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ruさんの過去続編です。
ちょっとセンシティブな重たい内容になってしまうので、
途中からブログでのみ公開させていただければと思いますm(_ _)m
でも、今となってはちゃんと過去の出来事になっているので、
どうか温かい目で見守っていただけると嬉しいです…。
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
なんだろう?
そう思って振り返ると、反対向に歩いている男性が少し遠くにいるだけだったので
虫でも当たったのかな?気のせいかな?なんて考えていました。
この時の私は、本当に世の中をわかっていなくて、警戒心が全然ありませんでした。
よく学校とかで配られる不審者情報とかも自分にはどこか遠い世界の話のように感じていました。
そして、家に向かってまた歩き出しました。
何事もないと思い込みたかったのかもしれませんが、危機感を持つべきでした。
そして、歩きていたら、いきなり制服のスカートを捲り上げられて
下半身を触られ、履いていた下着を脱がされそうになりました。
何が起こっているのか全然理解できませんでした。
とにかく逃げたい!逃げなきゃ!の一心でした。
どんなに振り解いても振り解けないほど男性の力は強くて、力では勝てないと思いました。
そして、とにかく大声で叫び、できる限り抵抗しました。
しばらく抵抗し続けると、男性はruさんを空き地に投げ捨てて走り去っていきました。
どのくらい抵抗していたかは覚えていません。
体感ではとても長く感じました。
恐怖震えが止まりませんでしたが、
『警察に電話しなきゃ!親に電話しなきゃ!』
と思っていましたが、投げられた時に携帯か折れてしまい電話をかけることができませんでした。
周りに助けてくれる人もいなくて、とにかく家に帰ろうと思いました。
途中、スーパーやお惣菜やさん、飲食店、コンビニなどありますが、
誰か知らない人に助けを求めるなんてできませんでした。
もう全ての人の視線が怖くなった感覚を今でも鮮明に覚えています。
ボロボロな制服や擦り傷だらけの足。
そんな姿で泣きながら歩いてる女子高生には誰も助けてはくれませんでした。
なので何が何でも家に帰るしかありませんでした。
家に帰るにしても、こんな姿の娘を見て親がどんな反応をするのか不安で仕方ありませんでした。
15歳、16歳の頃は、親となんでも話し合えるような中とかではなく、
どちらかというと親だからこそ話せないし反抗してしまう気持ちがとても強い子でした。
当時、世間的にも、私の周りでも友達みたいな親子関係な親子が増えていた時代でしたが、
私はそんな親子関係に憧れました。
そんな親子関係だったら、もっと気兼ねなく帰れていたのかもしれません。
そんな私は、何を言われるのかどんな反応をされるのか、
もう男性はついてきていないか、必要以上に後ろを確認しながら
必死の思いで無事に帰宅することができました。
帰宅すると何も家事をしていなければ母親は玄関まで「おかえり」と出迎えてくれていました。
その日もいつもと変わらず母親は出迎えてくれました。
ですがいつもと違う娘の様子に、
「どうしたの!?何があったの!?」と驚きながら声をかけてくれましたが
親に素直に自分の気持ちを打ち明けることなどできず、
私が言えた言葉は
「変質者にあった」
としか言えませんでした。
「とりあえず、ゆっくりお風呂に入ってきな?」とだけ声をかけてくれ
お風呂に入りました。
今振り返るときっと、お風呂に入るよりも何よりも先に
警察や学校に連絡しなければいけなかったと思います。
指紋や犯人像も時間が経てば経つほどなくなってしまうので
警察からしてもお風呂に入って欲しくなかったと思います。
でも当時の私も、母親もそんなところまで気が回らなかったですし、
お風呂に入ってきな?って言ってくれて少しだけホッとしました。
足の擦り傷も、触れられてしまった部分もとにかく洗い流したい気持ちでいっぱいでした。
こういう時の正しい判断は難しいですよね。
成長した今では、警察や産婦人科に電話するなどして何よりも
専門家の意見を聞くことが最優先なのかな?と思います。
警察だと、何度も何度も同じことを違う人から繰り返し聞かれたりするみたいなので
精神的には辛いかもしれませんが…。
精神科に相談するのも一つの手段かもしれませんが、
私はいい思いをしなかったので、病院選びなどは慎重にしていただいた方がいいかなと思います…
何があったかは今後の話に出てくるので、楽しみに待っていていただけると嬉しいです٩( ᐛ )و
これで終わりではありませんでした。
最後までお付き合いいただければと思います。