Z CB 刀の巣窟

今日は午前中こそ良いお天気でしたが、午後からは空一面に雲が広がる一日でした。

鉢植えのミニバラや、やっと咲き出した金木犀も甘い香りを漂わせ始めたのに、明日から週末までは台風と相まって愚図つく模様。

台風が接近してるんで、天気予報から目が離せませんね。

近年の家電や自動車など身の回りにある工業製品は、組み立て工程の簡略化や見た目も考慮されてるのか、はめ込み式が増えてますね。

昔の製品だとネジで止めてあったり、中には接着剤で止められたりしてましたんで、そこを外してやれば分解出来ました。

壊れやすくなったテレビやデッキのリモコンだって、はめ込み式で上手に分解しないと爪を折って再使用出来なくなったりします。

車のダッシュボードは勿論、バンパーだってネジ止め点数が減ってはめ込み式が主流です。

バイクだって例外ではありません。

問題は、はめ込み式の多くは樹脂（プラスチックなど）で成型されてて、爪や爪の引っ掛かる部分も一体化されてる事でしょう。

工場で組み立てる時は簡単で良いでしょうが、個人ユーザーが分解するのには厄介。

間違って無理をすると、爪やはめ込みが破損してしまうんです。

樹脂製品の中には接着剤では付かない物も多く存在します。

昔は溶かして付けたりしましたが、強度に問題がありました。

十年ほど前かな、誰でも手軽に入手できる製品が出ましたので、おいらは常備してます。

プラリペア プラスチックの補修剤 黄 （PL-16）

ちょいとコツは要りますが、接着剤のように使えます。

金属の溶接に近いですかね。

溶剤は揮発しやすいので、冷蔵庫で保管してます。

折れて無くなった時には、同じような部品（部分）が使われてる所から型を取って、プラリペアで成型してしまう方法もあるんですよ。

　K-55　プラリペア　型取君

前から欲しかったんですけど、何故か買い置きしてなかった物ですが、日曜日に入手しておきました。

ポンコツGLの欠損したり割れてるカウルを修復するために多様しそうです。

そのGLゴールドウィングですが、トランクのロックが開かなくなってしまいました。

分解、組み立てた時、何処かのリンクが外れたままになってる様に思えます。

中の物が簡単にこじ開けられたら意味がありませんから、外からの解錠は難しいですよ。

下側のカウルを外して、隙間から見える範囲で何とかしたい。

仰向けになって、天を仰ぐような作業になります。

鍵盤のように見えるのが、カウルを開けるレバーで、これを引くとリンクを通じて奥のカムなどを作動させてロックを解除するようです。

マイナスドライバーで、カムやら爪やら押したり回したりしてたのですが、何せ仰向けの作業だから、首や腹筋が疲れるので、毎日ちょっとずつ作業が続きます。

1ヵ月もやったら、首が太くなって腹筋は板チョコ見たいに割れるかも

しかし、昨日も今日もやりましたが、サッパリ判りません

そんな今日、樹脂製の爪を押してる時、ドライバーの先が滑った

アッ！爪割っちゃった！

ほ～ら

こっちは、プラリペアなんて要りません、深爪ですが切って修復出来ました

しかし、どうやってトランクを開けましょうか

メーカーに問い合わせるか、GLに強いホンダウィング店に相談してみましょうか。。。。