ギャンブル&ハフプロデュースによる生粋のフィリーソウルの傑作アルバムから。「永遠」という大仰なタイトルに負けない大作バラード。ゆったりとしたテンポとファルセットコーラスをベースに、、、バリトンの絶唱はチト煩すぎますかね。そうしたヴォーカルワークよりも全体に漂うムードこそが特段に素晴らしいと思います。出だししばらくの鉄琴系の音、「パパパパパー」と煌めくコーラス、そして甘くやさしいストリングスは永遠に続くかのような悠久の時の流れを感じさせてくれます。個人的には「萩尾望都/光瀬龍の百億の昼と千億の夜」のエンディングテーマとして最適なのではないかと思ってます。アルバムバージョンは7分15秒ほどと長いのですが後半のバリトン中心の展開はちょっと飽きるので、コンピ「THE SOUND OF PHILADELPHIA '73」収録の短いバージョンを入れました。
4.SMOKE / I'M SO LONELY 「RISIN'」(J-BRIDGE 7544)'76
6.BRIAN ENO / GOLDEN HOURS 「ANOTHER GREEN WORLD」(ILPS 9351) '75
自分で作っておいて言うのもなんなんですがこの曲への展開には相当痺れました(笑)。馬鹿ですねえ。環境音楽の神様ブライアンイーノがそれに走り出す前に放った俗世離れも甚だしい奇跡の一曲。Robert Frippのギターも神々しいですネ。イーノのこの体温の低さは一体なんなんでしょう?また、彼の目にこの俗世は一体どのように映っているのでしょうね、、、。「ANOTHER GREEN WORLD」というアルバムタイトルも良ければ「GOLDEN HOURS」というタイトルもいいですねえ。環境音楽の傑作アルバム「MUSIC FOR AIRPORT」からも一曲入れたかったなあ。今回のテーマが真夜中に決まった際、皆さんこぞってイーノを入れ、選曲かぶりまくり、一番人気間違いなし!と思っていたのですが、全然そんなことありませんでしたね。
7.OSSIE ALL STARS (OSSIE HIBBERT) / Bubble Up Style 「Leggo Dub」(CHV-CD-1004) '78STRICTLY ROCKERSへジャンプ
8.DURUTTI COLUMN / NEVER KNOWN 「LC」(Factory FACT 44)'81