのウシが、旦那さまのウシを殺してしまったのでございます」「何だと! そうか。では神がお前のウシに、どんな罰をお下しになるか本で調べよう」「おや? 旦那さま。あなたさまのウシが罰を受けなくてもよいのなら、わたくしのウシも受けなくてよろしいでしょう。動物を裁く事など、出来るとお思いですか?」「そっ、それは・・・。その通りだ」 裁判官は、それ以上、もう何も言えませんでした。裁かれないためには人を裁くな。 アミエル 間違って見るよりも盲目であったほうがよい。 ハーバート 四つが裁判官に必要なり。親切に聞き、抜け目なく答え、冷静に判断し、公平に裁判することなり。 ソクラテス☆ 笑よく業を制します。お祓いよりお笑いです。 今日もあなたの良心というナビは正常に作動していますか? ☆ 若い頃、自衛官として、三度、災害派遣に出動。 現在も自衛隊協力企業として 即応予備自衛官を、採用させて頂いていることは、私の生涯の誇りです。 ☆ 小社の社員は、東日本大震災災害派遣に出動しました。 坂本龍馬決定版! ☆ 「幸せになる法則」 ★「我謳!!」は 台湾、韓国でも翻訳発売されています。☆ よびりん♪登場!!インターネットTVカウテレビ。音声+動く画像です♪☆ サブ日記では連日「私の夢」を発信しています。 ☆ 先日撮影した動画です。
Apr 3, 2026
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むかしむかし、インドのガンジス川のほとりに、たくさんの実がなった一本のマンゴーの木が生えていました。 そのマンゴーの実のおいしさといったら、一度食べたら一生忘れられないほどです。 ある時、サルたちがマンゴーの実を食べにやってきました。「ああ、なんてうまい実だろう」「こんなにおいしい実は、はじめてだ」 むちゅうで食べているサルたちを見て、王さまザルは考えました。(こんなにうまいマンゴーの実が川に落ちて、人間たちのところへ流れていったら、人間たちが取りに来るだろう。それはまずいな) 王さまザルは、すぐにサルたちを集めて言いました。「川の上にのびた枝になっている実は、1つ残らず取ってしまいなさい」「はい、王さま」 サルたちは、さっそくいわれたとおりにしました。「よしよし、これで安心だ」 ところがサルたちは、たった1つの実を見落としていたのです。 その実はあまくうれて、ある日、ポタリと枝から川へ落ちました。 マンゴーの実は、そのまま人間がくらしている町まで流れていきました。「おや? これはこれは、実にみごとなマンゴーの実だ」 漁師はマンゴーの実をアミですくい上げると、王さまのところへ持って行きました。「ほう、これはすばらしい。こんなにうまいマンゴーははじめてだ」 すっかり気に入った王さまは、家来を引き連れてマンゴーの木を探しに行きました。 いく日かたって、王さまはついに、あのマンゴーの木を見つけました。「あったぞ。すばらしい、あんなに実がなっている」 王さまたちは、いそいでマンゴーの木にかけよりました。 ところが木のそばまで行くと、たくさんのサルがマンゴーの実をおいしそうに食べているではありませんか。「王さま、どういたしましょう?」「むむ、サルのくせになまいきな。矢でうちおとしてしまえ!」 家来たちはさっそく、サルたちめがけて弓矢を放ちました。 それに気づいたサルたちは、王さまザルのところへ知らせに行きました。「たいへんです! 人間たちが、私たちを殺そうとしています」「あわてるな、わたしにまかせなさい」 王さまザルはマンゴーの木に登ると、飛んでくる矢を長いしっぽと手を使って打ち落とし、仲間のサルたちを助けました。「さあ、いまのうちに逃げなさい」 サルたちは、つぎつぎに逃げていきましたが、みんなが逃げるまでは、まだ時間がかかります。 やがて王さまザルのからだに何本も矢がささりましたが、王さまザルはがんばって、仲間のサルたちを守りました。 それを見ていた人間の王さまは、家来たちに矢を打つのを止めさせました。「まて、矢を打つのを止めるのだ。それより、あの王さまザルをここへ連れてきなさい」 家来たちは、傷ついて動けなくなった王さまザルを連れてきました。 人間の王さま、王さまザルにたずねました。「なぜ、自分の体を痛めてまで、仲間を助けたのかね?」 王さまザルは、苦しい息をはきながら答えました。「わたしは王です。仲間のサルたちを守るのが、わたしのつとめです」「おお、なんとりっぱなサルだろう。わたしも見習わなければ」 感動した王さまは、王さまザルの手当をしてやると、マンゴーには一切手をつけず、そのまま自分の国へ帰っていきました。 それからは、どんなときでも人びとの幸せを一番に考える、心やさしい王さまになりました。卑怯者は、安全なときだけ威たけ高になる。 ゲーテ☆ 部下はリーダーの後姿で教育するのです。子供は親の後姿で教育するのです。真実の勇者に天は微笑むのですから。☆ 笑よく業を制します。お祓いよりお笑いです。 今日もあなたの良心というナビは正常に作動していますか? ☆ 若い頃、自衛官として、三度、災害派遣に出動。 現在も自衛隊協力企業として 即応予備自衛官を、採用させて頂いていることは、私の生涯の誇りです。 ☆ 小社の社員は、東日本大震災災害派遣に出動しました。 坂本龍馬決定版! ☆ 「幸せになる法則」 ★「我謳!!」は 台湾、韓国でも翻訳発売されています。☆ よびりん♪登場!!インターネットTVカウテレビ。音声+動く画像です♪☆ サブ日記では連日「私の夢」を発信しています。 ☆ 先日撮影した動画です。
Apr 2, 2026
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ボウシを編んであげましょうね お母さんは息子のアンデルスに、赤い糸でボウシを編んであげました。「少し糸が足りないから、緑の糸を足しましょう」 お母さんは赤い糸が足りなくなったので、ボウシのてっペんには緑の糸で、フサフサとした長いふさをつけました。 これで、とても可愛いボウシの出来上がりです。 アンデルスが、かぶると、「とても可愛いよ、アンデルス」「うん。とても良く似合うわ、アンデルス」と、お兄さんとお姉さんも褒めてくれました。「みんなに見せてくる!」 アンデルスは、外へ飛び出しました。 すると、友だちのラルスがそばへ来て、「いいボウシだね。どうだい、ぼくのジャックナイフと取りかえないか?」と、言いました。「うんん」 アンデルスは首を横に振ると、駆け出しました。 今度はきれいな服を着た女の人が、アンデルスを見るとスカートをつまんでおじぎをして、「まあ、素敵なボウシね! あなたも、ご殿のパーティーに行くのでしょう?」と、聞きました。 そこでアンデルスは、ご殿へ駆けて行きました。 ご殿へ入ろうとすると、番人が、「こら、子どもは入ってはならん!」と、アンデルスを追い返そうとしました。 そこへ、王女さまが通りかかって、「あら、可愛いボウシをかぶった坊やね。いいわ、一緒にいらっしゃい」と、アンデルスをご殿の大広間に連れて行きました。 大広間にいたお客たちは、「ほほう! いいボウシだ」と、褒めてくれました。 王女さまはアンデルスを、ごちそうのいっぱい並んだテ一ブルの前のイスに腰かけさせました。「さあ、ボウシを脱いで」 王女さまは、ボウシを取ろうとしました。 するとアンデルスは、「いや、いや!」と、ボウシを取られるのかと思って、ボウシを両手で押さえました。「じゃあ、抱っこしてあげるから」 王女さまはアンデルスをひざの上に抱き上げて、ボウシを脱がせようとしました。 けれどもアンデルスは、ボウシを押さえたままです。「じゃあ、この首飾りをあげるから」 王女さまはアンデルスの首に自分の金の首飾りをかけてから、ボウシを取ろうとしましたが、アンデルスはボウシを脱ごうとはしません。 そこへ、王さまがやって来て、「坊や、わしの金の冠(かんむり)と、そのボウシを取り替えてはくれんかな?」と、言って、自分の金の冠をアンデルスの頭にかぶせて、ボウシを取ろうとしました。「いや、いや! いやです!」 アンデルスは両手でボウシを押さえたまま、ご殿を逃げ出して急いで家へ帰りました。 王女さまが首にかけてくれた首飾りは、どこかへ落としてしまいました。 その夜、アンデルスはご殿での出来事をみんなに話しました。 すると、お兄さんが言いました。「おしかったなあ。金の首飾りや金の冠があれば、それを売ってボウシなんかいくらでも買えるんだぞ!」 