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2008年01月11日
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カテゴリ: 読書(時代物)
山本一力 さんの最新文庫本です。
今回の主人公も江戸時代を舞台に活躍するのですが、
銭売り なんて仕事は、耳にしたことがあまりない。
それでも興味深い内容に一気に読み終えられました

お話の方は

金貨や銀貨を、町民の間で使われる文銭に両替する銭売り。

あらたに銭座が開かれることになった。
権力を盾にあらゆる手を使い、深川に食い込もうとする亀戸…。
真摯に得意先に向き合う賽蔵、そしてその気概に応える大店の
主人や仲間たち。
商売とは、人と人のつながりとは、思いやりの心とは…。
しみじみと現代人に問いかける時代長編。


お給料としてもらった銀貨などは、江戸の庶民には金額が
大きすぎるので、それを銅貨や鉄銭に 両替 して手数料を
いただいて生業にするのが 銭売り

今回も江戸の人間の人情に心温まる長編小説でした。
登場人物が 多い ので、間を開けるとこの人って誰だった?
って前に戻って読み直すこともあるかも
私も2回目を読み終えて、 納得 した箇所がありました(笑)

追記 :おつりを貰う訳にはいかないの?っていう質問が
あったので、こちらにもお返事書いておきます。
一般に使われていた通貨は銅や鉄のお金で、銀のお金を
持っていても家賃などの支払いくらいにしか庶民は使用
できなかったそうです。
手数料 がかかるし、何より
何百枚もの銅や鉄のお金を渡すのは貰う方も 重たい ので、
この商売が成り立っていたみたいです。
当時の江戸は 火事
銀貨の方が重くなくて楽ですしね


銭売り賽蔵
700円





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最終更新日  2008年01月12日 17時11分33秒
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