2004年03月24日
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彼は自らの命を絶った・・・
高校３年の夏、余りにも短い人生だった。
それは私たちの知らない間に行われ、
知らない間に全てが終わっていた。
俺は、半同棲中の彼女の家で知り、
親友２人に教習所で話をした・・・
そう、今から５年前・・・俺たちが高校３年生の夏だった。
中学の頃、彼は洋楽とギターをこよなく愛し、いつか海外で勉強したいと話していた。
私は、彼にそれほど才能があるとは思えなかったが、ウンウンと頷き、自分達の夢を親友３人で話していたのを思い出した。
高校に入っても４人の交流は特に変わらず、暇があれば
Nの部屋で話し込んでいた。Nの部屋は離れにあるため、飲み会や夜更かしに最適だった。
高校１年となると、興味が湧くのがやはりバイクだった。
Nの部屋の隣が倉庫だったため、親に内緒で買った原付やら４００ｃｃのバイクやら、ドラムセットetc・・・
遊び道具は何でも置いた。２ヶ月もすると、家に帰ることも少なくなり、(元々親が放任主義だったんで・・・)寝具を持ち込み、日々そこで過ごしていた。
高校１年の冬、私が野球部を辞めた記念？に、近くの温泉に４人で旅行に行った。
今思えば、そこで彼女達を紹介しなければ・・・
駅についてすぐさまナンパを始めるKとN。
私と彼は、呆れてその２人を眺めていた。
「ねぇねぇ一緒にお風呂入ろうよ♪」
・・・
バシ！！バシ！！
NとKの撃沈する音が響く。声をかけた女に殴られたらしい。
「そりゃぁ一緒に風呂入ろうなんて言われたらなぁ・・・」
「だよなぁ・・・」
「はは＾＾；」私と彼は同時に苦笑した。
「ユサ～マサカ男じゃねぇよな？」
「ちげぇよ！！原付の免許取りに行ったときに知り合った女だよ！！」
「ほぅ～ユサのお下がりはゴメンﾀﾞﾅｧ・・・」
「あ？なんもしてねぇし、なら俺はその子と二人で遊びに行こうか？他にも友達紹介してくれるかもﾅｧ・・・」
「ﾅﾇ・・・それをもっと早く言えｗ」
すぐに連絡を取り、女の子を紹介してくれるように頼むと、ほんの一回しか会ってないのに快諾してくれた。
「あっさりおｋ－(￣∀￣ )ﾆﾔ」
「(*^ーﾟ)b ｸﾞｯｼﾞｮﾌﾞ!! 」
そして待ち合わせの場所に行き、遊びに繰り出した。
中々可愛い４人組みだった。
久々に(*^ーﾟ)b ｸﾞｯｼﾞｮﾌﾞ!! だと自分で自分を褒めた。
関係ないことだが、俺はその中の一人と高卒まで付き合ってたのは余談です。
彼も、この時出合った人と付き合っていたんだが・・・それからすぐに自分たちの溜まり場に来なくなっていった。
ケータイも繋がらなくなり、自宅に電話しても居ない。
次に出会ったのが高校３年の春だった。
俺は高校まで自転車で１時間以上掛かったため(電車無いのﾖ・・・)、途中までバイクで通学していた(ホントは駄目なんだけどね)
珍しく普通の通学時間にバイクを走らせていると、通学の集団の中に彼の姿を見つけた。すぐに急ブレーキをし、彼に話しかける。
学校をサボらせ近くのファミレスで話をした。
彼は１年でずいぶんと印象が変わっていて、昔は堂々としていて、生気のある顔をしていたのに、今目の前にいる彼は、どこか、イジメラレｯ子特有の空気を身に纏っていた。この時は特に気にしなかったが、後ほど彼の高校の友人や知り合いに聞くとかなり苛められていたらしい。
夢は諦めた・・・もう勉強に専念するしかないと、話をしていたのを覚えてる。
俺は、励ましの言葉しかかけてなかったな・・・
きっと、励ましの言葉は要らなかったのかもしれない。頑張れとか、我慢しろとか、きっと上手くいくよって言葉は、本人にとって必要なかったんだとおもう・・・。
彼と別れるとき、「ユサ・・・また皆と遊べるかな？」
「皆？俺とNとKとお前？」
「そうだよ。また４人で遊べるかな？」
「当たり前だろ～お前が電話すりゃいつでも遊べるよ＾＾だからいつでも電話しろよ～」
「おｋ－じゃ電話するからなぁ＾＾」
それが彼と交わした最後の言葉で最後の姿だった・・・
数ヶ月経ち一度も連絡の来ないまま・・彼は最後の選択をした。彼は自ら命を絶った
話によると葬儀は身内だけのもので、高校も知らなかったらしい。事実彼の担任も自殺のことを知らなかった・・・
え？担任も知らなかった彼の自殺を何故知っているかって？
彼が自殺したのを教えてくれたのが、彼の付き合ってた彼女だったからです。そう・・・記念旅行で紹介された女の子の一人ですね。彼女もまた大学２年の冬に自殺しています・・・
まぁ・・・今は気にしてないﾝﾀﾞｹﾄﾞね・・・
この時期になると無性にこの出来事が思い出されるんですよ・・・
毎日気分が重たくてね・・・
次回はモット明るい話題で逝きます(´･ω･`)
ここまで読んでくれた方、今回の日記はスルーして下さい<(_ _)>
