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ナイト1960さん
しゃべる案山子さんComments
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気が付けば今日はさほど頭痛が酷くない。
昨日飲んだバファリンが効いたか?
っな、はずないな

それは、おいらが高校1年生の時、通学途中に立ち寄った本屋で、友達と「オートバイ」という雑誌を立ち読みしていた。
その中に、バイクの見本市(モータショー)がドイツのケルンで開催されていた物。
その中に近未来的な実にセンセーショナルな1台の国産車が目に止まった。
車名は GSX1100S KATANA
当時の国産車は一部の車種を除き、カウルのスクリーン、Tブリッジより下がったセパハン、バックステップ、集合管が禁止されていた憧れのパーツが付いていた。
友達とは「ショーモデルだからこんなの出るはずないわなぁ~(笑)。でも、格好良い~」
それから何ヵ月後、集合管が2本出しとはなっていたものの、ほぼショーモデルと同じ仕様で販売が開始された。
当時はいくら位で販売されたのか・・・・?1$=180円位だったかな~?
だとして、160万位!
750ccが75万位だったからほぼ倍。
高卒初任給が5万/月ほどの時代だから750ccでも高値の華。
そのナナハンはスクリーンなし、セパハンでなく耕運機のようなハンドル、「刃」のステッカーは公安から過激すぎると許可が出ないので貼られず・・・。
当時のナナハンライダーは挙って輸出仕様のハンドルに交換。ヨシムラの集合管。「刃」のステッカーを貼って、なんちゃって1100刀になっていた。
そんな違法改造を当局が目を瞑るはずも無く、全国一斉に取り締まりを始めました。
所謂、「刀狩」です。秀吉の時代の刀狩じゃないのに(笑)。
殆ど1100の物が走っていない時代ですので、止められた車両は大半整備不良という事で検挙されるたです。
おいらも高校生で原チャリ、普通免許、中型とステップアップ。卒業と同時に大型免許を取得しました。勿論、刀に乗りたかったからです。
でも、時代の流れは速く、GPZ900R、GSX750Rと物凄いバイクが登場するのです。
忍者が150万、刀が140万、GSXRが95万。
経済的な問題と性能でGSXRを買いました。これも素晴らしい車両でしたが・・・・事故で失いました。轢き逃げされたのに購入後半年で35万の保障しかしてもらえませんでした。
これを教訓に次なる物はGPZ1000RX。ZZR1100Cと来て・・・
その頃旧車カスタムブームがやってきて、Z1が200万、ローレプが250万、刀が150万、CBーFが120万などなど・・・
なんと88年に終売になった刀が90年にアニバーサリーモデルで再販されたのでした。
おいらは140万!ローンを組んで買いました。
とうとう長年憧れ続けた恋人を手に入れたおいらは着々とカスタムして今日となるわけです。
憧れのバイクって通りすがり他人の物でも目で追ってしまう。
何とかなるなら憧れの物は手に入れましょう!
長い文章書いたら疲れました。