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この手術を踏み台にして、一気に『元気坂』を上り始め、今も登坂中です。
ちょっと前まで、良心的な医療とは、発病の可能性をちょっとでも減らすために、大目に切り取ることだったそうです。患者が納得しないのは、医者の説明が悪い。心を込めて説明したか?と上の先生に言われたそうです。
でも最近は、できる限り少なく切取る、「マイナスの医療」に変化してきていると本で読みました。
今までは、私の医療従事者の端くれなので、“ドクターにおまかせ”のコースでしたが、この前の手術では、どうしても、この親切を聞くことができませんでした。そのときそういう言葉は知りませんでしたが、「マイナスの医療」を希望しました。
ドクターが不承不承ながら聞き入れてくださったお陰で、納得して立ち直ることが出来たと思います。私の身体は誰のものでもありません。これからも付き合っていかねばならない身体ですから、引き下がる事はできませんでした。
薬も以前に比べると、随分と減っています。若いドクターほど、少なく少なく、そしてきめ細やかな処方をされます。
子ども量で、錠剤の有効成分含有量から計算して、2/5錠なんて、ポテトチップスまがいの処方を見ると、患者さんのためとはいえ、「おのれー!」と叫びたくなります。錠数計算して、粉にします。
「なんで、こんな事するんじゃい!」とブツブツ言わなければ、私も、マイナスの医療賛成の立派な薬剤師といえるのかもしれませんが・・・・。
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