それを聞いたアンデルスは、頬をまっ赤にして、「違うよ。このボウシがいいんだ! だって、お母さんが編んで下さったボウシだもの! 世界でただ一つのボウシだもの!」と、言いました。「まあ、この子ったら」 お母さんは思わず、アンデルスをしっかりと抱きしめました。小さいとき髪をといてくれるのも、ほかの人がすると痛いが、母親だと痛くなかった。ここに自然な無理のない母の愛がある。 新渡戸稲造人間らしく幸福にするために、愛は気高いふたりを寄りそわせる。しかし、神のような歓びを与えるためには、愛は貴重な三人組をつくる。 ゲーテ ☆ 子供を暴力と厳しさによって教え込もうとしないことです。彼の興味を利用して指導しましょう。そうすれば自分の能力がどこに向いているか、子供自身で見出しやすくなります。☆ 笑よく業を制します。お祓いよりお笑いです。 今日もあなたの良心というナビは正常に作動していますか? ☆ 若い頃、自衛官として、三度、災害派遣に出動。 現在も自衛隊協力企業として 即応予備自衛官を、採用させて頂いていることは、私の生涯の誇りです。 ☆ 小社の社員は、東日本大震災災害派遣に出動しました。 坂本龍馬決定版! ☆ 「幸せになる法則」 ★「我謳!!」は 台湾、韓国でも翻訳発売されています。☆ よびりん♪登場!!インターネットTVカウテレビ。音声+動く画像です♪☆ サブ日記では連日「私の夢」を発信しています。 ☆ 先日撮影した動画です。
Apr 1, 2026
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むかしむかし、ある海辺に、若い漁師とおかみさんが住んでいました。 漁師は毎日、舟に乗って沖へ魚を取りに行きました。 一人ぼっちになったおかみさんは、猟師が帰って来るまで海辺に座って一日中海を見ていました。 ある日の事、おかみさんがいつもの様に沖の空を見ていると、一羽のカモメが子どもの鳥と一緒に飛んで来ました。 それを見て、おかみさんが思わず言いました。「ああ、わたしも子どもが欲しいなあ」 するとカモメが、おかみさんに言いました。「では後ろにある貝がらの中を、見てごらんなさい」 おかみさんが貝がらを見ると、どうでしょう。 貝がらの中に、可愛らしい男の赤ちゃんがいるではありませんか。「赤ちゃん! この赤ちゃんを、わたしに!?」 おかみさんがカモメに振り返ると、もうカモメの姿は消えていました。「ああ、あのカモメは神さまのお使いだったんだわ。神さま、ありがとうございます」 おかみさんは大喜びで、赤ちゃんいを家に連れて帰りました。 そしておかみさんと漁師は、その赤ちゃんを我が子として大切に育てました。 やがて赤ちゃんは大きくなり、海辺を走り回る元気な男の子に成長しました。 でも不思議な事に、男の子は大きくなるにつれて顔が金色に輝く様になり、男の子が岩の上に立つと波は急に静かになるのです。 ある日、海は大嵐になりました。 嵐が何日も続き、漁師は海へ出られません。「困ったな。家の金は底をついたのに、まだ漁に出られないとは」 すると、男の子が言いました。「お父さん、魚を取りに行きましょう。ぼくが行けば、きっと嵐は止みますよ」「とんでもない。こんな嵐に海へ行ったら、舟ごとひっくり返るぞ」「いいえ、大丈夫です」 男の子があんまり言うので、漁師は仕方なく一緒に舟へ乗り込みました。 でも男の子の言った通り、あれほど荒れ狂っていた嵐がうその様に静まってしまい、たくさんの魚が取れました。「お前は、なぜ嵐を静める事が出来るのだ?」 漁師が不思議に思って尋ねましたが、男の子は、「今に、わかりますから」と、笑うだけでした。 それから二、三日して、男の子は色々な鳥を捕まえて来て、その羽で色々な上着を作りました。 男の子は灰色の千鳥の羽の上着を着ると、空へと舞い上がりました。 すると海の色は、みるみる灰色に変わっていきました。 その次に青いイソヒヨドリの羽の上着を着て空へ舞い上がると、海はまっ青な色になりました。 最後に赤いコバシコマドリの羽の上着を着ると、波は金色に輝いて空は美しい夕焼けになりました。 男の子は、びっくりしている漁師とおかみさんの前へ舞い降りて来て言いました。「お父さん、お母さん、長い間お世話になりました。 ぼくは、太陽の子どもです。 もう一人前になったので、空へ戻らなくてはなりません。 最後に、良い事を教えましょう。 夕方、海がぼくの顔と同じ様に金色に輝く時は、決して嵐は来ません。 そして嵐が来た時は、この上着をお母さんが着て下さい」 男の子はそう言って、自分の着ていた上着を脱いでおかみさんに渡しました。「では、さようなら」 男の子は二人を残して空高く舞い上がると、雲の中に消えてしまいました。 それからと言うもの、どんな嵐が来てもおかみさんが男の子のくれた上着を着て海辺に立つと、まるでうその様に海は静かになったそうです。 愛よ、お前こそはまことの生命の冠、休みなき幸。 ゲーテ 歓びは自然を動かす強いバネ、歓びこそは大字宙の時計仕掛けの車を回すもの。 シラー美しい愛の心で生きていきましょう。☆ 笑よく業を制します。お祓いよりお笑いです。 今日もあなたの良心というナビは正常に作動していますか? ☆ 若い頃、自衛官として、三度、災害派遣に出動。 現在も自衛隊協力企業として 即応予備自衛官を、採用させて頂いていることは、私の生涯の誇りです。 ☆ 小社の社員は、東日本大震災災害派遣に出動しました。 坂本龍馬決定版! ☆ 「幸せになる法則」 ★「我謳!!」は 台湾、韓国でも翻訳発売されています。☆ よびりん♪登場!!インターネットTVカウテレビ。音声+動く画像です♪☆ サブ日記では連日「私の夢」を発信しています。 ☆ 先日撮影した動画です。
Mar 31, 2026
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むかしむかし、あるところに、四人の子どものお母さんがいました。 子どもたちはみんな、お母さんの言う事を聞かずに、けんかばかりしていました。 でも、一番下の息子のピカフロルだけは、お母さん想いの良い子でした。 ある日、お母さんは子どもたちに言いました。「お前たち。お母さんはすっかり年を取ってしまったよ。お前たちも、もう大きくなったのだから、自分たちで仕事を探してごらん。そうしたらお母さんも、安心して死ねるよ」 すると、一番上のコルコルが言いました。「ぼくは、山奥の森ヘ行くよ。そして昼間は眠って、夜になったら食べ物を探すのさ」 次に、二番目のレチューサが言いました。「わたしは、お墓のそばに住むわ。あそこはとても静かだし、お腹が空いたら、お墓に供えてある物を食べればいいもの」 次に、三番目のアラーニャが言いました。「わたしは、すてきな糸をおるのよ。はたを置くのは、暗くて涼しいどうくつがいいわ」 残るのは、四番目のピカフロルです。 お母さんは、ピカフロルに聞きました。「ピカフロルや。お前はどうするんだね?」 ピカフロルは、お母さんを真っ直ぐ見つめて言いました。「ぼくは、お母さんのそばにいます。お母さんのお世話をして、お母さんの為に働きます」 それから何ヶ月かたったある日、お母さんは重い病気にかかりました。 死ぬ時が近づいて来たのを知ったお母さんは、ピカフロルにお兄さんやお姉さんを探してくる様に言いました。 ピカフロルは、森に住むお兄さんを見つけて言いました。「お母さんがひどい病気です。早く帰ってあげてください」 けれどもコルコルは、大きなあくびをしながら答えました。「昼間っから、外ヘ出かけるなんてごめんだ。おれは眠たくてたまらないんだ」 次にピカフロルは、お墓のそばに住むレチューサのところへ行きました。「あら、わたしはこれから髪の毛の手入れをするところよ。外に出るなんていやよ」 レチューサはこう言って、断りました。 次にピカフロルが三番目のアラーニャを訪ねると、アラーニャは忙しそうにはたを動かしていました。「今日、はたをおり始めたところなのよ。途中で止めるなんて出来ないわ」 ピカフロルは家へ帰って、お母さんに、みんなが来られない理由を話しました。 病気のお母さんは、子どもたちの冷たい心に涙を流すと、悲しそうにこう言いました。「わたしの四人の子どもたちは、わたしが死んだら神さまにそれぞれにふさわしい罰(ばつ)やおめぐみを受けるでしょう。 昼間姿を見せずに森で暮らすコルコルは、これからも深い森の暗闇で暮らし、人々から隠れて暮らすでしょう。 