嫌われたかな?と
思いきや
次に会った3週間目には
「なんか会わなかったね~」と
彼女から声をかけてきた
オンナって怖い
前のことが何にもなかったように
いつもの延長上のように
親しく話しかけてくる
「じゃ」と
紙コップを片手にうに出ようとすると
彼女もついてきた
「そこまで一緒にいこっ」
「。。。うん」
まー、些細なことだったのかもしれないな
機嫌悪かったんだな
「ところでさ
コノ前行けなかったけど
今度こそ遊びにいこうよ」
えぇ?
調子がずれてしまった
「うん、いいよ」
あまりに無邪気に笑う彼女を見て
吸い込まれてしまった
そうだ
どう見ても
誠実そうだし
彼女といて
ぼんやりできそうだし
必死で
あの件を頭で打ち消した
「行く場所はワタシがきめていい?」
「うん」
「じゃっ」
走っていく彼女を見て
(アドレス聞いてなかった・・・)
まっ、期待しないで待っとこうと
軽く打ち消した
そんな矢先
友達つてに彼女に彼氏ができたことを知った
少し
ショックで
ひきつり笑いしている自分に
ほのかにでも
実は期待している自分に
(やばっ。。。)と思った
大学の構内ではなく
駅の中で
ばったり彼女にあった
「よっ!」
「あ、あの。。。。
ごめんなさい、アルバイト始めて時間なくて。。。」
「あぁ、いいよ。」
内心なんで彼氏できたことを
教えてくれないのかって
思った
そそくさと
罰悪そうに
電車に乗っていく彼女を
まともに見れない自分が
にがにがしく
惨めで
まるで
失恋したようだった
これが2回目のお断り
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