高校３年の夏、余りにも短い人生だった。
それは私たちの知らない間に行われ、
知らない間に全てが終わっていた。
俺は、半同棲中の彼女の家で知り、
親友２人に教習所で話をした・・・
そう、今から５年前・・・俺たちが高校３年生の夏だった。
中学の頃、彼は洋楽とギターをこよなく愛し、いつか海外で勉強したいと話していた。
私は、彼にそれほど才能があるとは思えなかったが、ウンウンと頷き、自分達の夢を親友３人で話していたのを思い出した。
高校に入っても４人の交流は特に変わらず、暇があれば
Nの部屋で話し込んでいた。Nの部屋は離れにあるため、飲み会や夜更かしに最適だった。
高校１年となると、興味が湧くのがやはりバイクだった。
Nの部屋の隣が倉庫だったため、親に内緒で買った原付やら４００ｃｃのバイクやら、ドラムセットetc・・・
遊び道具は何でも置いた。２ヶ月もすると、家に帰ることも少なくなり、(元々親が放任主義だったんで・・・)寝具を持ち込み、日々そこで過ごしていた。
高校１年の冬、私が野球部を辞めた記念？に、近くの温泉に４人で旅行に行った。
今思えば、そこで彼女達を紹介しなければ・・・
駅についてすぐさまナンパを始めるKとN。
私と彼は、呆れてその２人を眺めていた。
「ねぇねぇ一緒にお風呂入ろうよ♪」
・・・
バシ！！バシ！！
NとKの撃沈する音が響く。声をかけた女に殴られたらしい。
「そりゃぁ一緒に風呂入ろうなんて言われたらなぁ・・・」
「だよなぁ・・・」
「はは＾＾；」私と彼は同時に苦笑した。
「ユサ～マサカ男じゃねぇよな？」
「ちげぇよ！！原付の免許取りに行ったときに知り合った女だよ！！」
「ほぅ～ユサのお下がりはゴメンﾀﾞﾅｧ・・・」
「あ？なんもしてねぇし、なら俺はその子と二人で遊びに行こうか？他にも友達紹介してくれるかもﾅｧ・・・」
「ﾅﾇ・・・それをもっと早く言えｗ」
すぐに連絡を取り、女の子を紹介してくれるように頼むと、ほんの一回しか会ってないのに快諾してくれた。
「あっさりおｋ－(￣∀￣ )ﾆﾔ」
「(*^ーﾟ)b ｸﾞｯｼﾞｮﾌﾞ!! 」
そして待ち合わせの場所に行き、遊びに繰り出した。
中々可愛い４人組みだった。
久々に(*^ーﾟ)b ｸﾞｯｼﾞｮﾌﾞ!! だと自分で自分を褒めた。
関係ないことだが、俺はその中の一人と高卒まで付き合ってたのは余談です。
彼も、この時出合った人と付き合っていたんだが・・・それからすぐに自分たちの溜まり場に来なくなっていった。
ケータイも繋がらなくなり、自宅に電話しても居ない。
次に出会ったのが高校３年の春だった。
俺は高校まで自転車で１時間以上掛かったため(電車無いのﾖ・・・)、途中までバイクで通学していた(ホントは駄目なんだけどね)
珍しく普通の通学時間にバイクを走らせていると、通学の集団の中に彼の姿を見つけた。すぐに急ブレーキをし、彼に話しかける。
学校をサボらせ近くのファミレスで話をした。
彼は１年でずいぶんと印象が変わっていて、昔は堂々としていて、生気のある顔をしていたのに、今目の前にいる彼は、どこか、イジメラレｯ子特有の空気を身に纏っていた。この時は特に気にしなかったが、後ほど彼の高校の友人や知り合いに聞くとかなり苛められていたらしい。
夢は諦めた・・・もう勉強に専念するしかないと、話をしていたのを覚えてる。
俺は、励ましの言葉しかかけてなかったな・・・
きっと、励ましの言葉は要らなかったのかもしれない。頑張れとか、我慢しろとか、きっと上手くいくよって言葉は、本人にとって必要なかったんだとおもう・・・。
彼と別れるとき、「ユサ・・・また皆と遊べるかな？」
「皆？俺とNとKとお前？」
「そうだよ。また４人で遊べるかな？」
「当たり前だろ～お前が電話すりゃいつでも遊べるよ＾＾だからいつでも電話しろよ～」
「おｋ－じゃ電話するからなぁ＾＾」
それが彼と交わした最後の言葉で最後の姿だった・・・
数ヶ月経ち一度も連絡の来ないまま・・彼は最後の選択をした。彼は自ら命を絶った
話によると葬儀は身内だけのもので、高校も知らなかったらしい。事実彼の担任も自殺のことを知らなかった・・・
え？担任も知らなかった彼の自殺を何故知っているかって？
彼が自殺したのを教えてくれたのが、彼の付き合ってた彼女だったからです。そう・・・記念旅行で紹介された女の子の一人ですね。彼女もまた大学２年の冬に自殺しています・・・
まぁ・・・今は気にしてないﾝﾀﾞｹﾄﾞね・・・
この時期になると無性にこの出来事が思い出されるんですよ・・・
毎日気分が重たくてね・・・
次回はモット明るい話題で逝きます(´･ω･`)
ここまで読んでくれた方、今回の日記はスルーして下さい<(_ _)>
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