自分の美しさばかり気にするレチューサは、反対にだんだんみにくくなり、レチューサが口を開けば人々は震え上がるでしょう。 はたおりが何よりも大事なアラーニャは、これからも一生はたをおって暮らすでしょう。 でもアラーニャの糸は、誰にも喜ばれる事はありません。 そして心優しいピカフロルは、姿形も美しくなって、誰もが見とれる事でしょう」 そしてお母さんが死ぬと、神さまたちは四人の子どもたちを鳥や虫に変えてしまいました。 コルコルは、大きなミミズクにされました。 そして人々から逃げるように、森の暗闇に隠れて暮らしました。 レチューサは、みにくいフクロウになりました。 ちょっとでもレチューサの姿を見かけたり声を聞いたりすると、人々は青くなりました。 アラーニャは、糸をおり続けました。 でもアラーニャの糸はクモの糸だったので、誰にも喜ばれませんでした。 そしてピカフロルは、赤いのどをしたハチドリになりました。 ユリやフウリンソウの上を飛び回って、甘いミツを吸う姿はとても美しく、人々にとても好かれました。なすべき多くの仕事を持っているのでなければ、徹底的に怠惰を享楽することは不可能である。 ジェロームわれわれの怠惰を罰するには、自分の不成功ということ以外に他人の成功ということがある。 ルナール☆ 笑よく業を制します。お祓いよりお笑いです。 今日もあなたの良心というナビは正常に作動していますか? ☆ 若い頃、自衛官として、三度、災害派遣に出動。 現在も自衛隊協力企業として 即応予備自衛官を、採用させて頂いていることは、私の生涯の誇りです。 ☆ 小社の社員は、東日本大震災災害派遣に出動しました。 坂本龍馬決定版! ☆ 「幸せになる法則」 ★「我謳!!」は 台湾、韓国でも翻訳発売されています。☆ よびりん♪登場!!インターネットTVカウテレビ。音声+動く画像です♪☆ サブ日記では連日「私の夢」を発信しています。 ☆ 先日撮影した動画です。
Mar 30, 2026
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ある小さな男の子が、誕生日にすずの兵隊のおもちゃをもらいました。 スプーンセットを溶かしなおして作ったもので、全部で25人そろっていましたが、そのうちの1人だけは足が1本しかなかったのです。 それというのも、この兵隊が一番さいごに作られたため、すずが足りなくなってしまったのです。 それでもこの兵隊は、一本足のまま、しっかり立っていました。 男の子は、ほかに紙でできたお城のおもちゃももらいました。 そのお城の入り口には、ひとりのおどり子が片足を思いきりあげておどっています。「ああ、あのおどり子も一本足だ。ぼくのお嫁さんにちょうどいい」 1本足の兵隊は、おどり子に一目ぼれして、その夜はおもちゃ箱の中で、おどり子から目をはなさずに過ごしました。 ところがあくる朝、窓辺におかれた一本足の兵隊は、すきま風でまどがあいたひょうしに、4階から下の道に落ちてしまったのです。 それを通りかかったワンパクこぞうが見つけて、新聞紙で作った船に乗せてみぞに流しました。「どこへ行くんだろう。はやく、あのおどり子の所にもどりたいな」 はやい波にゆすぶられているうちに、新聞紙の船が破れて、すずの兵隊は水の中へ沈んでしまいました。 さて、それをエサとかんちがいしたあわてん坊の魚が、すずの兵隊を飲み込んでしまいました。 やがてその魚は漁師につられて、それを買ったある家のお手伝いさんが、魚のお腹を包丁で切り開いてビックリ。「あら、この兵隊はたしか」 なんと魚が買われていった家は、もとの持ち主の男の子の家だったのです。 テーブルには、あのお城ものっていて、おどり子はあいかわらず足を高く上げていました。「やあ、ようやく帰ってきた。ただいま、おどり子さん」 一本足の兵隊がじっとおどり子を見つめていると、持ち主の男の子が一本足の兵隊をつかんで言いました。「一本足の兵隊なんて、もういらないや」 そして、燃えさかるストーブの中にほうりこんでしまったのです。 兵隊は自分の身体が溶けていくのを感じましたが、どうすることも出来ません。「さよなら、おどり子さん。いつまでもお元気で」 そのとき、ふいにまどが開いて風がふきこみ、紙のおどり子がヒラヒラとまい上がると、ストーブの中の兵隊のところへ飛び込んできました。「やあ、きてくれたんだね。ありがとう、花嫁さん」 やがて、紙のおどり子は燃え尽き、すずの兵隊もすっかり溶けてしまって、ハート型の小さなかたまりになりました。みずから苦しむか、あるいは他人を苦しませるか、そのいずれかなしには恋愛というものは存在しない。 レニエ われわれのこの世で、初恋の意識よりも神聖なものはない。 ロングフェロー☆ 純粋な心と心は同通して幸せを呼ぶのです。 悪心と悪心も同通しますから互いに不幸になっていくのです。 愛は原点に戻ることで持続するのです。☆ 笑よく業を制します。お祓いよりお笑いです。 今日もあなたの良心というナビは正常に作動していますか? ☆ 若い頃、自衛官として、三度、災害派遣に出動。 現在も自衛隊協力企業として 即応予備自衛官を、採用させて頂いていることは、私の生涯の誇りです。 ☆ 小社の社員は、東日本大震災災害派遣に出動しました。 坂本龍馬決定版! ☆ 「幸せになる法則」 ★「我謳!!」は 台湾、韓国でも翻訳発売されています。☆ よびりん♪登場!!インターネットTVカウテレビ。音声+動く画像です♪☆ サブ日記では連日「私の夢」を発信しています。 ☆ 先日撮影した動画です。
Mar 29, 2026
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むかしむかし、あるおかみさんが、どうしても家の裏の畑のレタスが食べたくなりました。 でも、そのレタスは魔女の畑の物です。 主人はお腹に赤ちゃんのいるおかみさんのために、魔女の畑に入り込みました。 けれども、レタスを取ろうとしていたところを魔女に見つかってしまったのです。 主人から話を聞いた魔女は、言いました。「なんだい、そんなことか。いいよ、レタスはいくらでもお取り、でもそのかわり、うまれてくる子どもはわたしがもらうよ」「いや、そんなことは・・・」「いいね! 子どもはわたしがもらうよ!」 そして魔女は、うまれた女の子を連れ去ってしまったのです。 魔女は女の子に『ラプンツェル』と名前を付けて、階段もドアもない、高い塔に閉じこめて育てました。 時は流れ、ラプンツェルは美しい娘に育ちました。「ラプンツェル、ラプンツェル、おまえの髪をたらしておくれ」と、魔女が塔の下からよびかけると、ラプンツェルは黄金をあんだような美しい長い髪をたらします。 すると魔女は、その髪をつたって塔にのぼるのでした。 ある日、塔の前を1人の王子が通りかかり、その様子を見ていました。 次の夜、王子は塔の下でよびかけました。「ラプンツェル、ラプンツェル、おまえの髪を垂らしておくれ」 たれ下がってきた髪につかまって、王子は塔の上にのぼりました。 のぼってきたのが魔女ではなく男の人だったので、ラプンツェルはビックリ。「キャア、あなたはだあれ?」 王子はラプンツェルを見て、すぐに好きになりました。「どうか怖がらないで。お願いです、ぼくと結婚してください」 ラプンツェルも、美しい王子を好きになりました。 それから王子は毎晩、塔の上に登っていきました。 それに気がついた魔女は怒って、ラプンツェルの長い髪を切ると、遠い荒れ野にすててしまいました。 その夜、王子がやってくると、魔女はラプンツェルのふりをして、切った髪をたらしました。 そして、何も知らずに登ってきた王子にいったのです。「残念だったね。あの娘はもういないよ。遠い荒れ野にすててしまったから、もう死んでしまったんじゃないのかね。ヒッヒヒヒヒ」「そんな・・・」 王子は悲しみのあまり、塔から飛び降りてしまいました。 そしてそのとき、地面にあったイバラが目にささり、王子の目は見えなくなってしまったのです。「目も見えず、ラプンツェルもいない。いっそ、死んでしまおうか。・・・いや、ラプンツェルは死んだとはかぎらない。探しに行こう!」 それから王子はラプンツェルを探して、何年も何年もさまよいました。 そしてある日、荒れ野にやってくると、とてもなつかしい声が聞こえてきました。「あの声は、ラプンツェルだ。ラプンツェル!」 とうとう、王子はラプンツェルを見つけたのです。「ああ、王子さま!」 ラプンツェルと王子は、しっかりと抱き合いました。 そしてラプンツェルの涙が王子の目にふりかかると、不思議なことに王子の目は、元通りになおってしまったのです。 王子はラプンツェルを自分の国に連れて帰り、そしておおぜいの人々に祝福されながら、二人は結婚式をあげたのです。ーーーーーー苦難の時こそ不退転の愛と正義と勇気が必要です。逃げの人生に栄光はありません。☆ 笑よく業を制します。お祓いよりお笑いです。 今日もあなたの良心というナビは正常に作動していますか? ☆ 若い頃、自衛官として、三度、災害派遣に出動。 現在も自衛隊協力企業として 即応予備自衛官を、採用させて頂いていることは、私の生涯の誇りです。 ☆ 小社の社員は、東日本大震災災害派遣に出動しました。 坂本龍馬決定版! ☆ 「幸せになる法則」 ★「我謳!!」は 台湾、韓国でも翻訳発売されています。☆ よびりん♪登場!!インターネットTVカウテレビ。音声+動く画像です♪☆ サブ日記では連日「私の夢」を発信しています。 ☆ 先日撮影した動画です。
