*Natural slow life*

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2006.01.20
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テーマ: ペットの死(562)
カテゴリ: その日の出来事
今日の8時過ぎに父から電話があった。

今日の昼に雛人形の件で電話があったのでそれかな?
と思い出てみると。。。

暗い声だった。

父『ナーチャ寝た?』
私『うん。寝たよ。どうしたん?』
父『リュウがな、たった今死んだんや』
私『・・・』
父『・・・』

  お花もいれてちゃんとしてるから・・・』
私『私どうしたらいい?(パニクッて意味不明な言葉)』
父『ゆんちゃは家にいたらええ。ナーチャいるし。。お父さんちゃんと
  しておくから。落着いてからでええ。』
私『・・・わかった・・・』
父『取りあえず報告しとこう思ってな』

電話をしてる間は考える頭もなかった。
リュウが死んだ?私はどうしたらいいの?

リュウとは私が短大時代に飼いはじめた犬。
小さい頃から父が柴犬好きで私も柴犬好きになっていた。

ちょうど今の時期にリュウと出会った。

自分の部屋に連れて行き父だけに言った。
父は笑顔だった。
でもコソコソと話してる私達を見て母が変に思ったらしく追求してきた。
すぐにバレタ。
けど隠す事無くすぐに家族の一員になった^^


寝るときもお風呂も一緒。
友達んちへ行くのも遊びに行くのも一緒。
どこへ行くのも一緒だった。

わがままで甘えたでそのくせプライドが高くて。。。
カミナリと花火が嫌いでよく吠えてた。
それで父も母も徹夜でリュウを見守ってたっけ。
夏が来ると『あ~またリュウが吠える』が家族間の口癖になってたなぁ。

私が座るとちょこんと横に座りお尻をピッタリと寄せてきた。
頭を撫でると手に頭をもたれさせて来た。


私が結婚する時に実家においていった。
マンションだから飼えないし両親も淋しがる。
でも近くだからかいつでも会えたよね。

3年前にリュウが倒れた。
弟が病院に連れて行ってくれた。
『緑内障』になってたらしい。歳だし手術も出来ないと。。。
私もリュウが痛い思いまでして延命治療をする気はなかった。
好きなように好きなところで居れるのがリュウにとって一番。

『もうダメかも』内心はそう思ってた。

目が見えなくなり、耳が聞こえなくなり、鼻も鈍くなり。。
私が横に行ってもわからないリュウ。
何となく気配を感じても違う所を探してたリュウ。

もう私の存在も分からなくなったんだね。
そう感じたときは涙が止まらなかった。

けどリュウは段々と元気になった^^
それでも誰が誰なのかはわかってない様子。

去年の春頃からまた調子が悪くなった。
母は『夏は持たないかもなぁ』と何度も言ってた。
みんなが覚悟していた。

またまた復活。
その頃から不思議だったのが以前みたいに
車の音で私と気付いた。
遠くから歩いて帰っても気付いてくれた。

『わぁ~元気になったやん。私の事も思い出してる
リュウは生きようって思ってるんや。体はボロボロやけど
強くなってきてるんやぁ。』

私は安心してた。。。

ナーチャが生まれてからちゃんと構ってあげれなかったリュウ。
最後に遊んだのはいつだっけ?ごめんね。。
春にはナーチャも1歳になってるし一緒に遊べると思ってた。

今日リュウが死んだ事を聞いたときは驚いた。
思いもしなかった。。。

どんな思いで死んで行ったんだろう。
最後に一緒にいられなくてごめんね。
最近はゆっくりと遊んであげれなくてごめんね。

今までの15年間ありがとう。
楽しかったよ。
ありがとう。リュウたん。。。






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最終更新日  2006.01.20 22:35:43
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