しかしその代償として提供するものにはプライバシーに著しく関連するものが含まれています
というのもスマートフォンモニターなるものの説明書き
https://pub.a8.net/a8v2/asProgramDetailAction.do?insId=s00000017030002
を読むと
『スマートフォンモニターでは、みなさまが普段ご利用になっているWEBサイトやアプリケーションなどの
ご使用状況を測定ソフトウェアを通して収集します。』
と書かれてあります
要するに
スマホでの閲覧しているWEBサイトの訪問履歴のデータなどの使用状況のデータを収集が目的だからです
別にWEBサイトの訪問履歴を第三者に知られても全く構わないという人には向いているかもしれませんが
使用しているポータルサイト(グーグルとかヤフーとか)以外に自分のWEBサイト訪問履歴情報を売り渡したくないと考える人にとっては向いていないと思われます
なぜ私がこの点について氣になったのかというと
このニールセンの無料登録モニターには
スマートフォンモニター以外に
自宅用PCモニターや職場用PCモニターというものもあり
その報酬額に5倍以上の差があったからです
自宅用PCモニターでは年間1100円相当のポイント獲得報酬なのに対して
職場用PCモニターでは年間6000円相当のポイント獲得報酬となっています
(2019.1.16現在)
この差が意味するものは何であるかを考えると
職場(多くの場合は企業など)におけるPCの利用状況やWEB訪問履歴には
それだけの情報的価値があるということになります
大多数の企業ではこの様な情報をニールセンという第三者に与えることを許可しないと思うので
単なるおこずかい欲しさの為に職場に内緒で職場PCモニターの為のアプリを勝手にインストールして仕込んでしまう人が大多数なのが現状なのかもしれません
この様にアフィリ広告の中にはよく内容を調べないと
利用することによって利用者や第三者に不都合な事態を招きかねないものもある
ということを知りました
先に上げたスマートフォンモニターの説明書きには
モニター参加時にお客様情報(性別、年代等)をご登録いただきますが、以下の情報は取得しておりません。
・通話内容を実際に確認したり、録音することはございません。
・送受信されたテキストや画像の内容(ショッピングなどで入力された個人情報やクレジットカード番号など)を
検証、保存、記録することはございません。
・収集された情報は、匿名の集約された使用状況に関する情報として利用させていただきます。
・第三者に対しマーケティング目的でお客様の個人的な使用状況を報告したり、
個人情報を提供したりすることは一切ございません。
との但し書きがあるので表向きにはあたかも個人が特定できないかのごとく印象を与えていますが
実際にはスマホそのものが個別に契約されている以上最初からに特定の個人情報に紐づけられた意味でのWEB履歴情報の収集であることは明白ですし
100歩譲って仮にそうでなかったとしてもWEBの履歴から簡単に個人が特定されてしまうのは火を見るよりも明らかです
例えばグーグルマップの様な位置情報の利用履歴だけで簡単に自宅や職場やよく行く場所などが特定できてしまうので
以上、アフィリエイトには広告案件の内容をよく精査した上での利用がとても大切であるということを今回の件で学びました
これでまた経験値が一つ上がりました
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