2024
2023
2022
2021
2020
2019
2018
2017
2016
2015
2014
2013
2012
2011
全11件 (11件中 1-11件目)
1
明治元年、宮城県石巻町に生まれた安田恭輔は15歳で両親を失う。外国航路の見習い船員となり、やがてアラスカのポイントバローに留まった彼はエスキモーの女性と結婚してアラスカ社会に融けこんでいく。食糧不足や疫病の流行で滅亡に瀕したエスキモーの一族を救出して、アラスカのモーゼと仰がれ、90歳で生涯を閉じるまで日本に帰ることのなかったフランク安田の波乱の生涯を描く。以上、新潮社文庫の背表紙の紹介文引用。昭和五十五年十一月初版
2009年05月22日
コメント(0)
ジャンゴ・ラインハルト(Django Reinhardt)MODERN JAZZ QUARTET のジャンゴ(DJANGO)を聞きジャンゴって何?から始まったジャンゴ本人の音楽。火事により指を2本なくしながらもギターを操った天才ギタリスト。・ジャンゴロジー(R25J 1018)・インメモリアル(R25J 1052)・幻のギタリスト/ジャンゴ・ラインハルト&ステファン・グラッペリ(P33L 20038)・ブルー・スター・セッションズ(POCJ 2068/9)・ジャンゴラインハルト オン・ヴォーグ(240E 6823)・ジャンゴ・スウィングス・ヌアージ 1934-1941(VICJ 40072~4)・ファイン&ダンディ(3OYD 7007)・(輸入版)Nuages・(輸入版)JAZZ TRIBUNE No.39 THE INDISPENSABLE DJANGO REINHARDT(1949-1950・ジャンゴ・ラインハルト オン・ヴォーグ 集大成版 (228E 6003~10)初めに買ったのは「ジャンゴロジー」それから以下は書いた通りには、購入したわけではないのですが、列記させていただきました。彼の伝記が発行されています。【ジャンゴ・ラインハルトの伝説】副題≪音楽に愛されたジプシー・ギタリスト≫著者:マイケル・ドレーニ訳者:小山景子2009年3月20日初版シンコーミュージック・エンターテインメント本の帯(前)ピーター・バラカン絶賛!!短い一生を終始他人の都合にかまわず自分のペイスで過ごした自然時の天才ギタリスト。そのとどろくべき物語を詳細に描いたこの伝記は音楽ファンも、20世紀前半のヨーロッパに興味ある方も必読です。天衣無縫!波乱万丈!“ジプシー・ジャズ”で世界を魅了したジャンゴ・ラインハルトの伝記決定版!!(後)ジャンゴ私たちと同じく君に王はいない規則もないだが君には愛人がいる音楽という名の マヌーシュの詩人 サンドラ・ジャイナジャンゴは人の姿を借りた音楽そのものだ。 エマニュエル・スデュー
2009年05月19日
コメント(0)
上巻平安の巨人空海の思想と生涯、その時代風景を照射して、日本が生んだ最初の人類普遍の天才の実像に迫る。構想十余年、著者積年のテーマに挑む司馬文学の記念碑的大作。下巻大陸文明と日本文明の結びつきを達成した空海は、哲学宗教文学教育、医療施薬から土木灌漑建築まで、八面六臂の活躍を続ける。その死の秘密をもふくめて描く完結篇。 昭和五十年度芸術院恩賜賞受賞以上、中公文庫、各巻の背表紙の紹介文引用。昨日の古代日本とイスラエルの記事で「空海」と書いた時に、次はこれを紹介しようと決めました。これは、あくまで司馬さんの小説です。ですが、「空海の風景」と題されているように、「空海」その人に焦点を当て伝記・評伝でもありながら、その時代(平安初期)の時代史であり、最澄と空海の対話・対立・交渉の描写により顕教と密教の始まりを著した書となり、また、インド・中国・日本の思想をも著したものでもあります。空海=弘法さん。大師様。「弘法も筆の誤り」の弘法さんです。神格化され、日本各地に伝説が残されています。1978年1月初版発行ですが、改版を重ねて、今も書店に並んでいると思います。
2009年05月18日
コメント(0)
