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またしてもアラームアプリがすかしてくれました。おとといの(きのうの?)夜のことです。普段は早寝早起きの健康生活をしている私ですが、29日の深夜にあったパリ五輪を決めるサッカーU23の試合はどうしても生で見たかったのでアラームをかけて寝たんです。キックオフが日本時間の午前2時30分だったので、アラームも2:30にかけました。ところが目が覚めたのは2時52分。またまたアラームは不発(だったはず)。このアラームアプリはつい先日も私を起こしてくれませんでした。そのときは朝の早い時間帯の飛行機に乗るために午前4時にセットしたのですが、目が覚めたのは4時50分。いくらねぼすけの私でも枕元でアラームが鳴れば起きると思うのですが、起きませんでした。止めた形跡がありません。そもそも鳴った形跡も。一度失敗しているのにまた、です。さすがに業を煮やして即座にこのアプリを削除し別のものをインストールしました。2回続けて不発とはどうしたことか。これまでも何度か使ったことがあったので多分使い方を間違えたということはないと思うのですが。色んな機能があって便利なものだったのですが、アラーム機能が使えないと何にもなりません。新しいアプリは単純に起きたい時間をデジタルで入れるだけのものにしました。サッカーは目覚めたときはまだ0-0。直後に細谷のゴールが出て得点シーンと勝利は見届けられました。
2024年05月01日
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おとといの沖縄、モノレールの車内で。始発駅から乗車の私はゆったり座っていました。那覇空港に近づくにつれて車内は徐々に、徐々に混んできて私の隣の座席以外はほぼ埋まりました。隣の席は空いていたのですが、何駅かは誰も座らず空いたままです。かさばるキャリアバッグを持っている私の隣は少し狭めの空間だったので敬遠したのでしょうか。3、4駅はそのままでしたが、ある駅で若い女性がその席に座りました。そういうときは男性でも女性でもたいてい浅めに腰掛けて両隣の人からはスペースを開けるものです。しかしその女性はしっかりと深く腰掛け太ももを私の脚にピッタリと寄せてきました。体温が感じられるほどでした。それが小汚い爺さんとかならばちょっとヤメてよと思うところですが、清潔感がある人だったのでそのままにして、しかし心の中では「図々しめの人だな」と思っていました。でもその女性が取り出したスマホの画面をひょいと見て、納得できました。そこに映る文字は繁体字。あ、台湾からの旅行者だったんだ。なるほど。そんな経験はよくあります。飛行機でも堂々と肘掛けを自分のものにしたり脚を拡げてくる人はたいてい外国の人。とくに台湾の人に遭遇することが多いです。以前、知り合いの台湾人と話をしていたときに、あまりに距離が近かったのでしょう。「さっきの女性はヨッサンの奥さんですか」と尋ねられたことがあります。謎が解けて女性の態度を何とも思わなくなりました。日本では車内が空いているのに敢えて女性の横に座ってくる男性の「トナラー」が問題になったりしていますが、台湾だったら起こらないかもと考えてしまいました。隣の人と少しでも触れあいたくない日本人はちょっと神経質過ぎなのでしょうか?でも距離の感覚はたいてい無意識なので、どこかで勝手に誤解を生んでいるかも知れませんね。
2024年04月27日
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台湾で大地震が発生し、沖縄でも津波警報が出て現地の様子がニュースで映し出されていました。沖縄の私の家があるところも市全体に避難指示が出されていました。私は現在和歌山に「避難中」ですが、家の近所には川が流れていて河口にも近いので予想通り3mの津波がくれば間違いなく川は氾濫していたでしょう。川のそばにはゼロm地帯に住宅や事業所が建ち並んでいて浸水、水没の可能性があり、家の周りでも道路の冠水は起こりえます。ただし私の家は階段をのぼった高台に立っているので3mの津波でも水につかることはなかったと思います。もしかしたら昨日は下方の住民がこの階段を上って避難にやってきていたかも知れません。津波が来ていたら家はつからなくても道路が水没して車による移動はもちろん、徒歩で移動するにも支障を来していた可能性がありました。正月の能登半島をはじめ今年もあちこちで地震が発生しています。どれもとても人ごとではないと思っていたつもりですが、今回は文字通り人ごとではないニュースでした。見守りカメラで近所の様子を見ましたが変化はなし。唯一の変化は庭のバナナが色づき始めていたこと。帰りたい~。
2024年04月04日
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今日は東日本大震災のあった日。テレビではさまざまな特集が組まれ、関係の番組がたくさん流れています。あの日、地震発生の時私はどこで何をしていたか、津波の映像を見ながら誰とどんな話をしたか記憶は鮮明に残っています。が、もう一つ大震災とは別に思い出すのが同じ年の半年後に起こった紀伊半島豪雨のこと。2011年の8月終わりから9月はじめにかけて私は若い人たちをオーストラリアに引率していました。そこにかかってきたいとこからの電話。「大雨で実家の母(私の叔母で実家の隣に住んでいる)と連絡が取れないんだけど、伯父さんや伯母さんは大丈夫?」と。オーストラリアにいる私は事情を全く知りませんでした。いとこは私が海外にいることを知りませんでした。それで私が日本の実家に電話を入れて無事を確認。隣に住んでいる叔母さんの無事も確認。折り返し、いとこに連絡をしました。実家は無事だったものの、姉の家が被災。氾濫した川の水で1mあまり床上浸水しました。実家の方も断水が続き、私は帰国後すぐに急遽帰省して近くの井戸から水運び。姉の家は2階には住めたものの1階は泥水をかぶってしまっていたので床下に潜って泥を掻き出す手伝いなどを行いました。あの年は9月から12月まで、毎週末4~5時間かけて実家に行きそこから20分ほどの姉の家に通っていたことをまざまざと思い出します。東日本大震災ほどの規模でないにしろ死者も出て全壊家屋もたくさんありました。人生が全く変わってしまった人もいました。東日本大震災のニュースを聞くにつけ申し訳ないけど私は、同じ年に起こった身近な災害を思い出してしまうのでした。
2024年03月11日
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近所のスーパー銭湯に行ってきました。ここは巨石が配された大きな露天風呂もあって私のお気に入り。露天風呂の上の大屋根は大相撲の吊り屋根みたい(柱はあります)。サウナも、昨日は平日とあって普段よりも混んでいなくてスイスイと入れて体が整いました(という使い方でいいのかな、知らんけど)。何より整ったのは昨日は半額デーだったこと。最近入湯料が値上がりして千円だったはずが昨日は500円。計画性のない私はお風呂屋さんでもふと思いついたときに行きます。昨日も行ってみて半額デーだということが分かりました。めっちゃラッキー。ただし昨日は併設している食事処が週に一度のお休みでした。お風呂のあとサ飯(サウナ後のご飯・・・これで使い方合ってる?)をちょっと楽しみにしていたのでこれは残念な部分。ちょっと違和感があったのが、サウナの敷きタオル交換のために女性が入ってきたところ。以前ある新聞の投書欄で30代の男性が「銭湯の洗い場に女性従業員が入ってきて驚き、いやな気分になった」という意見を読んだことがあります。私はあまり気にしていなかったのですが、そんな人もいるのかと思いました。昨日行ったところは普段は男性従業員が洗い場に入ってきますが、珍しく昨日は女性(推定70代)でした。周囲をみる限り、他の入浴客は気にしているふうはありませんでしたが内心は分かりません。おばあさんだからいい?これが若い女性ならまた違ったかも知れません。逆に70代の男性が女性の風呂場に入ることはあり得るでしょうか。たぶんないですよね。90代ぐらいだったらいいのかな。でも仕事をする体力があるかどうか。仕事ができそうなはつらつとした90代なら、それはそれでまた女性に嫌がられるかも知れません。どこでも混浴が当たり前だったり、三助さんが女性の背中を流したりしていた時代もありました。今は男性が女湯に入るのはだめだけど女性が男湯に入るのはギリギリ認められている時代でしょうか。投書子のように、女性従業員が入ってくることを男性入浴客が嫌がるようになればそれも認められなくなるかも知れません。異性の子どもを連れて入るのが許される年齢も少しずつ下がってきています。そこに性別の分類も2つではないと認識されてきているのが現代社会です。昨日の常識は今日の非常識。誰もがつねに自分のなかの「常識」をアップデートし、非常識な行動をとらないように気をつける時代になりましたね。
2024年03月07日
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自転車の走行に関する道路交通法改正案ができました。携帯を見ながら運転する「ながら運転」や、酒気帯び運転に罰則が設けられるなどがポイントかと思いますが、私が一番改正してもらいたい「歩道上での危険運転」にはとくに変更はありません。携帯を見ながらの運転や右側通行するなどはもってのほかで、取り締まりを強化するのは当然でしょう。しかし、歩行者の立場からすると一番こわいのは歩道上を走る自転車です。奈良や沖縄ではあまり危険を感じた経験がありません。しかし、大阪の歩道は危険だらけです。市内には自転車の歩道通行可標識がある歩道が至る所にあります。そこを走る自転車はまるで自転車専用通行帯を走っているかのように、歩行者のことはあまり考えずに我が物顔に走っています。左端を歩いている歩行者が何らかの理由で右側に移動しようとするときなど必ず後ろを振り返って自転車が来ていないか確かめることが必要です。そうしないと、自転車にはねられ大事故につながる可能性があります。車の来ないアーケード商店街でもかなりのスピードで歩行者を追い越していく自転車をよく見かけます。私は一度アーケードの中で後ろから来た高校生の自転車のハンドルに手をはたかれたことがあります。さいわい怪我はしなかったのですが、しばらくジンジンしびれました。高校生は一瞬スピードを落としこちらを振り返りましたが、私の大丈夫そうな様子を見てそのまま走り去っていきました。私が怪我をしていれば「当て逃げ」事件にもなりかねませんでした。自転車も車道通行が怖いのは分かります。でも歩道では歩行者を怖がらせる存在になっていることを自覚して欲しいです。歩道通行可標識がある歩道で自転車は「ゆっくり通行し、歩行者の通行の妨げになるときは一時停止する」ことにはなっていますが、そんなことを守っている自転車はあまりみかけません。できるだけ早く駆け抜け、危険と感じたときだけ急停止する自転車があまりにも多いです。実際に歩行者との間で大事故が起き莫大な賠償金額を支払ったケースもあります。最近は横断歩道を渡ろうとしている歩行者がいるときの自動車の一旦停止違反の取り締まりが厳しくなっています。一旦停止するかしないかといった分かりやすい違反と違って、歩道を通行する自転車の「違反」を道路交通法にどう盛り込むかは難しいかも知れませんが、マナーの問題で終わらせて欲しくはありません。たとえば「歩行者の1m以内は自転車から降りずにすり抜けるのは禁止」など明確なルールを作って欲しいと思います。そうすることで事故を未然に防ぐことができ、サイクリストの自覚も促せるのではないかと思うのです。
2024年03月06日
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今終わった東京マラソン。日本人一位+設定記録突破選手はパリ五輪代表3枠目に入れると期待された大会でした。注目点は3つに分かれました。世界記録更新期待グループ、五輪代表期待グループ男子、そして五輪代表期待グループ女子(というか新谷ひとり)。男女とも走り始めは快調で世界記録期待グループは中間点を過ぎても世界記録を上回るペース。五輪代表グループも男女とも後半まで記録更新のペースでした。先頭グループは元より、五輪代表期待グループも男女とも目を離せない。3度美味しい東京マラソンになるかも。と期待しながらテレビ画面を見つめていたのですが・・・オリンピック二連覇中のキプチョゲが遅れ始めたあたりからレース展開がやや変わってきました。選手の気持ちはそうでなかったかも知れませんが、記録狙いというより順位争いが中心のレースになっていった感じに。どのグループも段々と記録が期待できなくなってきます。結果、世界記録はおろかコースレコードを出せるかどうか微妙なところ。日本選手は男女とも代表突破の記録は誰も出せず。素人目から見れば、目の前にいるのはみな超人的な速さで走っている素晴らしいランナーばかりなのですが、やはりエンターテインメント的な目で記録更新や劇的な結末を期待しながら見てしまっていたので、この結果はちょっと残念なものでした。もちろん、選手が一番残念がっているでしょう。いまも新谷選手が頭を抱えている絵が映っています。こうなれば女子日本記録の前田選手、MGC3位で辛くも代表に残った大迫選手にはパリでこそ活躍を期待します。
2024年03月03日
