その皮膚科は、問診票を書く段階で「脱ステロイドを希望するか」を決めて下さいという皮膚科でした。
セカンドオピニオンですか?本気で相談に来てるのですか?といった質問がありました。
私はもちろん、「脱ステロイド希望」を強く願っていると答えました。
いざ、診察!
診察はいたってシンプル。症状を見て、
「ステロイドはどんな薬を使ったことがありますか?プロトピックは今までに何本くらい使いましたか?5本以内ですか?」
などを質問されました。
5本以上使っていると、発ガン性の検査もしなければならないそうです。
「家族でアトピーの人は居る?両親や兄弟はどうですか?」
との質問も。私の両親はアトピーではありません。ただ、兄が子供の頃にアトピーでした。しかし子供のうちに治ったので今現在は完治しています。
というように、先生の聞き取りに対して答えていきました。そして
「アトピーは治らない病気ではないので大丈夫ですよ」
と仰っていただけたので、とても安心しました。
先生からの注意事項
「これから脱ステロイド治療を進めていきますが、急にやめるとリバウンドが起こってしまうので、必ず、急にやめないようにしてください。指示するまではステロイドを今まで通り使用してくださいね。
また、脱ステロイドするためには1年ほどかかります。3か月くらい通って、「治らない」という理由から途中でやめてしまう方も多いのですが、そんなに早く治るわけではありません。大丈夫ですか?」
と、注意を受けました。私は全てを了承し、先生についていく決心をしました。
指導するには、今の健康状態の検査が必要
「これからは、「○○を食べたらいい」とか、「こうしていきましょう」と指導するのですが、あなたの栄養バランスが整っていないのに「○○を抜いてください」とは言えないので、今日は検査をしますね。」
と言われ、採血と検尿をしました。
その後、また食生活やシャンプーの仕方、運動量等を質問され、アドバイスをしてもらいました。
飲み薬は自分で決める
「飲み薬は今まで飲んでいましたか?」
と言われ、アレグラとIPDカプセルを飲んでいること、もうなくなったので今は飲んでいないと話すと、
「では3日分ほどお出ししますね。どれにしましょうか」
と。私は飲み薬で効果が現れたことがないので、今まで飲んだことのない”アレロック”を選びました。
さて、この薬を選ぶという行為。私は前までは不安に思っていたのですが、知人の薬剤師は、
「薬を選ばせてくれるのはいい先生だよ」
と言っていたのです。なぜかと聞くと、
「大体の医者は自分の都合で、これがいいと言ってで薬を処方する。しかし、もっと別の薬も世の中にはある。医者の勉強不足だったり、知っていても自分の病院にはない薬は処方しないことがほとんど。医者は効くと言って薬を出すけど、他の選択肢を教えてくれないことは本当はいけないことなんだ。
薬の説明をしたうえでどれがいいか選ばせてくれるのはいい医者だよ!患者も自分の使う薬なんだから、医者任せにしないで自分で決めなきゃいけない。それで効き目がないと医者を責めるのではなく、選んだ自分が悪いと自分を責めるべき。」
と言いました。なるほど、と私は思い、今回の皮膚科での薬の選択は、私の責任で決めました。
次の診察は2日後以降に。
「結果が出るのは2日後なので、また来てくださいね」
と言われ、診察が終わりました。
結果が出たら、本格的な指導をしてもらえるのかな?
脱ステロイドのために何をしていくのかな?
不安が多々ありますが、頑張って治療していきたいと思います!
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