Mar 28, 2026
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むかしむかし、あるところに、小さな女の子がいました。 お父さんもお母さんも死んでしまって、女の子の持っている物は着ている服と、しんせつな人がくれた一切れのパンだけです。 たよる人のいない女の子は、神さまだけをたよりに野原へ出ていきました。 すると、まずしい男の人がやってきて言いました。「おねがいだ。わたしに何か食べるものをおくれ、もう、腹ぺこなんだ」 食べるものといっても、女の子には一切れのパンしかありません。 このパンをあげてしまったら、女の子の食べるものがなくなってしまいます。 でも女の子は、持っていたパンを全部あげて言いました。「神さまのおめぐみがありますように」 そして先へ歩いていくと、1人の子どもがやってきて、泣きながら言いました。「さむい、あたまがさむいよう。ねえ、何かかぶる物をちょうだい」 そこで女の子は、自分のボウシをあげて言いました。「神さまのお恵みがありますように」 またしばらく行くと、今度は上着がなくてこごえている子どもに会いました。 女の子は自分の上着をぬぐと、その子どもにあげて言いました。「神さまのお恵みがありますように」 また先へ歩いていくと、べつの子がスカートをほしがるので、スカートをあげて言いました。「神さまのお恵みがありますように」 とうとう、女の子は森にやってきました。 あたりはもう、すっかり暗くなっています。 そこへまた1人の子どもがやってきて、下着をほしがりました。 下着をあげると、女の子ははだかになってしまいます。 女の子は、すこしまよいましたが、(暗い夜だから、だれにも見えやしないわ) 女の子はこう考えて下着をぬぐと、とうとうこれもあげて言いました。「神さまのお恵みがありますように」 こうして女の子が何一つ身につけずに立っていると、とつぜん空から星が落ちてきました。 そしてその星は、ピカピカ光る金貨になったのです。 気がつくと、裸だったはずの女の子は、いつのまにかりっぱな服を着ていました。「ああ、神さまありがとう」 女の子は金貨をひろいあつめると、そのお金で一生しあわせに暮らしたということです。身をすてつるなれば 世の中の事 何かはおそろしからん。 樋口一葉 心みずみずしく素朴なる人は、神と自然を信ずるものなり。 ロングフェロー☆ 笑よく業を制します。お祓いよりお笑いです。 今日もあなたの良心というナビは正常に作動していますか? ☆ 若い頃、自衛官として、三度、災害派遣に出動。 現在も自衛隊協力企業として 即応予備自衛官を、採用させて頂いていることは、私の生涯の誇りです。 ☆ 小社の社員は、東日本大震災災害派遣に出動しました。 坂本龍馬決定版! ☆ 「幸せになる法則」 ★「我謳!!」は 台湾、韓国でも翻訳発売されています。☆ よびりん♪登場!!インターネットTVカウテレビ。音声+動く画像です♪☆ サブ日記では連日「私の夢」を発信しています。 ☆ 先日撮影した動画です。
Mar 27, 2026
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むかしむかし、ギリシアの神ゼウスは、巨人のプロメテウスを呼んで言いつけました。「ねんどで、我々と同じ姿をした生き物を作れ。わしが息を吹き込んで、命を与えてやろう」 プロメテウスが言いつけ通りの生き物を作ると、ゼウスはそれに命を吹き込んで人間と名付けました。 次にゼウスは、プロメテウスにこんな命令をしました。「人間に生きていく為の、知恵を授けてやれ。ただし、火を使う事を教えるな。火は、我々神々だけの力。人間に火を使う事を教えると、我々の手におえなくなるかもしれんからな」 こうしてプロメテウスは、人間に家や道具を作る事、穀物や家畜を育てる事、言葉や文字を使う事などを教えました。 しかし火がなくては、物を焼く事も煮る事も出来ません。 いつも寒さに震え、真っ暗な夜は動物たちに襲われる恐怖におびえていました。 そこでプロメテウスはゼウスの言いつけにそむいて、人間に火を与える事を決心しました。 プロメテウスは弟のエピメテウスを呼ぶと、こう言いました。「おれは人間たちを、とても愛している。 だから人間たちに、火を与えるつもりだ。 だがそれは、ゼウスの怒りにふれる事。 おれはゼウスに、ほろぼされるだろう。 だからお前が、おれの代わりに人間を見守ってやってくれ」 プロメテウスはそう言うと、太陽から盗み出した火を人間に与えたのです。 そして怒ったゼウスに山につながれて、ワシに食い散らされてしまいました。 間もなくゼウスは、職人の神へパイストスに命じて、この世で一番美しい女神パンドラを作らせると、エピメテウスのところへ連れて行かせました。 エピメテウスはパンドラの美しさに心を奪われると、パンドラを自分の妻にしました。 エピメテウスの家には、プロメテウスが残していった黄金の箱がありました。 黄金の箱は、病気、盗み、ねたみ、憎しみ、悪だくみなど、この世のあらゆる悪が閉じ込められていて、それらが人間の世界に行かないようにしていたのです。 プロメテウスはエピメテウスに、「この箱だけは、決して開けてはならない」と、言っておいたのですが、パンドラはこの美しい箱を見るなり、中にはきっと素晴らしい宝物が入っていると違いないと思いました。 そこで夫に箱を開けて欲しいと頼みましたが、エピメテウスは兄との約束で、決して首を縦に振りません。 するとパンドラは、「あなたが箱を開けてくださらなければ、わたしは死んでしまいます」と、言い出したのです。 そこでエピメテウスは仕方なく、兄との約束を破って箱を開けてしまいました。 そのとたん、箱の中からは病気、盗み、ねたみ、憎しみ、悪だくみなどのあらゆる悪が、人間の世界に飛び散ったのです。 エピメテウスがあわててふたを閉めますと、中から弱々しい声がしました。「わたしも、外へ出してください・・・」「お前は、誰なの?」 パンドラが尋ねると、「わたしは、希望です」と、中から声が返ってきました。 実はプロメテウスが、もしもの為に箱に忍び込ませておいたのです。 こうして人間たちは、たとえどんなひどい目にあっても、希望を持つ様になったのです。☆ 苦しい時も悲しい時も、希望を持って活きていれば、必ず道が拓けます。☆ 笑よく業を制します。お祓いよりお笑いです。 今日もあなたの良心というナビは正常に作動していますか? ☆ 若い頃、自衛官として、三度、災害派遣に出動。 現在も自衛隊協力企業として 即応予備自衛官を、採用させて頂いていることは、私の生涯の誇りです。 ☆ 小社の社員は、東日本大震災災害派遣に出動しました。 坂本龍馬決定版! ☆ 「幸せになる法則」 ★「我謳!!」は 台湾、韓国でも翻訳発売されています。☆ よびりん♪登場!!インターネットTVカウテレビ。音声+動く画像です♪☆ サブ日記では連日「私の夢」を発信しています。 ☆ 先日撮影した動画です。
Mar 26, 2026