百姓一揆にまきこまれ、過って妻のおはまを刺殺した岩松は、国を捨てて出家した。罪の償いに厳しい修行をみずから求めた彼を絶え間なく襲うのは、おはまへの未練と煩悩であった。妻殺しの呵責に苦しみつつ、未踏の岩峰・槍ヶ岳初登攀に成功した修行僧播隆の苛烈な生きざまを、雄渾に描く長編伝記小説。以上、文春文庫の背表紙の紹介文引用。背表紙では、『伝記小説』となっていますが、解説を担当された武蔵野次郎氏によるジャンル分けの件では、大衆文学を3つ(現代小説・時代小説・推理小説)のジャンル群に分け、更に各ジャンルが細分化され、例えば≪現代小説≫ならば、『恋愛小説』・『ユーモア小説』・『企業小説』というようなテーマ別に分類される。新田次郎は『山岳小説』に類するというか筆頭に挙げられる作家であるが、≪時代小説≫の分野にも属している。≪時代小説≫も、変遷があり、初めに大衆受けしたのが『伝奇小説』で純フィクションで江戸時代・明治時代という時代設定だけで書かれた作り物の世界、それに対して、現在大衆に受け入れられているのが、史実を重視し史料を集めて綿密に書かれたのが『歴史小説』である。そこで、武蔵野次郎氏は、【槍ヶ岳開山】にあたって『山岳宗教歴史小説』であるとテーマ付けされています。文春文庫、1977年7月初版。
2009年05月17日
コメント(0)
(一)元大本営参謀・壱岐正は、酷寒の極地シベリアの収容所で、11年間の拷問と飢餓と強制労働に耐えぬき、昭和31年12月帰還する。”第二の人生は誤りたくない”と願う彼は、近畿商事の社長大門の再三に渡る誘いに応じ、商社マンになることを決意する。シベリアでの地獄のような抑留生活の傷も癒えないまま、彼は再び”商戦”という名の熾烈な戦いの中に身をおく。(二)商社マンとして生き抜くことを自分の宿命と感じるようになった壱岐正は、防衛庁の次期戦闘機選定にともなう各商社・メーカーの受注合戦に巻き込まれていく。彼は戦闘機には携わりたくないという信条を持ちながらも、次期戦闘機の決定が、次の総選挙の道具にされていることを憤り、国防のために、本当によい飛行機を採用させるために耐え、戦い抜こうとする・・・・・・。(三)黒いFX商戦から10年、日本経済は次々と襲いかかる貿易・資本自由化の嵐に直面し、第三の世界戦争の突入する。アメリカのKY大自動車企業フォークが、虎視眈々と日本市場を狙う中、商社マンになって11年目を迎えた壱岐正は、アメリカ近畿商事の社長として、経営不振の千代田自動車とフォークの提携交渉を進める・・・・・・。国際経済戦争の最前線に立つ壱岐正の苦悩を描く。(四)近畿商事に入社して十余年、壱岐正は、異例の昇進をしナンバー・3となる。彼はエネルギー資源のない日本の将来を考え、商社マンとしての最後の仕事に、イランのサスベスタン鉱区の石油開発に賭ける。戦後史の中で見過ごしてはならぬ≪敗戦≫とそれに続く≪シベリア抑留の悲惨≫と、日本経済を繁栄させ、支えてきた総合商社と政治化との国際商戦にともなう癒着を描いた社会派巨編。以上、新潮文庫の背表紙の紹介文引用。フジTV開局50周年記念ドラマ唐沢寿明主演で放送されることになったそうです。山本薩夫監督で1976年映画化出演者仲代達矢、北大路欣也、山形勲、田宮二郎、神山繁、八千草薫、秋吉久美子、藤村志保、大滝秀治、丹波哲郎
2009年05月16日
コメント(0)
【聖書に隠された 日本・ユダヤ封印の古代史 <失われた10部族の謎>】JAPAN AND THE TEN LOST TRIBES OF ISRAEL著者:ラビ・マーヴィン・トケイヤー訳者:久保有政徳間書店より1999年1月に46判にて初版発行 聖書と最も縁遠いと思われてきた日本人の特異性と超常識 。それらを決定づける「禊<みそぎ>」と「穢れ<けがれ>」、「言霊<ことだま>」と「和<わ>」などの精神構造は、遥かシルクロードを経て、古代イスラエルの<失われた10部族>がもたらしたものだった!!日本の神道や天皇家に刻まれた古代ヘブライの言葉・習慣・風俗・聖遺物たちの足跡 。その歴史的証拠をアジア各地に辿ったユダヤ教ラビ、トケイヤーの「日本人研究」30年の集大成。以上、表紙見開きの紹介文引用。本の帯には「聖書世界の原風景」をもっとも忠実に再現する国、それが「日本」だ!と、書かれてあります。以下、背表紙開きの著者紹介文。ラビ・マーヴィン・トケイヤー1936年、ニューヨークに生まれたユダヤ人。イェシヴァ大学を卒業後、1968年に来日、日本ユダヤ教団のラビ(教師)となる。滞日10年。現在ニューヨーク州グレーネックに住む。古代日本と古代イスラエルの関わりについて論じた前著『ユダヤと日本・謎の古代史』(産能大学出版部刊、初版1975年)は様々な本の中で引用され、古代史に興味のあるものの間では必読の書となった。