ザコF2の隠れ部屋

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2007年01月31日
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カテゴリ: ブレンパワード
ここ数日「ブレンパワード」を観返しております。
サントラを聴いてる、というのもあるし、
友だちに次の飲み会で貸してあげる約束をしたので、
久々に、
睡眠を毎日1時間程度削って(←ここ重要)観てます。
といっても、
去年の春頃にもラストだけ観てたりするんですけど。
ブレンパワード
で、
「ブレンパワード」、大好きな作品です。

あとは「ガンダムフォース」で、
もう1つはナイショ☆(まだカミングアウトする勇気がない)


お話は
超古代に地球に飛来した、
オルファンという銀河を巡る(らしい)
ばかでっかい生物だかなんだかが海の底で目覚め、
地球からの生命エネルギーをもらって
宇宙へ飛び出そうとしている現象を軸に、
天変地異の起きている地球で生きている人々を描いたもの。
と、でも書いたらよろしいのでしょうか。

人によってオルファンの解釈が違っていたり、

立ち位置や見方、心のよりどころがバラバラなのが
良いところです。

心と心の触れ合いやすれ違いが描かれた素敵な作品ですけど、
(良い意味でも、悪い意味でも)
はっきりいってバランスがもんのすごく悪いです。

難解な富野作品の中でも群を抜いてるかも。
人によっては意味不明に感じると思います。
いわゆる「富野節」はバリバリ(死語)出てくるし、
まったく謎や詳細は語られないのです。
でもこの要素って「アレ」もそうだったので、
これでもって「ブレンパワード」をダメ作品とするには
根拠がないですけど。
このバランスの悪さが味だし、好きなところなんだなあ。

だが、しかし。
キャラクターの心情はかなりしっかりと描写されているので、
オルファンがなにしたいのか、とか
ビープレートって何?とか、
アンチボディって結局なんなの?
そういうどうでも良いことは(そんなことないけど)
深く考えないで
キャラだけを追うと見やすくなると思うのです。

特に私はカナン=ギモスという女の子が好きです。
彼女の心の動きが
この作品のテーマ的な部分に常に触れていると思います。
それって真っ正面からいうと
もんのすんごくこっぱずかしいのですけど、
「人を想うことってなんなの?」ということなのです。
(あー言っちゃった)
彼女は母に「要らない子」扱いされて、
心のよりどころを探していたんですね。
オルファンで「居場所」をたぶん見つけたはずだったけれど、
むりやり自分に言い聞かせてのこと。
もちろん人間関係は上下関係や軍的関係しかなく、
求めるようなものは本当はなかったのです。
主人公、勇の導きでオルファンの外に出たカナンは
ブレンパワードたちやノヴィスノヴァの人たちと
出会うことによって本当の心の触れ合いや、
信頼を感じることが出来て、
ここが自分の生きる場所なんだって、
ようやく見つけたんですね。
自分の想いが受け止めてもらえて、
そして返してもらえる。
そういう健やかな関係が観ていて気持ちが良いです。
そんな過程がまあその、多少はいびつではありますけれども、
描かれていて、「ブレンパワード」を観ていて良かったなあ
と思うのです。

始めの3話くらいまでは観ていて辛いかもしれないですけど、
(富野アニメにありがちな「説明もなく唐突に始まる」ので)
カナンが動き始めてから面白くなってきます。

それからもう一つ。
勇のライバルキャラ?であるジョナサン=グレーン。
彼もいい味キャラです。
なんというか「死ねよやーーー」がネタとして
(いや、観てて「キター」とか思っちゃいますけど)
先行し過ぎな感じもなきにしもあらずですが、
敵なのに、好きです。
というか、ブレンパワードには嫌いなキャラ、いません。
シラーもその小生意気さ加減が好きだし。
(彼女の声優さん、少佐の中の人なんですよね)
コモドもその健気さが可愛いし。
話がずれた。

ジョナサンの話が動き出してくる「ジョナサンの刃」まで
観たんですけど、ホント、このお話良いです。
クマゾーくんも良いし(また話がズレそうだ)
彼を助けるジョナサンもイイ。
根本的に愛を求めてる子なので、
むやみに命を見捨てたりはしないんですよね。
そこが良いのです。
そして、モハマドという自己保身なキャラがいたこともあり、
(まあこの人も一筋縄では行かないんですけど)
クマゾーくんの身を挺した行動に敬意を表したりする辺り、
ジョナサンも男だよな、と。
(やっぱりズレてる)

で、まあ、
富野節バリバリの説明しながらの
感情吐露セリフではありますけど、
(ダメな人はダメなんでしょう)
ジョナサンのママンへの屈折した愛情や
アノーア艦長の「伝わらない愛」の交差が
やっぱり観ていて泣いちゃいました。
この「すれ違い」というのも良く描かれていると思うのです。

この母子、のちのちスゲーことになるんですけど、
こういう愛の表現、ってよく考えるよなーって思います。
個人的には富野作品における仮面キャラの
成功例の1つであると思います。
「ジョオナサアアアアアアン!」
(バロン調で叫んでください)


とまあ、
個人的に好きな部分をピックアップして書いてみました。
相変わらずまとまりがなくてスミマセン。

本当は1話1話感想を書いたり、
さらにはキャラクター解説、
自分の考える用語解説的なものを
まとめたいとも思うのですけど、時間がねえ。

というワケで、
アニメ史に埋もれてて、
鬱作品「Vガン」と白作品「∀」の間に挟まれてて
なおかつ、わうわうで初放送だったので目立たなく、
賛否両論でまっぷたつな作品、
機会があったら観てみてください。

世間に認知されてないから駄作と言うのは
一面的な見方だと思います。
それからロボットものだと思って見ると痛い目に遭います。

観返すのこれでたぶん7回目ぐらいだと思うのですけど、
ようやく本質的なものが見えて来たような、
来ないような…。
厄介ですね。

早くカントくんとナッキィが出てこないかな~~~。







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最終更新日  2007年02月01日 00時23分28秒
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