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むかしむかし、ウサギがオオカミにいいました。「これからいっしょに、バターをつくってみないか?」「いいね。よし、いっしょにバターをつくろう」 それでさっそく、ウシたちからたくさんのミルクをもらってきました。 そしてそれをツボにいれ、グルグルかきまわしてかためると、バターのできあがりです。「さあ、さっそくこれをたべてみよう」 ウサギがそう言うと、オオカミが首をよこにふりました。「いやいや、これはさむい冬がきて食べ物が少なくなるときまで、だいじにしまっておこう」 そこでバターをいっぱい入れたツボを、森の中にうめておくことにしました。「こうしておいて、きみもぼくも冬になるまで、森の中のこのみちはとおらないというやくそくをしておこう」「うん、そうしよう」 ウサギとオオカミは、やくそくしました。 ところがくいしんぼうのウサギは、そのバターをたべてみたくてたまりません。「ああ、冬までまちきれないなあ。バターが食べたいなー。・・・そうだ。オオカミくんにはないしょで、ほんのちょっぴりなめてみよう」 それで自分だけ、そっと森の中へ入っていってツボをほりだし、中のバターを少し食べました。 さあ、そのバターのおいしいこと。 つぎの日になると、また食べたくなったので、「もう、ちょっぴりだけ」と、また森へ入っていきました。 そしてウサギが大いそぎで森の中からかけだしてくるところを、オオカミが見つけたのです。「ウサギくん。森の道は、とおらないというやくそくだよ」「ああ、その、それがね。じつは、森のむこうにいるねえさんが、かわいい男の赤ん坊をうんだというしらせをきいたので、はやく見にいきたくて、ついあの道をとおったのさ」「ふーん。それならいいけど」 ところがつぎの日もまた、オオカミは森の道をかけていくウサギを見かけましたので、「ウサギくん。きょうもやくそくをやぶったね」「ああ、ごめんごめん。おねえさんがね、こんどはかわいい女の子をうんだというので、見にいったのさ」「ふーん。それならいいけど」 そして二日たってまた、森からでてきたウサギをオオカミは見つけました。「おいおい、またやくそくをやぶったな!」「あっ、ごめん、おねえさんがね、かわいい三ばんめの赤ん坊をうんだのを見にいったのさ」「毎日毎日、赤ん坊がうまれるものか。ほんとうは、あのバターを食べに行っていたんだろう」「ウソじゃないよ。本当に赤ん坊が生まれたんだ」「よしそれなら、これからいっしょに森の中へしらべにいこう」 オオカミはそういって、ウサギを森へひっぱっていきました。 そして、うめてあったバターのツボをほりだして、ふたをあけようとしたので、ウサギはあわてて、「あいたた! おなかがいたくなった!」と、いって、パタパタにげていきました。 オオカミがふたをとってみますと、ツボの中はすっかりからっぽになっていました。「やっぱりだ! あのうそつきウサギめ!」 おこったオオカミは、ウサギをおいかけました。 そのときです。「ああ、たすけてーぇ!」と、さけぶ声がします。 オオカミが声のするほうへいきますと、草むらの中でウサギがバタバタとあばれていました。 あんまりあわててにげたので、うっかり人間が作ったワナにかかってしまったのです。 ワナに足をはさまれたウサギは、いっしょうけんめいさけびました。「たすけておくれよ! オオカミくん!」「いや、きみのようなウソつきは、もうぼくの友だちじゃないよ」「ああ、どうかゆるしておくれ。もう二度とあんなことはしないから」「ほんとうだね」「ほんとうだとも」 ウサギがないてあやまったので、オオカミはウサギをワナからたすけてやりました。 でも、このときしっぽだけがワナにきられてしまったのです。 その時からウサギのしっぽは、いまのように短くなったのです。ーーーーーーー嘘つきの受ける罰は、人が信じてくれないというだけのことではなく、ほかの誰をも信じられなくなる、ということである。 バーナード・ショー ☆ 人が見ていようと見ていまいと、良心に恥じることはしないことです。☆ 笑よく業を制します。お祓いよりお笑いです。 今日もあなたの良心というナビは正常に作動していますか? ☆ 若い頃、自衛官として、三度、災害派遣に出動。 現在も自衛隊協力企業として 即応予備自衛官を、採用させて頂いていることは、私の生涯の誇りです。 ☆ 小社の社員は、東日本大震災災害派遣に出動しました。 坂本龍馬決定版! ☆ 「幸せになる法則」 ★「我謳!!」は 台湾、韓国でも翻訳発売されています。☆ よびりん♪登場!!インターネットTVカウテレビ。音声+動く画像です♪☆ サブ日記では連日「私の夢」を発信しています。 ☆ 先日撮影した動画です。
Mar 25, 2026
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むかしむかし、イギリスのゴタムという村に、とても変わった人たちが住んでいました。 このゴタムの村は海から遠いので、塩漬けのニシンは大変なごちそうです。「何とかして、たくさんのニシンを手に入れる事は出来ないだろうか?」 村人たちが考えていると、一人がある事を思いつきました。「そうだ、みんなの家にあるニシンの塩漬けを集めて、村の池に入れておけばいい。 そうすれば来年には子どもが産まれて、たくさんのニシンが食べられるぞ」「なるほど! それはうまい考えだ」 賛成したみんなは大切にしまってある塩漬けのニシンを持って、村の大きな池に集まりました。「さあ、ここへみんなのニシンを入れよう。来年にはニシンが池いっぱいに増えて、わしらは王さまみたいにニシンを腹一杯食べる事が出来るだろう」「来年が、楽しみだ」「塩漬けのニシンよ、子どもをいっぱい生めよ」 村人たちは持って来たニシンの塩漬けを、池の中へ投げ込みました。 さて、それから一年が過ぎました。 村人たちは池へ投げ入れたニシンを捕まえようと、集まってきました。「さあ、ニシンの子どもが、うんと生まれているかな?」 そして村人は、みんなで魚を捕るアミを投げ込みました。 ところがアミを引き上げてみると、大きなウナギが一匹捕れただけで、ニシンの姿はどこにもありません。「あれ? ニシンはどうしたんだ?」「きっと、このウナギがニシンをみんな食ってしまったんだ」「ええい、憎いウナギめ! どうしてやろうか」「殺してしまえ!」[でも、ただ殺すだけじゃ、気が治まらないぞ。ひどい目にあわせてやりたいな」「じゃあ、こいつをおぼれ死にさせてやろう」「そうだ、それがいい」 そこで村人たちはウナギを別の大きな池へ連れて行って、そこヘドブンと投げ込みました。 ウナギは助かったとばかりに、水の中へと泳いで行きました。 でもみんなは、それを見てウナギがおぼれ死んだと思い、「どうだ、ウナギめ。おれたちのごちそうを横取りした罰だ」と、そのまま村へ帰って行きました。人間は、日常従専している労働のうちに自分の世界観の基礎を求めなくてはならない。 ペスタロッチ即断即決が人生を決めることも多いのですが、実は、間違いのない、必ず成功する法則を簡単に体得する秘策はないのです。優れた芸術家が、ほんの数分で描き上げた作品に膨大な価値がつくこともあるのですがその境地に達するために、どれだけの努力と試行錯誤があったことでしょうか?~ここに思いを馳せて欲しいのです。 物事にはプロセスというものがあります。日々、失敗や恥を重ねていくことです。試行錯誤していくことです。 この失敗や恥を、苦悩の種にするか?反省、感謝、報恩、平常心の力で、あきらめずに次に活かせるか?が人生の分岐点なのです。 種を蒔き、水をやり、肥料を与え、天候に気を配り、盗難防止や鳥や獣や害虫の被害から、作物を守り育てるプロセスをカットして、いきなりおいしい実だけを収穫しよう!などと考えてもダメなのです。まずくて商品価値のない実しか収穫できないのです。 先人の智慧に学び、実践をして改革をしていくのです。 急がばまわれ!~この格言は、21世紀の今も生きています。☆ 笑よく業を制します。お祓いよりお笑いです。 今日もあなたの良心というナビは正常に作動していますか? ☆ 若い頃、自衛官として、三度、災害派遣に出動。 現在も自衛隊協力企業として 即応予備自衛官を、採用させて頂いていることは、私の生涯の誇りです。 ☆ 小社の社員は、東日本大震災災害派遣に出動しました。 坂本龍馬決定版! ☆ 「幸せになる法則」 ★「我謳!!」は 台湾、韓国でも翻訳発売されています。☆ よびりん♪登場!!インターネットTVカウテレビ。音声+動く画像です♪☆ サブ日記では連日「私の夢」を発信しています。 ☆ 先日撮影した動画です。
Mar 24, 2026
