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セイコー SEIKO プロスペックス PROSPEX 自動巻き メンズ 腕時計 SRPC37K1 ブラック/ブラック 海外モデル 最近購入したSBDC051のピラミッドウレタンベルトを検索していたら、ミニタートルなるダイバーズがヒットした。 なるほど、復刻タートルに似たデザインでそれを少し小ぶりにしたもの。 インデックスや作り込みに物を言いたい部分もあるが、やはり、セイコーダイバーファンとしては気になる存在。 ユニセックスな大きさが最近のビッグフェイス流行りに新しさを感じる。 今のところ、購入の意志はないが、チェックは続けたい逸品です。
2018.05.27
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私が高校に入学したころ、世間の腕時計事情はクォーツ、とりわけデジタル時計全盛期でした。入学祝いにはそんな腕時計を選ぶ人が多かった。 私も御多分に漏れず、初めてのデジタル時計を買ってもらって毎日はめて学校に行ったのを思い出す。ストップウォッチの早押しで0.1秒の世界で戦ったりしたのが懐かしい。 当時、一般的であったデジタル時計は、セイコーアルバや、シチズンベガ。(私もベガでした) そんな百花繚乱のデジタル時計達の中で一際目立っていたのがセイコーシルバーウェーブでした。100メートル防水(今で言う日常生活強化)防水。そして他のデジタル時計とは一線を画す見た目のクオリティー。ガッシリとゴツいボディー。後のG-SHOCKに比べると可愛いもんですが、当時は心を鷲掴みされたものです。極めつけは裏蓋のウェーブマーク。 この時計の強靭さを象徴したマークに皆、羨望の熱い眼差しを送ったものです。 ある日、今は亡き母親とデパートに行ったとき、一万円均一セールのショーウィンドウを覗いてみると、憧れのシルバーウェーブのソーラーモデル(無骨なソーラーセルが何枚か並んだデザイン) が色んな時計達の中に混ざって売られていた。当時は、家電量販店などなく腕時計は街の時計屋さんか、デパートで定価で買うもの。ましてやシルバーウェーブとなるとその価格は3万円くらいで流石に諦める価格帯でした。所がそれが一万円! ダメ元で買ってくれと頼んだところ、母親の機嫌が良かったのか、買ってもらうことができた。 ソーラーといってもどの程度のものか今の時計と比べるべくもないが、とにかく嬉しかったのを今も覚えている。 大人になって某スイス製高級時計を買った時より今思えば嬉しかった。 クラスでもかなり自慢したのを覚えている。 その後、到来したダイバーズウォッチブームに乗っかり、シルバーウェーブもすっかり引き出しの肥やしとなり、いつの頃だったか友達に譲って今は手元に無い。もしあれば母の形見的なものになっていたのにと少し悔やんでいる。 シルバーウェーブの名は殆ど忘れかけていたがある時、ネットサーフィンしていてふと目に止まり、ヤフオクで検索してみたら懐しのウェーブマークがたくさん出品されていた。ソーラーの同じモデルも見つけたが、流石に30年以上前の時計で状態の悪いものご多く、良いものはそれなりにお高い。それよりも、当時は知らなかったが、シルバーウェーブはデジタルモデルよりもアナログモデルの方が多かったんですね。アナログモデルであればたま数も多く、比較的状態の良いものがお手軽価格でたくさん見つかった。 本体よりもウェーブマークに憧れていた事から、アナログモデルの状態の良いものをゲットしてみた。 届いて色々観察してみると、ズッシリとしっかりした作りで30ウン年前の物とは思えない良いものでした。 当時、中級のラインで売られていたと言うのもうなずける。 今でも新品が買えるチープカシオとは違うものだ。 所でこのウェーブマーク、刻印だけのものから立体的なものまで様々ある。 詳しくないので判らないが、製造年代によって違うのか? どなたか、お詳しい方、教えてくださいな。 さてさて、件のシルバーウェーブ。 早速、全体を軽くバフがけして細かな傷を修正し、風防を磨いて現在の第一選択時計となっています。 悪くいえばおっさん臭い、よく言えば昭和レトロ。 今や懐かしいウェーブマークが、私の左腕に帰ってまいりました。 逸品です。
2017.10.15
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