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何だかすっかり奈良の生活が当たり前のようになりました、まだ本土に戻って一日半ですが。よく言えば適応能力があるということですが、逆に言えば根無し草ということかも知れません。一昨日の深夜に家に着き、さすがに半日ほどは奈良生活に違和感があり若干戸惑った感じもありましたが、今ではすっかり落ち着き、もうずっとここで暮らしている感じになっています。実は沖縄に戻ったときも、半日ほど慣れる時間が必要なだけであとは前々からそこが自分の暮らしの場だという気になります。昨日は午前中は健診、午後は兵庫県まで髪を切りに行き夜は夜でサッカーと卓球に興奮。沖縄にいると、BS放送が映らないのでTVerでライブ中継してくれる卓球はともかくサッカー(パリ五輪の女子アジア予選)は生で見ることが出来なかったはずですが、いいタイミングで奈良にいたので卓球もサッカーも、どちらも生で見ることが出来ました。どちらの試合も結果は最高とはいきませんでしたが、十分醍醐味を味わいました。我が家のリビングでは大画面テレビといつもは浴室で使っている「お風呂テレビ」の2台が大活躍。クライマックスはどちらも同じくらいの時間のため最初はチャンネルを切り替えて見たり、卓球はPCでTVerの画面を見ていたりしたのですが、TVerはどうしてもタイムラグがあるのでライブ中のライブを見たくなってとうとう浴室に置いてあるテレビがリビングに登場、あっちを見たりこっちを見たり忙しいこと。とくに卓球はハラハラしましたね。絶対王者中国相手に2-1とリードしたときは血圧が上がりました(たぶん)。最終的には大満足とはならなかったけど、この借りは4ヶ月後のオリンピックで返してもらいましょう。そんな期待もできそうな、日本チームの戦いぶりでした。サッカーの方は2次予選のウズベキスタン戦で変な戦いをした(組み合わせを考えて2点リードした後75分間一切攻めず)後遺症なのか、開催3日前まで試合会場が決まらなかったせいなのか、イマイチな戦いぶり。GKの再三のスーパーセーブがなければ負け試合でした。次は国立での試合。きっちりと勝って五輪出場を決めましょう。次回は卓球との「競合」もないし、しっかり応援します。
2024年02月25日
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勝ちましたねー、卓球ニッポン。これで男女ともにパリオリンピック出場が決定しました。男女とも目標は五輪出場ではなくて世界選手権優勝、オリンピック金メダルでしょうから、この程度で大喜びをしている場合ではないのでしょうが、オリンピックは万が一にも出場できなければメダルの狙いようもないわけですから、とりあえずは素直に喜んでいます。大会をここまで見ていて面白いのは出場選手の年齢が実に多様なこと。先日は日本の張本美和と対戦したルクセンブルグの選手(出身は中国かな)はなんと60歳。45歳の年の差対決として話題になりましたが、その年齢で世界トップの実力を維持していることに心底驚きました。そこまではいきませんが、昨日の男子オーストリア戦や先日の台湾戦でも40歳代の選手と16歳の松島輝空が対戦していました。中学生の張本美和が世界ランキング上位だったりその昔は福原愛が小さい頃から大人顔負けの強さでした。若い選手も高齢の選手も同じ舞台で勝負できる競技ってとても珍しいのではないですか。若くて体重が軽い方が早くから頭角を現すフィギュアスケートなどは引退年齢も早く20代そこそこで競技をやめてしまい30代のトップスケーターはほとんど見たことがありません。相撲なども十代から二十代が中心で、玉鷲は例外中の例外。年寄株を買おうかという30代のお相撲さんは髷のせいもあるのか本当に年寄りに見えます。ブラジルチームにパラリンピック選手がいて、世界上位の選手と対等に打ち合っていたのにも驚きました。もちろん競技者ひとりひとりの超人的な努力があってこそ健常者と互角に戦えたり、長く競技を続けられたりするのでしょうけれど、これは他の多くの競技では考えられないこと。いくら頑張っても60代でトップチームでサッカーをやることはできないでしょう(もしかしたら三浦知良は例外になるかも知れないけど)。そう言えばパラ卓球で話題になった70代の日本人女性選手もいらっしゃいました。若い人から高齢者まで、さらに多少ハンディがあっても同じ土俵に上がれる卓球という競技の奥深さを感じました。
2024年02月22日
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このところ「生」づいている私。おとといに続いて昨日も世界卓球をTVerで観戦。だけでなく、昨日はコザしんきんスタジアムで行われたプロ野球、広島対阪神の練習試合も生観戦。宜野座村で行われている阪神タイガースのキャンプはちょっと遠いけど、沖縄市なら30分弱で行けるので行ってみました。と思ったら沖縄自動車道の沖縄南出口は大渋滞。昨日の沖縄市周辺は野球だけでなくいろいろな行事が重なったようですね。出口を降りるだけで30分はかかりました。珍しいことETC出口の方が混んでいたのは県外の人のレンタカーのせい?沖縄は高速道路が少ないせいかETCの普及率が低く、高速の出入り口では一般ゲートにたくさん車が溜まっていてもETCゲートはすいすい通過できるのがよく見る風景。でも昨日は、一般がよく流れてETCが溜まっているというめったにないことが起こっていました。球場までは家から30分かかりませんが、余裕を持って試合開始前の1時間半前に出ておいてよかったぁ。しかし、杖なしでまともに歩けないのによくやる、と自分でも思います。生が好きなんです。スポーツもビールも。コザしんきんスタジアムは宜野座の球場に比べると駐車場から球場までのアップダウンが少ないので杖をつきながらでも行けますし、駐車場からの距離もそれほど遠くありません。ただ、スタンドに上がるにはやはり階段を上らないといけません。でもその広い階段には両脇に手すりがあったのでそれにつかまりながら何とか上がれました。周りの人もよけてくれました。手すりがあるのなんか、脚が悪くなるまで気がつきませんでした。どこの球場にもあるのかな。阪神は先発の村上や二番手才木が好投。打撃陣も近本とノイジー以外はほぼレギュラーメンバー。残塁は多かったけど打線は好調でした。5回を終わったところで3-0で阪神がリード。昨日は夏のきつい陽射しの下、そこまでですでに2時間近くかかっていました。やっぱり野球の試合は長すぎます。バスケや卓球なら1試合終わっているところです。ピッチクロックなどの導入が望まれると改めて思いました。夕方からは家に帰って卓球をテレビ観戦しなければならないし、暑さにも参ってきたので私はそこで退散。夕方からの世界卓球男子団体戦ではともに世界ランキングベスト5以内の日本対台湾とあって、これは見逃せません。ハラハラドキドキ度も練習試合の野球と違って、数段上。そして結果は・・・第2試合目からはすべてフルゲームという大接戦を制して日本の勝利。と、まあ頭の中にはスポーツしかない日曜日。最後は女子の大勝を見ながら生ビールで祝杯をあげました。
2024年02月19日
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このところ「生」づいている私。おとといに続いて昨日も世界卓球をTVerで観戦。だけでなく、昨日はコザしんきんスタジアムで行われたプロ野球、広島対阪神の練習試合も生観戦。宜野座村で行われている阪神タイガースのキャンプはちょっと遠いけど、沖縄市なら30分弱で行けるので行ってみました。と思ったら沖縄自動車道の沖縄南出口は大渋滞。昨日の沖縄市周辺は野球だけでなくいろいろな行事が重なったようですね。出口を降りるだけで30分はかかりました。珍しいことETC出口の方が混んでいたのは県外の人のレンタカーのせい?沖縄は高速道路が少ないせいかETCの普及率が低く、高速の出入り口では一般ゲートにたくさん車が溜まっていてもETCゲートはすいすい通過できるのがよく見る風景。でも昨日は、一般がよく流れてETCが溜まっているというめったにないことが起こっていました。球場までは家から30分かかりませんが、余裕を持って試合開始前の1時間半前に出ておいてよかったぁ。しかし、杖なしでまともに歩けないのによくやる、と自分でも思います。生が好きなんです。スポーツもビールも。コザしんきんスタジアムは宜野座の球場に比べると駐車場から球場までのアップダウンが少ないので杖をつきながらでも行けますし、駐車場からの距離もそれほど遠くありません。ただ、スタンドに上がるにはやはり階段を上らないといけません。でもその広い階段には両脇に手すりがあったのでそれにつかまりながら何とか上がれました。周りの人もよけてくれました。手すりがあるのなんか、脚が悪くなるまで気がつきませんでした。どこの球場にもあるのかな。阪神は先発の村上や二番手才木が好投。打撃陣も近本とノイジー以外はほぼレギュラーメンバー。残塁は多かったけど打線は好調でした。5回を終わったところで3-0で阪神がリード。昨日は夏のきつい陽射しの下、そこまでですでに2時間近くかかっていました。やっぱり野球の試合は長すぎます。バスケや卓球なら1試合終わっているところです。ピッチクロックなどの導入が望まれると改めて思いました。夕方からは家に帰って卓球をテレビ観戦しなければならないし、暑さにも参ってきたので私はそこで退散。夕方からの世界卓球男子団体戦ではともに世界ランキングベスト5以内の日本対台湾とあって、これは見逃せません。ハラハラドキドキ度も練習試合の野球と違って、数段上。そして結果は・・・第2試合目からはすべてフルゲームという大接戦を制して日本の勝利。と、まあ頭の中にはスポーツしかない日曜日。最後は女子の大勝を見ながら生ビールで祝杯をあげました。
2024年02月19日
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昨日はまた生で見るスポーツのハラハラどきどきを堪能させてもらいました。韓国で行われている卓球世界選手権(世界卓球)団体戦の生中継です。いまはグループリーグ(GL)のまっただ中で昨日はGL4試合のうちの第2戦。男子は第1戦のナイジェリア戦が相手棄権により昨日のチェコ戦が初戦となり、女子は第2試合目のイラン戦でした。イランは団体の世界ランキングがつかないような、卓球ではほとんど無名の国。のはずが、とくに面白かったのが女子の試合。女子の二人目は世界ランク十番台の平野美宇、相手はランキングでは700番台のイランの選手。このイランのアシュタリが予想外に強かった。5ゲームのうち3ゲームを先取した方が勝ちの試合で、なんと平野相手に第1、第2ゲームを連取。あとがなくなった平野でしたが、何とか持ち直してあとの3ゲームを連取したものの、3ゲームのうち2ゲームはジュースの末に勝つ大接戦。アシュタリに何度もマッチポイントを握られながらの逆転勝利でした。おとといも世界ランキング1位と2位の中国選手がインドの選手に敗れ、何が起こるか分からない大会。これからも予想外のことが起こりそうです。たしかに結果だけ見れば日本はイランに3人全員勝利の3-0で勝ったことになりましたが、第2試合の平野があと一歩まで追い詰められ、あそこで敗れていれば試合はどっちに転んだか分かりません。結果だけでは分からないのが生の魅力だということをしっかり味わわせてもらいました。今回の世界卓球はテレビ東京とBSテレ東で全試合生中継されていますが沖縄にテレ東のネットはなく、我が家はBSも見られません(奈良にいるときはBSもあり、テレビ大阪でもネットされたりしているので見ることができます)。でもありがたいことに、TVerで生中継を放送してくれているので沖縄でも見ることができました。テレ東ならびにTVerさん、ありがとう。今日も楽しませてくださいね。
2024年02月18日
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あれから11ヶ月。去年の3月、私は生中継画面の前で期待をこめて見ていました。JAXAによるH3号ロケットの発射中継。しかし去年は打ち上げから十数分、それまで順調に推移していたロケットが第2段エンジンの点火に失敗、やむなく破壊命令を出し海の藻屑と消えたのでした。その失敗を元に今日、1時間ほど前にH3試験ロケットの第2号機が打ち上げられました。前回の失敗があっただけにLIVE中継を見守るこちらもハラハラドキドキです。まず予定通りの時刻に打ち上げ、第1段エンジンの終了、切り離しに成功。それでも全然ホッとできません。去年はこの後の第2段エンジンへの点火がうまくいかず、そこですべての計画が終わってしまったのですから。今年は違いました。画面に映し出されたすべての計器の数字が順調に推移し、そして「第2段エンジン点火完了」のアナウンス。その後、最終ミッションである第2段エンジン終了切り離し、小型衛星分離が成功し興奮の生中継が終了。画面に映ったJAXA職員たちの喜びのハグにこちらも感激のお裾分けをいただきました。まるでスポーツ中継で勝利を決めた瞬間に見せる選手たちの姿のようでした。私はスポーツの生中継を見るのが好きだと思っていましたが、興奮の度合いはロケット打ち上げでも同じでした。筋書きのないドラマを見るのが好きということだったのですね。いいものを見せてもらいました。余談ですが、「カウントダウン」は新年を迎えるときなど普通10から数を減らしていきますよね。中継を見ていると打ち上げは何百も前からカウントダウンしていっていました。打ち上げの10分ぐらい前から10秒ごとに、そして5分前ぐらいになると毎秒ごとずっとカウントダウンしていました。そして打ち上がったら今度はカウントアップ。これも3分ぐらいはずっとやっていましたかね。ずっと正確に数えていたので、前もって録音しているのかとさえ思いました。たぶん生でやっているのだと思うのですけど。和歌山県の実家近くに民間のロケット発射台ができ、コロナ禍で延期されていたのが今夏ついに打ち上げが始まります。H3みたいな大型ではないだろうけど、生で見るのは画面を通じて見るより迫力があるでしょう。家から車で10分もかからないところだし是非見に行きたいと前から思っていましたが、H3打ち上げを見ながらさらにその気持ちが強くなりました。その昔、フロリダのケープカナベラルでスペースシャトルが発射台にセットされているのを見ただけで興奮したのを思い出しました。
2024年02月17日
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ロサンゼルスで活躍しているのはメジャーリーグ、MLBの大谷のみにあらず。昨日はバスケットボール、NBAの八村塁も大活躍。八村はキャリア・ハイの36得点をあげました。試合の結果だけ見るとロサンゼルス・レイカーズはユタ・ジャズに138-122の大勝で、楽勝に乗じて八村もたくさん得点を重ねたように見えるかも知れません。しかしライブを見ていると全然そんな雰囲気はありませんでした。むしろ八村の活躍のお陰で最終的にレイカーズが勝利を手にしたという感じです。最後は点数が離れましたが、これはバスケットボールではよくあること。試合時間の大半は接戦でした。試合はレイカーズが前半から引き離せそうで離せない展開、ハーフタイムではとうとうジャズに並ばれました。後半に入りむしろ試合はジャズが主導権を握り、何度もリードされますがそのたびに試合をタイに持ち込んだのは八村の3点シュートやレイアップでねじ込むシュートがあったおかげでした。同僚のアンソニー・デイビスは八村を上回る37得点をあげましたが、こちらはフリースローも多かったのでプレーで一番チームを鼓舞したのは3点シュートをどんどん決める八村だったという印象です。レイカーズの全得点138点のうち、半分以上の73点をデイビスと八村の二人であげました。共同通信の記事によると一つの試合で二人の選手がともに35点以上をあげたのは、あのコービー・ブライアンとシャキール・オニール以来だったとか。記事ではこの記録がレイカーズの記録なのかNBAの記録なのかちょっとはっきりしませんが、いずれにしろ二人がコービーとシャックに匹敵する活躍をしたのは間違いないところ。ここに昨日は休んでいた絶対エースのレブロン・ジェームスが加わるとレイカーズはどれだけ強くなるのでしょう。これでNBAは前半が終わりオールスターを挟んで後半になります。インシーズン・トーナメント(カップ戦)で優勝して以来調子を落としていたレイカーズですが、ここにきて盛り返し最近の10試合は7勝3敗。通算も30勝26敗で後半を迎えます。レイカーズのライブ中継から目が離せなくなりました。楽天モバイルに入っていてまだNBAを見ていない人は是非「NBA楽天」をご覧になってください。Akatsuki JAPANとはまた違ったバスケの楽しみ方ができますよ(追加料金なしがうれしい)。
2024年02月16日
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ようやく、昨夜スッキリしました。Akatsuki JAPAN女子バスケチームはカナダ戦に勝利し五輪予選突破です。パリ五輪予選で、グループ4チーム中3位以内に入れば出場が決まる大会。第1戦のスペイン戦は格上との対戦といわれながらしっかりと勝ったので(翌日のニュースで知りました)、第2戦の「格下」と目されるハンガリーには勝てそうと決めつけ、五輪出場の場面を生で知りたいと思って深夜の実況を見ました。DAZNに入っていない私はYouTubeの実況番組を見ました。静止画面に音声実況なので「聞きました」かな。私は第2クォーターの途中から見た(聞いた)のですが、前半の大量リードを減らしてはいたものの日本はまだリードしていました。ですが、見始めてすぐに逆転され「私が見ると負ける」ジンクスでもあるのかなとちょっと弱気になり、見るのをやめようかとさえ思いました。でも、相手は「格下」ハンガリー、最後には勝利するものと信じて最後まで見ましたが結局は惜敗。試合が終わってすぐ寝ましたが寝付きはよくありません。モヤモヤが昨夜まで48時間続き、ずっと悶々としていました。昨夜は「格上」カナダとの戦い。日本が負けると第2試合のハンガリー対スペイン戦の試合前にハンガリーの予選突破が決まります。つまりハンガリーは負けてもいい試合。逆にスペインは勝たないと突破できません。となると当然スペインの方がモチベーションが高くなり、ハンガリーは無理をしない戦いとなること必至。なので、カナダ戦の敗戦は五輪予選の終戦を99%意味します。また真夜中に辛い思いをするのがいやなので昨夜は試合を見ないことにして早く寝ました。が、23時半過ぎに目が覚めました。気になってスマホでニュースを見ると日本はわずかながらにリード。そうなるともう見ずに寝るわけにはいきません。結局前半の途中から試合終了までYouTubeを見る羽目になりました。試合は日本優位に進んだとは言え、引き離しかけては追いつかれ、ときどき逆転も許し、最後の最後まで気の抜けない展開となりました。残り1分を切っての3点リードはどちらに転ぶか分からない。日本がフリースローを成功させ4点差になって勝負あり。映像で見ることができなかったけど、こんなドキドキした試合はニュース映像で見なきゃと思いながら朝のテレビ番組をいろいろザッピングしました。が、勝利と予選突破は伝えているものの数十秒の映像に加えて「日本が接戦をものにしました」程度のサラッとした扱い。五輪でメダルをとった訳でなく、五輪出場が決まったぐらいではこの程度なんですね。今か今かとニュースを待っていた私はちょっと拍子抜け。五輪では大活躍して長~くニュースが流れますように。
2024年02月12日
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2月10日、朝日新聞デジタル版(プレミアムコース限定)で「正々堂々じゃなきゃ、ダメですか?」というシリーズが始まりました。第1回目は元大関小錦さんのインタビューが中心。昨年、大関貴景勝が平幕熱海富士との優勝決定戦で立ち合いに変化したことがありました。そのことについて世間は大関を批判しましたが小錦さんは変化がダメだというルールがない限り文句を言われる筋合いはない、ダメだと言うのなら明確に違反だというルールを作ればいいという意見を述べています。小錦さんに賛成です。大関は品位、品格が大事と言いますがその位、格を守るために勝ちにこだわったのだと思います。ただ、決定戦であれ本割りであれ、立ち合いに変化したりはたき込みで勝負が決まったりするのは見ていてちょっとがっかりする部分はたしかにあります。互いに最高の力を発揮して勝ち負けが決まる方が見ていてより楽しいのはあります。でも相撲は、相手のバランスを崩すのが勝ちにつなげる一つの作戦ですから、そのような勝ち方は今のルール内で許容されています。モンゴル相撲のように互いに組み合った状態から始めるやり方もありますが、激しいぶつかり合いが見られなくなるのは残念です。そこで考えました。「立ち合いの変化や引き技で勝った場合は3分の2勝とし、場所の成績は四捨五入で決める」。どうでしょうか。たとえばその場所8番勝ち、そのうち1回変化して勝った力士は厳密に言えば7と2/3勝7敗ですが、四捨五入で8勝7敗の成績、8勝のうち2回変化して勝った力士は7と1/3勝なので成績は7勝8敗の負け越しになります。また、優勝を決めるのに四捨五入すると同じ勝ち星になる場合、14勝1敗の力士は13勝と2/3勝1敗の力士より成績が上なので優勝決定戦はなし。このようにすると自ずと引き技や変化技は土俵から消えていくのではないでしょうか。もちろんこのとき、このルールに該当する「変化」や「引き技」をきちんと定義しておかなければならないのは言うまでもありません。たかが3分の1、されど3分の1。どうしても勝ち星が欲しい終盤には変化で勝とうとする力士が出てくるかも知れませんが、序盤のうちからみすみす3分の1敗に相当する引き技や変化をしようとはしなくなると思います。こんな考えもあると、相撲協会さんがちょっとでも考慮してくれるとうれしいですね。
2024年02月10日
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東京や関東甲信ではまれに見る大雪で大混乱。電車が止まったり、道路が閉鎖されたり。影響を受けた方たちには同情申し上げますし、怪我や事故にくれぐれも気をつけて欲しいと思います。でも、そればかりニュースやワイドショーで取り上げるのはいかがなものか、とも思います。日本の首都ですし、人口からいっても影響を受ける人が多いとは思います。もしかしたら日本人の2割とか3割の人に関わることかも知れないし、個人的なことを言えば息子家族も警報が出ている23区内に住んでいます。でも、結局はローカルなことではないですか。なら、ニュースもローカルだけでやればどうですか。大地震や津波の被災地とは訳が違います。災難、災害といってもせいぜい会社に遅刻したとか帰宅できなくなったとか程度。スリップ事故や転倒事故もあるでしょうが、それを各局が現場に張り付いて中継して全国に流す必要はありません。関東や甲信ローカルでは重大ニュースに間違いないと思いますが、関西人には何も関係ないんです。ましてや沖縄では「雪が降っていいな、でもそういうこともあるんだね」くらいにしか思いません。うがった見方をすれば、子どもが台風に興奮するような感じでテレビ局はどこか浮かれている雰囲気があるとさえ感じられます。ニュースを伝える顔は深刻そうに装っていますけど。人口や経済、政治だけでなくニュースまで東京一極集中にしなくてもいいのではないですか。
2024年02月06日
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能登半島地震の被災地ではまだ多くの地域で断水が続いています。停電が早く復旧しても断水はなかなか回復しません。沖縄では今も集合住宅や個人住宅など各戸の屋根の上に雨水タンクが乗っているところをみます。最近はダムが整備されて長らく断水はなくなったと聞きます。ただし今シーズンは雨が極端に少なく、ダムの貯水量が50%近くなったりして給水制限の可能性も取りざたされており、再び雨水タンクが活躍することがあるかも知れません。たぶんそこまでは行かないでしょうが、こうした備えがあるのは少し気分を楽にします。ひるがえって本土の住宅の屋根の上にタンクが乗っているのは見たことがありません。あっても太陽光パネルぐらい。木造かわら屋根の建物ではそもそもあの重そうなタンクは乗せられないでしょう。沖縄の家は現在ほとんどがコンクリート造りのフラットな屋根をしていますから、タンクも乗せられるのだと思います。しかし、今回のような大災害はどこにでも起こりますし、ひとたび地震や水害があれば断水や停電に見舞われる可能性は地域にかかわらずあり得ます。12年前に起こった紀伊半島水害のときには実家も断水になり、近所の井戸のある家から水をもらって運びました。実家にも元々井戸があったのですが、使わなくなり放置してしまっています。水害のときはあれがまだ使えていたらと思いました。井戸は掘って必ず水が出るとは限りませんが雨はどこにでも必ず降ります。沖縄にならって雨水タンクの準備があってもいいかも、と今回の災害を見ていて思いました。屋根の上に置けなければ庭の一角に置いてもいいのではないですか。水道設備のない山の畑などではかつてよく水瓶などを利用していました。それを応用できないでしょうか。これに太陽光パネルつきのポータブル電源バッテリーをがあればしばらくはしのげるかも、と半分本気で導入を考えています。
2024年02月04日
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沖縄タイムスに「石垣島で田植えが始まった」とのニュースが載っています。これは早い。実家のある和歌山県南部でも他に先駆けて田植えと稲刈りがありますが、それでも田植えは4月、稲刈りは8月です。思い出すのが十年ほど前のゴールデンウィーク、初石垣だったときに出会った不思議な光景。登野城にあるホテルから川平湾に向かっていたときのこと、道ばたに水田がありました。ちょうど田植えが済んだばかりで青々とした稲穂が出始めていました。「田植えは石垣でも本土と同じくらいなんだ」と思って横を見ると、そこは稲刈りが済んだ田んぼ。さらにその横は水を張ったばかりの、まだ何も植えられていない田んぼでした。二期作なのかグラデーション作なのか、初めて見る光景に唖然としてしまいました。私の知っている田んぼの光景と言えば、見渡す限り一斉に田植えを終えているか、一斉に稲刈りが済んでいるか、そんな感じです。それが田植えと稲刈りが同時期だなんて・・・。石垣の田んぼは無節操というか、不揃いというか、なんじゃこらというか。頭の中で季節感が混乱してしまいました。石垣にはその1年後、子どもと孫を連れて行ったのが最後です。幼稚園児だった孫はいま高校受験生。あれ以来十年以上訪れていない計算になります。今年はあの光景を見るためだけにでもまた行ってみようかな。
2024年02月01日
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さっきまでアメリカンフットボールの試合を見ていました。画面にはむき出しにした選手の腕に一杯に描かれたタトゥーが映り、一瞬ドキッとしました。が、アメリカ人だし(たぶん)よく見る光景ではあるので、まあそんなものかとそのことはすぐに忘れました。でも日本人の腕にタトゥーがあるとつい気になってしまいます。沖縄便の飛行機では時折見かけます。そもそも日本では長い間、倶利伽羅悶悶などその筋の人の専売特許だったため、知らず知らずのうちに抵抗感が植え付けられたのだと思います(一般人でもアイヌや沖縄の女性などはタトゥーをしていたんですけどね)。若い人はおしゃれの一環として捉える人も多いようですが、入れ墨と反社会的勢力とのつながりを連想してしまうむかし頭の持ち主にはなかなか受け入れることができません。考えてみると私たちも若い頃はシニア世代から眉をしかめられるようなことをよくやっていました。髪の毛を長く伸ばしたり、タバコを吸ったりして権力に反抗したり大人ぶったりしていました。いま考えると髪の毛を長く伸ばしても権力の反抗になりません。せいぜい親や学校の先生に対してぐらいでしょうか。タバコをすうと大人の階段を上ることができるとも思えません。COPDや肺がんなどであの世への階段を上るくらいでしょう。タトゥーを入れたい若い者や大麻をすってみる若者も同じ心境かも知れないと、ふと思いました。ただ、違うところは長髪は切れば短く出来るしタバコは(一応)合法的にたしなめますが、タトゥーは簡単に消すことができないし、大麻は自分の人生や周りの人間関係を壊してしまう可能性があります。社会に抵抗する行動を取ってみたい、周りから大人だと認められたい。そう思う気持ちはいまも昔も同じで、そのため若者は反抗し、保守的な年寄りは認めないという歴史が続いてきました。「今どきの若い者は」というのは紀元前から年長者の決まり文句だったそうです。反抗する気持ちはよく分かるし悪いことではありません。が、その後の人生を考えるのも大事。一生消えないスティグマをわざわざ自分でつける必要はないでしょう。でないと、ずっと逃げ隠れして生き、自分自身の名前で最期を迎えられなかった企業連続爆破事件の桐島聡容疑者のような生涯を送ることになりかねません。
2024年01月29日
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昨晩はサッカー、アジアカップ日本対インドネシアをテレビ観戦、ただし、DAZNには入っていません。そのため初戦のベトナム戦ではDAZNの生中継をブロック画面越しに見ました。ほとんど何も見えませんでした(笑)。そこで地上波の放送がない今回もあの画面で見るしかないかなと思いましたが「あの画面」をどうやって出すのか忘れてしまい、あの画面を見つけることすらできません。いろいろと探しているとXで、障害なしにちゃんと中継が見られる方法が見つかりました。それが9goal TV(下は今日の画面の一部)です。Free Live Sports Stream と書いてあるとおり、世界中のサッカーのLIVE中継が無料でみられます。そんなうまい話があるのかと半信半疑でおそるおそるアクセスしてみると、何の障害も無く日本対インドネシア戦の生中継が見られました。画面に出てくる言語は英語とアラビア語、しゃべっている言葉は判別できない、私には聞き慣れない言葉です。詐欺とかではないのかな、違法ではないのかなとコメントを検索してみましたが大丈夫そう。「ほんとに助かる」とか「無料とか神」などと書かれており、「詐欺でも情報を盗み出すものでもないようだ」などの評価があったので、ちょっと気になるもののひと安心。アプリをダウンロードすることもなく、パソコンで当該のウェブサイトにアクセスするだけなので(PCには当然ウイルスチェックソフトも入っています)まあ大丈夫だろうと結論づけました。パソコンの画面を50数インチの大画面に投影すると若干画面は粗くなりましたが、まず問題はなし。今夜には日本のトーナメント一回戦の相手が決まる韓国対マレーシア戦やヨルダン対バーレーン戦があり、これらも生中継が無料で見られるらしいです。アジアカップだけで無くアフリカのカップ戦やプレミアリーグやリーガエスパニョーラはじめヨーロッパのサッカーも見られるみたい。もちろんどれも無料で。なんて素晴らしい。まさに神です。でもDAZNなどが対抗措置とることはないのでしょうか?ま、そうなったらそうなったでそれまで見倒すことにします。タダより安いものは無い。中継では何を言っているのかさっぱり分かりませんが、スポーツは世界の言葉ですから画面が見られたら十分です。それに文字の説明は幸いなことに英語なので文字を読む分には何も困りません。これだとDAZNにもBSにも入らず、地上波チャンネルの少ない沖縄でも暇は十分つぶせます。地上波で中継がなかったためにこんな視聴方法が見つかり、かえってよかったかも。
2024年01月25日
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昨日の大相撲では面白いものが拝見できました。面白いと言ったら叱られるかも知れませんが、取組の途中で行事さんが転がる珍事。行事さんが土俵に手をついたりする場面は見たことがありますが、あんなに派手にコケる姿は初めて。烏帽子は脱げて白髪頭はさらされるは、草履はすっ飛んで足袋だけになるは。そうなると、テレビを見ているこちらとしては相撲が頭に入ってきません。行司、木村容堂が転倒した瞬間、行事だまりに控えていた立行司、木村庄之助がすぐに立ち上がりかけたのはさすがでした。容堂がすぐに起き上がったので、庄之助はおもむろに座り直しましたが、「なるほど、そういうシステムになっているのか」と感心しました。サッカーでも審判員に怪我などがあった場合には予備審判が代行します。そんなシステムなんだな。でも、これは結びの一番の一つ前だったので、溜まりに次に勝負を裁く行司さんが控えていたけれど、結びの一番でこういうことが起こった場合は予備の行司さんがいなくなるのでは。そう思って過去の結びの一番の動画を見てみると、もう次の出番はないはずなのに予備の行司(?)がちゃんと溜まりに控えていました。容堂がコケた瞬間からはもう相撲が目に入りません。烏帽子をかぶりなおしたとか、草履をはき直したとかばかりに目が行ってしまいます。装束をつけなおすときは結構、力士の方からは目を切っていたようにも見えましたが、何とか相撲が動くまでには再装備を済ませ、最後はちゃんと勝負をたしかめて軍配を挙げ、勝ち名乗りを上げていました。力士達も転倒は目に入っていたはず。容堂が戻るまで組み合ったまま勝負を保留していたように思ったのはうがち過ぎ?
2024年01月21日
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昨夜はサッカー、アジアカップのベトナム戦。予想と違う展開にヒヤヒヤしながら見ていました。というと「昨夜は地上波では放送がなくDAZNの独占配信だったはず。おまえはDAZNと契約しているのか」と思われそうですが、いえいえ私はそんな高いところと契約などはしておりません。ではどうやって見ていたのか。こんな感じです。DAZN中継の、肝心なところが見られない生中継配信をYouTubeで見ていたのです。これなら契約をしていなくても無料で見られました。ですが、上の画像はまだいい方でたいていの時間帯は下のような画像でした。これでは画面の大半が見えません。しかも肝心なボールとの絡みの90%ぐらいが見られなかったのは事実です。「そこまでしてLIVEで見たいのか」と言われそうですが、見たかったんですねえ。私はスポーツの生中継を見るのが大好き。趣味です。これから何が起こるか分からないワクワク感がたまりません。なのに今回のアジアカップは地上波で見ることのできる試合が限られています。それならテキスト配信ででもフォローしたいと思っていたのですが、探してみると上のような中継が見られることが分かりました。結局、両チームが得点を決めた6回のシーンは全部リアルタイムでは見られずリプレイでもほとんど見えませんでした。実際のゴールシーンなどは後からスポーツニュースなどで見るしかありませんでした。でも結果がどうなるか分からないなかでドキドキしながら試合をフォローするのがたまらないんです。結果だけ見れば「途中ベトナムにリードを許した場面もあったが4-2で日本の勝利だった」ということですが、得点した瞬間の爽快感や逆転を許した後の焦燥感などはやはり生でないと伝わってきません。そう言えばアメリカにいるときはラジオでアメフトの生中継を聞いていました。あの頃からすでにライブ・フリークだったんですね。
2024年01月15日
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今年は地震や航空機事故と、年始から災難つづき。震災では高齢者の犠牲が目立ちます。これまでは高齢の方に犠牲が多い理由がはっきりと分かっていませんでした。が、今ならよく分かります。若い人に比べて体の自由が利かず、逃げ遅れる確率が高いということですよね。そんなこと当たり前、今まで分からなかったのかと言われそうですけど。自分自身が椎間板ヘルニアで機敏に動けなくなってみると、自由の利かなさが危険に直結することがよく分かります。海岸近くに住んでいて津波警報が出たらと考えると、この体で逃げるのはいかに困難か。街なかではあっちでもこっちでもよろよろ歩いている老人を見かけます。彼らは走って高台に逃げるのはおろか家から出るのも大変でしょう。自分も今はその1人として、人ごとでは無くとてもよく理解できます。脱出シュートを滑り降りて飛行機から避難するのにも困難がつきまといます。座席からシュートまで行くのはそれほど長距離ではありませんが、降りた後燃えさかる飛行機から素早く逃れる方がモタモタしてしまいそうです。飛行機に乗ったとき、最初に機内でキャビン・アテンダントから事故遭遇時の説明があります。私は毎回CAの方を見てしっかり聞いていますが、ほとんどの乗客はスマホを見たりして注意を向けているように思えません。今ならみんな最大限注意を傾けているのではないしょうか。自分ごととなると真剣にもなります。災害や事故のニュースを目の当たりにして、屋外にいるときまた屋内にいるときにもし災害に遭遇したらどんな行動をとるべきか、普段からどのように備えておくべきか、あらためて考えさせられています。とくに今のように、体が自由に動かせないときは。
2024年01月04日
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羽田空港で大変な事故。正月のタイミングで起きたために移動客に大きな影響を与えています。こうなってみると私の椎間板ヘルニアもよかったのかなあと思っている次第。このお正月は、昨年7月に生まれた孫を連れて東京から次男一家が南紀(和歌山県南部)の私の実家に「帰省」する予定でした。101歳と98歳の両親はまだ私の次男の子ども、彼らのひ孫である0歳児と2歳児に会ったことがありません。そこで次男が計画を立て、今年の正月に実家近くに宿を取って私の両親に会いに行くはずでした。東京からの小さな子どもを連れた長旅は自動車や電車の移動だと大変だろうと、羽田から南紀白浜空港まで飛行機、その後私が車でピックアップするという計画でした。飛行機1時間、自動車2時間。これだと小さな子ども連れでも乗り物に乗っている時間を最小限にすることができます。なかなかいい計画のはずが私のヘルニアのためにキャンセルになってしまい、申し訳なく思っていました。それが今回の羽田の大事故、そしてそれに伴う羽田発着便のキャンセル続出です。もし私にヘルニアが発症していなくて予定通り南紀に行っていれば、帰宅するはずの今日、1月3日に彼らはどうしていたでしょう。南紀に足止めになって宿泊を延ばそうとしても正月シーズン、宿をとれるかどうかも分かりません。子ども連れでなければ他の手段に切り替えねばなりません。でも次男一家は飛行機一択の予定でした。ところが白浜空港は羽田便しかない地方空港なので行き先を変えることもできません。やむなく電車もしくは自動車での長距離移動ということになると子ども連れの旅に大きな負担となったでしょう。今回の旅行がキャンセルになったのは私のせいなのですが、今になってみると次男夫婦にはむしろ運が良かったと思ってもらいたいな。人生何事も塞翁が馬。
2024年01月03日
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今日も朝からテレビのスポーツ中継三昧。いろいろ重なっていますが私の最優先はアメフトです(ネタバレあり)。アメリカのカレッジフットボールが佳境を迎え、今日はベスト4の激突。ローズボウルがミシガン大対アラバマ大。シュガーボウルがテキサス大対ワシントン大。かつてローズボウルと言えば中西部のビッグ10の優勝校と西部パック10の優勝校がローズボウルスタジアムで戦うのが恒例だったのですが、いまはさま変わりしてベスト4の対決の場のひとつとなりました。来年からはまたシステムが変わるようです。第1試合のミシガン、アラバマ戦。面白かったー。緊張感からか普段やらないようなミスも多かったけどどちらも譲らずオーバータイムに突入する好ゲーム。知らなかったのですが、いまNCAAのオーバータイムは敵陣25ヤードからの攻防が両チームに与えられるんですね。高校野球で延長戦になるとノーアウト1、2塁から始めるのに似て、できるだけ点を取りやすいようになっています。結果は先攻したミシガンがTDとエクストラポイントも決めて7点。後攻のアラバマが4thダウン&数ヤードを進めず0点、という結果になりました。いまは第2試合のシュガーボウルの熱戦が行われています。こちらも1stクォーター終わって7-7の同点。2試合ともイエローフラッグがあまり飛ばないいいゲームです。あ、2ndクォーター、ワシントンが勝ち越した。箱根駅伝は重なっているのでほとんど見られません。このあとは日本の大学ラグビー準決勝があります。ラグビーが始まったらどっちを見ようかな。今年は2試合とも東西対決となりこちらも興味津々。ただ、放送を予定していたNHKは地震関連のニュースを継続しています。試合中継がなくなってしまわないかちょっと心配。震災に遭われた人は気の毒に思うし、そのニュースを目をこらして見ている人がいるのは分かりますが何とかならないものかな。*こんなことを考えている私は不謹慎ですか?* 書き足し Eテレの方(一部サブチャンネル)で放送することになったようです。
2024年01月02日
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奈良県の下北山村で土砂崩れのニュース。巻き込まれた自動車が1台救出されましたが、現状ではまだ数台が巻き込まれている可能性があるとか。二次災害の可能性があるために現在は救出作業や復旧作業に取りかかれていないということなので、心配です。こうした事故はどこで起こっても心配ですが、とくに国道169号線は私自身や知人が利用することがある道路。最近まではこの事故現場の少し手前まで毎夏若い人たちを連れて行き、山の中で数日間の合宿生活をしていました。また、和歌山南部の実家に帰省するときにもときどき使用していました。最近は海岸沿いに延びる高速道路が充実してきたのでそちらを使うことが多くなりましたが、以前はよく帰省に169号を使っていました。たしかにあの辺は土砂崩れがよく起こります。合宿していた近くでもかつて大規模な土砂崩れが起こりました。それは12年前の紀伊半島水害のときで最近まで永らく仮に架けられた橋を使っていましたが、今回は直前に豪雨が降ったわけでもないのに何が原因なのでしょう。現場は今回の山崩れが起きる前にすでに小規模な土砂崩れがあって、崩落現場の土砂の仮止めを施した状態で片側交互通行にしていたところ。そういう道路を通る経験は、そこだけでなくよくあります。169号を通るとき、土砂崩れの現場を見ることはしょっちゅうで感覚が麻痺していましたが、本当はこわいんですね。私は最近通っていませんが、友人、知人の中にはそこを通る可能性のある人の顔が何人も思い浮かびます。今はまだ何台の車が巻き込まれたか分からない状況。手前勝手な希望かも知れませんが、そうした知り合いがこの土砂崩れに巻き込まれていないことを祈ってしまいます。
2023年12月24日
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部員の大麻使用事件で廃部になった日本大学のアメリカンフットボール部に新しい動きがありました。廃部になったアメフト部に代わる新しい部を作り、これまでと同様の上級クラブ特権(活動費の優遇、スポーツ推薦枠確保、寮の使用等)を与えながら現役選手や推薦入試で来春入学する新入生の受け皿にするそうです。はぁ?です。それって廃部ですか。普通そういうのは休部とか活動自粛と言います。活動停止の裁定を出した関東学生アメリカンフットボール連盟に「あの部はなくなりました」から部に課されたペナルティはそこでご破算にし、「新しく部を作ったので仲間に入れてね」と言うつもりでしょうか。しかも、通常新規加入する大学は最下部の3部から始めますが、最初から1部(BIG8)に入れて欲しいという要望すら出ているとも聞きます。もう一度はぁ?です。それってただの看板の掛け替えではないですか。廃部にしたのですべての罪は消えてしまうという考え方はプロ野球の中田翔選手が暴力事件で無期限出場停止になったのに、その9日後に他球団に移籍してすぐに試合に出場したことを思い起こさせます。移籍先の読売ジャイアンツがすぐに中田を出場させたのも「はぁ?」でした。日大はアメフト部で最初の逮捕者が出たときも活動停止にしたあとわずか5日間で停止を解きました。そしてさらに逮捕者が出てもう一度活動停止にするというあたふたした対応をとりました。今回も朝令暮改ぶりが目につきます。「一生懸命やってきた無実の選手達のことを考えて」と言えば聞こえはいいですが、それならばこそもっと慎重に対処しなければならないのではないでしょうか。最初の逮捕者は寮を舞台として他にも部内に大麻使用者がいたことを示唆する供述をしています。その膿を出し切らないうちに部を再発足させるのは、あの活動停止-解除-再停止の愚を繰り返しかねません。おもに推薦入学者の対応を考えてのことだとは思いますが、入学、入部したはよかったけどその部でさらに逮捕者が出て結局は入ってもアメフトができないような事態になると、一番大きな被害を受けるのは学生。廃部に至った状況も含めて新たな部の発足に至った経緯が公けになっていないので推測でしかものが言えませんが、どうしても日大のやり方には「神」の見えざる手によってトップダウンでことが行われているような印象を持ってしまうのです。
2023年12月22日
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大谷選手の移籍先はドジャーズに決まったと日本のメディアは(そしておそらくアメリカも)大騒ぎしています。シーズン最後まで優勝争いをしたい彼の希望が通った形で、よかったですね。トロントに住んでいたこともある私は大谷選手がブルージェイズを選んでいれば懐かしいトロントの街なども目にする機会が多くなったかも知れないと思うとちょっぴり残念な気持ちもあります。もっとも時差のことを考えると日本でテレビ観戦するファンとしてはよかったです。トロントと日本の時差は14時間(日本が14時間先に行っています)。ナイターはともかく、午後の試合は日本の早朝となってテレビ観戦にはきつかったでしょう。ドジャーズはエンゼルスと同様西海岸に位置しているので、午後の試合もナイターも日本人の活動時間内になります。今シーズンも午前中に多く試合が中継されていました。この騒ぎで思うのが日本人大リーガー第1号になった村上雅則さんのときはどれほどの「大事件」だったのかということ。そのとき私は小学生でしたが、当時の新聞一面に村上さんのデビューのことが出ていたのを覚えています。その頃から野球好きの少年でしたが、大リーグの偉大さが分からずニュースの意味もよく分かっていない私にはふーん程度の感想しかありませんでした。今から考えるとすごいことだったのですね。もちろん大リーグの生中継もない時代、テレビや新聞で村上さんの成績をフォローしていた記憶もありません。おそらく新聞も、大リーガー第1号だけがニュースバリューのあることと認識していたのではないでしょうか。村上さんは契約上2年で日本に帰りNPBで長く活躍したそうです(あまり記憶にありません)。その後、野茂英雄が第2号として大リーグの門戸を叩いたとき村上さんは解説者になっていました。私としては選手時代よりも解説者の村上さんの方がつよく記憶に残っています。歯に衣着せぬ物言いで辛辣な解説も多かったですが、言っていることは的確で村上さんの正直さや厳しさ、選手や野球への愛が感じられました。大谷のいまの活躍についてどんな感想を持っているのでしょう。検索してみました。なんと、あの辛口評論だった村上さんが大谷をべた褒め。当然といえば当然ですが、村上さんにも言葉をきわめて褒められている大谷のすごさを再認識した次第です。
2023年12月11日
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日大アメフト部の廃部が決まったと今朝のニュースが伝えていました。やっとか、という感想。悪質タックル事件から違法薬物疑惑、未成年飲酒と立て続けに起こったうえに上層部の内紛。これだけ自浄作用がない組織だということが判明した以上、やむを得ないと思います。ひたむきに頑張ってきた多数の部員には最悪の結果で、かわいそうとしかいいようがありませんが。2018年の練習試合で起こった悪質タックルのときは外部から監督を招聘して部の再建にあたりました。それがうまく行き、降格から下部リーグでの苦しい時期を経て、再びトップチームになった途端の外部監督の辞任。そのあたりで何があったのか知りませんが、再び首脳陣が日大内部者で編成される間もなく起こった薬物問題、それがこじれにこじれた末にこの結末。指導する立場にいる人たちがその役割を果たせないのであれば廃部もやむを得ないと思います。篠竹さんが監督をしている時代から日大は日本のアメフト界をリードする、超一流のクラブでした。しかしこれだけ大学の自浄作用のなさを見せつけられると、今度ばかりはさすがのフェニックスも蘇るのはかなり難しいと思います。相撲部はじめ日大の他の部活動にまで疑惑の目が向けられなければいいのですが。これまで自浄作用の見られなかった大学が最後は自ら廃部を決定したという自浄作用を発揮したのは皮肉です。
2023年11月29日
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今朝の沖縄タイムス(2023/11/26版 22面)に献血回数が千回に達した60代男性の記事がありました。「すごい!」と感心する一方で「そんなにできるのかな」という疑問が湧きました。通常の400cc献血だと相応の期間を空けなくてはいけないので、男子の場合年間6回までしかできません(女子は4回まで)。10代から始めても50年で300回ほど。そう思いながら記事を読むと、この方は成分献血をやっているということでした。これなら年に最大24回可能で、50年弱で1000回に達します。なるほど。しかし16歳から始めて1000回になるには、コンスタントにやってきたということです。いくら「人助けの一念でやってきた」(本人の弁)と言われてもなかなかできることではなく感服します。私も可能な限り献血はしていますが、通算まだ30回あまり。せいぜい年数回が関の山です。基本は400ccの献血なのでそうなります。成分献血をしたこともありますが時間がかかったせいか少し体調が悪くなり、それ以来やっていません。献血には年齢制限があるので私もその年齢までは可能な限り協力するつもりですが、最近は痛み止めの薬などを服用したため泣く泣く献血は見送らざるを得ない状況でした。でもいま現在は降圧剤以外の薬はのんでいません(降圧剤は服用していても献血はできるらしい)。そんなわけで、明日は本土に戻ったら関空から奈良の献血ルームに直行します。
2023年11月26日
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最近、旧がつく組織が目につきます。いわく旧ジャニーズ事務所、旧統一教会。旧ツイッター。旧ジャニーズは現在スマイルアップ、旧ツイッターはXになったらしい。でも旧統一教会の現名称はうろ覚え。天の父母様なんとか?メディアが新名称で呼んでいるのはほとんど聞きません。当の組織は新名称で呼んで欲しいのでしょうが、世間はたいてい「旧」をつけて旧名称で呼ぶことがほとんど。旧ジャニーズも旧統一教会も、新名称で呼ぶことで問題の核心がぼやけますものね。旧ツイッターの場合は新名称がたったの一文字になってしまったためやむを得ず「X(旧ツイッター)」とカッコ付きで表現されるのではと推察します。イーロン・マスクはDXに乗じてその名前にもトランスフォーメーション(改革)を期待していたかも知れませんが利用者は変化をあまり気にしていない様子。「旧ツイッター」という呼称がまさにそんな状況を言い表しているように思います。果たしてこれらの組織から「旧」が消えて新しい名称だけで呼ばれる日は来るのでしょうか。
2023年11月25日
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大相撲が終盤に入ってきて、今場所も優勝争いは大混戦の様相を呈しています。大関昇進間近とみられた若元春が勝ち越しすら厳しい状況になったり、横綱昇進のために高レベルでの優勝を求められていた貴景勝がすでに3敗を喫したりして、今場所も3~4敗あたりで優勝が決まるレベルまで優勝ラインが落ちてくることが予想されます。でも、これが普通だと思うんですよね。スーパースターはそうそう出てくるものではないでしょう。横綱や大関に全勝優勝や2敗までの成績を残せという方がどだい無理な話。他の多くの競技と違って一瞬で決まることが多いのに「番狂わせ」がないはずがない。激しくぶつかる競技なので怪我もつきもの。その中で大鵬や白鵬のような別格スーパー横綱が出てくるのはすごく小さな確率だと思います。現在のような毎場所優勝力士が変わり平幕から優勝力士が出てくるのがこの競技の本来の姿と思います。最近は千秋楽に7勝7敗の力士同士を対戦させるようにもなりました。それ以外にも番付下位のものでも星勘定のいい力士は上の力士に当てられたり、三役力士対横綱、大関の対戦も早め早めに組まれるようになっています。混戦になるのは当たり前です。以前のような好成績力士は少なくなりました。かつては横綱に上がる大関は二場所続けて14勝以上、関脇も3場所で33勝以上が当たり前でした。その頃の力士が今に比べて弱かったとはもちろん言いませんが、今と同等の実力でも対戦する取組の妙があった部分も否定できないのではないかと思います。真偽のほどは知りませんが、星勘定のやり取りがあった時代もあったやに聞きます。場所内だけでなく、場所を超えて調整していたりしたことも。その頃に比べて今の方が優勝予想がつきにくい分、見ていて一番一番が面白くなりました。ガチンコという言葉があります。八百長ではない真剣勝負という意味ですが、そもそもスポーツの世界にそんな言葉がある方がおかしいでしょう。ただの見世物、興業ではないのですから。展開が読めなくなって、私は今の大相撲の方が好きです。相撲協会が言う「好成績」での昇進は望みにくくなりました。でも、これが本来の姿だと思います。
2023年11月22日
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昨夕、ニュースで「今夜は沖縄でISS(国際宇宙ステーション)きぼうが見える」と言っていました。「ちょうど今の時間だ!」とすぐに裏庭に出て、見えると言っていた方角を見るとたしかに明けの明星よりまぶしく光るものがありました。「こんなに鮮やかに見えるのか」と驚きながらいったん家に入ってスマホを持ち出し写真を撮りました。スマホなのでたいした解像度の写真は撮れませんが、裏のマンゴー畑の上にISSがくっきりと写っています。そこで赤枠の部分を中心に少し拡大して写してみると、ISS(と思われるもの)はハングライダーのセールのような形に見えました。あるいは三日月のようにも。それを見てあれは本当にISSだったのか?という疑問が湧いてきました。ネットで調べてみるとISS自体はそんな形をしていません。でも、テレビで言っていた時間や方角、仰角は合っているように思います。何よりすごく明るくて、マイナス2等星だと言われているまぶしさは他にないくらいでしたから間違いはないと思うのですが・・・。KIBO宇宙放送局によると夕暮れの空で地球に隠れる寸前の、角度の低いところから太陽がISSを照らしたときにだけ見えるということなので、ああいう光り方になったのでしょうか。あれはきぼうだったのか、少しだけ頭がハテナ?の私です。
2023年11月16日
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先日、車に乗り込む際、忘れないようにとスマートフォンをしっかりもって家を出ました。乗ってふと見ると、スマホといっしょに扇風機のリモコンを握っているではありませんか。ガレージから家に戻るのも面倒なのでリモコンは助手席に置いて一緒にドライブ。助手席にちょこんと座っている扇風機のリモコンを見る度に自分で自分を笑ってしまいました。これも加齢現象なのでしょうか。他にもこれまでやりそうもなかった「失敗」をすることが増えました。冷蔵庫の扉を開けて「さて、何を取りだそうとしていたのだったかな」と考えることはしょっちゅう。食器棚からヨーグルトを入れるガラスの器を取りだそうとしたのに、手もとにあるのは陶器の平皿。「これにどうやってヨーグルトを入れるねーん」とひとりでツッコんでしまうこともあります。テレビを見ていてCMに出てくるタレントの名前が出てこないようなことは頻繁にあります。そういうときは「〇〇(製品名) CM タレント」などと入れて検索すればすぐに疑問は解けるのでいいのですが、困るのは知人の名前が出てこないとき。市井の一般人がネットで検索して出てくるわけもなく「あれは誰だったっけ。あのとき、あそこで、あれを一緒にやったはずだけど」などと悶々としてしまいます。これが積み重なると認知症になるのでしょうか。それともすでに認知症の入口にいるのでしょうか。最近アルツハイマーの発症、進行を抑える薬が日本でも認可、販売されることになったとのニュースがありましたが、これを服用すると忘れていたタレントや知人の名前が思い出せるかな。もしそうならすぐにでも使いたいものですが、どうなんでしょうか。とか言っていることも明日になったらコロッと忘れてしまっていそう。
2023年11月14日
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阪神タイガースが38年ぶりの優勝。38年前といえば1985年、トラッキーの背番号です。その年は私たち家族が、いま私が住んでいる家に引っ越してきた年。長男が小学校に入ったばかりで次男はまだ1歳でした。私がこの家で阪神タイガースの優勝を味わうのは2回目ですが、家族みんなで喜んだ前回のタイガースの優勝とちがい、傍らにあのときの家族は誰ひとりいません。1人でしみじみと久しぶりの優勝を噛みしめました。4人の孫ができた現在、ガタピシしてきた我が家と自分の体が38年の歳月を物語ります。熱狂的なタイガースファンだった義父が長男の生誕祝いとして特注して贈ってくれた子供用のタイガースのユニフォーム(既製品のレプユニなどない時代)。数年後それを着せて連れて行った甲子園球場で子どもは、すぐ近くにバースのホームランが飛んできたにもかかわらずホームランボールを追いかけるより観客がまいた紙吹雪を拾うことに熱心でした。今では長男のところの孫は14歳と8歳、次男のところは2歳と0歳。この次のアレは孫が結婚して親になった頃、などといわずにどうぞ早めにお願いします。沖縄宜野座でのタイガースキャンプ、今年は何度も行けたけど来年は混むだろうなぁ。
2023年11月06日
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今日もメディアでは有名人の訃報がいくつも掲載されています。50代~70代で亡くなる人の訃報に触れるとどうしても我が身を振り返り身につまされてしまいますが、どうもこの訃報、2極化しているように思います。いわゆる働き盛りの人が亡くなったニュースと天寿を全うして亡くなったニュース。前者は漫画家や歌手、俳優などアーティスト系が多く、後者は政治家系が多いような気がします。単なる印象ですので例外もおそらくあるのでしょうが、やはりアーティストなど芸術関係の人たちは日々身を削っているのかなあと想像したり、それに対して政治家はご高齢になるまでやりがいのある仕事を続け、その後も死ぬまで「先生」として崇められストレスのない生活をしているのかなと想像したり。そう言えば身近にいる超高齢者、私の両親も「先生」でした。政治家ではありません。教師です。母は戦前から、父は戦後すぐから長く小学校教育に携わり定年まで勤め上げました(父は親の介護のため数年早い早期退職)。今でこそ教員はブラック職種などと言われますが、彼らが働いていた頃は子どもの目から見るとかなりのんびりしていたように思います。夏休みなんか、今と違ってほとんどまるまる1ヶ月休みでした。たまに日直があるくらい。親が日直をしている、他に誰もいないがらーんとした学校について行き、職員室で夏休みの宿題をやったりしたものです。のんきな時代でした。そのおかげで教員としての親たちもストレス無く働き、こうして長生きをしているのかも知れません。統計をとったわけではないので2例だけでは何とも言えないんですけどね。「先生と呼ばれるほどのバカでなし」とも言いますが、先生、先生と持ち上げられてのほほんとしていた現役の状況が今の長寿につながったのかも知れません。色んな人の訃報を見ながらそんなことを思いました。振り返って現役の教師にとっても将来長生きできるような余裕ある環境にこれからの学校教育が変わっていくことを望みます。
2023年10月27日
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いつも応援している阪神タイガースがクライマックスシリーズを勝ち抜きリーグ優勝しました。ただ残念だったのは、その試合を画面で見られなかったこと。関西にいればBS放送や地上波、万一それがなくてもCS放送の中継を見ていたはずなのですが、地上波5局しか見られない沖縄の今の家では中継放送が全くなく、一度も生で試合を見ることはありませんでした。有料のサービスに入っていたら沖縄でも見られたのですが、おケチな私はそのためだけにお金を使いません。やむなくネットで1球ごとのテキスト情報を追っていました。CS第2ステージ、阪神は結果的に広島をスイープしましたが、3試合とも接戦ばかり。スマホの小さな画面から目の離せない状況が続きました。1球ごとに届くテキスト情報を見ながら静かに一喜一憂。野球ってこんなに、1球ごとの間隔が長かったっけ。画面で見ていると、数字が変わるだけではタイムリーヒットを打った瞬間に出るガッツポーズもバンザイも大げさにはできません。点数の変化を見て卓球選手のような小さなガッツポーズを、それもほとんど心の中だけでするだけ。とにもかくにもこれで28日からの日本シリーズに進出が決定。その頃は奈良の家(地上波、BS、CS視聴可)か和歌山の実家(地上波、BS視聴可)にいるので今度こそ生中継が見られます。まだパリーグの優勝チームが確定しておらず放送予定も決まっていないようですが、日本シリーズですから地上波とBSのいずれかで見られないことはないでしょう。小学生のころ野球中継に夢中になっている私に母は「明日になったら結果はわかるのだから、テレビにかじりつくのもいい加減にしたら」と言いました。いやいやいや。リアルタイムで見ているから心がズキズキワクワクもするんです。母は多分ほかのチャンネルが見たかったのでそんなことを言ったのではないかと思いますが、翌朝の新聞や夜遅いニュースで贔屓チームの勝敗を見ても全然興奮しません。子ども心に「何を言っているのか」と反発心を抱いたものです。それと同様、テキストで見る試合の途中経過は歓声も聞こえず選手の笑顔も見えず興奮が伝わりません。それでも一刻も早く試合の結果(や経過)を知りたい私はスマホの1球中継に見入っていました。そして勝利を知った後はテレビニュースのスポーツコーナーをはしごし、ネットの試合経過、ヒーローインタビュー、岡田監督の取材記事をむさぼり読むのでした。日本シリーズは、テレビで生中継を見るぞ-。
2023年10月21日
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日本語学校に就職して4年目になる若い人に会い、話をしました。授業のやり方にも自信を深め、少しずつ仕事ができるようになってきているというのを聞いて少し安心しました。しかし安心できないのは、授業はいいけれど授業以外の業務が多すぎるという点。昨日も夜9時に連絡をした時点でまだ学校にいました。もちろん、残業です。こうした「ブラック」な働き方を強いられている彼女は、近くこの仕事を辞するつもりだとか。何とももったいない話。日本語学校の教員になる夢をもって大学でも頑張ってきた彼女。そして「就職が決まった」との知らせを聞いて喜んでいたのが数年前。その後は順調に働いていると思っていました。これまでのLINEのやり取りでも、少しずつ自信をつけ授業に余裕をもてるようになってきたと聞いていたのですが・・・。私のまわりには日本語教員だけでなく苦労して手に入れた希望の職種に就いたけれど、入ってみたら思ったような職場ではなかったと数年で職を離れた人が多数いて昔のような終身雇用の制度が崩れているのをひしひしと感じます。それは「若い世代」の我慢や根性がなくなったのが原因だとは到底思えません。彼らを取り巻く環境が明らかに悪化しているのです。明らかな人手不足なのに新規雇用が出来ずその結果、今いる人たちに負担を強いている現状があるように見えます。「石の上にも三年」だからと説得し、もう少し我慢して勤めていれば明るい未来が見えてくる、とは簡単に言えないのです。ただ、現在の正規雇用の立場を捨て生涯非正規雇用で働くのは生涯賃金で大きな差が出てくることだけは伝えました。彼らの多くは今の正規雇用の賃金と非正規雇用やアルバイトの賃金を単純比較してそれほど変わらないと考えます。しかし、非正規雇用と正規雇用のこれからの賃上げ率の差や社会保険の違いなどに思いが至っていないようです。今日会った彼女にもその辺をしっかり考えたうえで仕事を辞めるか辞めないか決めた方がいいと伝えました。終身雇用制度が崩れた現在、雇用の体系は明らかに変わってきています。これでは若者が明るい未来を見いだせず、結婚や育児に希望を持てません。現在子育てをしている世代だけではなく、より若い世代が結婚や育児をしたくなるような政策をこそ望みます。そうでなければ日本の少子化はますます進んでいくでしょう。
2023年10月07日
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沖縄県浦添市の、TikTokによる市のPR動画が物議を醸しています。ネットニュースや新聞、テレビでも取り上げられているので未見の方は「浦添市 PR動画問題」あたりで検索するとすぐにヒットするでしょう。これらの動画は市が制作し市長自らが出演しているものですが、今回問題になったのは「市長が美女とホテルへ」というもの。市長が女性とホテルに入っていくところを目撃されたが実は新しくできたホテルのPRだったというオチ。市長は、ユーモアを介して市をPRする意図で外部企業に委託したものであって、自分でもチェックしたけれどこれはギリギリセーフかなと思っていたと述べ、自分の不見識を謝罪しました。今回はこの動画が問題視されましたが、それ以外にもセーラー服をみつくろっているアヤシイおじさん役で市長が出演している動画もありました。いずれも、ひとことで言うと「昭和のユーモア感覚」で作られたものだったとしか思えません。これらの動画を「面白い」と捉えること自体が少なくなってきていると思います。むしろ不快に感じるのがダイバーシティを追求する社会一般のとらえ方。松本市長が女性をプールに誘っているところなどは志村けんのバカ殿の場面を彷彿とさせます。昭和では実際そういった場面で視聴者は爆笑していました。それ自体問題視されることですが。バカ殿が腰元の女性を寝床に呼ぶのと市長が女性をホテルに誘うのは、どちらも権力をかさに着て女性を「モノにする」シチュエーション。これを見て、とても笑っていられないと思う人が増えたことに市長や広告会社は気がつかなかったのでしょうか。市長がセーラー服を選んでいる姿も制服のユニセックス化の時代に何を言おうとしているのでしょう。今や多くの学校で男性も女性も、スカートとズボンの制服いずれも選択できる時代です。かつてのブルセラ女子高生や女装趣味の性倒錯者(死語?)を匂わせた映像はどこがユーモアなのか理解できないと言う人の方が今では多くなっているでしょう。たしかに私たち、昭和を生きてきた者はかつてはそういうネタを見て笑っていました。しかし、そういうネタが実は無自覚にたくさんの人を傷つけてきたという事実を私たちは今つきつけられています。それを作った人たちだけではなくそれを笑って受け入れていた人たちもです。ジャニー喜多川性的暴行事件のような犯罪行為ですら、昭和の我々は笑いのネタにして面白がっていました。TikTokはじめSNSを使って政治を若者にアピールするのは大いにやってもらいたいと思います。でも、コミュニケーションの手段だけが新しくなって伝える内容が昭和では困ります。とくにおじさん達は昭和の頭を令和の感覚にアップデートしていかなければ、作られたものは逆アピールにしかなりません。自戒を込めて、そう思います。
2023年09月23日
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今日の朝はちょっと大変でした。いつもは起きるとすぐにテレビをつけるテレビっ子の私が我慢、我慢。理由はラグビーワールドカップ、イングランド戦です。夜中のライブはBSでしか放送がなかったので諦めていたら(沖縄の家ではBSは映らない)、翌朝8時15分から録画放送があるというではないですか。でもテレビをつけると絶対に結果が分かってしまうので、我慢することにしました。アメリカ在住の頃、地元の大学はアメフトが強くテレビで中継があってニュースでも結果が流されていました。ただ生中継でなく今日のように録画中継のこともあり、その場合はたいてい深夜に放送されていました。10時半からテレビのニュースがあり、11時からアメフトの録画中継が流されていたとき、テレビのアナウンサーはこんな粋な計らいをしてくれました。「今から本日の試合結果を流します。音声では流さず画面表示だけにします。後で試合を録画中継で見たい人は合図をするので画面を隠してください。はい、では画面を隠してください。」そう言って、10秒ほど経つと「スコアーは消しました。もう画面を出して大丈夫です。」スポーツ中継は結果を知らずに見たいし、映画やドラマも展開を知らずに見るとわくわく感が増します。そんなにして今朝は起床から2時間あまりじっと我慢していたのですが・・・。私は毎日、朝夕に体重や血圧を測り、その数値をスマホで記録しています。今朝もルーティーンの計測が終わり、スマホの画面を開いた途端、試合結果が目に飛び込んできました。日本、イングランドに敗れ1勝1敗。試合を最小の言葉で表そうとすれば、それがすべてじゃないですか。一番見たくなかった言葉を見てしまった私はがっくり。それでも試合中継を見るのは気の抜けた生ぬるいビールを飲むようなもの。そこからは仕方なくテレビをつけ、ネットでニュースを見て経過を把握し、肝心の中継はザッピングして他局の番組を見ながらちょこちょこっと見るだけに終わってしまいました。禁テレビしてたあの時間を返してくれ~、といった心境でした。お陰で本はよく読めたけど。
2023年09月18日
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昨日の日曜はたいへん忙しい日でした。と言っても、ほぼリビングのソファーに座りっぱなしでしたが。朝は目覚ましの助けを借りずに午前3時半起床。ドイツからのサッカー中継を観戦しました。普通は寝ている時間なので、まぁ起きられたら起きようとアラームもかけずにただいつもより早めに就寝。目が覚めたのがちょうど3時半だったのですぐさま起きてテレビの前へ。日本が2対1として残り時間が少なくなったときはこのまま勝ちきってほしいと祈っていました。ところがこのままのスコアどころか、終了間際とアディショナルタイムにさらに2点を追加。すっきりとした気持ちで終了を迎え、選手らのインタビューを聞いてからもう一度就寝、というか就寝する気はなかったのですが気がつくとソファーで寝ていました。目が覚めて気持ちよくスポーツ関係のニュースやバラエティを見まくったあと午後は阪神の試合。阪神タイガースのファンとして私はすべての試合をフォローしています。奈良にいると阪神の試合はテレビの地上波、BS、CSでほぼすべて中継があります。でもここは沖縄。テレビもケーブルテレビはおろか地上波しか見られない状況のため、スマートフォンで1球速報をチェック。タイガース伊藤将司とカープ久里亜蓮の行き詰まる投手戦でしたが、阪神が逆転勝ち。マジックを5まで減らしました。夕方は大相撲中継。現在は特別ひいきにしている力士もいないので横目で見ながら用事をしていました。そして夕食後は本日のハイライト。ラグビーワールドカップ、初戦チリとの戦い。守りのいいチリに苦戦しながらも終わってみれば大差の勝利。実力差からすればこれぐらいの点差は驚くものではありませんが、ミスも目立った試合で勝ち点5は取りましたが次戦イングランドとの試合にやや不安を残す内容だったと思います。スポーツに節操のない私。野球、サッカー、ラグビー、アメフト、テニス、卓球、水泳、陸上・・・。スタジアムやアリーナに観戦に行くこともよくあります。練習やキャンプに行くことも。テレビで生中継があればだいたいのスポーツは見るのでスポーツ中継に合わせて生活が回っている感じです。昨日はそんな私にとって、夢のような日でした。しかも、それぞれの中継がうまく時間分けできていたのが最高でしたね。次に注目しているのは女子バレー五輪予選です。
2023年09月11日
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先日、紀伊半島大水害の慰霊祭がありました。ちょうど実家にいた私に聞こえてきたのは町内放送「本日13時30分から大水害記念公園で慰霊祭を行います」。それを聞いた母が尋ねます。「何があったの?大水害。そんなことがあったのか。」「で、いつ?去年?」。水害があったのは東日本大震災と同じ、12年前のことです。姉(母から見ると娘)の家が1m以上泥水につかり、自分の家も断水したのを覚えていないようす。たしかに最近はいろんなことを忘れてしまうなと思っていましたが、これにはちょっと驚きました。あのときは私も毎週末、奈良から通って復興のお手伝いをしましたし、断水した実家には近所の井戸から毎日水を運んで浴槽に貯めたりしていました。そういったことを忘れてしまったようです。その年私は若い人たちを連れてオーストラリアに研修に行っていました。そこにいとこから電話があり、「母と連絡がとりたいけど、電話がつながらない。そちらには何か情報が入ってない?」という内容でした。いとこは私がオーストラリアにいることを知りません。私はオーストラリアから実家に電話をかけ両親や隣に住んでいる叔母(いとこの母親)の無事を確認しました。親と10kmしか離れていないところに住んでいるいとこはオーストラリア経由で自分の母親の無事を知りました。それと知らずに国際電話をかけてしまうことになったいとこですが、母親の無事が確かめられたので文句はないでしょう。近くの川が氾濫した姉の家はどうなっているんだろうか。災害の3日後ぐらいに電話しました。電話に出た姉は普通に受け答えをしていましたが、BGMがピッチャピッチャと水の音です。どうも家族やボランティアの人たち総出で家の中の水をかき出しているようす。姉は「家の中を蛙が泳いでいる」と面白そうに言っていました。オーストラリアから帰った私は週末ごと実家に寝泊まりして姉たちの生活復興のお手伝いをしました。母はあの3ヶ月間、泥だらけになって実家に帰っていた私の姿は忘れてしまったのでした。近所の家の井戸で水をもらってお風呂に貯めていた生活も忘れてしまったのでした。しばらくして泥水が引いた姉の家に連れて行き、被害の様子を見せたのも忘れてしまっていました。当時の様子をひとつひとつ話していると、母は災害があったことは思い出したようでした。テレビや新聞でもこのニュースはさかんに流れていたので、あのニュースはこのことだったと思い当たったのかも知れません。なるほど、こうしていやなことを忘れられるのが健やかな心で百年近く生きる秘訣ですね。私も最近は物忘れが増えたけど、これも元気に長生きする老人力が身についた証拠と喜ぶことにします。
2023年09月09日
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アカツキJAPAN、やりました。これでパリ五輪がとっても楽しみになりました。それにしてもハラハラさせてくれます。1勝目と2勝目は15点、18点差でリードされていた試合の逆転勝利。3勝目は20点リードしていながらの薄氷の勝利。でもこのハラハラがバスケットボールの面白さ。点差を開けられても諦めなくてもいい競技の特性。モメンタムの競技です。サッカーやラグビー、野球ではさすがにここまでのカムバックは少ないのではないですか。でもバスケットボールやアメリカンフットボールはこれが起こるんですよね。やっぱりアメリカで発達し細かく、細かく時間ルールを決めていった結果かと思います。最後カーポベルデはファウル・ゲームをしませんでしたが、時間を使わずに点数を重ねることができるのもこの競技の魅力。アメフトも最後の2分が長いんです。アカツキJAPAN、ディフェンスは一流ですがオフェンスはまだまだ伸びしろがあるチームに見えます。フィールドゴールの確率も全般に低かったし、ターンオーバーもたくさん見られました。それでも3勝2敗で大会を終えられたのはディフェンス力がオフェンスの物足りなさをカバーしていたからでは。このチームが攻撃のスピードを上げ、スリーポインターの率を上げていけば世界でも十分に戦えるチームになるのではないかと期待します。オリンピック出場が決定したと言っても今回のワールドカップは17位以下の成績でした。これまでの日本の成績を考えると世界で17位というのはたしかに悪くないのですが、このチームはまだまだ一段、二段強くなる要素を秘めていると思います。パリ五輪の出場権を得て、伸びる力を発揮する機会が与えられたことが日本のバスケットボールが変わる大きな契機になるような気がします。WBCで野球人気が復活したように、バスケットボールの面白さがアカツキJAPANの活躍をきっかけにして年輩の人たちにも浸透していくとうれしいですね。
2023年09月02日
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昨日の私のハイライトは、多くの人と同じくバスケットボール日本代表の勝利。試合開始直後を除いてずっとベネズエラにリードを許していたアカツキJAPAN。残り2分を切っての大逆転にはテレビの前の私も興奮を隠せませんでした。1人で見ていたので隠す必要もなかったのですが。第4クォーターになってもなかなか点差が縮まらず、縮まったあともまた引き離されの繰り返し。実際、正直なところ昨日は日本の日ではないなとさえ思っていました。しかし長く耐えてきた時間がついに花開いたのは試合の残り時間が1分53秒(たぶん)になったとき。1点差まで追い上げた直後、相手のボールをスチールした河村が切れ込み最後はノールックパスを受け取った比江島がレイアップを決めました(たぶん・・・この辺は全部記憶だけで書いているので間違っているかも)。まだ2分近く残っているのに日本ベンチはまるでブザービーターの勝利のような大騒ぎ。まだ時間があるしそんなに喜んで大丈夫か。一ファンの心中は、それまでずっとリードされていたし一度逆転したくらいではまだまだ心配という思いが強かった。フィンランド戦での第4クォーターの大逆転はありましたが、それでも第3クォーターでの15点差はあっても第4クォーターで15点差をつけられてはいませんでした。それが奇跡的なカムバックでたしかに逆転はしたものの、まだ時間はあり勝負は分からないのでは。と思いハラハラしながら見ていましたが、結局そこからは一度も再逆転を許しませんでした。あの時点で日本ベンチは勝利を確信できる意識を共有できたのでしょうね。日本のこの勢いはたいしたものですが、新興勢力カーボベルデもまた侮れません。何とか最終戦を勝利し、パリ五輪で戦う日本代表を見たいと思います。今大会の経験はきっとアカツキJAPANの強さをさらに一段、上のものしてくれるはずですから。ときどき行っていたゴールデンキングス戦とはまた違った雰囲気の沖縄アリーナ、行きたかったなあ。
