Das Tagebuch der Yosha

Das Tagebuch der Yosha

アーティストが作った玩具


一応私の中ではNaef社の製品は一部を覗いて
「デザインのためのデザイン」というよりは
創始者クルト・ネフさんというフィルターを通した
「遊び」のための玩具であると感じます。

こちらの頁に紹介するものは、現代のアーティストたちが
おもちゃを作ってみたらこうなったという感じの玩具たちです。
私はアントニオ・ヴィタリさんもエンツォ・マリさんもブルーノ・ムナーリさんも芸術界においてどのような位置付けにいる人たちなのか全く知りません。プロダクトデザインとかも手掛けてる人たちかな?という程度です。

***Antonio Vitali*** *Vitaliの玩具はお友達の家にもらわれることになりました。

Antonio Vitaliデザインの農家セットSwiss Made (勝手に命名)。
大きな動物の足の裏にVITALI SWISS MADEとスタンプが入っています。
ニキティキカタログにずいぶん以前は『VITALIの鳥たち』(と言いながら魚もいたりして)というもっと精巧なシリーズが日本に紹介されていたのですが残念ながら現在はほとんど見ることがなくなってしまいました。
うちにあるこの農家セットは...由来も蘊蓄(うんちく)も全然知りません。ごめんなさい。知っている方がいらっしゃったら逆にお伺いしたいくらいです。
でもシロウトの私でも、その軽い質感となめらかな曲線と、美しい染めの着色はどんな子供でもがしっとこれを手に取って遊ぶ姿が容易に想像できます。
指先でちまちまと遊ぶというよりは、このようにがしっと掴んで遊ぶサイズです。他のおもちゃと組み合わせると(BRIOとか)巨人と巨動物の群れみたい。『ぶたやまさんたらぶたやまさん...』の遊びができそうです。


農家セットと一緒に買った Antonio Vitaliデザインの「おじさんたち」 (これも勝手に命名)。
自分で買っておいていざ届いてみたら「何じゃこりゃ」と思ったのですが
子供と子供の友達が箱を開けて遊び出したのを見ていたらそこでやっと
「いい玩具だな~」と顔がにんまりしてきました。よくよく見ると木目がとっても綺麗だし、なんだか結構ハンサムに見えてきたのは
やっぱり子供が手に取って遊んでくれたからだろうなあ...

***Enzo Mari***

そしてこのでっかいくじらやたこや海の仲間たちの組み木は...
イタリアダネーゼ社製、Enzo Mariデザインの『16の魚』
イタリアダネーゼ社が2003年度は世界限定150個で復刻しました。

現物を見た事がなく、届いた時はその大きさにたまげました。
それであの値段(58000円)だったのかあと納得してしまいましたよ。
巨匠の作品もボウズの手にかかると...ひょいひょいと。
オグロさんのものよりシビアーに出来ているのではめ込む時に少しイラつく場面も。イライラしながら覚えていくことってあると思います。

イタリアダネーゼ社製、Enzo Mariデザインの『16の動物』

上の『16の魚』は復刻版で、ある意味大人のコレクター向けに作られたものだと思います。私もはじめて魚たちを手にした時はその重量と、ものものしいとも言える木箱に、これはちょっと子供向きではないかもと思いました。
もともとこの商品は木製で、その後あまりの高価さを懸念され、レジン樹脂というこの素材に切り替わったそうです。やや赤味のある色に木目調の質感は木製のものとはまた違った味わいがあります。木製のものよりも軽く(でもゾウとかはやっぱり重いですが)傷つきにくいのも特徴です。
最低限のデザインで何の動物だかわかるというのはすごいんですが(ボウズと私の意見がぴったり一致しました。中でも白熊とか牛とかはすごいなあと思いました)中には何の動物だかわからないものも...(右上写真左の動物。右は猪かな?とボウズは言っています)。足のはえた魚????(漫画に『ギョ』というのがありましたが...)
ボウズはすぐこのように積み出すんですが、壊れてしまってもカラカラカランと鳴子のような綺麗な 響き のある崩れ音です。木製のものは響きはないのでその違いが面白いです。
『16の動物』にはこんな絵本もあるんです。中は本のように頁を繰って見ることもできるし、アコーデオン状になっているので全部の頁を広げて見ることもできます。自分の持ってる玩具が絵本になってるなんて素敵ですよね。『16の動物』を買うまでは買えなかった絵本でした。
1頁ずつめくってまったく同じように積もうとするのですが...動物たちがシーソーに乗っているという絵本なので積めない時も...(シーソーになる長い板状のものがあればよかったんですが)
ひとしきり積み終わったあとこちらを見てにっこり。
「ああ、面白かった。この絵本買うて来てくれてありがとう♪」と私に礼を言ってからまた遊びはじめました。

***Kay Bojesen***
木製の猿。そろそろイースター気分。(早いって)


***Miroslav Trejtnar***

チェコの劇人形作家、ミロスラフ・トレイトナルの作品。
このとぼけた顔と美しい色彩、素朴なんだけど力強い造型が大好きで一目惚れです。自転車のほうは、ボウズの自転車記念日に。考えている男性のほうは旦那のオフィスに飾ってもらおうと、理由つけて購入。(笑)


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