そのほか『ユダヤ5000年の知恵』(講談社)、『ユダヤ5000年のユーモア』(日本文芸社)など、ユダヤ思想、教育論、日本人論等に関する多数の著書がある。【聖書に隠された 日本・ユダヤ封印の古代史2 〔仏教・景教篇〕】THE JEWS, THE EASTERN CHRISTIANS AND BUDDHISM徳間書店より2000年2月に46判にて初版発行著者:久保有政+ケン・ジョセフ解説:ラビ・マーヴィン・トケイヤー 遠くインドの地で、1世紀頃、爆発的に広まった原始ユダヤ・キリスト教。その後の景教(ユダヤ的東方基督教)の広がり。仏教は成立時、聖書の世界を巧みに取り入れ、その体系を急速に整える必要に迫られたのだ。その後日本に渡った仏教は、秦一族、聖徳太子、空海らの景教による国づくりのヴィジョンとあるいは感応し、あるいは敵対し、複雑なタペストリーを織りなす。言霊の幸う国・日本は神道の国でもあり仏教の国でもあったが、その文明の特異性は【ユダヤ=景教】によって形成されたのだ !!日本人とユダヤ人の知られざる歴史に新たな局面をひらく名著!!以上、表紙見開きの紹介文引用。日本と古代イスラエルの習俗の相似点などを掲げて、イスラエルと日本のつながりを解き明かしてゆく本2冊。興味深い、面白い本です。10年くらい前の出版物です。
2009年05月14日
コメント(0)
【安吾史譚】敗戦直後、名著「堕落論」「白痴」を発表し、新生日本の旗手として、不滅の光芒を放ちながら、時代を駆け抜けた巨星・坂口安吾は、日本史研究の上でも先駆的な業績を残している。『安吾新日本地理』『安吾新日本風土記』と並ぶ本書は、安吾の三大歴史傑作の一つである。古代から幕末まで、著者の最も愛した七名の英雄、異端児などを描きながら、画期的な日本史観を展開する、痛快大胆な歴史読物!【安吾新日本地理】日本歴史の源流は何処に求められるか?伊勢神宮か、飛鳥古京か、意外にも遠く飛騨・高山か? 埼玉県の高麗神社には何が秘められているのか・・・・・・敗戦後10年にも満たぬ昭和20年代後半に、あらゆるタブーを乗り越えた前人未到の地平から古代史のなぞに取り組んだ驚くべき業績。 敗戦により剥き出しにされた祖国の実像を大胆に描破する日本再発見大紀行ー いま甦る安吾歴史三部作の代表的名著!【安吾新日本風土記】日本全国を歩いて古老たちの話を訊き、日本人の全く新しい歴史を書きたいー 天孫降臨の地・宮崎県の高千穂、飛騨の国の秘密、山の伝承などを探る日本史再発見の旅。敗戦後間もない昭和20年代の後半、明治以来のタブーに完全と挑み、今日の古代史ブームの端をひらいた安吾の先駆的な業績を、未発表原稿・未刊行論考を収めて編集した、好評の『安吾新日本地理』に続く歴史三部作完結篇!以上、20年以上前に河出文庫より出版された背表紙の紹介文です。今も出版されているのかは存じませんが、「教科書には載ってない」っていう刊行物がこの頃多いですが、先駆け的書物です。
2009年05月11日
コメント(0)
(上)アメリカに生まれ、アメリカ人として育てられた日系二世たち。しかし日米開戦は彼らに残酷極まりない問いを突きつけた。日本人として生きるのか、アメリカ人として生きるべきか?ロサンゼルスの邦字新聞『加州新報』の記者天羽賢治とその家族の運命を通し、戦争の嵐によって身を二つに切り裂かれながらも、愛と祖国を探し求めた日系人たちの悲劇を浮き彫りにする感動の大河巨編!(中)合衆国への忠誠を示すため、米軍兵士としてヨーロッパ戦線に散った末弟・勇。そして日本軍兵士として出征した次弟・忠。自らも米軍少尉として南太平洋に配属された賢治は、血を分けた弟と戦場で出会うことを恐れていた・・・・・・戦争は天羽一家の絆を引きちぎり、彼らのささやかな希望も夢も飲み込んで荒れ狂う。祖国とは何か?国を愛するとは何なのか?徹底した取材で描く衝撃的ドラマ!(下)東京裁判法廷に白熱の攻防戦が繰り広げられ、焦土の日本には決の下る日も間近い。戦勝国と敗戦国、裁くものと裁かれるもの、いずれもわが同胞なのだ・・・・・・裁判の言語調整官を勤める天羽賢治は、二つの祖国の暗い狭間にいよいよ深く突き落とされていく。妻との不和も頂点に達し、苦境に立つ賢治。彼を見守る椰子の身体にいつしか原爆の影が忍び寄る・・・・・・。壮大なスケールの感動大作、完結編!以上、新潮文庫の背表紙の紹介文引用。1984年のNHK大河ドラマ【山河燃ゆ】の原作。サブタイトル『祖国は緑なる山河あたたかくもやさしき母なる大地。』出演松本幸四郎、西田敏行、堤大二郎、多岐川裕美、島田陽子
