水の精


水の精

水の精霊日


ある日霊日(れいひ)と言う女の子がいました。
霊日はとてもあわてんぼでした。 
「霊日」ママの呼ぶ声(?)で目を覚ました霊日は自分の目を疑いました。
そこにいたのはママではなくて全然知らない見たこともない人でした。
「あ・・・あれ?」
霊日は何か思い出したように
「あ!!」
と言いました。
「あなたはもしかして水の精?」
う・・。夢で見たことがあるような。水の精
「えぇ。私は水の精よ。最近人が川や海にごみを捨てるでしょ。
私の家はごみに押されて潰れたの。なのであなたの家に居候してたのよ。」

「ってことは川や海を人間が汚さなければ、あなたたち水の精はずっと幸せに暮らせたのかしら?」

「えぇ。もちろん。もしかしてあなた・・・。」

「じゃぁ私明日から川や海をきれいにするために町の人に呼びかける!!
いいえ。呼びかけるだけじゃダメね!私頑張るわ!みんなで川や海をきれいにする!たとえ私1人でも。」

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「霊日?起きてるの??」

「うぅっ!あれ?水の精は?」

「なぁに寝ぼけたこと言ってるの!!もう起きなさい!」
ママの呼ぶ声で起きた霊日。
ご飯を食べたら海に行きごみを拾いました。
そして川に行きごみを拾いました。
もう水の精に会うことはないだろう。


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