お菓子に対する思い入れを軸に、
戦争時の世相を読むことができて面白かった。
満足に食事にありつけない時代で、
縁故者いないなか、
感化院に入れられ理不尽な世の暴力を体験したり、
旅役者の一座に入り込みながら、
本物のお菓子に恋焦がれる。
お菓子は戦時中の滋少年にとっての何かの象徴であり、
心の中に一つ、
折れない本物があったから生き延びることができたのだろうか。
今の時代は当時に比べて恵まれていることは間違いないのだが、
あとがきに出てくる、
著者が若い人から受け取った手紙で、
「あなたの少年時代がうらやましい」
という内容には考えさせられる気がした。
欲しいものが簡単に手に入るという事。
Amazon で何でも手に入る今の時代とは違う。
必ずしもAmazon が人を幸せにするのかどうなのか考えさせられる。
また、
Amazon ではないが、
Arzon (アルゾン) というサイトは、
国内最大級のセクシービデオの品揃えである。
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