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むかしむかし、ある王さまに、三人の王子がいました。 王さまは三人ともおなじようにかわいがっていたので、じぶんが死んだあとは、どの王子を王さまにしたものかとなやみました。 そしていよいよ、王さまは死ぬというときになって、三人の王子をまくらもとによびよせると、こういいました。「子どもたちや、わしはおまえたちのなかで一番のなまけものを、わしの死んだあとの王さまにしようとおもうのだが」 すると、一番年上の王子がいいました。「おとうさま、それならばこの国はわたしのものでございますよ。なにしろわたしときたら、これからねようと横になっても、目を閉じるのがじゃまくさくて、そのままねむらないでいるのですから」 それを聞いた、二番目の王子はいいました。「おとうさま、この国はわたしのものでございますよ。なにしろわたしは、火のそばにすわってあたっているときに、いくら火があつくても、足を引っ込めるのがじゃまくさくて、足にやけどをしたくらいですからね」 それを聞いた、三番目の王子がいいました。「おとうさま、この国はぼくのものですよ。なにしろぼくは、これから首つりにされるとして、もしだれかがよく切れるナイフをもたせてくれて、『これでなわを切るがいい』と、いったとしても、ぼくは手をもちあげてなわを切るくらいなら、だまって首をしめてもらうほうがいいんですからね」 王さまはこれをきくと、「三番目の王子よ、おまえがいちばんのなまけものだ。じゃあ、王さまにしてやろう」と、いったそうです。 三人の王子のだれが王さまになっても、この国は長くないでしょうね。怠惰は弱い頭の逃避場、愚者の休日にすぎない。 チェスターフィールド 怠惰は心の眠りだ。 ヴォーヴナルグ 私は、現在の会社を興したとき、24歳のなにも知らない若者でした。日々、笑われバカにされながら、身体で経営のイロハを体得してきたのです。人と人との関係も、いかに生きるべきか?も全てが、苦悩や失敗や恥の中に隠れていたのです。ラッキーな今!は全て過去の体験の中に隠れていたのです。~そして今現在も道を求めて、勉強中です。散々、まわり道をしてきたからこそ、過去の経験を紐解いて、即断即決が出来るのです。~ツキを自分で呼び込んでいるのです。 優れた人生の師を見つけることも大切です。なにも進んで苦労などする必要はないのです。疑似体験をしてエキスを吸収して、半分の法則でアレンジするのです。 しかしこれだけは、忘れないことです。いかにコンピュータ全盛の時代といえども、人と人との関係が、基本中の基本であることを!腹の底から笑いあえる関係を築くことです!バイパスの話を鵜呑みにしないことです!楽して稼ぐことばかり考えないことです! 絵描きを志す人は、それこそ何百枚も、名画の模写をするのです。貴方も人生の師を見つけて人生の模写を何度も繰り返すことです。~こうして人は成長していくのです。~大切なことは、偽者の模写をしないこと!真の本物の師は、数えるくらいしかいないのです。人は魂の本質=心を観る事ですよ。☆ 笑よく業を制します。お祓いよりお笑いです。 今日もあなたの良心というナビは正常に作動していますか? ☆ 若い頃、自衛官として、三度、災害派遣に出動。 現在も自衛隊協力企業として 即応予備自衛官を、採用させて頂いていることは、私の生涯の誇りです。 ☆ 小社の社員は、東日本大震災災害派遣に出動しました。 坂本龍馬決定版! ☆ 「幸せになる法則」 ★「我謳!!」は 台湾、韓国でも翻訳発売されています。☆ よびりん♪登場!!インターネットTVカウテレビ。音声+動く画像です♪☆ サブ日記では連日「私の夢」を発信しています。 ☆ 先日撮影した動画です。
Mar 23, 2026
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むかしむかし、リジーナというやさしい女の子がいました。 リジーナは町はずれの小さな家で、欲ばりのお母さんと、意地悪なおねえさんのペピーナといっしょにくらしていました。 ある日、お母さんがリジーナに言いました。「リジーナ。家のお金が少なくなってきたから、お前は外で働いておいで。私とペピーナは、家を守って留守番しているからね」 リジーナは、「はい」と、答えて家を出ました。 お母さんは、自分に似ているペピーナばかり可愛がります。 そしていつだって、リジーナが働いて持ってくるお金をあてにしていました。 でもやさしいリジーナは、文句一つ言わずに、「お母さんとねえさんが喜ぶのなら、一生懸命働くわ」と、出かけて行くのでした。 町の通りに出るとリジーナは、プンプン怒ってお屋敷から出て来る女の人に会いました。「いったい、どうしたのですか?」 リジーナがたずねると、女の人はお屋敷を指さしながら、顔をまっ赤にしていいました。「まったく、この屋敷にはネコしかいないと聞いたから、仕事は楽だろうと思ったけれど、とんでもないのよ。いくら掃除しても毛は落ちているし、カーテンは引きちぎるし、柱で爪はとぐし、私が怒れば飛びついて来るし。もう、ネコの世話と屋敷の仕事はコリゴリよ!」 それを聞いたリジーナは、ニッコリ笑って言いました。「では、私にそのお仕事をさせてくださいな」「なら、市長さんに頼むといいわ」 女の人はそう言うと、行ってしまいました。 さっそく市長に頼んだリジーナは、お屋敷の大きな扉をノックしました。「こんにちは。私はリジーナです。ここで働かせていただきます」 広間にいるネコたちは、リジーナをにらみました。 ソファーには白ネコ、まどの棚には黒ネコとブチネコ、テーブルの上には灰色のネコ、テーブルの下には灰色の子ネコたち、カーテンのかげにも、大きな花びんの後ろにも、たくさんのネコたちがいます。 リジーナは早速エプロンをつけて、仕事を始めました。 じゅうたんの上に散らばる毛も、一本一本ていねいにひろいます。 破れたカーテンはとりはずし、チクチクとぬいました。 その間も、ネコたちはリジーナのじゃまをします。 リジーナの前や後ろを歩きまわったり、背中に飛びついたり、わざと音をたてて柱で爪をといだりします。 でもリジーナは怒ったりせず、ニコニコと笑うだけです。 そして歌を歌いながら、おいしい夕食を作り、まずはネコたちに食べさせました。 そしてネコたちの食べ終わった食器を洗ってから、自分はパンとスープだけの食事をしました。 それからリジーナは、ソファーに座り、「さあ、いらっしゃい」と、一匹ずつネコをひざに乗せて、ブラシをかけてあげたり、けがをしているネコには手当をしたり、年よりのネコにはていねいになでてあげました。 すると太った大きな茶色のネコが、人間の言葉でこう言ったのです。「リジーナ、いつまでもネコの家にいておくれ。我々ネコは、そのむかし、町にネズミがあふれたときに、ネズミを全部退治したんじゃ。それで市長がネコのために、この屋敷をたててくれた。人間のお手伝いさんも一人置いてくれるようになった。でも人間は、我々がネコだと思って、気にいらないと蹴飛ばすし、ほうきでたたいたりするんじゃ。こうしてなでてもらったのは、生まれて初めてじゃ」「まあ、そうだったの。ネコさんたちは、この町を救ってくれたのね」 リジーナはニッコリほほえむと、ネコたちに言いました。「さあ、みんなで寝ましょう。私が子守歌を歌ってあげますよ」 ネコたちは大喜びで、リジーナといっしょにベッドの中へもぐり込みました。 リジーナはすんだきれいな声で、自分で作った子守歌を歌いました。♪星の光よ♪優しくそっと♪ネコたちを守っておくれ♪月の光よ♪その輝きを♪ネコたちに与えておくれ リジーナはネコたちが気持ちよく過ごせるように、屋敷の中も広い庭も、一生懸命掃除をしました。 朝食も夕食も、心をこめて作りました。 仕事の合い問には、ネコを順番にひざに乗せて、歌いながらなでてやりました。 やがてネコたちの方も、リジーナの仕事のじゃまにならないように注意しました。「みんなが協力してくれるから、私の仕事はとても楽しいわ。ありがとうね」「いいや、みんな、リジーナの笑顔を見ていたいだけさ」 リジーナとネコたちは、本当に仲良く楽しくくらしました。 そして何日かたつと、リジーナがときどきさびしそうな顔をすることに、ネコたちは気づきました。「リジーナ、どうしたの? もしかして、この屋敷にいるのがつらくなったの?」「いいえ、とんでもないわ。