世界のごはんとアリーナ&スタジアムグルメ生活

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2019.04.17
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​​​​​​​​​​​​特段の用がなくとも電車に乗ってどこかへ出かけたいと思う時、逗子へ向かうことが時々あります。
このレトロな駅名標がなんともいい感じなのですが、



「逗子・葉山駅」に改名される ことが決まっています。 確かにJRの逗子駅と紛らわしいと言えば紛らわしく、直結もしていないので「あれ?」と思ったりしそうではあります。…とは言えここから葉山って、玄関口ではありますがそれほど近くもないような。



そんな京急新逗子駅には、改札を出たところに「浪子そば」さんという駅そば店があります。
京急沿線で京急グループ「えきめんや」以外の店舗は珍しい。元はここに「えきめんや」があったそうで、居抜きでこのお店になったようです。運営は「モーモーズ」さんという、逗子駅近くにソフトクリーム店を出している会社だそうで、地元企業ですね。「浪子」という名前も逗子らしくていい。



店頭には写真入りメニューが貼りだされ、券売機は入った左手に1台。交通系ICが使えます。そば・カレー・ごはんとも小サイズがあるのがいいですねえ。



ここに来てみようと思ったきっかけは実は同人誌です。私はコミケに行ったことはないのですが、通信販売で駅そば関係の同人誌を購入した際、「どうしても載せたい」と紹介されていたのが同店。だったら行かねば!と思ったわけです。

店内は厨房向き、それぞれの壁を向いたカウンターが数席ずつあります。全部で10席ぐらいかな。



目についたのがこのポップ。 「『駅そばのわりに、旨いな。』を目指して」 というのはいいコピーですね。期待する味がイメージしやすい。それに、お米にもこだわっているのが美味しそう。おにぎりや丼ものも食べてみたいですが、来るとついおそばを食べてしまう…。



これまで2度入店して、最初にいただいたのが上記の同人誌に掲載された 「天ぷらそば(410円)」。



見るからに「えきめんや」とは違う生麺の細麺。コシがあります。



それを受け止めるつゆも香りがよく、美味しい。かつおがかなりきいた、手作り感をしっかり感じる味です。これまた「えきめんや」さんとは違うのがすぐにわかる(「えきめんや」の味も私は好きですが)。いいですねえオリジナルの味。



そして、「天ぷら」すなわちかき揚げに使われているのが桜海老。玉ねぎと桜海老のかき揚げなのですが、これが香ばしくてとても美味しい。この細麺のおそばに確かによく合います。



なるほどこれはいい!と思いつつ、気になっていたごはんもの。再訪時も丼を食べることはできなかったものの、これまた気になっていたんですよね、 「カレーそば(480円)」。



気になっていた理由は、「カレーがお店の手作りかどうか」を知りたかったから。お米にこだわる同店なら、カレーも業務用ではなくお店でつくっているのでは??と食べてみましたが、おそらくそうかと。




​二度ともお店は女性のワンオペでした。あまり混まない時間帯に伺ったせいかもしれません。
ここは味が気に入っているので、また数ヶ月に一度は通いたいお店です。

・実食日(直近):2019年3月1日(金)10時半すぎ
・立地:京急新逗子駅改札外(改札を出てすぐ)
・席タイプ:カウンター席計10席程度
・清潔感、広さ:★★★☆☆3.5(広くはないですが、狭すぎずきれいです)
・お店の方の雰囲気:★★★☆☆3.0(女性のワンオペ。対応は普通かな)
・メニューの魅力:★★★★☆3.5(ごはんものやミニサイズが充実しているのが魅力)
・女性でも入りやすい度:★★★☆☆3.5(ガラス張りなので抵抗がある方はあるかも。私は全く気になりません)
・リピートしたい度:★★★★☆4.0(味がいいのでリピートしたいお店です)​​​​

浪子そば 新逗子駅店 そば(蕎麦) / 新逗子駅 逗子駅

さて、せっかく逗子まで来たので駅そばだけ食べて帰る手はありません。
逗子には美味しいパン屋さんもありますが(私のお気に入りは​ 「ブーランジェリーエス」 ​さん)、スイーツも充実しているのです。

今回立ち寄ったのは老舗​ 「珠屋洋菓子店」さん。
こちらはこれまた逗子と言えば!あの!石原家の御用達としても有名です。



今回食べたくて行ったのは、このロールケーキたち。「珠屋」さんには常時数種類のロールケーキがありますが、中でも人気があるのはこの三種。



おっ?と名前を目にして思うのは 「スイスロール(1カット320円)」 。スイスロールと言えばついヤマザキのあれを想像してしまいますが、珠屋さんのスイスロールはバタークリーム&杏ジャムの懐かしい感じの美味しさ。 お菓子屋さんのロールケーキと言えば杏ジャム ですよね。上にきれいにかかったフォンダンも含め、定番の味です。



続いては、確か石原良純さんのお気に入りじゃなかったかな、創業からのロングセラー 「ザバロール(1カット300円)」。 ココアスポンジにバタークリームを巻き込み、チョコレートコーティングされています。バタークリームなので日持ちしそうなのもいい。これも懐かしい感じの味ですが、個人的には洋酒がきいていてもいいかな。想像よりも甘さ控えめであっさりしているんですよ。だから男性に好まれるのかも知れません。



そして、今回食べた中でいちばん気に入ったのが 「ピーチロール(1カット330円)」。 これはあの! 裕次郎さんのお気に入り だったそうで、見た感じ最も女子っぽいピーチロールとは意外だなあと思ったのですが、食べてみて納得しました。上2つと比べとても軽やかで、ふわふわのスポンジに黄桃を加えた生クリームがとてもよく合います。全体的なバランスもとてもよく、これが一番人気なのはわかるなあ。とても美味しかった。



いやあ 「老舗の味っていいな」 としみじみ思いましたね。
最近遠征に行くと「地元の老舗お菓子屋さん」を回るのがマイブームで、やはり老舗には老舗の良さがあるなと納得します。長く愛される味はやっぱり美味しい。近年ではバタークリームを使うケーキをつくるお店は減っていますが、 昭和世代は懐かしいんですよねバタークリーム。
​​
書いていたらまた食べたくなってきた…。また近々買いに行こうと思います。次はショートケーキやシュークリーム等の定番ケーキも食べてみたいな。​​​​​





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Last updated  2019.04.19 08:22:37
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