黒色花

黒色花

第三話「二回も働きたくない」


爆炎「ああ・・・、そうだな・・・。」
紅蓮たちは、大きな屋敷のエントランスにいた。
もう夜中の11時50分だ。
実は、少し前、こんな依頼があった・・・。

桜井の周りに怪しい人物がいる・・・、捕まえてください・・・。

紅蓮「まさか、同じ人を二度も護衛するとはな・・・。」
爆炎「ああ、思いもしなかったぜ・・・、ていうか何でいきなりシリアス?」
紅蓮「作者に聞け。」
爆炎「だそうだ。」
レッコ「んー、何でだろう・・・?成り行き?」
爆炎「貴様、バーベキューの具にするぞ・・・。」
レッコ「待った!待った!落ち着k・・・。」
ドウン!
レッコ「あちちちちちち!」
爆炎「ざまあみろ、で時間は・・・、って12時05分じゃん!」
紅蓮「何ィ!?あっ!深夜ドラマの再放送のビデオ予約忘れてた!してこよ!」
爆炎「えええ!?テレビの方が大事なの!?」
紅蓮「当たり前じゃん!」
爆炎「てめー!待ちやがれ!」
紅蓮は、サッとどっかに行ってしまった・・・。
爆炎「だー!くそ!覚えてやがれ!ん・・・?」
トボトボと紅蓮が戻ってきた・・・。
爆炎「ど・・・、どうしたんだよ・・・。」
紅蓮「出れない・・・。」
爆炎「えええええ!?って、これ二回目!?」
紅蓮「くそぉ・・・、このままでは・・・。」
爆炎「な・・・、何かまずいことでも・・・。」
紅蓮「ドラマ、全部みれねーじゃん!ビデオ屋さんに借りにいこ。」
爆炎「それだけかぁ!つーか、仕事忘れてたぁぁぁぁぁ!」
紅蓮「うわあああ!大目玉食らうぞ!」
???「その必要はないよ・・・、だって、もう終わったもん。」
何処からか、声が聞こえてきた。
紅蓮「お前は・・・。」
???「うん・・・、あの時、攻撃したのは僕だよ、桜井も頂いたし・・・。」
紅蓮「意味分かんねー事喋るんじゃねぇ!」
爆炎「そうだぞ!意味分からん!それに、頂いたのなら、返してもらう!」
???「・・・、僕の居場所もわからないのに・・・?」
紅蓮「もう・・・、分かってんだーーーーーーーーー!」
紅蓮は、思いっきり床をたたいた・・・!
続く・・・。


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