・・・ただ、私の帰りを待っているお母さんとねえさんに、会いたくなったの」 そう聞くと、ネコたちはホッとした顔で、「なんだ、それなら会いに帰るがいいさ」「そうだよリジーナ。ああ、その前に、ちょっとついておいで」 ネコたちは、リジーナを地下室に連れて行きました。 地下室には、大きなツボと小さなツボがありました。「どちらでもよいから、ツボの水で顔と手を洗ってお行き」 ネコに言われて、リジーナは小さなツボの水で顔と手を洗いました。 すると手も顔も、たちまちまっ白で、ツヤツヤとかがやきました。 そしてネコたちは、「いままでのお礼だよ」と、ポケットいっぱいに、金貨をつめてくれました。「わあ、どうもありがとう。では、行ってきます」 リジーナは、よろこんで帰りました。 お母さんとペピーナは、リジーナの帰りを待ちくたびれていました。 いいえ、本当はリジーナではなく、リジーナが持って帰るお金を、待ちくたびれていたのです。 だからリジーナが帰ると、市長からもらったお給料と、ネコからもらったポケットいっぱいの金貨を、全部とりあげてしまいました。 そしてリジーナが美しくなってもどって来たので、今度はペピーナがネコの家へ行くと言いだしました。 次の日、ペピーナはネコの家に行きました。 ネコたちは、リジーナのねえさんだから、きっとやさしい人に違いないと思いました。 けれど、ペピーナはネコたちがちょっと歩くと、「毛が落ちるじゃない!」と、ほうきで追いかけます。 夕食も自分ばかりごちそうを食べて、ネコたちにはそのわずかな残りを、外に投げて食べさせました。 そしてペピーナは、地下室で大きいツボと小さいツボを見つけると、まよわず大きいツボに手をつっ込みました。 そのとたん、顔は油と灰でベタベタになり、うす汚れた灰色の顔になってしまったのです。 ペピーナはプリプリ怒りながら屋敷を出て、町の通りに出ました。 そのとき、ガラガラと馬車を引いたロバが通りかかり、しっぽでペピーナの顔をたたきました。「わっ!」と、思ったときはもうおそく、なんとペピーナのおでこには、ロバのしっぽの長い毛が十本ほどくっついてしまったのです。 リジーナはペピーナの帰りを、窓辺であみものをしながら待っていました。 そこへ、お城の王子さまがウマに乗って通りかかったのです。 窓辺のリジーナを一目見ると、王子さまは、「なんと可愛らしい人だろう。ぜひ、花嫁にしたい」と、思いました。 そしてリジーナのお母さんに、その気持ちを伝えて、「明日、花嫁にむかえにきます」と、いったのです。 そこへペピーナが帰って来たので、お母さんはすぐにリジーナを戸だなにかくしました。 それから白いベールを用意して、ペピーナにかぶせました。 王子さまにはリジーナではなく、自分の可愛がっているペピーナと結婚させようと思ったのです。 朝が来て、王子さまがリジーナをむかえに来ました。 お母さんはすまして、白いベールをかぶせたペピーナをウマに乗せました。 町の通りには大勢の人たちが出て、王子さまと白いベールの王女の結婚をお祝いしました。 そのとき、ネコたちが通りに飛び出して、歌を歌い出したのです。♪王子さまは、だれと結婚するの?♪ベールをあげれば、すべてがわかる♪本当の花嫁は、戸だなの中♪ここにいるのは、ニセ者さ。「なんだって?」 王子さまはウマを降りて、花嫁の白いベールをあげました。「あっ!」 白いベールの下には、灰色の顔でおでこからロバのしっぽの生えたペピーナがいたのです。 王子さまは急いで戻ると、戸だなの中のリジーナを助け出してウマに乗せました。 町の人たちは、美しいリジーナに大喜びです。 王子さまとリジーナは、すぐに結婚式をあげました。 そして町中の人をお城によんで、お祝いのバーティーをしました。 もちろん、あのネコたちもよばれて、リジーナの幸せを心からお祝いしたのです。人と会うたびに何か親切を尽くしてあげることだ。一日が終ったら、自分の親切が何をもたらしたか、よくかみしめてみよう。たった一回の親切にどんな大きな意味があるか、ちょっと分らないだろうが、これだけは確かである。親切は相手が好きだというしるしであり、親切を受ければ、相手もある程度までこちらが好きになる。 デール・カーネギー 信頼される人になりましょう。優れた才能を持っているだけでは、人様から信頼されることはありません。商売人だけではなく、サラリーマンも主婦も学生も、触れ合う人々との信頼関係があることが大切なのです。「信頼されている!」~この一点が心の余裕と人生の喜びをもたらすのです。 厳しさと優しさ、ユーモアをあわせ持つ人は、ラッキーです。~信頼される基本を既に持っているからに他なりません。 個性を殺して上記のような人になろうと思っても、ギクシャクするのです。芝居はキツイですよ。~つくり笑顔は不自然ですから、なにか裏があるんじゃないか?と余計な詮索をされるのです。~したがって信頼獲得から遠ざかってしまいます。本当の自分を知ってもらうのに時間がかかってしまうのです。 自然体でいきましょう。ありのままの自分をさらけ出しましょう。 約束をしっかりと守るのです。~約束を守る人は信頼されます。 嘘をつかないことです。~正直な人は信頼されます。ただし嘘も方便ということもあることを知っておきましょう。(例)大病で苦しんでいる人に、本当の病名を隠して「すぐ治るよ」と激励することは、嘘ではなく優しさですよ。人としての優しさは大切な心構えです。☆ 笑よく業を制します。お祓いよりお笑いです。 今日もあなたの良心というナビは正常に作動していますか? ☆ 若い頃、自衛官として、三度、災害派遣に出動。 現在も自衛隊協力企業として 即応予備自衛官を、採用させて頂いていることは、私の生涯の誇りです。 ☆ 小社の社員は、東日本大震災災害派遣に出動しました。 坂本龍馬決定版! ☆ 「幸せになる法則」 ★「我謳!!」は 台湾、韓国でも翻訳発売されています。☆ よびりん♪登場!!インターネットTVカウテレビ。音声+動く画像です♪☆ サブ日記では連日「私の夢」を発信しています。 ☆ 先日撮影した動画です。
Mar 22, 2026
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人は見かけによらないのです。先入観を捨て去りましょう。 一般常識として、身だしなみに気をつけ、TPOに合わせた服装、態度、言葉使いをするのは、当然ですね。しかしいくら、見た目が紳士、淑女でも、腹の中までは覗けないのです。人間というものは、外面と内面とは全く違うことを覚えておきましょう。礼儀正しい、決して腹を立てない人物は、まさに大人物と呼ぶにふさわしいのです。 こういう人こそ真の紳士淑女なのです。こういう人と知り合いになれば、自らも磨かれて成長するのです。 偉大なる精神は、偉大なる精神によって形成される。ただし、それは同化によるよりも、むしろ多くの軋轢による。ダイヤモンドがダイヤモンドを研磨するのだ。 ハイネ☆ 笑よく業を制します。お祓いよりお笑いです。 今日もあなたの良心というナビは正常に作動していますか? ☆ 若い頃、自衛官として、三度、災害派遣に出動。 現在も自衛隊協力企業として 即応予備自衛官を、採用させて頂いていることは、私の生涯の誇りです。 ☆ 小社の社員は、東日本大震災災害派遣に出動しました。 坂本龍馬決定版! ☆ 「幸せになる法則」 ★「我謳!!」は 台湾、韓国でも翻訳発売されています。☆ よびりん♪登場!!インターネットTVカウテレビ。音声+動く画像です♪☆ サブ日記では連日「私の夢」を発信しています。 ☆ 先日撮影した動画です。
Mar 21, 2026
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対人恐怖症の人の中には、多弁な人もいます。~対人恐怖症ゆえに、必死に話題を出して、相手のご機嫌を取ろうとしているのです。 自己中心的な人は、人前では、イイ子ぶる傾向があります。「あの人イイ人ね」と最初は思うのだが慣れてくると本性を丸出しにして、言いたい放題を初めて「あんな人だとは思わなかった」と友達のヒンシュクを買うのです。 第一印象で相手を判断してはいけないのです。 愛想がいい人、妙になれなれしい人、腰が人以上に低い人は要注意ですよ。~詐欺師に多いタイプですから。 第一印象に惑わされず、しっかりと言動を見ることです。 人間性の奥を観るのです。本当にいい人は、終始一貫、態度が変わらないのです。図々しい要求などしないものです。 単なるイケメンや美女にコロリと騙されないようにしましょう。 人は心を観るのです。人間が理解する方法はひとつしかない。それは、彼らを判断する場合にせっかちにしないことだ。 サント・ブーヴ ☆ 笑よく業を制します。お祓いよりお笑いです。 今日もあなたの良心というナビは正常に作動していますか? ☆ 若い頃、自衛官として、三度、災害派遣に出動。 現在も自衛隊協力企業として 即応予備自衛官を、採用させて頂いていることは、私の生涯の誇りです。 ☆ 小社の社員は、東日本大震災災害派遣に出動しました。 坂本龍馬決定版! ☆ 「幸せになる法則」 ★「我謳!!」は 台湾、韓国でも翻訳発売されています。☆ よびりん♪登場!!インターネットTVカウテレビ。音声+動く画像です♪☆ サブ日記では連日「私の夢」を発信しています。 ☆ 先日撮影した動画です。
