話したいこと日記

カンパニーオーディション

9歳でバレエ学校に合格して10歳で入学して、学生以上プロ未満のクラスまで勝ち残り、疲労骨折してクラッシックよりコンテンポラリーがいいとか言うてニューヨークのジュリアードにDVD送ったらオーディションの招待状が来て、ニューヨークまでオーディションに行ったら受かって、けど学費が高すぎるし可哀想やけど行かしてやれへんなあって思ってたら、自分で学校に掛け合い学校から奨学金もらえる事になって、生活費もオランダからジュリアード行ったのがうちの娘が最初やって大金持ちのオランダ人との面接行ってスポンサーになってくれて(一年だけやしその後は他の奨学金もらってた)、アメリカの大学に行くビザの為英語のテスト受けに行って合格してニューヨークに行ったわ。 ジュリアードは素晴らしかったみたい。 誰かが成功したら皆んなが喜んんでくれるとても気持ちのいいクラスに恵まれて楽しく楽しく過ごしてたみたいやったわ。 ニューヨークにいる間、先生に勧められてブロードウェイのオーディションに行ったりして、いい経験させてもらったんや。ダンスオーディションには通っても歌で落とされたらしいけど。 そしてアメリカのカンパニーよりもヨーロッパのカンパニーを狙い、オランダに戻ってオーディションのシーズンに突入だす。 現実は厳しいわああ。 履歴書だけやったら素晴らしいよ。 せやし書類審査やDVD審査に通ってオーディションの招待状はもらえる。 けどここからは運。 その年にカンパニーの欲しいタイプかどうかなんやなああ‥‥ これはジュリアードの教授が言うてた。 私は何も言わない。 本人が1番わかってる事やし。 黙って見守るだけ。 言うたら、神経にさわるみたいやし。 一言、経験上もしバレエで留学したければ16歳ぐらいから学生以上プロ未満のクラスに挑戦される事やね。 子供の頃からと思われるんやったら、オランダ語必須です。勉強も重視されてるし。 そして国立バレエ学校の場合、(ここしか知らないので)この学生以上プロ未満のクラスに2年から3年いてちゃんと学位をもらってから運が良ければジュニアカンパニーいけるし。 他のカンパニーでもちゃんと学校がサポートしてくれるし。 ジュニアカンパニーで2年頑張って運が良ければカンパニーいける。 1番必要な事は強い精神力。 うちの娘もほんまにあっぱれな精神力で疲労骨折乗り越えたわ。それだけじゃないけど。 バレエ学校の先生にもあっぱれやって言われたぐらいやし。 それから一言。 強い気持ちで願えば叶うって、そんな事あるわけないやろって言いたい。 前、テレビで上沼恵美子が言うてたけど音痴が美空ひばりになりたいって言うても無理やろって事や。 ダイエットと学業は努力をしたらした分結果が出ると確信してるけど、才能やら努力やら持って生まれたもんやら必要な世界では努力しても頑張ってもどうにもならない事があるってこれも確信してる。 でもバレエ学校で最後まで残ってできた子は何とかなると思ってる。 必要なのは運だけ。 当然の事ながら努力は当たり前やし。 終わりのないマラソン見てるみたいやわああ。 と言う事で我が子を応援している同じ親として日本からチャンスをつかみ、オランダに来られる事があれば喜んでサポートさせていただきますよおお。 在オランダ、もう30年になってしまいましたあああああ。 にほんブログ村 人気ブログランキング にほんブログ村