2009年05月10日
コメント(1)
愛知県近隣のみなさ~ん!!本日(9日)と明日(10日)、愛知県名古屋市の栄のミナミエリアの各所でイベントが行われる【栄ミナミ音楽祭】。本日、若宮八幡社において、15:00~ 栗原小夜15:30~ 森川七月ライブが行われる予定です。観覧無料のようですので、近隣のみなさん、お誘いあわせの上、生歌を聴きましょう!!メイン会場では、THE BOOMやJAY WALKなど、あらゆるスペースで120組以上のアーティストが出演されるようです。詳しくは、栄ミナミ音楽祭のオフィシャルHPへPC→<http://www.sakaeminami.com/index.html >
2009年05月09日
コメント(0)
昭和61年9月1日放送のNHK特別番組”ドキュメント昭和 第4集 トーキーは世界をめざす”をもとに角川書店にて編集、刊行された同名の単行本を平成7年7月10日に改訂・改題し、文庫化して発刊された本。以下、背表紙の紹介文昭和の始め、映画がトーキーになった。それまでのサイレント映画は、国境を越えて理解できる純粋な面白さがあった。世界は一つの文化を共有していた。しかし、映画に音が入ったとき、表現力が飛躍的に大きくなる一方で、映画は「ことば」という大きな壁にぶつかった。時あたかも世界大恐慌、ナショナリズムの台頭と共に、映画はプロパガンダの武器として利用され始める。娯楽から国策へ、不幸な変化の軌跡。以上。東和商事社長の川喜多長政を軸に編纂されています。東和商事とは、映画の輸出入の会社。映画がサイレントからトーキーに移行する過渡期に起こった盧溝橋事件を機に太平洋戦争へと導く軍部と、その配下組織に成り下がる「内閣情報部」。のちに情報局となり、出版物・レコード・映画・演劇・新聞などの検閲事務を統括する。これにより軍部による日本文化の蹂躙が行われ、しかも最終的に国策映画としてのみ扱おうとした映画を切り捨てるのです。このような行動が、戦後アメリカ映画のゴリ押し輸入を招き、日本文化を世界に知らしめるのには”アニメ”しかないような現状を生んだのではないでしょうか?
2009年05月04日
コメント(0)
題名のない音楽会(5月3日放送分より)毎週見ているわけでもなく、ただ点いていただけって感じでPCに向かっていたら耳に飛び込んできた「マーティ・フリードマン」という名前。クラシックでエレキギター?って思ってたら本当にマーティ・フリードマン。曲は、J.S.バッハ「ブランデンブルク協奏曲 第3番より 第3楽章」J.S.バッハの代表的な傑作に挙げられるブランデンブルク協奏曲。バッハの絶頂期である、ケーテンでの宮楽長時代に書かれた作品。この曲はブランデンブルク辺境伯クリスティアン・ルートヴィヒに献呈された。マーティ・フリードマンのソロ(アドリブ?)からはじまり、井上道義の指揮ものと、オーケストラ・アンサンブル金沢との協奏。途中、指揮者の井上道義が燕尾服(上着)を脱ぎ捨て、ド派手なシャツで踊りながらタクトを振るうというパフォーマンスもあり、とても楽しい一曲でした。演奏終了後の会話の中での一言が、今回タイトルの「バロックは、ロック」(by 佐渡 裕)マーティ・フリードマンヘビーメタルバンドMEGADETHを1300万枚以上のアルバムセールスを誇るメガバンドへと導き、世界中に熱狂的なファンを持つ伝説のギタリストとなる。MEGADETH脱退後は活動の拠点を日本へと移し、日本発信で全世界に向けての活動を行っている。佐渡 裕現在の「題名のない音楽会」の司会者。阪神タイガースの熱烈なファンとしても知られる存在。「京都市生まれ。故レナード・バーンスタイン、小澤征爾に師事。89年「ブザンソン国際指揮者コンクール」優勝。現在パリ管弦楽団、ベルリン・ドイツ交響楽団・イタリア国立放送交響楽団、スイス・ロマンド管弦楽団など欧州の主要オーケストラに毎年多数客演を重ねている。国内では兵庫県立芸術文化センターの芸術監督、シエナ・ウインド・オーケストラ首席指揮者を務める。91年「第2回出光音楽賞」を受賞。」TV朝日より抜粋。
2009年05月03日
コメント(0)
全11件 (11件中 1-11件目)
1