Mar 20, 2026
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お世辞は、ほどほどにして生きていきましょう。他人によい人だと思われたいという意識の強い人は、他人から好かれたい、好かれたいと思うあまり、めったやたらと背伸びをしてみせるのです。 地に足が着いていないから、フラフラするのです。また、阻害されるのを恐れるあまり、わざわざ擦り寄っていってお世辞を連発するのです。こういうことでは、いつまでたっても人に主導権を握られた、家来人生で終わってしまいます。今日の一つは明日の二つに勝るのです。☆ 笑よく業を制します。お祓いよりお笑いです。 今日もあなたの良心というナビは正常に作動していますか? ☆ 若い頃、自衛官として、三度、災害派遣に出動。 現在も自衛隊協力企業として 即応予備自衛官を、採用させて頂いていることは、私の生涯の誇りです。 ☆ 小社の社員は、東日本大震災災害派遣に出動しました。 坂本龍馬決定版! ☆ 「幸せになる法則」 ★「我謳!!」は 台湾、韓国でも翻訳発売されています。☆ よびりん♪登場!!インターネットTVカウテレビ。音声+動く画像です♪☆ サブ日記では連日「私の夢」を発信しています。 ☆ 先日撮影した動画です。
Mar 19, 2026
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社長なのに社員の顔色ばかり見ているからなめられるのです。 親なのに子の顔色ばかり見ているからなめられるのです。 リーダーなのに、愛想ばかり周りに振りまいて、人の顔色ばかり見ているから、クタクタに疲れるのです。 鬱になるのです。 お世辞ばっかり言っている人は、自信喪失しているのです。 自分を取り戻すのです!笑われても、変な奴だと思われてもいいのです! 自意識過剰にならないことですよ。自分が思っているほど、人は貴方を注目なんかしていないのですから。 たまには、ガオオーーーーーーーー!!と吼えるのです! 普段は、あっほ~~~~~~~~!!ここ一番では、ガオオーーーーーーーー!!これですよ!!人生は!!現在は、過去のすべての集大成です。☆ 笑よく業を制します。お祓いよりお笑いです。 今日もあなたの良心というナビは正常に作動していますか? ☆ 若い頃、自衛官として、三度、災害派遣に出動。 現在も自衛隊協力企業として 即応予備自衛官を、採用させて頂いていることは、私の生涯の誇りです。 ☆ 小社の社員は、東日本大震災災害派遣に出動しました。 坂本龍馬決定版! ☆ 「幸せになる法則」 ★「我謳!!」は 台湾、韓国でも翻訳発売されています。☆ よびりん♪登場!!インターネットTVカウテレビ。音声+動く画像です♪☆ サブ日記では連日「私の夢」を発信しています。 ☆ 先日撮影した動画です。
Mar 18, 2026
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継続は力なり!どのようなことでも、一旦やり始めたからには、トコトンやってみると何かが観えてきます!私のこのブログも、しつこく更新しています(爆)講演旅行中も、執筆中も、本業が多忙な時も、たゆまずうまず、ただひたすらに更新してきたわけです。読者の皆様に感謝しています。 富士山の頂上にヘリコプターで一気に到達することも可能ですがそれでは、感動は、薄いのです。プロセスを踏んだ、経験勉強も出来ないのです。山には崖もあるし、雷も鳴るのが当たり前です。自分の足で一歩一歩、疲れた身体を騙し騙し、登って極めた頂上は、すがすがしい充実感を運んできます。 人生は、この充実感を味わうことが、大切なのです。明日やるべきことは今日やるくらいの気持ちが大切です。☆ 笑よく業を制します。お祓いよりお笑いです。 今日もあなたの良心というナビは正常に作動していますか? ☆ 若い頃、自衛官として、三度、災害派遣に出動。 現在も自衛隊協力企業として 即応予備自衛官を、採用させて頂いていることは、私の生涯の誇りです。 ☆ 小社の社員は、東日本大震災災害派遣に出動しました。 坂本龍馬決定版! ☆ 「幸せになる法則」 ★「我謳!!」は 台湾、韓国でも翻訳発売されています。☆ よびりん♪登場!!インターネットTVカウテレビ。音声+動く画像です♪☆ サブ日記では連日「私の夢」を発信しています。 ☆ 先日撮影した動画です。
Mar 17, 2026
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目標を決めたら、とにかく歩き出すことです。 三歩前進、二歩後退しながら、歩き続けるのです。時には走ることも必要ですが、準備万端整えて、ケガをしないことも大切なのです。 時々、休憩しながら、道の途中で後を振り返るのです。景色を楽しむのです。 自分に「よく頑張ったな」とささやかな褒美を与えるのです。~発泡酒の一杯でも、人生、充実感を味わうことです。つねによい目的を見失わずに努力をつづける限り、最後には必ず救われる。 ゲーテ 実は、コツコツに勝る、成功法則などこの世に存在しないのです。 これと決めたら、あれこれ目移りせずに、メイン一本に絞ってとにかく、やり続けてみましょう。 必ず一定の水準以上に達するのですから。運命は花崗岩よりも堅固だが、人間の努力は運命よりも堅固である。 ユーゴー☆ 笑よく業を制します。お祓いよりお笑いです。 今日もあなたの良心というナビは正常に作動していますか? ☆ 若い頃、自衛官として、三度、災害派遣に出動。 現在も自衛隊協力企業として 即応予備自衛官を、採用させて頂いていることは、私の生涯の誇りです。 ☆ 小社の社員は、東日本大震災災害派遣に出動しました。 坂本龍馬決定版! ☆ 「幸せになる法則」 ★「我謳!!」は 台湾、韓国でも翻訳発売されています。☆ よびりん♪登場!!インターネットTVカウテレビ。音声+動く画像です♪☆ サブ日記では連日「私の夢」を発信しています。 ☆ 先日撮影した動画です。
Mar 16, 2026
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これと決めたら、投げ出さない!せめて3年やってみましょう。3年経って、後ろを振り返ってみるのです。「おお!!前進している!!」人生はこれの繰り返しなのです。家族と友人の応援と笑顔、これさえあれば、少々の苦難は乗り越えていけるのです。わずかずつ加うることをくり返さば、やがて大なるものとならん。 ヘシオドス 愛が主人であり、友情が訪問客であるあらゆる家庭は、まさに「楽しきわが家」と呼ぶにふさわしい。なぜなら、そういう家庭でこそ心の疲れが休まるからだ。 ヘンリー・ヴァン・ダイク☆ 笑よく業を制します。お祓いよりお笑いです。 今日もあなたの良心というナビは正常に作動していますか? ☆ 若い頃、自衛官として、三度、災害派遣に出動。 現在も自衛隊協力企業として 即応予備自衛官を、採用させて頂いていることは、私の生涯の誇りです。 ☆ 小社の社員は、東日本大震災災害派遣に出動しました。 坂本龍馬決定版! ☆ 「幸せになる法則」 ★「我謳!!」は 台湾、韓国でも翻訳発売されています。☆ よびりん♪登場!!インターネットTVカウテレビ。音声+動く画像です♪☆ サブ日記では連日「私の夢」を発信しています。 ☆ 先日撮影した動画です。
Mar 15, 2026
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