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January 21, 2006

村治佳織　ギター・リサイタル

テーマ：今日聴いた音楽(78911)

カテゴリ：オトナの社会見学

東京は大雪のようだが
当地、前橋では全く雪の気配はなく
むしろ名物空っ風が吹かない分だけ暖かい。

その前橋市民文化会館小ホールで行われた

に行ってきた。

もともと１０月に予定されていたものだが
村治さんの指の怪我のため延期となっていたのだ。

〔送料無料キャンペーン中〕村治佳織リュミエール-CD-

満員御礼！！。
それなのに何でキャパ約６００人の小ホール？

ここはクラシック・ギターのために
存在しているかのような音響の良いホールなのだ。

クラシック・ギターは
極めて繊細でなおかつ音量の小さい楽器だ。
しかもマイクで音をひろったりしたら
すべてが台無しになってしまうのである。
生音で聞くためには大きくて音響の悪いホール
（前橋なら群馬県民会館大ホール）では
すべてぶちこわしになってしまうのである。

何でそんなに自信を持って断言できるのかというと・・・。
学生時代にクラシック・ギターのサークルに在籍し

案の定、当時ソリストだった先輩が
最前列ど真ん中の席にいた。

さて、昔話はそのくらいにして
村治さんのリサイタルの感想などを。

生で観るのは初めてではないが

ホントに年々キレイになるような気がする。

彼女のギターの音色は
とてもクリアでしかも暖かい。
何よりもそのタッチが柔らかだ。
また、ハーモニクス奏法で響く音がとてもここち良い。

演目はバラエティに富んでいた。
タレガ・デオドラキス・ロドリーゴ・武満徹・バリオス
ドビュッシー・サティ・ラヴェル・吉松隆・・・。
本人もＭＣで
「世界中を旅するような気分で聞いてください。」
と言っていたとおりである。
そしてアンコールは「アルハムブラ宮殿の思い出」。

アルファ波が出まくりの２時間であった。

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