甘味処 <甘栗甘>

甘味処 <甘栗甘>

2008年01月27日
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カテゴリ: NARUTO
あちこちで物議をかもしている
WJ09号のNARUTO読みました~

いよいよ、謎だったうちはイタチの真意が明らかに・・・。

と思いましたが、
そんなことで、一族皆殺しにしたんかい?って言うのが第一印象。




まずは・・・。


マダラの本当に求めるものって何さ。
万華鏡写輪眼のために光を失いそうになって、弟の目を奪った。

うん。


あらゆる忍一族を、次々に束ね・・・。
うんうん。
マダラは、つまりは権力とか、忍びの勢力などの云々に
野望があったわけだよね。

んで、初代火影率いる忍びの群れと一緒になって
木ノ葉の里の今後について対立、
初代火影に敗退して去った。


きっと、残されたうちは一族は
必死で生き残りをかけて、火影と交渉したはずだ。

それこそ、ほかの忍び達に
マダラの反逆or対立の件で


うちは一族は、このとき木ノ葉を去るマダラと
行動を供にしなかった。

マダラが族長なのに、だ。


非情なマダラに対し、
里を、家族をとても愛した、初代火影の人柄、

結束力や結びつきに、マダラ以外の「うちは」は、
心惹かれていったのかもしれない。


もう既に、一族の長とは言いながら
一族の中から彼を本当に慕い、ついていっている者など
いなかったのかもしれない。


そして、血で血を洗う
同族の中で『眼球を奪い合う』血塗られた
うちはの因習は、<一族の中だけの秘密>になり
氏神の社の中に隠されたのだ。





今までの疑問が、ひとつにつながって
NARUTOという物語の空白の部分に
またひとつピースが、埋められた。






でも何故?
イタチは、きっと優秀な子だったから、
その「うちはの因習」をどこかで知ってしまったのだろう。


もしくは、マダラからの接触があったのかも知れない。
暁に堕ちるイタチを、本当にひきつけたのは
マダラの存在であったと考える。



そして、優秀だからこそ、より優れたワザを、能力を身につけたくて
万華鏡写輪眼を目指し
その後に必ず訪れる「失明」という枷、もしくは運命、宿命・・・
つまり彼の言う「うちはの器」から、逃れるためには

「どうしたら良いのか」

肉親を、同族を、兄弟の眼を、スペアとして用いることを
かつての「うちはの因習」・・・
封印されたはずだった「血の歴史」を
うちはマダラからイタチへと知らされたのかもしれない。


でも。
だからって。

そのために、サスケを、憎しみで育てようとしたのか。
そのために、一族を、マダラの手引きによってだとしても
皆殺しにする必要があったのか。

サスケだけが必要なら、家族だけでよかったかも知れない。


確実にスペアを手に入れたいなら
途中で死んでしまったりしないように
自分で守り、育てて、必要になったら奪えばいい。

それこそ、サスケを手元に置いた大蛇丸のように。





マダラは、世界征服のために暁を作った?
ほんとうに?
なら、何故、イタチを誘った?

また再び、イタチの目を奪うためか?
『永遠の万華鏡写輪眼』には、もう
何も必要としないのでは?


スペアが欲しいなら、必要な時にいつでも奪えるように
木ノ葉の中に一族の血は残しておく・・・というのが
普通、考えることではないのか?

イタチの出奔の折に、マダラは、一族に対して
復讐をしたのかもしれない。


初代火影に負け、マダラがその地を去るときに
自分を見放した、うちは一族に。

族長を「見放した」一族など、何の意味もない。
いつか復讐を。
木ノ葉を殲滅したい。

その思いが、過去に九尾を召還させ、木ノ葉を襲わせることとなるも
四代目火影によって、阻止された。




イタチの台詞にもあった。
「今のマダラは負け犬だ」


ここまでは、なんとなく、
すんなりと推察できる。



で。
兄様の言う、
「うちはの本当の高み」って、何よ?

イタチの考えとしては

サスケの万華鏡車輪眼を奪って
マダラのように『永遠の万華鏡写輪眼』を手に入れる。
「一族の宿命」という器から、飛び出せる。

で、「負け犬」のマダラを殺し
自分が「うちはの本当の高み」に上る・・・と?

率いる一族もいないのに?
守るべきものが自分以外にない者に
何ができるって言うのだろう。

どこへいく?
イタチ・・・。


権力を手にしたときには
一人ぼっち・・・。

他者を支配して、何の喜びがあるというのだろう。

金?
権力?
独りきりの王国には何もない。


NARUTOは大好きな作品だけれど、
暁や、マダラや、イタチの目指す所って
とっても、まったく、共感できないので、
興ざめしてしまうんですが(笑)

まだ、おろチンのほうが好きよ(以前にもどこかで書いたけれど)
マッドサイエンティスト的な『知欲』
「ありとあらゆる術を極めたい」
「そのためにも不死の術は必要」
みたいな・・・。


こんなことの争いのために
アスマや自来也が死んでいったのかと思うと
切ない。

でも、現実に起きていることも
こんなものかもしれないな。














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Last updated  2008年01月28日 22時16分08秒
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