日本語教師のヨックン。

< 新しい記事

新着記事一覧(全1626件)

過去の記事 >

2014年06月24日

例外はいるもので。。。

カテゴリ：中国の大学・教育事情

　学生たちは試験期間中で、ほぼ毎日、試験を受けています。

　中国の学生たちの勉強に費やす時間は、

　日本の学生とは比べ物にならないほど長くて、

　試験とあらば「朝から夜まで」という言葉が嘘ではないくらい、

　自習室に閉じこもって試験の準備をしています。

　とはいっても、どこの世界にも例外はあるもので、

　３年生のある男の学生は、試験があろうがなかろうが、

　どこかぼんやりした表情で、幽霊のようにゆらゆらと漂っています。

　今学期の試験で一つでも不合格になれば、

　進級できないという事態になるのですが、

　そういう危機感があるのか、ないのか（きっとないのでしょうが）、

　３年生の先生が試験の前日に、補習をしても、何も反応がなく、試験当日は、

「ネットカフェで寝ていました」

　という理由で、試験時間に１時間も遅刻をしてきました。

　今学期の試験もすでに３科目が不合格になり、

進級はほぼ不可能になっています。

　（「ほぼ」というのは、お金を払いさえすれば、進級できる可能性があるからです）

　このまま留年して、来年度、もう一度、３年生をするにしても、

　多分、２年生に戻ってやり直すことになりそうです。

　来年度、２年生からやり直すということになれば、

　今の１年生と同じクラスで勉強をするということになるのですが、

　さて、どうなりますか。。。

お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう