腰痛ママの 「まっすぐ日記」

腰痛ママの 「まっすぐ日記」

私の腰痛


2004年9月にも整体院に通ったことがあるのです。
腰が引けながらも自力で歩けたのでギックリとは思っていなかったのですが、今思えばあれは確かにギックリ腰!

原因はわかっています。全部私の姿勢が悪いのよ・・・
7月に異動になった部署で隣の席になった彼はとっても体臭のキツイ人でした。奇しくもそのとき私は妊娠したばかりでニオイにとても敏感になっていたのです。彼から仕事の引継ぎを受けるうち、私の目は涙ぐみ、ちょっと失礼します・・・と席を立ちトイレにこもったことも数え切れません。彼は私の左隣にいたので私はいつも右隣のOさんにぴったり寄り添うようにして座っていました。周りから見たら私がOさんに気があるように見えていたかもしれません。そうして私の骨盤はゆがんでゆきました・・・臨月にあんな恐ろしいことが起こるとは予想だにせず・・・

予定日が2005年4月9日で、2月末までハードに働いていた私。
会社の最寄り駅から会社まで乗っていた自転車を1時間家まで乗って帰ってやっと仕事納めとなりました。(一年間置き去りには出来ないから・・・お腹が大きいのによく自転車なんかに乗ってたと思います)

待ちに待った産休!

やりたいことがたくさんあります。産休前はとにかく仕事が忙しくて、ヨガも週3ぐらい通っていたし、お腹の赤ちゃんのために栄養取らないと!と食事だけはしっかり作ってしっかり食べていましたが、他の家事は粗くて家の中は大変なことになっています。赤ちゃんグッズのお買い物もしなくては。産後しばらく動けないらしいので家の中を整理して赤ちゃんのためのスペースとヘルプ要員の私の母、夫Dの母が泊まるスペースも作っておかなければ。とにかくもう会社に行かなくてもよいのだ!一日中おうちにいて時間がたっぷりあるのだ!育児書を読んでイメトレするぞー、ヨガも毎日通うぞー、毎日散歩するぞー。さあ、やるぞ!と張り切っていましたが、

風邪をひいてしまいました。

臨月に風邪をひくのは理由があるそうです。私の場合、緊張の糸が切れて気が抜けてしまったのかも。いつになくひどい風邪です。産休に入ったらやろうと思っていたことは何一つできず動く気力もなく、家でゴロゴロとしていました。薬を飲まないで頑張っていましたがやはり治らず、結局2週間ぐらいグズグズいっていました。

3月13日の日曜日、実家の両親が来てくれることになりました。お正月に実家近くのショッピングセンターの初売りで買っておいたベビーカーやベビー布団を車で運んできてくれたのです。他にもリサイクルショップで手に入れたハイ&ローチェア、ベビーバス、赤ちゃんの肌着など色々持ってきてくれました。私が床に這いつくばってハイ&ローチェアの下にバスケットを取り付けて起き上がろうと思ったとき、

起き上がれなくなっていることに気がつきました。

そのときはまだギックリ腰だとは思っていませんでした。
お昼時になったので家にすぐ近くにあるファミレスに食事に行きました。
腰はかなり痛かったのですが母につかまってなんとか行きました。
座って食事をして、帰ろうと思ったら今度は、

立ち上がれなくなっていることに気がつきました。

あれー?なんかこれって結構やばいんじゃない?なんて思いながら、でもなんとか家具とか壁とか夫Dとかにつかまりながら、どうにかこうにかやっていました。

私の最大の不運はヨガを習っていて下手に腰痛に効く体操の知識があったことです。ギックリ腰をなめてはいけない。ギックリ腰はただの腰痛ではないのです。痛みをなんとかしようとヨガのポーズをいくつかやっていたら、本当に起き上がれなくなってしまいました。寝返りも打てません。這って進むこともできません。トイレに行きたいのにどうしよう・・・夫Dを無理やり起こして手伝ってもらおうと思いましたが、他人の手を借りて起き上がるなんてとても無理。とにかくちょっとでも動くと激痛が走り、じっと横になっているしかないのです。垂れ流したままで救急車で運ばれる自分の姿を想像しました・・・

なんとかタイミングをつかんで起き上がりトイレに行くことはできました。私このままトイレで暮らそうかなって思いましたよ。自力で下着も上げられないんですから!結局その夜はマッサージチェアで寝ました。マッサージチェアがあってよかった。Dありがとう!これは私がおきらくOLからキャリアOLになったときに「疲れるだろうから」とDが買ってくれたのでした。

マッサージチェアの上で朝を向かえ、よかった、やっと病院が開く~!と感涙にむせぶ私。出産予定の病院に電話してみると産婦人科を受診したあと同病院の整形外科を受診することをすすめられました。妊娠中、しかも臨月なので同じ病院のほうが安心だろう、ということでした。一人では家から出ることすら、着替えることすらできませんので、結局この日は夫Dは仕事を休んで病院についてきてくれました。病院では車椅子に初めて乗りました!なんて喜んでる場合ではないのですが・・・産科で待たされて整形外科でも待たされて、治療はといえば痛み止めの注射と湿布だけ。予定日間近のこの時期にこれ以上の治療ができないって、半日まるまる待ったのにこれかよ?!しかも全然治ってないんですけど!?

そのとき思い出したのです。トコちゃんベルトを扱っている整体院が自宅近くにあることを。産後はウエストニッパーでもガードルでもなく、トコちゃんベルトで骨盤を締めようと決心していた私。何か予感があったんでしょうか。縁とはありがたいものですね。羊水多めでお腹大きめの妊婦だった私はベルトのサイズがわからないので通販で買うのはイヤだな、実物見せてもらって試着してから買いたいな、産休に入ったら行ってみよう、と、たまたま携帯のアドレス帳に電話番号を登録してあったのでした。

カイロについては別に書きたいと思っていますが、総合病院の整形外科でどうにもならなかったギックリ腰が、一度のカイロ施術で歩いて帰れるまでになったのです!!!

感動の嵐です!!!!

こうして、私の腰痛人生は幕を開けたのでした。

お付き合いくださった皆様、ありがとうございました。

<つづく>
















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