羊鳴日記

羊鳴日記

2005/05/02
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月山越えは不適当な表現かもしれないが山形道で月山トンネルを越した時は素晴らしかった。雪の峠と桃源郷とも言える山里であった。


高山もたかくもがも
月読の持てるをち水
い取り来て君に奉りて
変若しめむはも


月山を読んだ万葉集の一節・・・意味は不明だが 月山のイメ-ジそのものである。月山峠?は深い雪 不思議なことに深い雪の中で 木々は・・多分ブナは淡い緑が萌えているのである。長野県では考えられない風景であった。然もその緑が白味を帯びたような弱い淡い緑なのである。 「柔らかに 柳青める・・」の柔らかい緑である。心残りのことは この付近の本当に桃源郷のような集落に降りて見たかったことである。然し先は長くそんなことしていては夜になるので 先を急いだがいつか立ち寄ってみたい山里である。寒河江(さむがえ)と読むとは知らなかった。中国名のような名前だと思っていたが。山襞の暖かいススキの中にひっそりと
眠るような集落。月山の長い長いトンネルをでた部落は凄い所。春の暖かい雪に埋もれた山深い部落。あんな部落のあんな時期に歩いてみたい。
兎に角先を急いで村上市まで 運良く 鮭料理の店を探し得た。サケどんぶりなど
食べたがなかなか美味。必死で運転して新潟・上越・長野-->故郷へ。総走行距離1,500km。山形自動車道はすてきであった。






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Last updated  2005/05/07 06:12:19 PM
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