2023年09月01日
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スコットランド、ロッホネス(ネス湖)の大がかりなネッシー調査が終了したとか。今のところネッシーが存在しているという証拠になるものは見つけられなかったと結論づけられていますが、まあそうでしょう。ネス湖も、日本版ネス湖の屈斜路湖(クッシーがいるといわれている)もそういうものが出そうな雰囲気があるというだけで騒がれているのではないですか。一番有名なネッシーの写真とされる外科医の写真は実はいたずらだったと関係者が打ち明けています。すでに指摘されている通り、大きな動物にしてはまわりの波が小さい。円谷プロ初期の怪獣映画などでよく見られた海のシーンでも、船が大波に揺られているときの船の大きさと波の大きさがアンバランスで船のオモチャ感がとてもよく出ていました。30年前のいたずらの告白をもってネッシー騒動は終わったと思っていましたが、今になってなぜか再燃。ドローンや水中音波機などを使った再調査がなされました。そして結果は大山鳴動してネズミ一匹・・・も出ず。当然でしょう。夢やロマンという言葉で語られるこの種の探検、冒険は昭和の「川口浩探検隊」を再現しているようでデジャブ感やレトロ感がありあり。いやいや、そうはいっても私は確かにこの目でそれらしきものを見たぞ。とおっしゃる方もいましょう。それは「あると思うから見える」という気持ちの問題。幽霊の正体見たり枯れ尾花という川柳がありますが、幽霊が出た場所に昼間の明るいときに行ってみたら何のことはない、枯れたススキだったという恐がりの人を皮肉った川柳です。ネッシーも存在することを前提に「調査」するといろんな「証拠」がでてくるのでしょうね。これからしばらくは目撃談があちこちから出てきそう。悪意のないフェイクニュースに気をつけましょう。
2023年08月31日
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今日は南紀(和歌山県南部)の実家を朝に発って、お昼過ぎに奈良に到着。奈良市内に入ると、赤い顔をした暑そうな子どもの集団をたくさん見かけました。最高気温が30度の南紀に比べるとずっと暑い奈良は36度(車の外気温計)。そんなときになぜ外に大量の子どもが、といぶかしく思いましたがよく見ると背負っているのはランドセル。今は8月ですけど、もう2学期が始まっているのですね。それにしても、こんな猛暑のなかで子ども達を歩かせていていいものか。今日は奈良県に熱中症警戒アラート、出ていなかったのかな。台風の時は警報が出ると校長先生の判断で休校にしたりしますが、熱中症アラートの場合の休校の基準はないのでしょうか?ただ問題なのは暴風警報などは細かく地域単位で出されますが、熱中症アラートは県単位なんですよね。そのため「不要不急の外出は控えましょう」と言われても「この辺はそれほどでもない」という場合もあり「これが出たら休校にする」などという一律の基準を作るのは現実にあっていないですね。そんなのもあって、アラートが出たから急いで対処しなければと考える人はあまりいません。このままだとあのアラート、オオカミ少年になってしまいそう。それでもアラートが出ると「不要不急の外出は控えましょう」とアナウンサーは呼びかけます。アラートが出ていても学校には行くべきでしょうか。学校に行くことは不要不急なことでしょうか、それとも「必要な、急ぐべきこと」なのでしょうか。アラートが出たら県単位で小中学生みんなが休むということはあり得ません。だから余計に各校の校長先生の役割が大きくなります。最近の暑さは休校を当日に決めなくてもいいぐらい、前日から十分に決められそうな猛暑続きです。台風時のJRや私鉄の計画運休のように、学校も前日には「猛暑による計画休校」を考えてもいいんじゃないですか。最近は地域ごとにきめの細かい週間予報も出されています。台風の場合もたまに来襲前から休校を決めている場合があり、同様にすればよろしいのでは。最近は家にはエアコンがありますが、学校にはまだまだ設置されてないところもあるとか。検索してみたら「奈良県の小中学校のエアコン設置率は7.4%と全国で40位(2017年度調査)」というのが出てきました。ひゃー。やや古い統計とは言え、これだとまだまだないところもありそう。京都府の小学校に通う孫は「エアコンはあるけど窓を開け放すのであまり冷えない」とも言っていました。コロナ禍からの習慣ですね。そんななか子どもは登校し、暑いなかを汗をかきながら勉強し、ふうふう言いながら下校しています。子ども達を見ていると8月中に始業を繰り上げたのがまずかったなあと思ってしまいます。半世紀以上前の、私たちが子どもの頃は2学期というと全国的に9月からというところがほとんどでした(たぶん)。その頃にも、9月になってもたしかに暑い日もあり、運動会の練習などが嫌だなぁと思ったことはありました。でもそうは言っても練習中に暑さで倒れるほどではありませんでした。朝礼のときに倒れる子はいても。こんなに地球が温暖化して、ここまで猛暑が長く続くようになるのは誰にも予測不可能だったかも知れません。でも現実はこうなってしまったのですから、2学期の8月開始を続けるなら是非エアコン設置100%と計画休校は早急な実現を願いたいものです。
2023年08月28日
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十数年前、オーストラリアに行ったとき空港で渡された出入国カードを見て驚きました。性別欄に1.男性2.女性3.その他(1. Male 2.Female 3.Other)とあったからです。そのときは周りの人と「その他」っていうのがあるんだってと話題にしました。その頃、日本のさまざまな申し込み書では性別欄に男性か女性かのどちらかしか選べないのが当たり前だったからです。いま日本の外国人入国カードには性別欄に「その他」の選択肢があるのでしょうか。それともそもそも性別記述欄がなくなっているのでしょうか。日本でもアンケートの性別欄には「その他」や「答えない」という欄が設けられているものが増え、男・女の選択肢しかないものはむしろ「遅れている」と感じるようになってきました。さらにオーストラリアに行って驚いたのはトイレです。世界的観光地であるゴールドコースト、サーファーズパラダイスのビーチ近くにあるトイレはすべてオールジェンダーでした。オーストラリアでも一般の建物の中のトイレは男性用女性用と分かれていましたが、ここはすべてが「誰でもトイレ」。男性と女性が並んで空き待ちをし、一緒の洗面所で手を洗っていました。初めての経験で一瞬戸惑いはあったものの、すぐに慣れました。ひるがえって日本では先日、東京新宿歌舞伎町にあるジェンダーレストイレが廃止された、というニュースがありました。自認の性と戸籍上の性が異なる人にとって何ら気兼ねなく使えるこうしたトイレがなくなるのはジェンダー平等に関して後退です。つい先頃も女性を自認するトランスジェンダーの人が女性トイレの使用を制限されるのは違法だとする判決が出たばかりです。歌舞伎町のジェンダーレストイレ廃止の理由は犯罪を誘発する可能性があるというものです。たしかに犯罪につながるのは大きな問題です。が、その「改善策」としてはジェンダーレストイレを廃止してしまうことしかなかったのでしょうか。サーファーズパラダイスのオールジェンダートイレには犯罪を呼ぶような雰囲気はありませんでした。それは誰がトイレ(個室)に入っていくのが周囲からよく見える構造だったからかも知れません。歌舞伎町のトイレは手洗い場が壁で囲まれていて、建物の中に入ってしまうと周りからは誰が中にいるのか見えない構造だったようで、このあたりが「犯罪を誘発する」との危惧を抱かせた原因かも知れません。他の要因もあるのかも知れませんが、廃止という結論に至ってしまったのは残念でなりません。トランスジェンダーや車椅子使用者、ストーマ装着者が気楽に入れるトイレが増える社会が早く実現して欲しいです。
2023年08月16日
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アメリカの自動車学校でこともあろうに教習の先生が教習所内で事故ったというニュースがありました。People誌のWeb版ではそのニュースを写真付きで伝えています。事故によって出たのが軽傷者1人だけだったというのは不幸中の幸いでしたが、笑えないのは事故車が突っ込んだ建物には大きな看板が掲げられていてそこには「Learn to Drive(運転を習いましょう)」と書かれていたこと(逆に笑えるかも?)。同誌によると事故を起こした先生は新しく雇用されたばかりでまだ教習を一度も受け持っておらず、車も個人のもので生徒を乗せたりはしていなかったとか。駐車場の自分のスペースに駐車しようとして事故を起こしてしまったそうです。日本には医者の不養生とか紺屋の白袴ということわざがあります。その伝でいくと、船酔いする船乗りとかおしっこが近くて30分も座っていられない落語家、そばアレルギーのあるそば屋さんとかが同類ということになるでしょうか。ただし、不養生している医者や白い袴をはいた紺屋、船乗りや落語家、そば屋さんは自分自身のことなのでまだ許せます。でも教習所の先生は人の命をあずかる仕事。こんな事故を起こす人はちょっと困ります。別の報道によるとこの先生は即クビになったとか。身から出た錆、仕方がないでしょうね。
2023年08月14日
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日本大学アメリカンフットボール部の薬物使用問題。大麻を使用し、覚醒剤を保持していたとして部員ひとりが逮捕されたのは報道で知りました。そして大学は部を無期限活動停止にしました。が、5日後に停止処分を解除したとか。ちょっと常識的には理解しにくい大学の動きです。なぜ活動停止にし、そして5日後に解除したのでしょう。私もかつてアメフトの部活動に関わっていて、暴力事件に遭遇したことがあります。コーチが選手に暴力をふるって怪我をさせたのですが、全体を統率する立場にあった私は連絡を受けてすぐに活動停止処分を決めました。「事件」の聞き取りから始まり被害者の保護者への謝罪、部員全体を集めたミーティング、勉強会。競技連盟への報告や相談などに時間を費やしました。1人の部員(そのときはコーチですが)が起こしたことに連帯責任が必要かは議論があります。しかし、コーチ1人を処分して済む問題だとは思いませんでした。暴力を許す部の雰囲気がなかったか。他の部員はどう思っていたのか。暴力だと認識していたのかそれとも「愛の鞭」だと許容していたのか。今のようにパワハラが広く認知されていない時代のことです。ミーティングを何度も繰り返し、組織上部や連盟には逐一報告をあげ、再発防止策を話し合いました。日大アメフト部は今回そのような活動は行ったのか、行ったのならその成果はどう上がったのか。どんな結果が出たから処分を解除したのか。「個人の犯罪だったことが明確になったから」全体責任はないと判断したのか。そのあたりが不明確です。報道では案の定、先輩らも知っていたという話が出ています。「個人による犯罪」と判断した根拠を明確にしなければこのような短時日での活動停止処分の解除は批判を受けて当然でしょう。関東学生アメフト連盟は処分の解除の判断には至らずリーグ戦初戦のはずだった法政大戦には参加させないことにしました。日大の迷走ぶりが目立ちます。個人の犯罪であるとする確たる根拠があれば最初から活動停止は不要だったはず。しかし寮で起こったことでもあり、これまでも複数の「疑い」の噂があったことを考えれば、一旦出した活動停止処分は他の部員が関わっていない確証を得るまではもう少し継続しておくのがよかったのではないかと思います。空白の12日間もあった組織です。5日の停止期間で十分な調査や学びがあったと世間を納得させるのは困難ではないでしょうか。リーグ戦が迫っている時期だから、と言うのも分かります。だからこそ7月に早期に解決すべきでした。実は私がかかわった「暴力事件」もリーグ戦が開始する2ヶ月ほど前に起こったものでした。そこで「このままでは今シーズンは棒に振る可能性だってある」と考え、いち早く自主的に活動を停止させ集中的に調査や教育を行い、そうした実績をつくったうえで1ヶ月後に処分を解除しました。ここで白状すれば、実はシーズンに間に合わせるように性急に動いた面はなきにしもあらずです。1ヶ月間の処分期間の間で積み重ねたことは上の組織にも競技連盟にも処分解除を納得させるものだったと思います。私の下した判断は少しズルいところもあったかも知れませんが、そうしたプロセスを経ないで(と見える)停止をしたり解除をしたりと右往左往する日大の姿を見ていると「やり方が少し下手だな」と思ってしまうのです。それはあのトップ3者による会見にも表れていたようにも思います。会見に登場した副学長が日大危機管理学部で教鞭を執っておられると聞けばなおさらです。日大がやることは、これからでもまっとうな危機管理を遂行し少しでも無実の学生達が不利益にならないように努力することではないでしょうか。
2023年08月13日
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